枝幸のエアロバスたち

　宗谷バスの
　枝幸営業所
　は枝幸バスターミナル発着路線を受け持っている営業所です。この枝幸営業所はは基本的に天北線で活躍していた車両が転用されており、現在は先代の天北線用車両だったエアロバスが主力となっています。





　こちらは１９９６年式の
　エアロバス
　で、ＫＣ－ＭＳ８１５Ｓです。１９９６年式は№４６４～４６７の４台が投入されました。天北線用車両はこれまで全て日野で投入されていましたが、今回で初めて三菱ふそうとなりました。日野は路線シャーシでしたが、三菱ふそうでは観光バスのシャーシとなっています。従って、豪華なバスになった感じでしょうか・・・。
　しかし、後継のエアロスターの投入に伴い、４台とも枝幸へ転属し、枝幸発着路線で活躍しています。


　こちらは１９９７年式の
　エアロバス
　です。１９９７年式は№４８４～４８６の３台が投入されましたが、このうち№４８４の１台のみ枝幸へ転属しています。残り２台は稚内に残留していますが、既に天北線から離脱し、曲淵線で活躍しているようです・・・。
　以上、枝幸のエアロバスは５台がいることになりますね・・・。


　天北線で活躍していた頃のエアロバスです。当時は全車が天北線用で、何台かのエアロバスとすれ違っていました。しかし、２０１０年からの新車の投入により、基本的に全車が天北線から降りてしまいました。


　エアロバスが枝幸に来る前は
　ブルーリボン
　が活躍していました。１９９５年式で、高出力車です。当時はレインボーⅡワンステ以外はこのタイプで揃えられていました。しかし、エアロバスの転入に伴い、全車が利尻もしくは礼文へ転出してしまいました。そのブルーリボンも枝幸に来る前は天北線で活躍していたようです。


　こちらは枝幸管内で活躍しているレインボーⅡです。枝幸に直接投入された車両で、３台いるのを確認しています。写真は２０１０年式のＰＤＧ－ＫＲ２３４Ｊ２です。



　最後に枝幸管内の路線を一つ・・・。こちらは
　三笠線
　です。枝幸の市街地の中を循環する言わば北海道各地で見られる「市内循環線」のようなものです。本数はそんなに多くありませんが、枝幸町内の貴重な足として活躍しています。一部便は雄武方面などに直通しているようです。一応短距離路線ですが、エアロバスとはビックリです・・・。

　以上です。