開南バス停

　開南
　は那覇市松尾２丁目にあるバス停で、主に南部方面へ向かう路線が発着しており、県庁北口、牧志などと並ぶ主要バス停の１つです。開南という名称は地名ではなく、かって付近に設けられていた学校の名称から来ています（学校そのものは現存していない）。



　開南バス停は開南交差点にあり、バス停は２ヶ所のみです。
　このうちの南部方面の乗り場には上屋とベンチ付きで、その後ろには一本の木が立っています。つねに乗客が集まっている辺り、主要バス停らしい風格があります。やってくるバスの本数が多いため、数台のバスが連なってやってくるのも珍しくありません。
　そして、開南バス停を出たバスは全て交差点を右折して与儀十字路方面へ向かうのですが、バス停そのものが交差点のすぐのところにあるため、信号機にバス専用の信号が付いています。バスはその信号に従って右折します。


　那覇方面のバス乗り場です。バス停ポールがあるだけで、他には何もありません。しかし、それでも多数のバスがやってきます。





　開南バス停は４事業者全てのバスがやってきます。
　こちらは
　琉球バス交通
　です。琉球バス交通は８９・５０・５１・。５３・５４・８３番などといった南部方面の路線が中心です。南部方面以外にも那覇近郊を結ぶ５５番も通っています。ただ、北部方面は基本的に通らないものの、国際通りのトランジットモールの時は９０番が開南経由に経路変更されます。



　こちらは
　沖縄バス
　です。沖縄バスは全て南部方面の路線で、９９・３４・３５・３９・４０・４１番などが通ります。沖縄バスの場合は北部方面は県庁北口、南部方面は開南とルートがはっきりとしています。




　こちらは
　那覇バス
　です。那覇バスは市内線と市外線の両方とも経由しています。市内線は２・４・１４・１７番が通りますが、国際通りのトランジットモールの時は経路変更で９番も通ります。市外線は３３・４５・４６番が経由しています。琉球バス交通と沖縄バスと同じく南部方面が中心ですね・・・。



　こちらは
　東陽バス
　です。東陽バスは北部へ向かう３１番と南部へ向かう３７・３８番が経由しています。３１番の場合は開南を経由した後、壺屋や安里を経由した後国道５８号線に入り、北部へ向かいます。３１番は他の事業者を含め開南から北部へ向かう唯一の系統でもあります（国際通りのトランジットモール時は除く）。

　県庁北口と比べると地味な印象ですが、それでも主要バス停として機能している事が伺えます。
　以上です。