関鉄グリーンバスは9月5日より11月29日まで期間限定で
やさとフルーツ号
を運行しています。この路線はつくばセンターからフルーツパーク、八郷を経由して柿岡車庫を結ぶ急行バスで、つくばから八郷地区の観光などを目的に運行されているものです。やさとフルーツに乗車してきましたので、レポートします。
やさとフルーツ号は関鉄グリーンバス石岡営業所が全てを担当し、車両も基本的に元京成バスのG064と元国際興業のG069の2台が充当されています(他の車両が入ったケースもあるみたいですが・・・)。
やさとフルーツ号に充当される車両は前面に
HM
が装着しており、そのHMもなかなか凝った作りになっていますね・・・。
行先表示です。行先表示は専用のものが用意されていますが、前面の両隅にはブドウの絵が付くほど凝った表示になっている事がポイントです。でも、行先表示自体は上がやさとフルーツ、下が行き先という感じになっています。側面はフラワーパーク前、やさと温泉と主な経由地が表示されています。リアはやさとフルーツのみの表示でした。
やさとフルーツ号の時刻表です。やさとフルーツ号は7往復が設定されており、つくばセンター発の初便が8時発で、17時35分発の最終便まで1~2時間に1本が設定されています。でも、間隔は時間帯によってバラバラですが・・・。
やさとフルーツ号はつくばセンターの5番乗り場から出発し、まずはC8系統と同じような経路で東大通りに入ります。つくばから北東へ向かう路線は大抵こんなルートですからね・・・。
柴崎交差点で右に曲がり、つくばテクノパーク桜の中を走ります。実はやさとフルーツ号ではどのようにして北東へ向かうのか楽しみにしていたのですが、まさかつくばテクノパーク桜を通るとは思いもしませんでした。でも、つくばテクノパーク桜はかってJRバスや関東鉄道バスが路線バスを運行していたのですが、いずれも廃止しており、無停車とはいえ久しぶりに路線バスが通った形ですね。
これはつくばテクノパーク桜を過ぎた辺りです。かってはこの辺りで道路が止まっていたのですが、開発が進み、更に道路も出来て、高岡方面へショートカットで行けるようになりました。やさとフルーツ号はそんな道路を通りますが、住宅が出来て少しずつ変わっていく姿に驚いたものです。でも、この道路が出来た事により、つくばセンターから高岡までショートカットで行けるようになったんですよね・・・。
下大島で土浦駅~筑波山口・下妻駅を結ぶ路線が通る国道125号線と交差し、筑波山を望む田園風景の中をひた走ります。
つくばセンターから約20分走って最初の停留所である
小町の里・清滝寺入口
バス停に付きました。ここで時間調整の上で出発します。尚、そのバス停に到着する前につくばセンター行きのG069とすれ違いました。
小町の里・清滝寺入口バス停を過ぎてすぐにフルーツラインに入り、すぐに
朝日トンネル
をくぐります。ここがやさかフルーツ号の見どころの一つです。朝日トンネルは土浦から八郷を結ぶトンネルで、このトンネルの中で土浦市と石岡市の市境を通ります。これまでつくばから八郷へ行くには土浦もしくは筑波山を迂回するか、狭い道路をそのまま通っていくかのどちらしかありませんでしたが、トンネルの完成によって大幅に時間が短縮された感じでしょうか・・・。やさとフルーツ号も朝日トンネルによってできた感じでしょうか・・・。
トンネルを出ると、すぐに辻いちご団地・朝日里山学校入口バス停を通り、更に
フルーツパーク前
バス停を通ります。そのバス停のすぐ手前にはフルーツパークが広がっています。ここまで約35分。あの道路と朝日トンネルのおかげですね・・・。
フルーツパーク前を過ぎると、石岡駅~フルーツパーク前~柿岡車庫線と同じルートで
小幡
の中心部に入ります。その中に八郷小幡バス停があり、やさとフルーツ号も止まります。小幡の中心部を過ぎると、やさと温泉バス停に着きますが、やさとフルーツ号の設定で設置されたバス停です。とはいえ、近くに温泉らしき施設が見えなかったのですがね・・・。
やさと温泉バス停を過ぎると、
狭隘道路
を通りおます。やさとフルーツ号の見どころの1つです。これはやさとフルーツ号がやさと温泉を経由するために石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線のルートを外れますが、それを元に戻すために通るような感じです。その狭隘道路を通るが故にやさとフルーツ号は中型車限定となっているようですね・・・。実際に私が乗った時も自動車とのすれ違いに苦心されていました。
狭隘道路を抜けると、細内バス停で(やさとフルーツ号は通過)、ここから先は石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線のルートをそのまま通って行きます。ただ、これは上根入口までで、吉生交差点で左に曲がり、再びフルーツラインを通ります。因みに石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線は直進し、柿岡の中心部へ向かいます。
フルーツラインを北上し、上曽交差点で右に曲がり、県道7号線に入ります。その中で最後の停留所である篭田入口を通ります。
そして、つくばセンターから1時間で終点の
柿岡車庫
に到着しました。実を言うと、私が乗車した便はつくばセンター発の夕方の便だった事もあり、つくばセンターから柿岡車庫まで貸切状態でした・・・。
柿岡車庫ではきちんとやさとフルーツ号の時刻表が掲示されていました。
柿岡車庫のバス乗り場ではたまたま石岡駅、土浦駅、つくばセンターの3方向のバスが並んでいました。柿岡車庫は長らく土浦駅と石岡駅の2つのみでしたが、今回でつくばセンターが加わった形ですが、10年前には柿岡からつくばセンター方面のバスが出来るなんて思いもしなかったのでしょうね・・・。
こうしてやさとフルーツ号に乗車したわけですが、つくばから八郷地区へ約30分で行けるようになった事は大きく、八郷地区の観光需要を呼び込めそうな気がしたのですが、元々柿岡と共に乏しい感じなので、果たして長く続くかどうか・・・。通年運行は難しいと思いますが、来年も走るのでしょうか・・・。
以上です。
やさとフルーツ号
を運行しています。この路線はつくばセンターからフルーツパーク、八郷を経由して柿岡車庫を結ぶ急行バスで、つくばから八郷地区の観光などを目的に運行されているものです。やさとフルーツに乗車してきましたので、レポートします。
やさとフルーツ号は関鉄グリーンバス石岡営業所が全てを担当し、車両も基本的に元京成バスのG064と元国際興業のG069の2台が充当されています(他の車両が入ったケースもあるみたいですが・・・)。
やさとフルーツ号に充当される車両は前面に
HM
が装着しており、そのHMもなかなか凝った作りになっていますね・・・。
行先表示です。行先表示は専用のものが用意されていますが、前面の両隅にはブドウの絵が付くほど凝った表示になっている事がポイントです。でも、行先表示自体は上がやさとフルーツ、下が行き先という感じになっています。側面はフラワーパーク前、やさと温泉と主な経由地が表示されています。リアはやさとフルーツのみの表示でした。
やさとフルーツ号の時刻表です。やさとフルーツ号は7往復が設定されており、つくばセンター発の初便が8時発で、17時35分発の最終便まで1~2時間に1本が設定されています。でも、間隔は時間帯によってバラバラですが・・・。
やさとフルーツ号はつくばセンターの5番乗り場から出発し、まずはC8系統と同じような経路で東大通りに入ります。つくばから北東へ向かう路線は大抵こんなルートですからね・・・。
柴崎交差点で右に曲がり、つくばテクノパーク桜の中を走ります。実はやさとフルーツ号ではどのようにして北東へ向かうのか楽しみにしていたのですが、まさかつくばテクノパーク桜を通るとは思いもしませんでした。でも、つくばテクノパーク桜はかってJRバスや関東鉄道バスが路線バスを運行していたのですが、いずれも廃止しており、無停車とはいえ久しぶりに路線バスが通った形ですね。
これはつくばテクノパーク桜を過ぎた辺りです。かってはこの辺りで道路が止まっていたのですが、開発が進み、更に道路も出来て、高岡方面へショートカットで行けるようになりました。やさとフルーツ号はそんな道路を通りますが、住宅が出来て少しずつ変わっていく姿に驚いたものです。でも、この道路が出来た事により、つくばセンターから高岡までショートカットで行けるようになったんですよね・・・。
下大島で土浦駅~筑波山口・下妻駅を結ぶ路線が通る国道125号線と交差し、筑波山を望む田園風景の中をひた走ります。
つくばセンターから約20分走って最初の停留所である
小町の里・清滝寺入口
バス停に付きました。ここで時間調整の上で出発します。尚、そのバス停に到着する前につくばセンター行きのG069とすれ違いました。
小町の里・清滝寺入口バス停を過ぎてすぐにフルーツラインに入り、すぐに
朝日トンネル
をくぐります。ここがやさかフルーツ号の見どころの一つです。朝日トンネルは土浦から八郷を結ぶトンネルで、このトンネルの中で土浦市と石岡市の市境を通ります。これまでつくばから八郷へ行くには土浦もしくは筑波山を迂回するか、狭い道路をそのまま通っていくかのどちらしかありませんでしたが、トンネルの完成によって大幅に時間が短縮された感じでしょうか・・・。やさとフルーツ号も朝日トンネルによってできた感じでしょうか・・・。
トンネルを出ると、すぐに辻いちご団地・朝日里山学校入口バス停を通り、更に
フルーツパーク前
バス停を通ります。そのバス停のすぐ手前にはフルーツパークが広がっています。ここまで約35分。あの道路と朝日トンネルのおかげですね・・・。
フルーツパーク前を過ぎると、石岡駅~フルーツパーク前~柿岡車庫線と同じルートで
小幡
の中心部に入ります。その中に八郷小幡バス停があり、やさとフルーツ号も止まります。小幡の中心部を過ぎると、やさと温泉バス停に着きますが、やさとフルーツ号の設定で設置されたバス停です。とはいえ、近くに温泉らしき施設が見えなかったのですがね・・・。
やさと温泉バス停を過ぎると、
狭隘道路
を通りおます。やさとフルーツ号の見どころの1つです。これはやさとフルーツ号がやさと温泉を経由するために石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線のルートを外れますが、それを元に戻すために通るような感じです。その狭隘道路を通るが故にやさとフルーツ号は中型車限定となっているようですね・・・。実際に私が乗った時も自動車とのすれ違いに苦心されていました。
狭隘道路を抜けると、細内バス停で(やさとフルーツ号は通過)、ここから先は石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線のルートをそのまま通って行きます。ただ、これは上根入口までで、吉生交差点で左に曲がり、再びフルーツラインを通ります。因みに石岡駅~フルーツパーク~柿岡車庫線は直進し、柿岡の中心部へ向かいます。
フルーツラインを北上し、上曽交差点で右に曲がり、県道7号線に入ります。その中で最後の停留所である篭田入口を通ります。
そして、つくばセンターから1時間で終点の
柿岡車庫
に到着しました。実を言うと、私が乗車した便はつくばセンター発の夕方の便だった事もあり、つくばセンターから柿岡車庫まで貸切状態でした・・・。
柿岡車庫ではきちんとやさとフルーツ号の時刻表が掲示されていました。
柿岡車庫のバス乗り場ではたまたま石岡駅、土浦駅、つくばセンターの3方向のバスが並んでいました。柿岡車庫は長らく土浦駅と石岡駅の2つのみでしたが、今回でつくばセンターが加わった形ですが、10年前には柿岡からつくばセンター方面のバスが出来るなんて思いもしなかったのでしょうね・・・。
こうしてやさとフルーツ号に乗車したわけですが、つくばから八郷地区へ約30分で行けるようになった事は大きく、八郷地区の観光需要を呼び込めそうな気がしたのですが、元々柿岡と共に乏しい感じなので、果たして長く続くかどうか・・・。通年運行は難しいと思いますが、来年も走るのでしょうか・・・。
以上です。