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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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原ノ町で帰還を待つ車両たち

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 原ノ町駅の側線では大震災により、帰路を断たれて数年
 帰還を待つ
 車両たちがいます。


 これらの車両は651系K202編成と415系K534編成です。他にホッパ車たちもいます。震災時には原ノ町周辺にいたもので、震災後に原ノ町に集められ、そこで留置されたものです。他に701系やE721系もいましたが、ほどなくして陸送で帰還したに対し、651系と415系は4年ほど留置されたままです。




 651系K202編成
 です。4年ほど留置されたままが故に車体には錆が目立ち、汚れもはっきりと目立つようになっていました。そして、側面行先表示にはスーパーひたち上野行きと表示されたままになっていました。スーパーひたちは既に無くなり、車両もE657系になっているだけに時が止まった感じですね・・・。




 415系K534編成
 です。415系はステンレス車体なだけに車体の錆はあまり無く、今でも動きだしそうな感じになっています。それだけにステンレスは錆に強い事を証明しているかのような感じです。そして、4年間全く走らず、風雨にさわられているにもかかわらず意外ときれいだったのは驚きでした・・・。でも、屋根上の通風器周辺には錆が出ていました・・・(他に床下機器も)。


 651系と415系は連結した状態のままになっています。


 原ノ町~相馬間で運用に就いている701系と留置車両とのツーショットです。こういうシーンを見ると、早くきれいにしてあげたいという気分になります。尚、撮影は2・3番ホームから行っていますが、2・3番ホームは朝のみ3番ホームから列車が発着する関係で開いています(それ以外は閉鎖し、通行できないようになっています)。

 でも、2016年に浜吉田~相馬間が運行再開される予定だそうなので、その時には留置車両も原ノ町を脱出できるかもしれませんね・・・。修理の上、復帰できる事を祈りたいのですが、415系は廃車が進んでいるし、651系も車両が余っているようなので何か厳しそうな感じですね・・・。
 以上です。

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