常磐線では福島第一原発の事故に伴い、竜田~原ノ町間で運転を見合わせています。現時点で暫定的に終点駅となっている
竜田駅
の様子を見てみましょう。竜田は原発事故以降に避難指示解除準備区域に指定された事から休止されていましたが、除染が進んだ事から2014年に避難指示解除準備区域で初めて営業を再開しています。
竜田駅は2面3線のホームを持ち、1番ホームが駅舎に面しています。1・2番ホームが本線で、3番ホームが退避線というような感じですが、現時点は3番ホームのみ使用し、1・2番ホームは使用停止となっています。駅舎より遠い3番ホームのみ使用しているのは仙台方といわき方の両方とも信号機が設けられている事からだと思われます(1番ホームは仙台方のみ、2番ホームはいわき方のみ信号機がある)。
3番ホームのみ使用で、1・2番ホームが使用停止である事から、1・2番ホームとの間に
仮設の橋
が設けられています。橋は2ヶ所あり、うち1つはやや幅を広げて点字ブロックも設置されています。
その代り、跨線橋は入口に柵を設けて使用停止しています。3番ホームのみ使用であるから、仮設の橋を設けてそこを通った方が楽ですからね・・・。尚、1番ホームについて、跨線橋の出入口に周辺に柵を設置し、跨線橋より先に行けないようにしています。
竜田駅から運行見合わせ中の富岡方を眺めたものです。1番ホームの信号機が使用停止措置を取っている他、線路上に草が茂っている事がわかります。現状では運転再開の見通しは立っていないものの、運行再開に向けて除染を行うという話が出ているのは明るい話ですね・・・。
駅舎
です。竜田駅は震災による被害を受けていないため、駅舎そのものが残っています。こじんまりとした感じですね・・・。竜田駅は業務委託駅で、窓口も設けられています。ただ、窓口の営業は昼間のみで、朝夕は無人駅となっています。
竜田駅は避難指示解除準備区域に指定されている関係で空間線量計が設置されており、空間線量率の表示が出ています。いわきなどの他の区域よりやや高めなんですね・・・。
竜田駅の時刻表です。概ね1~2時間に1本が設定されており、全ていわきもしくは水戸行きとなっています。いわき以北の列車は基本的に竜田までですが、一部は広野折り返しなので、広野までよりはやや本数が少ない感じです。
竜田駅の
駅標
です。運行見合わせ中の富岡方面はテープなどで隠さず、そのままとなっています。因みに隣の富岡駅は海岸に近かったため、津波の被害を受け、駅舎が解体されたようです。隣の木戸は広野~竜田間で唯一の途中駅で、広野~竜田間が運行再開した時に営業再開しています。
竜田に入線する415系です。
こちらは広野駅です。2014年の広野~竜田間の運行再開により、途中駅に戻りましたが、暫定的に終点駅だった時に設けられていた仮設の橋は撤去され、元通りになっていました。ただ、竜田まで運行再開しても広野折り返しの設定が残っています。
以上です。
竜田駅
の様子を見てみましょう。竜田は原発事故以降に避難指示解除準備区域に指定された事から休止されていましたが、除染が進んだ事から2014年に避難指示解除準備区域で初めて営業を再開しています。
竜田駅は2面3線のホームを持ち、1番ホームが駅舎に面しています。1・2番ホームが本線で、3番ホームが退避線というような感じですが、現時点は3番ホームのみ使用し、1・2番ホームは使用停止となっています。駅舎より遠い3番ホームのみ使用しているのは仙台方といわき方の両方とも信号機が設けられている事からだと思われます(1番ホームは仙台方のみ、2番ホームはいわき方のみ信号機がある)。
3番ホームのみ使用で、1・2番ホームが使用停止である事から、1・2番ホームとの間に
仮設の橋
が設けられています。橋は2ヶ所あり、うち1つはやや幅を広げて点字ブロックも設置されています。
その代り、跨線橋は入口に柵を設けて使用停止しています。3番ホームのみ使用であるから、仮設の橋を設けてそこを通った方が楽ですからね・・・。尚、1番ホームについて、跨線橋の出入口に周辺に柵を設置し、跨線橋より先に行けないようにしています。
竜田駅から運行見合わせ中の富岡方を眺めたものです。1番ホームの信号機が使用停止措置を取っている他、線路上に草が茂っている事がわかります。現状では運転再開の見通しは立っていないものの、運行再開に向けて除染を行うという話が出ているのは明るい話ですね・・・。
駅舎
です。竜田駅は震災による被害を受けていないため、駅舎そのものが残っています。こじんまりとした感じですね・・・。竜田駅は業務委託駅で、窓口も設けられています。ただ、窓口の営業は昼間のみで、朝夕は無人駅となっています。
竜田駅は避難指示解除準備区域に指定されている関係で空間線量計が設置されており、空間線量率の表示が出ています。いわきなどの他の区域よりやや高めなんですね・・・。
竜田駅の時刻表です。概ね1~2時間に1本が設定されており、全ていわきもしくは水戸行きとなっています。いわき以北の列車は基本的に竜田までですが、一部は広野折り返しなので、広野までよりはやや本数が少ない感じです。
竜田駅の
駅標
です。運行見合わせ中の富岡方面はテープなどで隠さず、そのままとなっています。因みに隣の富岡駅は海岸に近かったため、津波の被害を受け、駅舎が解体されたようです。隣の木戸は広野~竜田間で唯一の途中駅で、広野~竜田間が運行再開した時に営業再開しています。
竜田に入線する415系です。
こちらは広野駅です。2014年の広野~竜田間の運行再開により、途中駅に戻りましたが、暫定的に終点駅だった時に設けられていた仮設の橋は撤去され、元通りになっていました。ただ、竜田まで運行再開しても広野折り返しの設定が残っています。
以上です。