Quantcast
Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
Viewing all articles
Browse latest Browse all 640

121系ワンマン化改造車

$
0
0
 2011年に121系2編成に対して
 ワンマン化
 がなされていましたが、このほど詳細を眺める機会がありましたので、レポートします。
 ワンマン化改造にあたって車体の帯が登場当初の赤帯に戻された他、行先表示器の交換など色々外観の変化が生じていますが、車内も大幅な変化が生じています。




 ワンマン機器
 です。ワンマン化にあたって車内にワンマン機器が設置されましたが、運賃箱及び運賃表は運転室後部の座席を撤去した上で設置されました。運賃箱は回転できるような構造になっている他、運転室への仕切りを兼ねたポールなどが設置されています。整理券箱は後位ドアに設置されています。運賃表示器はデジタル式ですが、7000系の一部にはLCD式へ交換された車両がいるのを確認しているのですが、121系はまだのようですね・・・。




 車内の
 座席配置
 も変化が生じています。これまではセミクロスシートでしたが、ワンマン化に合わせて7000系や1000系と同じセミクロスとロングの千鳥配置に変わっています。一時期のJR四国のワンマン車といえばセミクロスとロングの千鳥配置でしたから、それに従ったのかもしれませんね・・・。
 そして、車いすスペースも設けられています。



 後位部の貫通扉上に
 車内案内表示器
 が設置されています。LED式で次停車駅や行先などが表示されています。でも、車内案内表示器はドア上には無いので、1両につき1ヶ所のみという感じでしょうか・・・。非ワンマン時でも表示されています。



 外観ですが、
 側面行先表示器
 が新設されています。窓の一部をつぶしたうえで、LED式行先表示器を取り付けています。ステンレス車体なので加工が難しい事もあってちぐはぐな感じがしますが・・・。

 以上です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 640

Trending Articles