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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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ノンステ化が進む関西空港のターミナル間連絡バス

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 南海バスが運行している関西空港のターミナル連絡バスですが、最近
 ノンステ
 の新車が相次いで投入され、大部分がノンステによる運行になっています。ターミナル間連絡バスで活躍しているノンステを見てみましょう。



 2014年末に南海バス空港営業所に
 ブルーリボンⅡ
 が投入され、ターミナル間連絡バスに投入されました。運行開始時から全てワンステで運行してきたターミナル間連絡バスにとって初めてとなるノンステとなりました。空港にはPJ代のブルーリボンⅡがいるので、それ以来となるブルーリボンⅡとなっています。ブルーリボンⅡは1台のみの投入です。





 2015年3月ごろに
 エアロスター
 が2台投入されました。エアロスターは2014年に発売されてばかりの新型エアロスターで、QKG-MP38FMとなっています。南海バスでは暫くエアロスターノンステを入れていなかったのですが、2014年秋に堺に入り、これに続いて空港にも入った形となります。空港にはエアロスターワンステが多数いますが、ノンステは今回が初めてとなります。
 これにより、ターミナル間連絡バスのノンステは3台となりました。




 エアロスターが入ってすぐに
 エルガ
 が2台入りました。南海バスは基本的に日野と三菱ふそうしか入れておらず、いすゞはCNGバスぐらいしか入っていなかったのですが、ここにきてディーゼルノンステも入りました。
 これにより、ターミナル間連絡バスのノンステは5台体制となり、昼間はほとんどがノンステで運用できるようになった感じですね・・・。とはいえ、何気なくメーカーが日野、三菱ふそう、いすゞと3メーカーが揃ってますね・・・。



 ノンステの車内ですが、中扉より後が横向きシートで、ノンステエリアの非公式側が荷物スペースとなっている事がポイントです。これは大型荷物を持っている方を意識したような車内レイアウトになっています。ブルーリボンⅡ、エアロスター、エルガの3つとも全て同じ仕様です。
 ワンステの方ではワンステエリアの一部を荷物スペースとして座席を置いていなかったのですが、中扉より後が通常のレイアウトであったため、収容性に難があった感じでしょうか・・・。大きな荷物を持って乗り降りすることが厳しかったこともあってノンステ化に踏み切ったのかもしれませんね。


 ただ、ノンステはまだ5台のみで、早朝などのピーク時などでは台数が足りないので、一部はワンステが引き続き充当されています。となると、今後ノンステの増備もありうるかもしれませんね・・・。
 因みにターミナル間連絡バスの運行開始時に転入してきたKL-MPワンステなどは転出してしまったのでしょうか・・・。

 以上です。

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