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六甲道駅の可動式ホーム柵

 六甲道駅では2014年12月より3番ホームにおいて
 可動式ホーム柵
 が設置され、試行運用が行われています。その可動式ホーム柵見てきましたので、レポートします。

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 ホーム柵です。これまで一般的なホーム柵はドアが横から出てくるというものですが、異なる扉数の車両に対応できないという欠点があり、異なる扉数の車両に対応するために色々試行しています。その中で考えられたのがロープ式で、ロープ式を六甲道駅で試行運用しているという形になります。そのため、3扉と4扉の両方に対応するために柱の位置を不均一にするなど工夫がなされています。

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 反対側のホームから見たホーム柵です。柱の位置が不均一であることがわかります。それぞれの柱に駅名標が付いていますね・・・。

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 ホーム柵が
 上下する時
 の様子です。列車が到着すると、ロープが乗客が通れるぐらいの高さに上がり、その上で扉が開いて乗降扱いを行うという流れです。単にロープが上がるだけでなく、上がるにつれてロープが1か所へ集まるように仕掛けがなされていますね・・・。

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 列車が停車すると、ロープが上がるわけですが、その時は線路上に設置された
 センサ
 が列車が所定位置に止まっているのを検知した上でロープが上がる仕組みになっているようです。そこで、ロープが上がったのを確認すると、車掌が開閉スイッチを操作してドアを開けるという流れになっていました。

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 こちらはホーム柵の
 操作盤
 です。ロープが上がる時はセンサの検知によって行われますが、逆にロープを下げる時は車掌が操作盤にある閉ボタンを押すことによって行われます。車掌はロープが下がっているのを確認した後、開閉スイッチを操作してドアを閉めるという流れで進めています。

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 列車の停止位置の近くには
 表示灯
 が付いています。これはホーム柵の状況を運転手へ知らせるためのものです。

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 表示灯が動作している時のものです。上からホーム柵のロープが上がっている時、ホーム柵のロープが下がって発車可能となった時、列車がホーム柵エリアから出て行った時のものです。

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 3扉の221系と4扉の207系が停車している時のシーンです。JR西日本は扉数が異なる車両が同じホームに発着している事から、従来のホーム柵では対応が難しく、かつ課題でした。しかし、ロープ方式によって双方対応できるようになった形です。試行運用でOKとなれば、本格的に広まりそうですね・・・。
 ロープやとホーム柵を簡単に乗り越えそうに見えますが、柱の部分にセンサがあり、ホーム柵に触れるとセンサが感知して大きな声で放送が流れるそうです。

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 駅のコンコースに貼られていたホーム柵に関する説明です。あちこち貼られていました。
 
 以上です。

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