兵庫県立尼崎総合医療センターの開設に伴う正門前乗り入れ

　２０１５年７月１日に尼崎市内に
　兵庫県立尼崎総合医療センター
　が開設され、これに合わせて医療センター正門前に乗り入れる路線が２路線新設されました。



　兵庫県立尼崎総合医療センター正門前バス停は医療センターの玄関前に設けられ、バスが医療センターの構内に入る形で乗り入れています。乗り入れるのは尼崎市交通局が運行する１３－２番と阪神バスが運行する５０－３番の２路線です。正門前に発着するのはこれらの２路線ですが、いずれも平日のみの運行で、土休日はバスの乗り入れはありません。



　尼崎市交通局が運行する
　１３－２番
　です。阪神尼崎～阪急塚口間の運行で、どちらかというと１３番に兵庫県立尼崎総合医療センター正門前を経由させたような感じです。データイムは３０分ヘッドの運行で、阪神尼崎～阪急塚口間は１３番と合わせて概ね１０分ヘッドで運行されています。この路線は阪神線と阪急線からのアクセスを担っている感じです。
　１３－２番は尼崎市交通局の路線ですが、実際は全便尼崎交通事業振興が担当しています。



　１３－２番の運行開始に伴い、エアロスターノンステが３台（２７－２０５～２０７）投入されています。新型エアロスターのＱＫＧ－ＭＰ３８ＦＫですね・・・。交通局の方は新車の投入がストップしていますが、振興の方は増車で新車を入れている感じですね・・・。写真は２７－２０６と２７－２０７です。



　こちらは阪神バスが運行する
　５０－３番
　です。ＪＲ尼崎（南）～兵庫県立尼崎総合医療センター正門前を結ぶ路線で、５０番と５０－２番の枝線扱いで５０－３番となっています。データイムは３０～４５分ヘッドで運行されています。１３－２番が阪神と阪急のアクセスを担っているに対し、５０－３番はＪＲからのアクセスを担っている感じです。
　５０－３番は尼崎市交通局の路線ですが、実際の運行は阪神バスに委託している感じです。そのため、基本的に系統番号を持たない阪神バスでも系統番号を表示しています。阪神バスでは西宮地区の路線の一部に系統番号が振られていますが、これは循環の識別のために例外で設けたものなので、純粋たる系統番号はここが初めてになるのでしょうか・・・。


　兵庫県立尼崎総合医療センターの手前の道路上に「兵庫県立尼崎総合医療センター」バス停が設けられ、１３－２・５０－３番を始めそれぞれの親系統（１３・５０・５０－２番）も通ります。正門前は平日しかバスが来ないので、土休日はこのバス停を利用する事になります。


　撮影時、たまたま阪神バスの研修車が正門前に乗り入れてきました。５０－３番の研修だと思われますが、突然来たのでビックリしました・・・。

　以上です。