最近は最近見たままのレポートばかりしていましたが、今回は久しぶりに回顧話です。
関東鉄道バスではポピュラー的な存在だった
いすゞLR+富士6E
の廃車が進み、関鉄観光バスに残るのみとなっています。関東鉄道バスの富士6Eは元西武を除き全ていすゞで、プロパー車でした。そのいすゞLR+富士6Eは基本的に県南地区と鹿行地区で見る事が出来ました。今回は鹿行地区で見る事の出来たいすゞ+富士6Eを見てみましょう。
関東鉄道バスにおけるいすゞLR+富士6Eは1989年に投入された3台が最初です。写真はこのうちの1台の
1478M→G
です。元々鹿島にいましたが、鹿島の一部の路線が関鉄メロンバス(当時)へ移管されたときに移籍したものです。関鉄メロンバスの富士6Eは3台いましたが、いずれも鹿行地区への路線がメインだったようです(一応、水戸駅には姿を見せており、撮影もしていますが・・・)。
写真は鉾田駅~鹿島バスターミナルに入った時のものです。
こちらは
1479IT
です。1478Gと同期に当たる車両です。元々鹿島にいましたが、関鉄観光バスへ移籍しました。関鉄観光バスでは潮来営業センターに所属していたので、新製当初から廃車までずーっと鹿行地区で活躍していた事になります。
こちらは
1526HS
です。1990年式ですが、1990年式から前面幕が拡大されています。この車両は鹿島に新製配置され、一旦水戸へ転属し、更に波崎へ転属し、ここで生涯を終えています。撮影当時は転入直後だったので、営業所記号の表示がありませんでした。
こちらは
1572KS
です。1991年式で、この時からU代になっています。この車両は元々竜ヶ崎などの県南地区にいましたが、2007年ごろに鹿島へ転属しています。そのため、ナンバーも水戸200か 627と新しいです。この車両はDPFを装着していなかったようで、銚子駅へ向かう路線には投入できず、玉造駅~潮来車庫間で運用されていたようです。
こちらは
1575M→G
です。1478Mと同じく鹿島の一部路線が関鉄メロンバスへ移管されたときに移籍しています。1478Gと同じく鹿行地区方面の路線が中心だったようです。
こちらは
1576HS
です。1572KS、1575Gの同期車ですが、1575Gと同じく鹿行地区生え抜きの車両です。
こちらは
1608SW
です。1992年式ですが、1991年式とは一部で仕様変更が行われています。関鉄観光バスで活躍していた1610SWの代替のために竜ヶ崎から関鉄観光バスへ移籍した上で転入してきたものです。転入に当たって前面行先表示器が小型化されています。
この車両は現在も現役で活躍しており、関鉄グループで最古参にあたる車両です。更に鹿行地区で活躍する最後の富士6Eでもありますね・・・。
こちらは
1610KS→IT→SW
です。元々鹿島にいましたが、1479ITを代替するために関鉄観光バスへ移籍し、1610ITとなりました。その時、方向幕のストック?の関係で前面行先表示器が小型化されました。しかし、この車両は長い事鹿行地区で活躍していたこともあり、1608SWに代替する形で廃車されています。尚、末期は佐原営業センターへ転属し、千葉ナンバーとなっています。
こちらは
1611HS
です。この車両は一時期水戸にいた時期もありましたが、ほとんど鹿行地区で過ごした車両です。写真は鹿島神宮駅~高松緑地公園線ですが、末期は鹿島方の路線でありながらほとんどを波崎が受け持っていました。
こちらは
1612M→G
です。1478G、1575Gと同じ境遇ですが、関東鉄道佐原営業所に在籍した時期があったため、ナンバーが新しくなっています。この車両は鹿行地区方面の路線によく入っていて、鹿行地区への路線に乗る時、よく当たっていました・・・。
こちらは
1639HS
です。1993年式ですが、1993年式の富士6Eは1639HSが唯一です。この車両は一時期水戸にいて、その後波崎へ転属しているため、営業所表記が大きくなっています。
こちらは
1669KS
です。1994年式となりますが、このグループは富士6Eとしては最終グループに当たります。最終グループのほとんどは県南地区に投入しており、水戸ナンバーはこの1669KSが唯一です。1669KSは鹿行地区で最後に投入された富士6Eとなります。このグループは多くが関鉄観光バス土浦営業センターで現役で活躍していますが、1669KSは塩害のため比較的早期で廃車となっています。
以上から富士6Eは鹿行地区でポピュラー的な存在であることが分かります。しかし、塩害の影響で他の車両と比べて比較的早期に廃車となったものが多かったようですね・・・。
以上です。
関東鉄道バスではポピュラー的な存在だった
いすゞLR+富士6E
の廃車が進み、関鉄観光バスに残るのみとなっています。関東鉄道バスの富士6Eは元西武を除き全ていすゞで、プロパー車でした。そのいすゞLR+富士6Eは基本的に県南地区と鹿行地区で見る事が出来ました。今回は鹿行地区で見る事の出来たいすゞ+富士6Eを見てみましょう。
関東鉄道バスにおけるいすゞLR+富士6Eは1989年に投入された3台が最初です。写真はこのうちの1台の
1478M→G
です。元々鹿島にいましたが、鹿島の一部の路線が関鉄メロンバス(当時)へ移管されたときに移籍したものです。関鉄メロンバスの富士6Eは3台いましたが、いずれも鹿行地区への路線がメインだったようです(一応、水戸駅には姿を見せており、撮影もしていますが・・・)。
写真は鉾田駅~鹿島バスターミナルに入った時のものです。
こちらは
1479IT
です。1478Gと同期に当たる車両です。元々鹿島にいましたが、関鉄観光バスへ移籍しました。関鉄観光バスでは潮来営業センターに所属していたので、新製当初から廃車までずーっと鹿行地区で活躍していた事になります。
こちらは
1526HS
です。1990年式ですが、1990年式から前面幕が拡大されています。この車両は鹿島に新製配置され、一旦水戸へ転属し、更に波崎へ転属し、ここで生涯を終えています。撮影当時は転入直後だったので、営業所記号の表示がありませんでした。
こちらは
1572KS
です。1991年式で、この時からU代になっています。この車両は元々竜ヶ崎などの県南地区にいましたが、2007年ごろに鹿島へ転属しています。そのため、ナンバーも水戸200か 627と新しいです。この車両はDPFを装着していなかったようで、銚子駅へ向かう路線には投入できず、玉造駅~潮来車庫間で運用されていたようです。
こちらは
1575M→G
です。1478Mと同じく鹿島の一部路線が関鉄メロンバスへ移管されたときに移籍しています。1478Gと同じく鹿行地区方面の路線が中心だったようです。
こちらは
1576HS
です。1572KS、1575Gの同期車ですが、1575Gと同じく鹿行地区生え抜きの車両です。
こちらは
1608SW
です。1992年式ですが、1991年式とは一部で仕様変更が行われています。関鉄観光バスで活躍していた1610SWの代替のために竜ヶ崎から関鉄観光バスへ移籍した上で転入してきたものです。転入に当たって前面行先表示器が小型化されています。
この車両は現在も現役で活躍しており、関鉄グループで最古参にあたる車両です。更に鹿行地区で活躍する最後の富士6Eでもありますね・・・。
こちらは
1610KS→IT→SW
です。元々鹿島にいましたが、1479ITを代替するために関鉄観光バスへ移籍し、1610ITとなりました。その時、方向幕のストック?の関係で前面行先表示器が小型化されました。しかし、この車両は長い事鹿行地区で活躍していたこともあり、1608SWに代替する形で廃車されています。尚、末期は佐原営業センターへ転属し、千葉ナンバーとなっています。
こちらは
1611HS
です。この車両は一時期水戸にいた時期もありましたが、ほとんど鹿行地区で過ごした車両です。写真は鹿島神宮駅~高松緑地公園線ですが、末期は鹿島方の路線でありながらほとんどを波崎が受け持っていました。
こちらは
1612M→G
です。1478G、1575Gと同じ境遇ですが、関東鉄道佐原営業所に在籍した時期があったため、ナンバーが新しくなっています。この車両は鹿行地区方面の路線によく入っていて、鹿行地区への路線に乗る時、よく当たっていました・・・。
こちらは
1639HS
です。1993年式ですが、1993年式の富士6Eは1639HSが唯一です。この車両は一時期水戸にいて、その後波崎へ転属しているため、営業所表記が大きくなっています。
こちらは
1669KS
です。1994年式となりますが、このグループは富士6Eとしては最終グループに当たります。最終グループのほとんどは県南地区に投入しており、水戸ナンバーはこの1669KSが唯一です。1669KSは鹿行地区で最後に投入された富士6Eとなります。このグループは多くが関鉄観光バス土浦営業センターで現役で活躍していますが、1669KSは塩害のため比較的早期で廃車となっています。
以上から富士6Eは鹿行地区でポピュラー的な存在であることが分かります。しかし、塩害の影響で他の車両と比べて比較的早期に廃車となったものが多かったようですね・・・。
以上です。