仙台市交通局２０１４年度新車と中古車たち

　仙台市交通局の２０１４年度新車と最近投入が進んでいる中古車について取り上げてみます。







　まず、２０１４年度の新車です。
　こちらは
　エルガ
　です。２００８年度から７年連続でエルガとなりました。７年連続となると、さすがにエルガが主力となった感じですね・・・。基本的に昨年度と同じようです。そして、２０１５年度もエルガが投入されることに決まっており、新型かどうかは分かりませんが８年連続のエルガとなりますね・・・。


　そして、こちらは
　エルガミオ
　です。２０１４年度新車は中型車も入っており、こちらも３年連続でエルガミオとなっています。中型車と言っても、２台ぐらいのレベルなので、エルガと比べてあんまり目立たない感じですね・・・。でも、２０１５年度の中型車新車は日野が落札しており、いすゞは一応途切れた感じですね。


　仙台市交通局では東日本大震災の支援をきっかけに中古車の投入が進んでいます。最初は大阪市交通局のいすゞキュービックノンステが投入されましたが、以後は横浜市交通局の車両が投入されています。
　こちらは
　日デＵＡ
　で、２０００年式のＫＣ－ＵＡ４６０ＫＡＮとなります。磯子に投入されたもので、希少なＫＣ－ＵＡの西工ノンステとなっています。このタイプは１台のみの投入です。






　こちらは
　ブルーリボンシティ
　です。いずれも２００１年式で、１０台ほどが投入されています。仙台市交通局では希望ナンバーを採用していますが、なぜ９１～としたのか・・・。考えられるのは２０００年度内に入った車両で、本来なら１～となるところ、十桁のナンバーを付けた車両（１９９８年式）がいて、８３まで付けている事から、その続番という形で９１～にしたのだと思われます。
　仙台市交通局では自己発注車にＢＲＣノンステがいますが、側面行先表示器の位置などで区別が付きます。


　こちらは
　ブルーリボンシティ
　ですが、２００２年式です。クーラー形状が変わっているため、区別は容易です。こちらは３台ほど入ったようですね・・・。そのブルーリボンシティは新製当初からＬＥＤ式行先表示器を採用したグループなのですが、横浜市交通局では幕車の２００１年度車がまだいながらにして一足先に廃車になった形ですね・・・。







　こちらは仙台市交通局で
　最古参
　となる１９９１・１９９２年式の車両たちです。一部が廃車となっているものの、現在も活躍している車両もいます。しかし、１９９１・１９９２年式の車両はみんな仙台ナンバーへの交換は行われておらず、現在も宮城ナンバーで走っています。しかし、来る仙台市地下鉄東西線開業に伴う路線再編成や２０１５年度新車の投入で廃車となってしまう可能性ありそうですね・・・。

　以上です。