羽後境から奥羽本線と羽越本線の普通列車を乗り継ぎ、今度は
本荘
へ行きました。本荘は羽後交通にとって横手に並ぶほど多数のバスがやってきます。しかし、駅前にターミナルと車庫がある横手とは異なり、羽後本荘駅が中心部から少しずれば場所にあるため、拠点が駅から離れた場所にある本荘営業所と駅の2つに分かれている状態です。
こちらは
元西東京バス
の日デRNです。日デRNは羽後交通の各営業所に投入されていますが、本荘も例外なく投入されていました。うち1台は由利本荘市循環バスに充当されていました。
都営バスの中古車が入らなくなってから多数が投入されるようになった
元川崎鶴見臨港バス
の車両たちです。いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンなど多彩な車両が本荘で活躍していました。更に大型ショーと車もいましたね。そして、ブルーリボンはワンステとなっていましたが、一般車として取り扱われているようですね・・・。
こちらは
元都営バス
の車両たちです、いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンが多数活躍していました。富士5EやP代はさすがにいなくなりましたが、U代が多数投入されたこともあり、まだまだ元気という印象でした。
こちらは
自己発注車
です。全て中型車ですが、P代がいなくなった今はKC代が主力として活躍していました(ワンステも元気ですが・・・)。下の119は2段窓ながらワンステだそうです。
本荘営業所前でバスを撮影していると、こんな車両が来ました。エアロミディですが、元貸切車で路線に格下げされた車両でしょうか・・・。
本荘では2つの急行バスが出ています。このうちの1つが
急行秋田線
です。鉄道線と幹線に並行しているのですが、朝夕は1時間ヘッド、昼間は2時間ヘッドと運行されていて、一部便は秋田駅から更に県立体育館へ行きます。本荘では営業所を出て中心部を通ると、羽後本荘駅を通らずに秋田へ向かうので、鉄道線と競合しているというより補完しているような感じでしょうか・・・。急行とはいえ、所要時間は約1時間15分なので、一般路線車が充当されています。
もうひとつの急行バスである
急行横手線
です。本荘から横手まで本荘街道(国道107号線)を通って結んでいます。一部区間は羽後交通横荘線の代替バス的な役目を担っています。というか、羽後交通は横手〜本荘間を鉄道で結ぼうとしていたのですが、断念しバスに委ねた感じでしょうか・・・。1日5往復の運行で、本荘と横手の共管です。特に上の68は朝に横手で見かけただけに本荘でまた見かけるとはびっくりしました。
こちらは急行横手線の区間便的な存在である
黒渕線
です。全区間で急行横手線と並行するのかどうかは不明ですが、玉米までは急行横手線と並行し、ここから外れて黒渕に至ります。終点は黒渕ですが、一部便は玉米止まりで運行されています。上の写真は1日1往復設定されている東中学校経由便です。
こちらは
本荘伏見線
です。本荘から矢島街道(国道108号線)を通って矢島さらに鳥海菜らんどへ向かう路線です。一部便は矢島止まりです。この路線は由利高原鉄道と並行しており、しかも羽後本荘駅と矢島駅に立ち寄るので、完全に並行しているという感じです。しかも、本数も矢島まで1時間ヘッドです。
こちらは
中田代線
です。本荘から東へ向かい、滝温泉に至る路線です。本数もそこそこ設定されていますが、この路線は羽後本荘駅に立ち寄らず、更に中心部も通らないようです・・・。
こちらは
松ヶ崎線
です。本荘から北へ向かい、松ヶ崎を通って羽後亀田駅に至る路線で、急行秋田線と少し並行しています。でも、ルートは異なるようです・・・。かっては亀田線として宮の下まで行っていましたが、羽後亀田駅までに短縮されました。
こちらは
福祉エリア線
です。福祉エリアと見ると、福祉エリアへのアクセス路線に見えますが、かっては西目線として西目駅経由でかしわ温泉へ行っていましたが、福祉エリアまでに短縮され、福祉エリア線になった形です。1日4往復で、土休日運休です。
こちらは
本荘市内線
です。上が中央線、下が市内線という名称ですが、本荘の周辺を循環する路線ですが、行先表示が羽後交通にとって珍しく経由地+矢印で表示されています。そういう路線は羽後交通全体でも本荘だけなので、本荘特有の感じなんでしょうか・・・。
本荘における羽後交通の拠点である
本荘営業所前
です。羽後本荘駅から市街地を通り抜けた先にあり、バスで約5分、徒歩で約25分かかります。しかし、羽後交通の路線バスは県立大学線を除く全ての路線が発着しており、文字どおりの拠点です。しかも、営業所を利用する乗客もそこそこいました。それだけでなく、仙台行きと東京行きの高速バスも発着しています。
バス停には待合室兼窓口があり、その手前にバスが横付けされ、待合室からすぐにバスに乗れるような感じになっています。しかも、バスが横付けされると、運転手がバスから降りて待合室内でバス待ちの乗客に向けて案内していました。待合室の向かい側には旅行会社の店舗もありました。
それだけでなく、営業所内では田舎にしては珍しくバスの出入りが激しく、更に敷地内では運転手などが入れ替わるように出ていたので、結構にぎわっているような感じでした。
本荘における羽後交通のもうひとつの拠点である
本荘駅前
です。羽後本荘駅の構内にありますが、バス停名は本荘駅前です。しかし、そのバス停に乗り入れる路線は本荘営業所前と比べて少なく、乗客も少なかったのでひっそりとしているような感じでした。象潟線(次回で紹介予定)、急行秋田線などは羽後本荘駅の手前に来ながら手前の交差点で曲がって本荘駅角バス停に立ち寄ってそのまま行ってしまう路線まであります・・・。本荘駅前に来る路線はほとんどが途中停留所という感じで、起終点とする路線は県立大学線が唯一です。
しかし、本荘駅前〜本荘営業所間は本数が結構多く、1時間に2〜5本が設定されています(でも、ばらつき大きいですが・・・)。
こちらはかって本荘にいたP代の元都営車たちです。いずれもいすゞLVですが、上の富士5Eは中扉が引戸となっています。
こちらは2012年の撮影で、自己発注のP代のレインボーです。今はいなくなったようですが・・・。
こちらは7年前に本荘駅前で撮影したものですが、昔は本荘営業所前行きは「本荘」、秋田駅前行きは「秋田駅」と表示されていました。でも、羽後交通はこんな表示が当たり前でしたが、今は本荘営業所前と最初から最後まできちんと表示するようになりました。
次回はいよいよ最終回で、象潟です。
車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
以上です。
本荘
へ行きました。本荘は羽後交通にとって横手に並ぶほど多数のバスがやってきます。しかし、駅前にターミナルと車庫がある横手とは異なり、羽後本荘駅が中心部から少しずれば場所にあるため、拠点が駅から離れた場所にある本荘営業所と駅の2つに分かれている状態です。
こちらは
元西東京バス
の日デRNです。日デRNは羽後交通の各営業所に投入されていますが、本荘も例外なく投入されていました。うち1台は由利本荘市循環バスに充当されていました。
都営バスの中古車が入らなくなってから多数が投入されるようになった
元川崎鶴見臨港バス
の車両たちです。いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンなど多彩な車両が本荘で活躍していました。更に大型ショーと車もいましたね。そして、ブルーリボンはワンステとなっていましたが、一般車として取り扱われているようですね・・・。
こちらは
元都営バス
の車両たちです、いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンが多数活躍していました。富士5EやP代はさすがにいなくなりましたが、U代が多数投入されたこともあり、まだまだ元気という印象でした。
こちらは
自己発注車
です。全て中型車ですが、P代がいなくなった今はKC代が主力として活躍していました(ワンステも元気ですが・・・)。下の119は2段窓ながらワンステだそうです。
本荘営業所前でバスを撮影していると、こんな車両が来ました。エアロミディですが、元貸切車で路線に格下げされた車両でしょうか・・・。
本荘では2つの急行バスが出ています。このうちの1つが
急行秋田線
です。鉄道線と幹線に並行しているのですが、朝夕は1時間ヘッド、昼間は2時間ヘッドと運行されていて、一部便は秋田駅から更に県立体育館へ行きます。本荘では営業所を出て中心部を通ると、羽後本荘駅を通らずに秋田へ向かうので、鉄道線と競合しているというより補完しているような感じでしょうか・・・。急行とはいえ、所要時間は約1時間15分なので、一般路線車が充当されています。
もうひとつの急行バスである
急行横手線
です。本荘から横手まで本荘街道(国道107号線)を通って結んでいます。一部区間は羽後交通横荘線の代替バス的な役目を担っています。というか、羽後交通は横手〜本荘間を鉄道で結ぼうとしていたのですが、断念しバスに委ねた感じでしょうか・・・。1日5往復の運行で、本荘と横手の共管です。特に上の68は朝に横手で見かけただけに本荘でまた見かけるとはびっくりしました。
こちらは急行横手線の区間便的な存在である
黒渕線
です。全区間で急行横手線と並行するのかどうかは不明ですが、玉米までは急行横手線と並行し、ここから外れて黒渕に至ります。終点は黒渕ですが、一部便は玉米止まりで運行されています。上の写真は1日1往復設定されている東中学校経由便です。
こちらは
本荘伏見線
です。本荘から矢島街道(国道108号線)を通って矢島さらに鳥海菜らんどへ向かう路線です。一部便は矢島止まりです。この路線は由利高原鉄道と並行しており、しかも羽後本荘駅と矢島駅に立ち寄るので、完全に並行しているという感じです。しかも、本数も矢島まで1時間ヘッドです。
こちらは
中田代線
です。本荘から東へ向かい、滝温泉に至る路線です。本数もそこそこ設定されていますが、この路線は羽後本荘駅に立ち寄らず、更に中心部も通らないようです・・・。
こちらは
松ヶ崎線
です。本荘から北へ向かい、松ヶ崎を通って羽後亀田駅に至る路線で、急行秋田線と少し並行しています。でも、ルートは異なるようです・・・。かっては亀田線として宮の下まで行っていましたが、羽後亀田駅までに短縮されました。
こちらは
福祉エリア線
です。福祉エリアと見ると、福祉エリアへのアクセス路線に見えますが、かっては西目線として西目駅経由でかしわ温泉へ行っていましたが、福祉エリアまでに短縮され、福祉エリア線になった形です。1日4往復で、土休日運休です。
こちらは
本荘市内線
です。上が中央線、下が市内線という名称ですが、本荘の周辺を循環する路線ですが、行先表示が羽後交通にとって珍しく経由地+矢印で表示されています。そういう路線は羽後交通全体でも本荘だけなので、本荘特有の感じなんでしょうか・・・。
本荘における羽後交通の拠点である
本荘営業所前
です。羽後本荘駅から市街地を通り抜けた先にあり、バスで約5分、徒歩で約25分かかります。しかし、羽後交通の路線バスは県立大学線を除く全ての路線が発着しており、文字どおりの拠点です。しかも、営業所を利用する乗客もそこそこいました。それだけでなく、仙台行きと東京行きの高速バスも発着しています。
バス停には待合室兼窓口があり、その手前にバスが横付けされ、待合室からすぐにバスに乗れるような感じになっています。しかも、バスが横付けされると、運転手がバスから降りて待合室内でバス待ちの乗客に向けて案内していました。待合室の向かい側には旅行会社の店舗もありました。
それだけでなく、営業所内では田舎にしては珍しくバスの出入りが激しく、更に敷地内では運転手などが入れ替わるように出ていたので、結構にぎわっているような感じでした。
本荘における羽後交通のもうひとつの拠点である
本荘駅前
です。羽後本荘駅の構内にありますが、バス停名は本荘駅前です。しかし、そのバス停に乗り入れる路線は本荘営業所前と比べて少なく、乗客も少なかったのでひっそりとしているような感じでした。象潟線(次回で紹介予定)、急行秋田線などは羽後本荘駅の手前に来ながら手前の交差点で曲がって本荘駅角バス停に立ち寄ってそのまま行ってしまう路線まであります・・・。本荘駅前に来る路線はほとんどが途中停留所という感じで、起終点とする路線は県立大学線が唯一です。
しかし、本荘駅前〜本荘営業所間は本数が結構多く、1時間に2〜5本が設定されています(でも、ばらつき大きいですが・・・)。
こちらはかって本荘にいたP代の元都営車たちです。いずれもいすゞLVですが、上の富士5Eは中扉が引戸となっています。
こちらは2012年の撮影で、自己発注のP代のレインボーです。今はいなくなったようですが・・・。
こちらは7年前に本荘駅前で撮影したものですが、昔は本荘営業所前行きは「本荘」、秋田駅前行きは「秋田駅」と表示されていました。でも、羽後交通はこんな表示が当たり前でしたが、今は本荘営業所前と最初から最後まできちんと表示するようになりました。
次回はいよいよ最終回で、象潟です。
車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
以上です。