新潟交通では2015年9月6日より新しい路線の
萬代橋ライン
を運行開始しました。これは新潟市と新潟交通が共同でBRTとして整備されたもので、新潟駅~青山を新潟の中心部や市役所などを経由して結んでいます。そのBRTの運行開始に合わせて在来線に路線についても大幅な路線再編成が行われ、BRTとの連携も行われています。そんな萬代橋ラインを見てみましょう。
その萬代橋ラインの運行開始に合わせて
連接バス
を4台投入し、萬代橋ラインに充当されています。その連接バスはスカニアのエンジンを搭載したボルグレン製で、「ツインくる」という愛称が付いています。連接バスは全て快速便に投入されています(当初は各停で走っていましたが、遅延が目立っていた事から快速としての運行に変わったようです)。
連接バスの車内です。他の連接バスと同じような座席配置で、前向きシートと横向きシートが混在しています。そして、最後尾の座席の一部には重量の関係で座席を省略している部分があるようです。
連接バスは外国製である事から、非常扉が無く、備え付けのハンマーでガラスを割って脱出する形になっていますが、ボルグレン製の連接バスでは屋根上に脱出口が付いていました。梯子を出すことで脱出できるようですが、果たして・・・。因みにハンマーも付いています。
連接バスは4台が投入されました。一応、2~4の3台撮影出来ましたので、UPします。平日は4台とも動くみたいですが、土休日は2台のみのようです。
萬代橋ラインでは連接バスだけでなく、
大型ノンステ
も充当されています。萬代橋ラインの各停便は全て大型ノンステが充当されています。大型ノンステは西部営業所に所属する車両が充てられ、前面にはBRTと書かれた板を差し込むサボが付いています。
尚、大型ノンステは各停便に充当されていますが、連接バスの代走を行う時があり、その時には快速便にも充当されるようです。
サボが付いた車両たちです。サボは両面にBRTと社紋が入っており、萬代橋ラインの時はBRT、一般路線の時は社紋という感じで表示されています。大型ノンステが基本のようですが、ワンステにもサボが付いているようですね・・・。
こちらは
深夜バス
です。萬代橋ラインには毎日深夜バスが設定されています。深夜バスは新潟駅発23時42分の青山行きと24時12分の青山経由西部営業所行きの2本が運行されています。尚、萬代橋ラインは基本的に青山までですが、一部便は青山一丁目や西部営業所まで延長運行しています。
萬代橋ラインに充当される車両には車内にLCD案内表示器が付いていて、停車停留所の案内や接続便の案内も行われています。接続案内はバスだけでなく、列車も行われていました・・・。
こちらは
新潟駅前乗り場
です。駅舎前に萬代橋ライン用のバス乗り場が設置され、ここで乗車扱いが行われています。乗り場には出発時刻の案内も行われています。まだ運行開始してばかりのようで、乗り場には係員が配置されていました。
こちらは
青山バス停
です。青山道下交差点のイオン前に設けられましたが、乗り継ぎが容易にできるようにL字に配置している事がポイントです。これによって横断歩道を渡る必要が無くかつ上屋から出ることなく乗り換えが出来るようになっています。そして、接続案内を行うLCD表示器も設置されています。
青山では白根・潟東・内野方面と接続が行われています。尚、萬代橋ラインの運行開始に伴い、白根・潟東方面は平日朝夕のダイレクト便を除いて全て青山発着になり、新潟交通観光バス潟東営業所の車両がほとんど新潟駅に来なくなってしまいました・・・。
こちらは
市役所前バス停
です。市役所前バス停ではバス乗り継ぎ拠点に指定され、それに合わせてバス乗り場も改装されました。バス乗り場は道路上とバスターミナルを合わせたような感じで、鉄道で言えば2面3線ホームという感じです。尚、待合室も設けられています。
他にバス乗り継ぎ拠点は万代シティ、本町、古町でも設けられていますが、特に改装は行われていません。
市役所前では乗り換え案内のLCD表示器も設けられています。そして、BRT乗り場では接近表示も付いています。
萬代橋ラインの運行開始に伴い、大幅な路線再編成が行われましたが、今回の路線再編成で
東部方面
の路線が新潟駅に乗り入れてくるようになりました。これまでは新潟駅に乗り入れず、万代シティ及び古町を起終点としていました。それが新潟駅を経由した上で万代シティを起終点とする形に変わりました。従って、新潟駅で向陽三丁目や一日市や新発田や秋葉などへ向かうバスが見られるようになりました。そして、新潟駅で万代シティ行きのバスも見られるようになりました。これまでは高速バスを除いて万代シティ行きのバスが無かったのですから・・・。
逆に新潟駅に来なくなった路線もあります。先に上げた白根・潟東方面だけでなく、内野方面の一部やにいがた基幹バスの「中央循環線」なども来なくなってしまいました。尚、にいがた基幹バスの「中央循環線」は萬代橋ラインの運行開始に伴い、2つの路線に分割され、市役所前発着になりました。写真は「中央循環線」の後裔である県庁線です。「中央循環線」時代は全てノンステでしたが、県庁線にはツーステも入るようです・・・。
今回のダイヤ改正に合わせて
系統番号の再編成
も行われ、数字のみからアルファベット+数字の組み合わせになりました。アルファベットは方向を表しており、中央のC、西のW、南のS、東のEの4つがあります(行先表示には表示されませんが、萬代橋ラインも一応B**という系統番号が与えられています)。
逆に系統番号の再編成によって系統番号なしになった路線もあります。それは
佐渡汽船線
が該当します。再編成前は17系統でしたが、再編成後は系統番号なしになりました。幕車では船の絵が出てくるようです。
萬代橋ラインの運行開始に伴い、新潟のバス路線が大きく変わりましたが、色々賛否両論があるようで、どうなるのか見どころです。でも、複雑だったバス路線網がややまとまったところもありますし、路線を中途半端に残さずに一部区間をバッサリと切ったところもあるので、意外と定着してくるのではと思う面もあります。
以上です。
萬代橋ライン
を運行開始しました。これは新潟市と新潟交通が共同でBRTとして整備されたもので、新潟駅~青山を新潟の中心部や市役所などを経由して結んでいます。そのBRTの運行開始に合わせて在来線に路線についても大幅な路線再編成が行われ、BRTとの連携も行われています。そんな萬代橋ラインを見てみましょう。
その萬代橋ラインの運行開始に合わせて
連接バス
を4台投入し、萬代橋ラインに充当されています。その連接バスはスカニアのエンジンを搭載したボルグレン製で、「ツインくる」という愛称が付いています。連接バスは全て快速便に投入されています(当初は各停で走っていましたが、遅延が目立っていた事から快速としての運行に変わったようです)。
連接バスの車内です。他の連接バスと同じような座席配置で、前向きシートと横向きシートが混在しています。そして、最後尾の座席の一部には重量の関係で座席を省略している部分があるようです。
連接バスは外国製である事から、非常扉が無く、備え付けのハンマーでガラスを割って脱出する形になっていますが、ボルグレン製の連接バスでは屋根上に脱出口が付いていました。梯子を出すことで脱出できるようですが、果たして・・・。因みにハンマーも付いています。
連接バスは4台が投入されました。一応、2~4の3台撮影出来ましたので、UPします。平日は4台とも動くみたいですが、土休日は2台のみのようです。
萬代橋ラインでは連接バスだけでなく、
大型ノンステ
も充当されています。萬代橋ラインの各停便は全て大型ノンステが充当されています。大型ノンステは西部営業所に所属する車両が充てられ、前面にはBRTと書かれた板を差し込むサボが付いています。
尚、大型ノンステは各停便に充当されていますが、連接バスの代走を行う時があり、その時には快速便にも充当されるようです。
サボが付いた車両たちです。サボは両面にBRTと社紋が入っており、萬代橋ラインの時はBRT、一般路線の時は社紋という感じで表示されています。大型ノンステが基本のようですが、ワンステにもサボが付いているようですね・・・。
こちらは
深夜バス
です。萬代橋ラインには毎日深夜バスが設定されています。深夜バスは新潟駅発23時42分の青山行きと24時12分の青山経由西部営業所行きの2本が運行されています。尚、萬代橋ラインは基本的に青山までですが、一部便は青山一丁目や西部営業所まで延長運行しています。
萬代橋ラインに充当される車両には車内にLCD案内表示器が付いていて、停車停留所の案内や接続便の案内も行われています。接続案内はバスだけでなく、列車も行われていました・・・。
こちらは
新潟駅前乗り場
です。駅舎前に萬代橋ライン用のバス乗り場が設置され、ここで乗車扱いが行われています。乗り場には出発時刻の案内も行われています。まだ運行開始してばかりのようで、乗り場には係員が配置されていました。
こちらは
青山バス停
です。青山道下交差点のイオン前に設けられましたが、乗り継ぎが容易にできるようにL字に配置している事がポイントです。これによって横断歩道を渡る必要が無くかつ上屋から出ることなく乗り換えが出来るようになっています。そして、接続案内を行うLCD表示器も設置されています。
青山では白根・潟東・内野方面と接続が行われています。尚、萬代橋ラインの運行開始に伴い、白根・潟東方面は平日朝夕のダイレクト便を除いて全て青山発着になり、新潟交通観光バス潟東営業所の車両がほとんど新潟駅に来なくなってしまいました・・・。
こちらは
市役所前バス停
です。市役所前バス停ではバス乗り継ぎ拠点に指定され、それに合わせてバス乗り場も改装されました。バス乗り場は道路上とバスターミナルを合わせたような感じで、鉄道で言えば2面3線ホームという感じです。尚、待合室も設けられています。
他にバス乗り継ぎ拠点は万代シティ、本町、古町でも設けられていますが、特に改装は行われていません。
市役所前では乗り換え案内のLCD表示器も設けられています。そして、BRT乗り場では接近表示も付いています。
萬代橋ラインの運行開始に伴い、大幅な路線再編成が行われましたが、今回の路線再編成で
東部方面
の路線が新潟駅に乗り入れてくるようになりました。これまでは新潟駅に乗り入れず、万代シティ及び古町を起終点としていました。それが新潟駅を経由した上で万代シティを起終点とする形に変わりました。従って、新潟駅で向陽三丁目や一日市や新発田や秋葉などへ向かうバスが見られるようになりました。そして、新潟駅で万代シティ行きのバスも見られるようになりました。これまでは高速バスを除いて万代シティ行きのバスが無かったのですから・・・。
逆に新潟駅に来なくなった路線もあります。先に上げた白根・潟東方面だけでなく、内野方面の一部やにいがた基幹バスの「中央循環線」なども来なくなってしまいました。尚、にいがた基幹バスの「中央循環線」は萬代橋ラインの運行開始に伴い、2つの路線に分割され、市役所前発着になりました。写真は「中央循環線」の後裔である県庁線です。「中央循環線」時代は全てノンステでしたが、県庁線にはツーステも入るようです・・・。
今回のダイヤ改正に合わせて
系統番号の再編成
も行われ、数字のみからアルファベット+数字の組み合わせになりました。アルファベットは方向を表しており、中央のC、西のW、南のS、東のEの4つがあります(行先表示には表示されませんが、萬代橋ラインも一応B**という系統番号が与えられています)。
逆に系統番号の再編成によって系統番号なしになった路線もあります。それは
佐渡汽船線
が該当します。再編成前は17系統でしたが、再編成後は系統番号なしになりました。幕車では船の絵が出てくるようです。
萬代橋ラインの運行開始に伴い、新潟のバス路線が大きく変わりましたが、色々賛否両論があるようで、どうなるのか見どころです。でも、複雑だったバス路線網がややまとまったところもありますし、路線を中途半端に残さずに一部区間をバッサリと切ったところもあるので、意外と定着してくるのではと思う面もあります。
以上です。