岩手県北自動車ではヤマト運輸と共同でバス路線の生産性向上による路線網の維持と物流の効率化による物流網の維持を主な目的として貨客混載の
ヒトものバス
を2015年6月より運行しています。そんなヒトものバスを見てきました。
ヒトものバスは106急行バスに充当されており、荷物輸送は盛岡から106急行バスで宮古へ向かい、ここから重茂へ路線バスで輸送し、重茂地区で宅配するという流れになっています。
ヒトものバスには専用の車両が用意されていますが、その車両には
エアロバス
が充てられています。そのエアロバスは中古で入れたものですが、貨客混載にあたって、車両後部の座席などを撤去し、これを荷台スペースに充て、そこに荷物を入れることによって輸送するというものです。従って、定員も約1/3減っています。そして、専用のラッピングがなされています。
非公式側には荷物を取り出したりするための扉が設けられています。その扉は非公式側のみなので、荷物の出し入れは非公式側で行う事になりますね・・・。扉の高さから床の高さは変えていないようですね。
車両の後部を荷台スペースに充てた関係で、非常扉がやや前寄りへ移動している事がわかります。非常扉のある部分が最後部の座席に当たる感じです。そして、窓配置もやや変則的になった関係で非常扉より前の窓が固定窓になっていますね・・・。
車体のラッピングには荷物輸送を行うヤマト運輸の文字が記載されています。
バスを使った荷物輸送は以前から行っていて、今でも地方で細々と行っていますが、運送業者と協力しながら行うのは今回が初めてになるかと思います。しかし、バスを利用して宅配輸送を行うという事はドライバー不足を補う事になるし、トラック輸送の一部をバスへ振り替えするのでCO2排出量削減につながるので、まさに効率化につながります。うまくいけば、田舎への宅配輸送も路線バスの活用が広まってゆくのかもしれませんね・・・。確か、鉄道でも嵐電を活用した宅配輸送が行われていて、すっかり定着している例がありますね。
以上です。
ヒトものバス
を2015年6月より運行しています。そんなヒトものバスを見てきました。
ヒトものバスは106急行バスに充当されており、荷物輸送は盛岡から106急行バスで宮古へ向かい、ここから重茂へ路線バスで輸送し、重茂地区で宅配するという流れになっています。
ヒトものバスには専用の車両が用意されていますが、その車両には
エアロバス
が充てられています。そのエアロバスは中古で入れたものですが、貨客混載にあたって、車両後部の座席などを撤去し、これを荷台スペースに充て、そこに荷物を入れることによって輸送するというものです。従って、定員も約1/3減っています。そして、専用のラッピングがなされています。
非公式側には荷物を取り出したりするための扉が設けられています。その扉は非公式側のみなので、荷物の出し入れは非公式側で行う事になりますね・・・。扉の高さから床の高さは変えていないようですね。
車両の後部を荷台スペースに充てた関係で、非常扉がやや前寄りへ移動している事がわかります。非常扉のある部分が最後部の座席に当たる感じです。そして、窓配置もやや変則的になった関係で非常扉より前の窓が固定窓になっていますね・・・。
車体のラッピングには荷物輸送を行うヤマト運輸の文字が記載されています。
バスを使った荷物輸送は以前から行っていて、今でも地方で細々と行っていますが、運送業者と協力しながら行うのは今回が初めてになるかと思います。しかし、バスを利用して宅配輸送を行うという事はドライバー不足を補う事になるし、トラック輸送の一部をバスへ振り替えするのでCO2排出量削減につながるので、まさに効率化につながります。うまくいけば、田舎への宅配輸送も路線バスの活用が広まってゆくのかもしれませんね・・・。確か、鉄道でも嵐電を活用した宅配輸送が行われていて、すっかり定着している例がありますね。
以上です。