3月14日のダイヤ改正において、上野東京ラインの開業によって
常磐線特急列車
に大きな変化が生じました。一部列車が品川に乗り入れるとともに愛称も「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」から「ひたち」と「ときわ」に変更され、新たな着席サービスが導入されました。ダイヤ改正で新しくなった常磐線特急列車を見てみましょう。
ダイヤ改正により、速達タイプが「ひたち」、停車タイプが「ときわ」となり、
ときわ
の愛称が1985年以来30年ぶりに復活しました。とはいえ、これまでは急行だったので、特急としては初めてとなります。でも「ときわ」はこれまでフレッシュひたちを衣替えしたような形となっています。
常磐線特急ではこれまでの普通車における指定席と自由席の区分が廃止され、
新たな着席サービス
が導入されました。原則的に全車指定席ですが、乗車日と区間のみ指定し、列車及び座席を指定しない「座席未指定券」なるものが導入されました。つまり、空席があればどこでも座ってもOKという感じです。
そのため、特急停車駅には特急券販売機が設置され、ここで特急券を買えるようにしています。単に買うだけでなく、座席指定もできるようになっています。
E657系の荷棚下に取り付けられたランプです。これは座席の予約の有無などを表示するものです。ランプは赤、橙、緑の3つがあり、赤は空席(座ってもOK)、橙は間もなく座席指定区間(つまり、予約された客がもうじき乗ってくる)、緑が座席指定区間を示しています。
とはいえ、慣れない方は分かりにくいかもしれませんが・・・。
品川
に乗りいれたE657系です。上野東京ラインの開業により、常磐線特急の一部が品川に乗り入れました。乗り入れる列車は早朝とデータイム以降で、データイムは全ての列車が乗り入れています。ただ、朝夕には上野発着が残っています。
尚、上野~品川間の停車駅は東京のみです。これによって常磐線特急列車が東京に乗り入れるようになりましたが、意外と東京で乗降する客が多かったようです。それなりの需要があったんですね・・・。
ダイヤ改正により、上野駅の16・17番ホームの中間改札口が廃止され、自由に出入りできるようになりました。とはいえ、上野発着列車が大幅に減ったため、少々寂しくなりましたが・・・。
新たな着席サービスを実際に使ってみたのですが、座席を自由に指定できるし、空席があればどこでも座れる点について確かに便利になったと思います。ところが、上野~土浦間において、従来の自由席が900円だったのが1000円になったので、ちょっと高くなったな・・・という印象でした。実際にも上野~水戸間の利用客が高速バスに流れたらしいですし・・・。
以上です。
常磐線特急列車
に大きな変化が生じました。一部列車が品川に乗り入れるとともに愛称も「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」から「ひたち」と「ときわ」に変更され、新たな着席サービスが導入されました。ダイヤ改正で新しくなった常磐線特急列車を見てみましょう。
ダイヤ改正により、速達タイプが「ひたち」、停車タイプが「ときわ」となり、
ときわ
の愛称が1985年以来30年ぶりに復活しました。とはいえ、これまでは急行だったので、特急としては初めてとなります。でも「ときわ」はこれまでフレッシュひたちを衣替えしたような形となっています。
常磐線特急ではこれまでの普通車における指定席と自由席の区分が廃止され、
新たな着席サービス
が導入されました。原則的に全車指定席ですが、乗車日と区間のみ指定し、列車及び座席を指定しない「座席未指定券」なるものが導入されました。つまり、空席があればどこでも座ってもOKという感じです。
そのため、特急停車駅には特急券販売機が設置され、ここで特急券を買えるようにしています。単に買うだけでなく、座席指定もできるようになっています。
E657系の荷棚下に取り付けられたランプです。これは座席の予約の有無などを表示するものです。ランプは赤、橙、緑の3つがあり、赤は空席(座ってもOK)、橙は間もなく座席指定区間(つまり、予約された客がもうじき乗ってくる)、緑が座席指定区間を示しています。
とはいえ、慣れない方は分かりにくいかもしれませんが・・・。
品川
に乗りいれたE657系です。上野東京ラインの開業により、常磐線特急の一部が品川に乗り入れました。乗り入れる列車は早朝とデータイム以降で、データイムは全ての列車が乗り入れています。ただ、朝夕には上野発着が残っています。
尚、上野~品川間の停車駅は東京のみです。これによって常磐線特急列車が東京に乗り入れるようになりましたが、意外と東京で乗降する客が多かったようです。それなりの需要があったんですね・・・。
ダイヤ改正により、上野駅の16・17番ホームの中間改札口が廃止され、自由に出入りできるようになりました。とはいえ、上野発着列車が大幅に減ったため、少々寂しくなりましたが・・・。
新たな着席サービスを実際に使ってみたのですが、座席を自由に指定できるし、空席があればどこでも座れる点について確かに便利になったと思います。ところが、上野~土浦間において、従来の自由席が900円だったのが1000円になったので、ちょっと高くなったな・・・という印象でした。実際にも上野~水戸間の利用客が高速バスに流れたらしいですし・・・。
以上です。