伊予鉄道の子会社で、愛媛県の南予を中心に路線バスを運行している伊予鉄南予バスでは1983年式の
日野K-RJ172AA
が各営業所に残存し、現役で活躍中です。K-RJ172AAは1980年にこれまでのモノコックボディのRLからフルモデルチェンジし、スケルトンボディを採用したことが最大のポイントです。1984年にP代になるまで生産されました。しかし、経年のために廃車が相次ぎ、現役で残っているのはわずかです。そんな中で伊予鉄南予バスではまとまった数が残存しています。
モノコックボディからスケルトンボディになったため、外観が直線的になった事がポイントですが、エンジンはRLと同じものを使用していたようです。そこで、K-RJの最大のポイントが前面行先表示が大型になった場合その部分が屋根からの隆起です。K-RJが発売された頃はまだ小型行先表示器が一般的だったため、それに合わせてデザインを決めていたような感じでしょうか・・・。P代から大型が標準になったため隆起が無くなっています。
あと、側面窓も天地の狭いタイプで、日野のスケルトンボディにおける初期タイプという感じです。更に後部ドアのRも初期的な感じがありますね・・・。
リアです。リアはK代とP代で大きな違いは無いのですが、RJのエンブレムが貼られているのが目につきます。なんか輝いているような感じでした・・・。
車内です。2&1シートが並び、背ずりの上には手すりが建っている事がポイントです。でも、これが伊予鉄道の標準仕様で、KC代まで採用されていました。あと、運転台パネルもK代とP代で大きく異なっています。
次に撮影した1983年式の車両を番号順で並べます。
こちらは
1287
です。大洲所属のようで、長浜駅~八幡浜港の路線で活躍しています。
こちらは
1288
で、久万所属です。久万営業所管内の路線で活躍していますが、9月末で引退した模様です。
こちらは
1289
で、久万所属です。久万にはK-RJが2台いて、1289は1日1往復の杣野前組行きの便によく入っているようで、杣野前組行きに充当された1289の写真がネット上で色々出ていました。
こちらは
1291
で、内子所属です。内子は前進停車なので、こんな写真で申し訳ありません・・・。内子には2台のK-RJがいて、内子~中山線に充当されています。
こちらは
1292
で、内子所属です。内子に2台いるK-RJの1台です。内子~中山線で活躍しています。
こちらは
1293
で、八幡浜所属です。八幡浜~三崎行きの路線で活躍しています。八幡浜は伊予鉄南予バスの本社があるせいか、HRなどといった新しい車両が多く在籍しており、その最新が2014年式です。つまり、八幡浜では31年差の車両が一緒に活躍しているわけです。凄いですね・・・。しかし、9月末に引退したという話が出ているようです・・・。
他に1286と1290が長浜にいるようですが、長浜へ行っていないため撮影できず・・・。
こちらは以上あげたK-RJたちより1年古い1982年式のK-RJ172AAです。1982年式は前面行先表示器が小型になっているため、隆起が無いことがポイントです。撮影当時はこのタイプが伊予鉄南予バスの各営業所で現役でした。しかし、最後まで残った長浜の1187が廃車になり全廃になったようです・・・。でも、当時は多数のRLがまだバリバリ走っていましたからね・・・。
伊予鉄南予バスでは1980年式のK-RL321の1065が動態保存という形で残っており、大洲で予備車として配置されています。これはRLの末期タイプですが、ほどなくしてスケルトンボディにモデルチェンジしてK-RJ172AAになったわけですね・・・。伊予鉄南予バスはK-RLとK-RJがまだ現役で活躍しており、まさに日野の中型車の博物館的な感じですね・・・。
車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
以上です。
日野K-RJ172AA
が各営業所に残存し、現役で活躍中です。K-RJ172AAは1980年にこれまでのモノコックボディのRLからフルモデルチェンジし、スケルトンボディを採用したことが最大のポイントです。1984年にP代になるまで生産されました。しかし、経年のために廃車が相次ぎ、現役で残っているのはわずかです。そんな中で伊予鉄南予バスではまとまった数が残存しています。
モノコックボディからスケルトンボディになったため、外観が直線的になった事がポイントですが、エンジンはRLと同じものを使用していたようです。そこで、K-RJの最大のポイントが前面行先表示が大型になった場合その部分が屋根からの隆起です。K-RJが発売された頃はまだ小型行先表示器が一般的だったため、それに合わせてデザインを決めていたような感じでしょうか・・・。P代から大型が標準になったため隆起が無くなっています。
あと、側面窓も天地の狭いタイプで、日野のスケルトンボディにおける初期タイプという感じです。更に後部ドアのRも初期的な感じがありますね・・・。
リアです。リアはK代とP代で大きな違いは無いのですが、RJのエンブレムが貼られているのが目につきます。なんか輝いているような感じでした・・・。
車内です。2&1シートが並び、背ずりの上には手すりが建っている事がポイントです。でも、これが伊予鉄道の標準仕様で、KC代まで採用されていました。あと、運転台パネルもK代とP代で大きく異なっています。
次に撮影した1983年式の車両を番号順で並べます。
こちらは
1287
です。大洲所属のようで、長浜駅~八幡浜港の路線で活躍しています。
こちらは
1288
で、久万所属です。久万営業所管内の路線で活躍していますが、9月末で引退した模様です。
こちらは
1289
で、久万所属です。久万にはK-RJが2台いて、1289は1日1往復の杣野前組行きの便によく入っているようで、杣野前組行きに充当された1289の写真がネット上で色々出ていました。
こちらは
1291
で、内子所属です。内子は前進停車なので、こんな写真で申し訳ありません・・・。内子には2台のK-RJがいて、内子~中山線に充当されています。
こちらは
1292
で、内子所属です。内子に2台いるK-RJの1台です。内子~中山線で活躍しています。
こちらは
1293
で、八幡浜所属です。八幡浜~三崎行きの路線で活躍しています。八幡浜は伊予鉄南予バスの本社があるせいか、HRなどといった新しい車両が多く在籍しており、その最新が2014年式です。つまり、八幡浜では31年差の車両が一緒に活躍しているわけです。凄いですね・・・。しかし、9月末に引退したという話が出ているようです・・・。
他に1286と1290が長浜にいるようですが、長浜へ行っていないため撮影できず・・・。
こちらは以上あげたK-RJたちより1年古い1982年式のK-RJ172AAです。1982年式は前面行先表示器が小型になっているため、隆起が無いことがポイントです。撮影当時はこのタイプが伊予鉄南予バスの各営業所で現役でした。しかし、最後まで残った長浜の1187が廃車になり全廃になったようです・・・。でも、当時は多数のRLがまだバリバリ走っていましたからね・・・。
伊予鉄南予バスでは1980年式のK-RL321の1065が動態保存という形で残っており、大洲で予備車として配置されています。これはRLの末期タイプですが、ほどなくしてスケルトンボディにモデルチェンジしてK-RJ172AAになったわけですね・・・。伊予鉄南予バスはK-RLとK-RJがまだ現役で活躍しており、まさに日野の中型車の博物館的な感じですね・・・。
車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
以上です。