本日、
大井川鉄道
が再生支援申請するというニュースが飛び込んできました。大井川鉄道といえば、SL列車の運行で有名で、収入の大部分はSL列車によるものです。しかし、とうとうそれに限界が来た感じです。更に名鉄が経営から撤退意向という話も出てきているようですね・・・。
SL列車は1976年に運行を開始し、数台のSLを保有し、ほぼ毎日走らせています。それで大井川鉄道の収入はこれで成り立っていました。しかし、東日本大震災による乗客の減少そして、ツアーバスの事故に伴う貸切バスに対する規制強化で更に追い打ちをかけた形です。
でも2014年にトーマス列車を運行し、人気が爆発し、連日満席状態とやや持ち直しを見せています。2015年も継続して運行を決定し、それもキャンセル待ちが出るほど大人気は相変わらずです。それでも再生支援を申請です。
しかし、SL列車以外の普通列車に目を転じると、とにかく人が少なく、1両編成でも間に合うほどという状態です。大井川鉄道は大井川にほぼ沿って走っている関係で、沿線の住宅が少なく、過疎化などもあってこれ以上の増加は見込めない状態です。もし、SL列車が無かったらとっくに終わっていたという印象を持たざるを得ません。
でも、普通列車用の車両を見てみると、元近鉄の16000系には車体の所々に錆が見られるなど状態が思わしくない車両がいるという印象です。
一方、井川線は元々電力会社の専用線を旅客線化したものであり、元々沿線人口が少ないので、住民の利用は見込めていない状態です。簡単に言えば観光鉄道という感じでしょうか・・・。
個人的に見れば、SL列車は約40年走らせており、ややマンネリ化した部分が見受けられるような気がします。しかし、大井川鉄道にはSL修繕や運行に関して多数のノウハウを持っている事は事実なので、SL列車の運行の継続は当然として、SLだけでなく昔ながらの駅舎や設備が残っているところが多く、これを活かす取り組みは出来ないのかなと思ったりします。更に金がかかるけど、電車を改装して観光電車に仕立てたりするなり、新しい事をやってみてはどうかと・・・。
大井川鉄道は昨年初めて乗りましたが、魅力がいっぱいありました。
以上です。
大井川鉄道
が再生支援申請するというニュースが飛び込んできました。大井川鉄道といえば、SL列車の運行で有名で、収入の大部分はSL列車によるものです。しかし、とうとうそれに限界が来た感じです。更に名鉄が経営から撤退意向という話も出てきているようですね・・・。
SL列車は1976年に運行を開始し、数台のSLを保有し、ほぼ毎日走らせています。それで大井川鉄道の収入はこれで成り立っていました。しかし、東日本大震災による乗客の減少そして、ツアーバスの事故に伴う貸切バスに対する規制強化で更に追い打ちをかけた形です。
でも2014年にトーマス列車を運行し、人気が爆発し、連日満席状態とやや持ち直しを見せています。2015年も継続して運行を決定し、それもキャンセル待ちが出るほど大人気は相変わらずです。それでも再生支援を申請です。
しかし、SL列車以外の普通列車に目を転じると、とにかく人が少なく、1両編成でも間に合うほどという状態です。大井川鉄道は大井川にほぼ沿って走っている関係で、沿線の住宅が少なく、過疎化などもあってこれ以上の増加は見込めない状態です。もし、SL列車が無かったらとっくに終わっていたという印象を持たざるを得ません。
でも、普通列車用の車両を見てみると、元近鉄の16000系には車体の所々に錆が見られるなど状態が思わしくない車両がいるという印象です。
一方、井川線は元々電力会社の専用線を旅客線化したものであり、元々沿線人口が少ないので、住民の利用は見込めていない状態です。簡単に言えば観光鉄道という感じでしょうか・・・。
個人的に見れば、SL列車は約40年走らせており、ややマンネリ化した部分が見受けられるような気がします。しかし、大井川鉄道にはSL修繕や運行に関して多数のノウハウを持っている事は事実なので、SL列車の運行の継続は当然として、SLだけでなく昔ながらの駅舎や設備が残っているところが多く、これを活かす取り組みは出来ないのかなと思ったりします。更に金がかかるけど、電車を改装して観光電車に仕立てたりするなり、新しい事をやってみてはどうかと・・・。
大井川鉄道は昨年初めて乗りましたが、魅力がいっぱいありました。
以上です。