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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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箕面線で活躍を開始した阪急8040形

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 阪急の宝塚線において増結用として投入された
 8000系8040形
 が増結運用の減少のあおりを受けて8040Fと8041Fの2編成が4両編成を組んだ上で箕面線へ転用されました。そんな8040形を見てきました。



 上が石橋方先頭車の8040形で、下が箕面方先頭車の8190形です。8040形は8040形+8190形で2両編成を組んでいて、8040形にシングルアーム式パンタグラフを装備しています。基本的に8030形に準じているみたいですが、パンタグラフがシングルアーム式になったのと8200系と同じシステムを採用した関係で番号が8040番台に飛んだ形でしょうか・・・。8040形は1997年に登場した8000系の中で一番新しいタイプだそうです。


 8040形の車内です。8000系標準のロングシートですが、日除けがアルミ製のよろい戸から巻き上げカーテンになった事が最大のポイントでしょうか・・・。



 ドア上にはLED式の車内案内表示器が付いています。8000系で車内案内表示器が付いているのは8040形だけだそうで、大型のタイプは阪急全体でも少数派と貴重な存在です。でも、阪急の支線といえば、本線からのお下がりの古い車両が多いだけにいきなりLED式車内案内表示器を装備した比較的新しい車両が転用されてきたとは驚きです・・・。


 石橋駅の箕面線乗り場に停車する8040形です。こういうシーンは違和感に感じました・・・。何せ、3000系が止まっているようなイメージだったもので・・・。


 撮影時、たまたま運用を終えて入庫しようとしている時だったようで、4号線に入線した時のシーンです。箕面線線内用の5号線から引き上げ線に入った後、4号線経由で本線に入る流れのようです・・・。

 宝塚線ではダイヤ改正で増結車の運用が減少した影響で増結編成に余剰が出ていたようで、活用という意味合いで8040形が箕面線へ転用された感じですが、新製当初から平日朝のみと運用が限られていただけに今回の転用によって活躍機会が一気に増えた感じでしょうか・・・。
 以上です。

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