京阪バスでは最近
早朝と深夜
の充実化が進んでいます。深夜では1991年に香里暖地の3号経路において京阪バス初の深夜バスを走らせて来ていましたが、2011年に枚方の19号経路で深夜バスを走らせるようになってから各地で深夜バスの新設が相次いでいます。そして、今年の4月に長尾口→枚方市駅→JR高槻において起点を4時台に出発する早バスを運行させています。こんな流れで早朝と深夜の充実化が進んでいる京阪バスですが、現時点の深夜バスと早バスを見てみましょう。
まず、深夜バスからです。
2011年に枚方の19号経路枚方駅北口→長尾口間において深夜バスを新設し、枚方にも深夜バスを受け持つようになりました。しかし、深夜バスの新設は留まるところを見せず、2012年に大津の4号経路石山駅→大石小学校において深夜バスを新設しました。京滋地区にとって初の深夜バスであるだけでなく、滋賀県全体では初めてとなる深夜バスとなりました。そして、2013年3月に香里団地の1号経路京阪香里園→藤田川に深夜バスを新設しました。これにより香里団地は深夜バスを2本受け持つ形になり、更に新香里→藤田川間で深夜バスが続行する形になりました。
これらは以前の拙ブログで既に紹介した深夜バスですが、新設の波はまだ続きます。
こちらは2013年12月に新設された交野の
9号経路
の深夜バスです。深夜バスは京阪香里園→高田→交野車庫で運行されています。これまでの深夜バスは既存の系統とルートで運行されているに対し、今回は深夜バスのために交野車庫行きが出来たことがポイントです。交野車庫行きのバスは枚方市駅からの43号経路のみで、43号経路は中型車限定です。つまり、今回の新設により大型車による交野車庫行きが見られる形になります。
これにより、交野にも深夜バスを受け持つようになりました。
9号経路の深夜バスの新設により、京阪香里園では2つの深夜バスが並ぶシーンが見られるようになりました。枚方市駅でも2本の深夜バスが発着していますが、出発時間がやや離れているうえに乗り場も北口と南口に分かれているので並ぶシーンは見る事が出来ません。でも、深夜バスが2台並ぶシーンは深夜バスの充実化が進んでいる証しとも言えましょう・・・。
そして、2014年3月に山科の
85号経路
に深夜バスが新設されました。四条烏丸→西野山団地→大宅で運行されています。ついに山科にも深夜バスを受け持つようにんなりました。でも、これとほぼ同時に京都市バスも深夜バスを運行開始しており、3月のダイヤ改正は京都において深夜帯の充実化が図られた感じになります。尚、深夜バスは四条烏丸始発ですが、四条河原町において京都市バスのMN17号系統へ乗り継ぐことも出来ます。
山科の方向幕といえば系統番号が右端へ寄っている事がポイントですが、深夜バスも例外なくそのようになっているようですね・・・。
そして、2014年4月に
早バス
が運行開始されました。長尾口を4時35分に出発し、19号経路のルートで枚方市駅へ向かい、更に1A号経路と同じルートでJR高槻へ向かうというもので、系統番号は1A号経路です。担当は枚方です。一般的な路線バスは早いもので5時台から動き始めるのですが、早バスは始発を4時台に出発している事がポイントです。運賃は倍額ですが、24時台と同じように4時台も倍額となるという考えのようです・・・。でも、早バスの運行により、新幹線の始発便へ乗り継ぐことができるようになった事が大きなポイントです。尚、早バスではありませんが、大津でも2012年のダイヤ改正で5時台の便を運行するようになっているので、ある意味早朝の充実化に入ってもいいかと思います。
4時台のバスは全国的にもあまり例を見ないのでしょうか・・・。リムジンバスや登山バスは除きますが・・・。
早バスは枚方市駅に着く前に行先表示が変わり、枚方市駅の文字が消えて高槻の1A号経路と同じ表示になります。
早バスはJR高槻に到着した後、5時31分発の1A号経路枚方市駅行きとして折り返します。したがって、1A号経路に枚方担当便が出来た形です。尚、5時31分発の便は純粋たる増発なので、枚方高槻線の早朝便の充実化が図られた感じですね・・・。
尚、枚方市駅到着後は回送となって駅を出て行きました。
枚方高槻線といえば車両運行管理システムが導入され、JR高槻、阪急高槻、枚方市駅北口に発車時刻と所要時間が表示されているのですが、枚方の車両には車両運行管理システムが導入されていないため、出発時刻と所要時間表示はなされていません。でも、枚方の車両にはバスロケーションシステムが導入されているため、行先表示に出発時刻の表示がなされています。2つのシステムの違いが現れた感じでしょうか・・・。
以上のように京阪バスは2011年以降に深夜バスの新設が相次ぎ、今年から4時台の便を運行させるなど早朝と深夜の充実化が進んでいることがわかります。最近は生活様式の変化により早朝と深夜でも活動するようになってきているので、早朝と深夜の充実化はある意味画期的な取り組みだと思っています。
以上です。
早朝と深夜
の充実化が進んでいます。深夜では1991年に香里暖地の3号経路において京阪バス初の深夜バスを走らせて来ていましたが、2011年に枚方の19号経路で深夜バスを走らせるようになってから各地で深夜バスの新設が相次いでいます。そして、今年の4月に長尾口→枚方市駅→JR高槻において起点を4時台に出発する早バスを運行させています。こんな流れで早朝と深夜の充実化が進んでいる京阪バスですが、現時点の深夜バスと早バスを見てみましょう。
まず、深夜バスからです。
2011年に枚方の19号経路枚方駅北口→長尾口間において深夜バスを新設し、枚方にも深夜バスを受け持つようになりました。しかし、深夜バスの新設は留まるところを見せず、2012年に大津の4号経路石山駅→大石小学校において深夜バスを新設しました。京滋地区にとって初の深夜バスであるだけでなく、滋賀県全体では初めてとなる深夜バスとなりました。そして、2013年3月に香里団地の1号経路京阪香里園→藤田川に深夜バスを新設しました。これにより香里団地は深夜バスを2本受け持つ形になり、更に新香里→藤田川間で深夜バスが続行する形になりました。
これらは以前の拙ブログで既に紹介した深夜バスですが、新設の波はまだ続きます。
こちらは2013年12月に新設された交野の
9号経路
の深夜バスです。深夜バスは京阪香里園→高田→交野車庫で運行されています。これまでの深夜バスは既存の系統とルートで運行されているに対し、今回は深夜バスのために交野車庫行きが出来たことがポイントです。交野車庫行きのバスは枚方市駅からの43号経路のみで、43号経路は中型車限定です。つまり、今回の新設により大型車による交野車庫行きが見られる形になります。
これにより、交野にも深夜バスを受け持つようになりました。
9号経路の深夜バスの新設により、京阪香里園では2つの深夜バスが並ぶシーンが見られるようになりました。枚方市駅でも2本の深夜バスが発着していますが、出発時間がやや離れているうえに乗り場も北口と南口に分かれているので並ぶシーンは見る事が出来ません。でも、深夜バスが2台並ぶシーンは深夜バスの充実化が進んでいる証しとも言えましょう・・・。
そして、2014年3月に山科の
85号経路
に深夜バスが新設されました。四条烏丸→西野山団地→大宅で運行されています。ついに山科にも深夜バスを受け持つようにんなりました。でも、これとほぼ同時に京都市バスも深夜バスを運行開始しており、3月のダイヤ改正は京都において深夜帯の充実化が図られた感じになります。尚、深夜バスは四条烏丸始発ですが、四条河原町において京都市バスのMN17号系統へ乗り継ぐことも出来ます。
山科の方向幕といえば系統番号が右端へ寄っている事がポイントですが、深夜バスも例外なくそのようになっているようですね・・・。
そして、2014年4月に
早バス
が運行開始されました。長尾口を4時35分に出発し、19号経路のルートで枚方市駅へ向かい、更に1A号経路と同じルートでJR高槻へ向かうというもので、系統番号は1A号経路です。担当は枚方です。一般的な路線バスは早いもので5時台から動き始めるのですが、早バスは始発を4時台に出発している事がポイントです。運賃は倍額ですが、24時台と同じように4時台も倍額となるという考えのようです・・・。でも、早バスの運行により、新幹線の始発便へ乗り継ぐことができるようになった事が大きなポイントです。尚、早バスではありませんが、大津でも2012年のダイヤ改正で5時台の便を運行するようになっているので、ある意味早朝の充実化に入ってもいいかと思います。
4時台のバスは全国的にもあまり例を見ないのでしょうか・・・。リムジンバスや登山バスは除きますが・・・。
早バスは枚方市駅に着く前に行先表示が変わり、枚方市駅の文字が消えて高槻の1A号経路と同じ表示になります。
早バスはJR高槻に到着した後、5時31分発の1A号経路枚方市駅行きとして折り返します。したがって、1A号経路に枚方担当便が出来た形です。尚、5時31分発の便は純粋たる増発なので、枚方高槻線の早朝便の充実化が図られた感じですね・・・。
尚、枚方市駅到着後は回送となって駅を出て行きました。
枚方高槻線といえば車両運行管理システムが導入され、JR高槻、阪急高槻、枚方市駅北口に発車時刻と所要時間が表示されているのですが、枚方の車両には車両運行管理システムが導入されていないため、出発時刻と所要時間表示はなされていません。でも、枚方の車両にはバスロケーションシステムが導入されているため、行先表示に出発時刻の表示がなされています。2つのシステムの違いが現れた感じでしょうか・・・。
以上のように京阪バスは2011年以降に深夜バスの新設が相次ぎ、今年から4時台の便を運行させるなど早朝と深夜の充実化が進んでいることがわかります。最近は生活様式の変化により早朝と深夜でも活動するようになってきているので、早朝と深夜の充実化はある意味画期的な取り組みだと思っています。
以上です。