本日、
あけぼの
の定期列車の最終列車が上野と青森をそれぞれ出発しました。これにより、国鉄時代に設定されたブルートレインは全廃となり、残るのはJR化以後に新設された列車のみとなります。私にとっての「あけぼの」は2005年に初乗車して以来、東北・北海道遠征の旅に何度も乗ってきました。何度もあけぼのに乗っているうちにシングルDXからゴロンとシートまで全タイプに乗ってしまいました。というわけで、振り返ります。
「あけぼの」で最上級となる
シングルDX
です。1人用のA寝台で、7号車に組み込まれています。寝台は枕木方向に設けられていて、国鉄時代に登場したオロネ25形と同じタイプとなります。そのシングルDXはエキストラベッドが用意されており、これを使うことで2人で利用できます。また、2つの個室をつなげて2人以上で使うこともできます。個室には洗面台もありました。
そのシングルDXは2012年に1度だけ利用しましたが、快適でした。
「あけぼの」には1人用B個室の
ソロ
が5・6号車の2両が連結されています。「あけぼの」は首都圏〜秋田方面のビジネス客が利用しているようで、2両連結されていることがポイントです。ソロは定員を増やすためにレール方向に設置されていることがポイントです。北斗星のソロと比べると、狭いのが欠点です。
ソロは2010年に初めて利用して以来、1階が2回、2階が1回利用しています。2階のほうが眺めがよいのですが、部屋を出入りするのにベッドを折りたたまなければならないという手間がありました。とにかく狭かったのですが、プライバシーが守られることを考えると、文句は言えません。
「あけぼの」では低廉志向を踏まえて特急料金のみで利用できる
ゴロンとシート
が1・8号車に連結されています。1号車はレディスカーです。ゴロンとシートはB寝台そのものですが、シートや浴衣などを用意せずにただ寝るだけという感じになっています。
ゴロンとシートは2005年の初乗車時の1度だけ利用しました。シートがないのですが、横になれるだけでお得です。
「あけぼの」に初乗車したのは2005年11月で、東北遠征の帰りに秋田→上野で利用しました。当時はゴロンとシートを選んだのですが、すんなり取れたのを覚えています。当時は全区間でEF81形が牽引を担当していました。長岡所属のEF81形が上野駅に姿を現すのも過去の話になってしまいました・・・。
次に利用したのが確か2010年だったと思います。その時は東北遠征からの帰りで、青森→上野間全区間を乗っています。その時で初めてソロに乗りました。狭い個室ですが、すごしやすかったのを覚えています。
2011年も「あけぼの」を利用しましたが、この時の利用が「あけぼの」があってよかったと感じています。というのは、朝いちから新潟交通観光バス勝木館内を訪れる計画を立てていて、村上発下り1番列車に乗る必要が生じていました。ムーンライトえちごなら可能なのですが、訪問予定日は運行日外でした。いろいろ考えた末にみつけたのが「あけぼの」に乗って村上で下車するというものでした。この時が初の下り列車の乗車でした。村上には3時18分に到着するので、本当に起きられるのか不安でした。結局起きることができたのですが、車掌が私を気にかけていたのか、村上に近づいたときに確認のために私のところへ来てくださったのを覚えています。村上で下車し、3時間近く駅の待合室で仮眠して1番列車を待っていました。村上到着が3時台は早すぎるのですが、そのおかげで効率よく行動できたので、「あけぼの」のありがたみを感じたものです。
2012年に乗車した時のものです。この時は上り全区間で下が、シングルDXを利用しました。2013年も秋田→上野の利用で、ソロでした。
2014年2月に上野→青森間を利用しました。この時が定期列車としては最後の乗車でしたが、下りを全区間乗るのは今回が最初で最後でした。初めての冬の利用でしたが、朝起きると雪景色の中を走っているという印象が強かったものでした。そして、機関車や客車に雪が付いていたのも印象に残っています。
2012−2013年の年末年始に1往復だけ運行された臨時特急「あけぼの81・82号」ですが、このうちの「あけぼの81号」に乗車しました。臨時列車とはいえ、583系で運行され、しかも全車B寝台のことで、まさに奇跡とも言えるような設定でした。583系のあけぼのが走ると聞いて、まさかと思ったのですが、次回の設定はありませんでした・・・。
この時、「あけぼの81号」で弘前まで行き、ここから普通列車を乗り継いで新潟へ向かい、当時臨時列車として運行されていた急行「きたぐに」で帰りました。つまり、往復とともに583系の寝台を利用したのですが、JR東日本とJR西日本の両方とも1日で乗れるチャンスはこの時が最初で最後でした。まさに貴重な経験をしたことになります・・・。
「あけぼの」の廃止により、国鉄時代からのブルートレインは全廃となり、もはやブルートレインは風前の灯となってしまいました。横になって移動できるという魅力も少しずつ遠くなっていきます・・・。
最終列車の撮影の予定はないので、この場にて無事に運行終了できることをお祈り致します。
以上です。
あけぼの
の定期列車の最終列車が上野と青森をそれぞれ出発しました。これにより、国鉄時代に設定されたブルートレインは全廃となり、残るのはJR化以後に新設された列車のみとなります。私にとっての「あけぼの」は2005年に初乗車して以来、東北・北海道遠征の旅に何度も乗ってきました。何度もあけぼのに乗っているうちにシングルDXからゴロンとシートまで全タイプに乗ってしまいました。というわけで、振り返ります。
「あけぼの」で最上級となる
シングルDX
です。1人用のA寝台で、7号車に組み込まれています。寝台は枕木方向に設けられていて、国鉄時代に登場したオロネ25形と同じタイプとなります。そのシングルDXはエキストラベッドが用意されており、これを使うことで2人で利用できます。また、2つの個室をつなげて2人以上で使うこともできます。個室には洗面台もありました。
そのシングルDXは2012年に1度だけ利用しましたが、快適でした。
「あけぼの」には1人用B個室の
ソロ
が5・6号車の2両が連結されています。「あけぼの」は首都圏〜秋田方面のビジネス客が利用しているようで、2両連結されていることがポイントです。ソロは定員を増やすためにレール方向に設置されていることがポイントです。北斗星のソロと比べると、狭いのが欠点です。
ソロは2010年に初めて利用して以来、1階が2回、2階が1回利用しています。2階のほうが眺めがよいのですが、部屋を出入りするのにベッドを折りたたまなければならないという手間がありました。とにかく狭かったのですが、プライバシーが守られることを考えると、文句は言えません。
「あけぼの」では低廉志向を踏まえて特急料金のみで利用できる
ゴロンとシート
が1・8号車に連結されています。1号車はレディスカーです。ゴロンとシートはB寝台そのものですが、シートや浴衣などを用意せずにただ寝るだけという感じになっています。
ゴロンとシートは2005年の初乗車時の1度だけ利用しました。シートがないのですが、横になれるだけでお得です。
「あけぼの」に初乗車したのは2005年11月で、東北遠征の帰りに秋田→上野で利用しました。当時はゴロンとシートを選んだのですが、すんなり取れたのを覚えています。当時は全区間でEF81形が牽引を担当していました。長岡所属のEF81形が上野駅に姿を現すのも過去の話になってしまいました・・・。
次に利用したのが確か2010年だったと思います。その時は東北遠征からの帰りで、青森→上野間全区間を乗っています。その時で初めてソロに乗りました。狭い個室ですが、すごしやすかったのを覚えています。
2011年も「あけぼの」を利用しましたが、この時の利用が「あけぼの」があってよかったと感じています。というのは、朝いちから新潟交通観光バス勝木館内を訪れる計画を立てていて、村上発下り1番列車に乗る必要が生じていました。ムーンライトえちごなら可能なのですが、訪問予定日は運行日外でした。いろいろ考えた末にみつけたのが「あけぼの」に乗って村上で下車するというものでした。この時が初の下り列車の乗車でした。村上には3時18分に到着するので、本当に起きられるのか不安でした。結局起きることができたのですが、車掌が私を気にかけていたのか、村上に近づいたときに確認のために私のところへ来てくださったのを覚えています。村上で下車し、3時間近く駅の待合室で仮眠して1番列車を待っていました。村上到着が3時台は早すぎるのですが、そのおかげで効率よく行動できたので、「あけぼの」のありがたみを感じたものです。
2012年に乗車した時のものです。この時は上り全区間で下が、シングルDXを利用しました。2013年も秋田→上野の利用で、ソロでした。
2014年2月に上野→青森間を利用しました。この時が定期列車としては最後の乗車でしたが、下りを全区間乗るのは今回が最初で最後でした。初めての冬の利用でしたが、朝起きると雪景色の中を走っているという印象が強かったものでした。そして、機関車や客車に雪が付いていたのも印象に残っています。
2012−2013年の年末年始に1往復だけ運行された臨時特急「あけぼの81・82号」ですが、このうちの「あけぼの81号」に乗車しました。臨時列車とはいえ、583系で運行され、しかも全車B寝台のことで、まさに奇跡とも言えるような設定でした。583系のあけぼのが走ると聞いて、まさかと思ったのですが、次回の設定はありませんでした・・・。
この時、「あけぼの81号」で弘前まで行き、ここから普通列車を乗り継いで新潟へ向かい、当時臨時列車として運行されていた急行「きたぐに」で帰りました。つまり、往復とともに583系の寝台を利用したのですが、JR東日本とJR西日本の両方とも1日で乗れるチャンスはこの時が最初で最後でした。まさに貴重な経験をしたことになります・・・。
「あけぼの」の廃止により、国鉄時代からのブルートレインは全廃となり、もはやブルートレインは風前の灯となってしまいました。横になって移動できるという魅力も少しずつ遠くなっていきます・・・。
最終列車の撮影の予定はないので、この場にて無事に運行終了できることをお祈り致します。
以上です。