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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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仙台のバス見たまま 2014・04

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 仙台のバス見たままです。宮城交通と仙台市交通局で2013年度に新車が入りました。



 まず、宮城交通からです。宮城交通では毎年数台の新車を入れていますが、2013年度は
 大型ノンステ
 10台が投入されました。いつもならワンステメインに少数ノンステという感じだったのですが、今回は全てノンステとなりました。10台のうち7台はエアロスターとして投入されています。宮城交通のエアロスターノンステは元サンプルカーや中古車がいますが、新車は今回が初めてとなります。そして、現行ノンステがついに東北でも見られるようになりました。
 宮城交通の新車は名鉄グループ共同で購入しているため、基本的に名鉄グループ標準仕様になっていますが、座席カバーなどに違いが見られます。写真は富谷に配置されたM2354です。


 エアロスターノンステは仙台ナンバーもいます。仙台に配置されたS489です。エアロスターノンステは仙台ナンバーと宮城ナンバーの両方ともいるということになります。




 エアロスターと同時にいすゞエルガも3台投入されました。エルガの新車が入るのは2008年以来実に5年ぶりとなります。2008年の時はPKG代でしたが、今回はQKG代となっています。エアロスターと同じくATが採用されたようです。ディライトが付いたぐらいで基本的にPKG代とほぼ同じようです(座席カバーも違いますが・・・)。








 仙台市交通局の2013年度新車はこれまでと同じ
 エルガ&エルガミオ
 として投入されています。これで2009年度から6年連続となりました。でも、ノンステ表記が少し変わったことが相違点です。


 国際姉妹友好都市バスのレンヌ号です。仙台市交通局では国際姉妹友好都市バスを走らせていますが、これまでツーステが担っていましたが、最近になってノンステも担うようになったようです・・・。


 JTBのラッピングとなったエアロスターノンステの607です。宮城交通のラッピングバスは全面が多いだけにJTBのラッピングバスは目立ちますね・・・。


 こちらは仙台駅付近で見かけたタケヤ観光バスのエルガトップドアです。仙台駅から秋保を結ぶ路線バスに充当されているものです。よく見ると、そのエルガは元箱根登山鉄道のようです。側面がキーポイントなのですが、箱根登山鉄道は車両代替のスピードが速く、KL代の廃車が進んでいるようですね・・・。

 以上です。

キハ40 554の車内

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 キハ40 554
 は1980年に製造された車両で、寒冷地用の500番台の車両です。現在は八戸運輸区に所属し、八戸線で活躍しています。そんなキハ40 554の車内を見てみましょう。


 座席配置はキハ40系標準そのもので、中央部にボックスシート、車端部にロングシートを配置したセミクロスシートです。座席モケットや床など所々変更されていますが、座席配置は新製時から全く変わっていません。



 ボックスシートは10あります。新製時から変わらぬ姿を留めています。そして、座席配置の関係で2か所だけボックスシートでない部分があるのもそのままです。



 ロングシートです。両車端部に設けられていますが、着席人数は新製時から変わりありません。トイレ部分ロングシートは優先席に指定されており、座席モケットを変えた他、吊り輪も黄色のものに交換されています。


 便所です。便所は八戸方に設置されており、和式となっています。便所の出入口は着席時から目線を合わせないようにデッキに設けられています。キハ40系はこれが標準なのですが、近年の新型車両は車いす対応のために枕木方向に出入口を設けるケースが増え、目線を合わせる部分について車いすスペースとして対処していますね・・・。


 キハ40 554は非冷房なので、クーラーは無く、代わりに扇風機が設けられています。そのため、天井部分がすっきりとしています。北東北は比較的涼しいので、問題ないのかもしれませんね・・・。でも、暑いときは窓を開けると涼しいものね。



 デッキ部分です。これがキハ40系500番台の特徴です。500番台は東北地方向けとして新製された車両で、寒冷地対策としてデッキが設けられています。暖地向けの2000番台はデッキが無いので、そこが相違点となります。500番台の一部はデッキを撤去した車両がいますが、554はデッキがそのまま残されています。そして、下の写真にある通り、キハ40 554はワンマン化改造されていません。キハ40系の大半の車両はワンマン化改造されているだけに非ワンマン車は希少な存在ですね。



 運転台及び助手席です。非ワンマン車なので比較的すっきりとしています。キハ40系の助手席は開放的なので、連結時は乗客が座ることができるような状態になっています。それを想定して機器類は乗客が触れないようにするなど工夫していますね・・・。でも、場所によっては助手席にロープをして乗客が入れないようにしたりしていますね・・・。キハ40 554ではロープはしていないものの、「この座席は業務用です。客室内をご利用ください。」と書かれたシールが貼られています。



 キハ40 554では車端部の荷棚に梯子が置かれています。両端部に各1個ずつの2個です。そして、梯子が置かれている部分の下には梯子の使い方を説明したものが貼られています。



 デッキ部分や便所には津波警報が発令した時の非難についての説明が貼られています。八戸線は海岸の側を走る区間が多く、東日本大震災でも多数の被害を受けました。しかし、比較的軽微であったため、復旧工事の上で1年後には全線で運行を再開しました。でも、運行再開にあたって沿線に避難場所の確保などを行い、車内にその旨を説明するなどの備えを行っていました。東日本大震災を教訓に色々備えを行っておくのも大事ですね・・・、。

 以上です。

バステクフォーラム2014

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 5月30日、大阪舞洲の舞洲スポーツアイランド「空の広場」にて体験型イベントの
 バステクフォーラム2014
 が開催され、そこを見てきましたので、レポートします。このイベントは2010年にバスラマ創刊20周年記念事業として開催されたもので、以後毎年行われています。これはバス事業に関わっている方々を中心に最新技術の展示及び体験を目的にしているため、平日開催となっている事がポイントです。


 会場入り口です。



 展示された車両の中で最も目を引いたのが
 日野の次世代ハイブリッドバス
 です。従来のハイブリと比べると、バッテリーの小型化などの最新技術を用いられているため、屋根上のコブが小さくなっている事が大きなポイントです。それだけでなく、さまざまな面において、最新技術が採用されており、進歩したかのような印象です。この次世代ハイブリッドバスは都営バスにおいてS−Z500・501として試験的に営業運転を行っています。


 屋根上のこぶが小さくなっているのはバッテリーが小型化された新型のものになったためですが、それだけでなくインバータもリヤオーバーハング部に移設されたためでもあります。そのため、クーラーコンデンサとの高さの差が縮まり、ややすっきりとした印象になりました。




 運転席パネルも一新されました。従来のハイブリはブルーリボン時代とほとんど変わらぬ内容でしたが、今回を機に外観形状はそのままで中身が大きく変わりました。エルガやエアロスターなどのようにLCD表示が付き、そこにはバッテリーの残量や燃費などが表示されています。
 そして、日野のハイブリは一貫してMTを採用していましたが、今回から
 AMT
 となった事がポイントです。これは、従来のハイブリはモーターとエンジンを直結していたものがクラッチを介することで燃費性能を向上させた事がポイントです。そのクラッチの断接はAMTの方が効率いいということで、AMTが採用されたわけです。いすゞエルガハイブリはボタンで制御していますが、日野はレバーにより制御しています。




 こちらは
 エアロスター
 ですが、三菱ふそうエアロスターとしての展示ではなく、アリソンの体験用としての展示です。このエアロスターのATは標準(サンプルカー)、山間路(阪急バス)、平坦路(中日臨海バス)の3パターンに分けているようです。3つのタイプを用意することで、アリソン製ATを体験させようということのようです・・・。詳しくはわかりませんが・・・。



 エアロスターの車内ですが、3台とも運転席付近にモニタが置かれていて、そこには速度、エンジン回転数などが表示されています。ATの効果を見るためのようです・・・。




 運転体験に供された各メーカーのサンプル車です。上からエアロエース、セレガ、ユニバースです。いずれも最新モデルです。運転体験は事前応募が必要であるものの、だれでも参加できるそうです。
 尚、運転体験は以上の7台が充当されていました。




 展示されていた
 セレガ
 たちです。上からWILLER EXSPRESSの高速バス用車両、WILLER EXSPRESSのスターファイター、大阪バスの東大阪〜関西空港リムジンバス用車両です。WILLER EXSPRESSと大阪バスは4列シートですが、いずれもコンセント付きでした。最近の高速車はみんなコンセント付いていますね・・・。


 こちらは
 エアロクィーン
 です。貸切用のサンプルカーです。


 こちらは
 ユニバース
 です。最新の2013年モデルで、プレミアムタイプです。車内には入ってないので、どんななのかわかりませんが・・・。



 こちらは西日本JRバスの
 エアロキング
 です。プレミアムエコ仕様です。1階が4列、2階がプレミアム&スーパーシートとなっています。後部の非常扉が公開されていました。


 こちらは近鉄バスの
 エアロキング
 です。元々夜行バスで活躍していたものをオープンバスに改造したもので、大阪市内を巡回する定期観光バスに充当される予定となっています。関西発のオープンバスとか・・・。
 因みにこれは当初の予定になく、サプライズの登場だったそうです・・・。


 こちらは阪急バスの
 エルガハイブリッド
 です。エルガハイブリの展示として展示されたようです。エルガと日野次世代ハイブリのAMTの比較も面白いですね・・・。


 こちらはエムビーエムサービスの
 ローザ
 です。富山県の三菱ふそうバス製造に隣接して置かれている工場で、バスの改造を担当しているようです。そのローザは路線バス用として改造されたモデルのようです。


 こちらはセレガのPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)のミリ波レーダーです。カバーを外した状態です。このイベントではメーカー担当者がいるので、車両の内部を説明を受けながら見る事が出来ることがポイントです。通常のイベントはなかなか見られないシーンでもあります。



 イベントの最後には展示車両を並べての撮影会です。色んなメーカーのバスが並ぶ姿も醍醐味です。


 撮影会前後では会場内をバスが連なって走っている姿も見られました。

 このイベントはより実用的かつ技術的な内容が多かったのですが、バスに関する最新技術に触れる事が出来、有意義でした。
 以上です。

大阪〜神戸間開業140周年記念HM

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 今年で東海道本線大阪〜神戸間が
 開業140周年
 を迎えます。これを記念して東海道山陽線を走る221・223系の計3編成に対して記念HMを掲出して運行されました。これらの3編成を見てみましょう。




 221系は
 A9編成
 に掲出されました。A9編成はクハ221−63以下の8両編成で、リニューアル車です。HMの掲出はこのA9編成が最初で、営業運転開始日にはセレモニーが行われたそうです。




 223系は
 W29編成
 に掲出されました。W29編成はクハ222−2044以下8両編成で、2次車です。223系は221系から少し遅れて掲出が始まったようです。




 223系は更に
 V10編成
 にも掲出されました。V10編成はクハ222−2008以下4両編成で、1次車です。

 HMにはSLの絵が描かれており、その絵には迫力を感じました。
 以上です。

南郷・大石地区の平日の様子

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 最近の大津の記事は車両の動きばかりでしたが、久しぶりに見たままレポートします。
 先日、久しぶりに平日の朝から昼にかけての様子を見てきましたので、時系列でレポートします。平日では系統番号無しの路線や大石地区ゾーンバスの大型車などいろいろ見られるのですが、全国的に活動している私にすればなかなか見る機会がなく、南郷地区を見るのは1〜2年に1回程度です(石山駅は通勤途中で見る事が出来ますが・・・)。今回は昨年度にNタイプが5台入り、Nタイプの数が増えてからは初めてです。


 4C号経路
 に充当されたN−3155です。大石地区ゾーンバスは基本的に小型車が充当されますが、平日朝には大型車も充当されます。大型車が入るのは4B号経路が1本、4C号経路が1本、4F号経路が2本の計4本で、朝の曽束・内畑方面からの便は全て大型車が充当されています。因みに小型車は4F号経路と4G号経路に充当されています。
 というわけで、Nタイプの数も増えてきたので、大石地区ゾーンバスにもNタイプが機会が増えてきました。



 14号経路
 に充当されたN−6220です。14号経路は古参車が充当されることが多いのですが、今回見たときはNタイプが充当されていました。リアの14国道市民病院の表示が新鮮に感じました。
 この後、3本運行されている南郷中学校行きを見るために南郷二丁目東へ移動します。


 外畑〜南郷中学校
 に充当されたF−3032です。外畑から南郷中学校へのスクール輸送を担うために平日朝に1本が設定されています。その便には小型車が充当されていますが、小型車は4G号経路で大石小学校に到着した後、外畑へ回送したうえで南郷中学校行きに充当されています。因みに南郷中学校到着後は車庫に帰らず、大石小学校に戻り、再びゾーンバスに充当されます。
 この系統はかって運行されていた旧53号経路石山駅〜南郷中学校〜内畑間の名残りでしょうか・・・。


 大石小学校〜南郷中学校
 に充当されたN−3261です。この系統は大石地区から南郷中学校へのスクール輸送のために1本が運行されています。でも、実際はこの系統の前後に54号経路が2本設定されており、合わせて3本がスクール輸送を担っています。南郷中学校行きにNタイプが入っていたのは時代の流れでしょうか・・・。因みにこの便は2012年9月改正から2013年3月頃まではBタイプの運用で、石山団地系統を数本こなしたのちに大石小学校へ回送し、この便に入り、南郷中学校到着後は回送入庫という流れでした。


 石山団地〜南郷中学校
 に充当されたW−3018です。こちらもスクール輸送なのですが、石山団地周辺は石山中学校の学区であり、石山中学校最寄りの平津バス停を通るので、石山中学校のスクール輸送を担っていて、ついでに南郷中学校まで行く感じでしょうか・・・。この便は2012年9月ダイヤ改正で中型車化されましたが、改正前はBタイプの運用でした。
 因みに石山中学校と南郷中学校は近いのですが、元々は石山中学校のみだったものが生徒数増加のために南郷中学校が新設された経緯があります。


 南郷中学校行きのバスが全て通り過ぎた後、南郷一丁目バス停へ行き、ここで石山駅行きのバスを待つと、B−3245が来ました。平日朝ラッシュにはBタイプの間合い運用が設定されており、2・4号経路に充当されています。



 当日は丁度びわ湖ホールでラ・フォル・ジュルネが開催中で、そのシャトルバスを京阪バスが運行しているということで、ちょっと見てきました。ラ・フォル・ジュルネ開催日は4月終わりの連休の開催が基本なのですが、今年は曜日の並びの関係で平日にも開催されていました。昨年見たときシャトルバスに充当されていたW−1989・1999が当日一般路線に入っていたので、どうなるかと思ったらシャトルバスにはB−1939とB−1230の2台が充当されていました。


 昼間に運行されている系統番号なしの路線などを見るために昼過ぎに再び南郷にやってきました。その時、石山団地発12時32分の新浜行きがやってきたのですが、車両は何とN−1252でした。
 石山団地〜新浜
 は出入庫系統で、平日昼間に2往復が運行されています。そんな系統にもNタイプが入るようになったのは時代の流れか・・・と思ったものです。因みに新浜到着後は52号経路として折り返しています(2本とも)。


 ほどなくして南郷中学校発13時15分の大石小学校行きがやってきました。車両はN−6233でした。この系統は
 54号経路
 の区間便扱いですが、石山駅発に見られる南郷中学校の経由地表示が無いことがポイントです。大石小学校行きは54と表示されますが、逆に朝に1本運行される南郷中学校は系統番号表示がありません。この区間便は南郷中学校の下校に合わせて昼から夕方にかけて3本が設定されています。因みに2008年11月改正前は土曜日にも設定されていました。


 新浜へ歩き、ここで新浜発13時37分発の石山団地行きです。先ほど挙げた石山団地〜新浜系統の石山団地行きです。この系統は出入庫系統ですが、石山団地行きは52号経路の折り返しではなく、4号経路の折り返しで、大石小学校から新浜へ回送し、ここから石山団地行きになります(もう1本も大石小学校から回送ですが、前運用はどの系統なのかは不明です)。
 撮影当日はA−1962が充当されていました。



 新浜の後は大石小学校まで行き、次のターゲットまで時間があるので、4F号経路で内畑へ往復してみました。4F号経路は2008年11月改正で新設された系統で、大石小学校から曽束を経由して内畑に至る系統で、朝夕を中心に設定されています。しかし、4F号経路で往復できるのは平日の昼間のみで、土休日を含む朝夕は片道回送なので不可です。4F号経路にはS−1073が充当されていましたが、大石地区ゾーンバスに幕車が入るのは平日のみになってしまいました・・・(土休日は基本的にポンチョ1台で回しているため)。
 4F号経路はゴルフ場前付近のアップダウン、山に囲まれたのどかな曽束集落、2つの曽束トンネル、南大津大橋、内畑付近のくねくねした狭隘道路などと色々な変化を楽しむことができます。なので、私としてはおススメな路線です。機会あればぜひ乗ってみては如何でしょうか?特に内畑付近は一昨年の豪雨、昨年の台風で被害を受けましたが、見事に立ち直っていて、胸をなで下ろしました。



 大石小学校に戻り、最後に14時台から15時台にかけて設定されている大石地区ゾーンバスの大型車運用を見てきました。平日のゾーンバスは小型車2台で交代して運用しているのですが、その交代の合間に大型車が担当しています。これは4号経路で大石小学校にやってきて、4C号経路1往復、4F号経路1往復をこなしたのちに小型車にバトンタッチするという流れです。当日はA−3797が充当されていました。
 というわけで、トップ写真のように大石小学校での大型車の並びが見られます(写真はW−3796とA−3797の連番ですが・・・)。

 以上で、平日の様子を見てきたわけですが、Nタイプが増えてきたことにより、スクール輸送や系統番号なしの系統にNタイプが入るシーンが増えてきて、変わったなと感じたものです。
 以上です。

阿武隈急行A417系

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 第3セクターの阿武隈急行では2008年にJR東日本から417系を購入し、
 A417系
 として運用されています。そんなA417系に乗車してみましたので、レポートします。


 417系は1978年に客車列車を置き換えるために投入されたもので、クモハ417形+モハ416形+クハ416形の3両編成を組み、5編成が製造されました。しかし、E721系の投入により、2007年から2008年にかけて廃車され、このうち第1編成が阿武隈急行へ譲渡されました。417系は交直流電車で、キハ47系と同じ2扉セミクロスシートとしたことがポイントです。
 A417系はJR時代と同じ3両編成を組んでいますが、ワンマン化改造していないため、平日朝夕ラッシュ限定で運用されています。






 福島方先頭車の
 AM417−1
 です。元クモハ417−1で、Aは阿武隈急行、MはM車から取ったものです。車内は417系時代そのままで、車端部をロングシートとしたセミクロス配列になっています。座席モケットの色は赤です。





 中間車の
 AM417−2
 です。元モハ416−1ですが、阿武隈急行での車番は何故か416ではなく417となっています。車内は417系時代のままですが、座席モケットが青になっています。






 槻木方先頭車の
 AT418
 です。元クハ416−1ですが、阿武隈急行での車番は1つすすんで418となっています。T車は1両のみなので、ハーフインが付いていないようです。車内は417系時代のままで、座席モケットは緑となっています。この車両にはトイレが付いていますが、トイレは使用可能となっています。8100系もトイレが付いているので、汚物処理設備があるということで引き続き使っているようですね。


 運転台です。運転台パネルが同時期の113・115系などと全く異なった形状で、パネルが黒色になっています。もちろん、JR時代そのままですが・・・。


 側面行先表示です。JR時代のまま使っていますが、8100系はローマ字付きであるに対し、A417系はローマ字無しとなっています。まあ、平日の朝夕しか走らないので、問題ないのかもしれませんね・・・。
 A417系の朝の運用は冨野発6時42分の福島行き908Mでスタートし、福島で折り返し冨野行き907Mとなり、冨野で梁川行き966Mとして折り返し、梁川で入庫という流れでこなしています。908Mは福島への通勤通学輸送、907Mはやながわ希望の森公園前駅近くにある梁川高校への通学輸送を担っています。


 梁川で並んだ8100系とA417系です。冨野発梁川行きの966Mは梁川で福島行き914Mと接続するため、両者の並びが見られます。形式は違うものの、塗色は合わせていることが分かりますね・・・。


 福島で並んだA417系と福島交通7000系です。福島交通と阿武隈急行は同じ島式ホームを使っているため、こういう並びが見られます。しかし、元東急と元国鉄(JR)の車両が並んでいる姿を見ると新鮮に感じたものです。

 以上です。

福島交通 塙車庫

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 先日に石川出張所の記事を書きましたが、石川出張管内に行った後、磐城石川駅から水郡線で更に水戸方面へ行き、磐城塙駅で下車しました。磐城塙駅は特徴のある駅舎で有名ですが、その駅の近くに
 塙車庫
 があり、ここから福島交通の路線バスが出ています。




 磐城塙駅の駅舎を出て、駅前からのびている道路を少し歩くと、塙車庫があります。バス停そのものは
 塙駅前
 となっています。塙車庫には2台のバスが停車できるスペースと待合室兼乗務員休憩所の建物があります。どちらかというと、一つの拠点といった感じでしょうか・・・。待合室はベンチと畳敷きの2つが設けられていて、いずれも休憩に使うことができます。ただ、便所はあるものの、窓口はありません。
 因みに塙車庫には2台のバスが停車できるスペースがあるのですが、他に車庫から少し離れた空き地にも待機スペースが用意されているようです。




 こちらは塙駅にやってくる路線バスの中で一番本数が多い
 東館線
 です。棚倉駅から塙駅を経て東舘車庫に向かう路線です。この路線は水郡線と完全に並行しています。かっては東舘で太田方面の茨城交通の路線バスと接続していましたが、今は廃止されています。昔は水戸から白河までバスを乗り継いで行くことができました。担当は棚倉出張所ですが、元川崎鶴見臨港バスのエルガミオが棚倉にも配置されていたんですね・・・。
 撮影していた時、たまたま東舘線のバスがすれ違っていました。


 こちらは
 塙・鮫川線
 です。塙駅から北東方へ向かう路線で、どちらかというと、鮫川村へ向かう路線という感じです。鮫川で石川へ向かう宝木経由鮫川線と接続しています。そのため、路線名に塙が付いているわけなんですね・・・。
 写真のエアロミディ、福島ナンバーエリアの営業所からの転入のようで、いわき200かナンバーになっています。福島200かナンバーの転入車がが郡山にいる事は知っていましたが、逆にいわき200かナンバーの車両もいたんですね・・・。


 こちらは
 竹の内経由矢塚線
 です。塙駅から南東方へ向かう路線です。竹の内経由矢塚線は色んな経路があるため、竹の内・平野経由便は1日1往復のみです。


 こちらは
 竹の内経由那倉線
 です。塙駅から東方へ向かう路線です。竹の内経由那倉線は色んな経路があります。行先表示や時刻表では那倉行きになっていますが、実際の終点は呼石で、ま一室内に掲示されている時刻表に記載されています。福島交通ではこういうケースがありますからなぁ・・・。


 塙駅前行きのバスです。塙駅前の番号は9番ですね。


 塙厚生病院行きのバスです。塙駅方面のバスは塙駅前行きだけでなく、塙厚生病院行きの多数設定されています。番号は8番ですね。因みに後ろに写っている建物が塙厚生病院なんです。


 塙駅前のバス停時刻表です。実を言うと、塙駅前に来る路線バスは全て
 土休日運休
 です。つまり、土休日は1本もバスが来ません・・・。あんだけ車庫や立派な建物がありながらです。車両自体は棚倉出張所でお休みでしょうか・・・。因みに棚倉出張所も白河・棚倉線以外全て土休日運休です。

 塙駅前に来るバスが全て土休日運休と知って愕然とした私でした・・・。
 以上です。

スワローあかぎ

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 2014年3月のダイヤ改正において、高崎線において
 スワローあかぎ
 が新設され、同時に新サービスのスワローサービスが始まりました。スワローあかぎは平日のみの運行で、朝の上りと夕方〜夜間の下りに設定されていますが、特に下りはホームライナーを全て吸収しています。
 スワローサービスとは「座ろう」からとったもので、全車指定席として着席を確保するというものです。単に指定席としているだけでなく、座席指定が自由にでき、更に特急券のみ購入して後で座席指定が出来たり、座席指定を受けてない時でも空席に座れるといった感じです。





 スワローあかぎで中心となるのが
 651系
 です。上野駅発着列車の全てを受け持っています。651系といっても交流機器を使用停止した1000番台が充当されており、列車によって7両編成であったり11両編成であったりします。全面のLED表示はスワローあかぎ表示で、側面にはスワローあかぎと行先と指定席が表示され、オレンジ地になっています。




 デッキ及び車内にはスワローあかぎはスワローサービスで運行される旨が表示されています。特に座席指定を受けていない乗客向けに注意を喚起している感じでした。でも、新しいサービズなので、色々注意しているような感じでしょうか・・・。



 スワローあかぎの案内表示と時刻表です。上野発のスワローあかぎは8本で、早い時間帯は本庄行きが多く、遅くなるにつれて高崎や前橋行きが増えていくような感じです。土休日は通常のあかぎとなり、本数も減ります。




 スワローあかぎは新宿発着列車も設定されており、そこには
 185系
 が充当されています。新宿発着列車は1日1往復のみの運行です。前面愛称表示はあかぎをベースにスワローが付いたような感じでしょうか・・・。側面は基本的に651系と同じですが、185系には651系にない特急の表示が付いています。


 185系でもデッキや車内にスワローサービスを行う旨が記載されたシールが貼られています。651系と同じですね・・・。



 新宿発のスワローあかぎは21時03分発の13号の1本のみです。これまで運行されていたあかぎを建て替えしたような感じでしょうか・・・。




 スワローあかぎの指定席券は指定席券売機などで買うことができ、特に座席指定を行うかどうかを選択することができるようになっています。なので、初期画面にスワローあかぎ専用のボタンが付いていました。下は特急券ですが、スワローサービスなどで色々記載があるので、複雑になっています・・・。特に区間で、同じ料金が適用される区間を全て表示しているような感じでした。

 スワローあかぎは中央ライナーには及ばないものの、料金も安く抑えられているので、普通の特急よりも利用しやすいような感じでした。うちの地元でもびわこエクスプレスなどが運行されていますが、料金体系は通常の特急と同じなので、もう少し安くならないかな・・・と思ったりします。一応、e5489によるチケットレスサービスがありこちらで安く買えますが、普通の券売機だと大阪→石山を自由席で使うと1000円以上しますし・・・。
 以上です。

羽後交通みたまま2014 その5(本荘編)

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 羽後境から奥羽本線と羽越本線の普通列車を乗り継ぎ、今度は
 本荘
 へ行きました。本荘は羽後交通にとって横手に並ぶほど多数のバスがやってきます。しかし、駅前にターミナルと車庫がある横手とは異なり、羽後本荘駅が中心部から少しずれば場所にあるため、拠点が駅から離れた場所にある本荘営業所と駅の2つに分かれている状態です。



 こちらは
 元西東京バス
 の日デRNです。日デRNは羽後交通の各営業所に投入されていますが、本荘も例外なく投入されていました。うち1台は由利本荘市循環バスに充当されていました。




 都営バスの中古車が入らなくなってから多数が投入されるようになった
 元川崎鶴見臨港バス
 の車両たちです。いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンなど多彩な車両が本荘で活躍していました。更に大型ショーと車もいましたね。そして、ブルーリボンはワンステとなっていましたが、一般車として取り扱われているようですね・・・。






 こちらは
 元都営バス
 の車両たちです、いすゞキュービック、いすゞ+富士7E、ブルーリボンが多数活躍していました。富士5EやP代はさすがにいなくなりましたが、U代が多数投入されたこともあり、まだまだ元気という印象でした。



 こちらは
 自己発注車
 です。全て中型車ですが、P代がいなくなった今はKC代が主力として活躍していました(ワンステも元気ですが・・・)。下の119は2段窓ながらワンステだそうです。


 本荘営業所前でバスを撮影していると、こんな車両が来ました。エアロミディですが、元貸切車で路線に格下げされた車両でしょうか・・・。


 本荘では2つの急行バスが出ています。このうちの1つが
 急行秋田線
 です。鉄道線と幹線に並行しているのですが、朝夕は1時間ヘッド、昼間は2時間ヘッドと運行されていて、一部便は秋田駅から更に県立体育館へ行きます。本荘では営業所を出て中心部を通ると、羽後本荘駅を通らずに秋田へ向かうので、鉄道線と競合しているというより補完しているような感じでしょうか・・・。急行とはいえ、所要時間は約1時間15分なので、一般路線車が充当されています。



 もうひとつの急行バスである
 急行横手線
 です。本荘から横手まで本荘街道(国道107号線)を通って結んでいます。一部区間は羽後交通横荘線の代替バス的な役目を担っています。というか、羽後交通は横手〜本荘間を鉄道で結ぼうとしていたのですが、断念しバスに委ねた感じでしょうか・・・。1日5往復の運行で、本荘と横手の共管です。特に上の68は朝に横手で見かけただけに本荘でまた見かけるとはびっくりしました。



 こちらは急行横手線の区間便的な存在である
 黒渕線
 です。全区間で急行横手線と並行するのかどうかは不明ですが、玉米までは急行横手線と並行し、ここから外れて黒渕に至ります。終点は黒渕ですが、一部便は玉米止まりで運行されています。上の写真は1日1往復設定されている東中学校経由便です。


 こちらは
 本荘伏見線
 です。本荘から矢島街道(国道108号線)を通って矢島さらに鳥海菜らんどへ向かう路線です。一部便は矢島止まりです。この路線は由利高原鉄道と並行しており、しかも羽後本荘駅と矢島駅に立ち寄るので、完全に並行しているという感じです。しかも、本数も矢島まで1時間ヘッドです。


 こちらは
 中田代線
 です。本荘から東へ向かい、滝温泉に至る路線です。本数もそこそこ設定されていますが、この路線は羽後本荘駅に立ち寄らず、更に中心部も通らないようです・・・。


 こちらは
 松ヶ崎線
 です。本荘から北へ向かい、松ヶ崎を通って羽後亀田駅に至る路線で、急行秋田線と少し並行しています。でも、ルートは異なるようです・・・。かっては亀田線として宮の下まで行っていましたが、羽後亀田駅までに短縮されました。


 こちらは
 福祉エリア線
 です。福祉エリアと見ると、福祉エリアへのアクセス路線に見えますが、かっては西目線として西目駅経由でかしわ温泉へ行っていましたが、福祉エリアまでに短縮され、福祉エリア線になった形です。1日4往復で、土休日運休です。



 こちらは
 本荘市内線
 です。上が中央線、下が市内線という名称ですが、本荘の周辺を循環する路線ですが、行先表示が羽後交通にとって珍しく経由地+矢印で表示されています。そういう路線は羽後交通全体でも本荘だけなので、本荘特有の感じなんでしょうか・・・。


 本荘における羽後交通の拠点である
 本荘営業所前
 です。羽後本荘駅から市街地を通り抜けた先にあり、バスで約5分、徒歩で約25分かかります。しかし、羽後交通の路線バスは県立大学線を除く全ての路線が発着しており、文字どおりの拠点です。しかも、営業所を利用する乗客もそこそこいました。それだけでなく、仙台行きと東京行きの高速バスも発着しています。
 バス停には待合室兼窓口があり、その手前にバスが横付けされ、待合室からすぐにバスに乗れるような感じになっています。しかも、バスが横付けされると、運転手がバスから降りて待合室内でバス待ちの乗客に向けて案内していました。待合室の向かい側には旅行会社の店舗もありました。
 それだけでなく、営業所内では田舎にしては珍しくバスの出入りが激しく、更に敷地内では運転手などが入れ替わるように出ていたので、結構にぎわっているような感じでした。


 本荘における羽後交通のもうひとつの拠点である
 本荘駅前
 です。羽後本荘駅の構内にありますが、バス停名は本荘駅前です。しかし、そのバス停に乗り入れる路線は本荘営業所前と比べて少なく、乗客も少なかったのでひっそりとしているような感じでした。象潟線(次回で紹介予定)、急行秋田線などは羽後本荘駅の手前に来ながら手前の交差点で曲がって本荘駅角バス停に立ち寄ってそのまま行ってしまう路線まであります・・・。本荘駅前に来る路線はほとんどが途中停留所という感じで、起終点とする路線は県立大学線が唯一です。
 しかし、本荘駅前〜本荘営業所間は本数が結構多く、1時間に2〜5本が設定されています(でも、ばらつき大きいですが・・・)。



 こちらはかって本荘にいたP代の元都営車たちです。いずれもいすゞLVですが、上の富士5Eは中扉が引戸となっています。


 こちらは2012年の撮影で、自己発注のP代のレインボーです。今はいなくなったようですが・・・。



 こちらは7年前に本荘駅前で撮影したものですが、昔は本荘営業所前行きは「本荘」、秋田駅前行きは「秋田駅」と表示されていました。でも、羽後交通はこんな表示が当たり前でしたが、今は本荘営業所前と最初から最後まできちんと表示するようになりました。

 次回はいよいよ最終回で、象潟です。
 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

赤いラピート ネオ・ジオンバージョン

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 南海ではラピート運行開始20周年を記念して、特急ラピート用の50000系1編成に対してラッピングを施して
 ネオ・ジオンバージョン
 で運行されています。このネオ・ジオンバージョンは6月末まで期間限定で運行の事なので、見てきましたのでレポートします。



 ラッピングが施されたのは第2編成で、車体全体が赤色となっている事がポイントです。それだけでなく、号車表示もガンダム風になっていることがポイントです。これは現在上映されている機動戦士ガンダムUC episode 7 「虹の彼方に」に合わせたものです。


 ラピート運行開始20周年記念ロゴも一応ありましたが、ドア横に小さく貼られていました。




 ネオ・ジオンバージョンはラッピングだけではありません。5号車のスーパーシートに
 専用席
 を設けています。専用席は3席があり、それぞれガンダムに出てくるキャラクターの名前が名づけられ、モケットも赤と緑に変更されています。この座席は記念撮影用に指定されており、指定席は発売されていないそうです。それだけでなく、撮影しやすいように前後の席も撮影用に充てられていました。一応、記念撮影はスーパーシート利用客のみ可能の事でしたが、実際はスーパーシートを持ってない客も撮影されてました・・・(私はきちんとスーパーシート特急券を購入して乗りました)。


 窓側が「フル・フロンタル」専用席、通路側が「アンジェロ・ザウパー」専用席です。一応、座席カバーに名前が英字で書かれています。


 こちらは「ミネバ・ラオ・ザビ」専用席です。


 専用席はシートモケットや内装の変更だけでなく、窓にも装飾がなされていました。それだけ凝っていますね・・・。



 先頭部です。先頭部を見ると、通常の青よりも赤の方が似合うし、今すぐにでもロボットに変身して戦闘に出そうな感じです。確か、新幹線から戦闘ロボットに変身するというものがあったような気がしますが、ラピートもそれに負けないほどピッタリですね・・・。

 そういや、気づけばラピート運行開始から20周年なんですね・・・。早っ!
 以上です。

伊那バス 駒ヶ岳ロープウェイ線の車両

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 伊那バスでは中央アルプス観光と共同で
 駒ヶ岳ロープウェイ線
 を運行していますが、その路線に充当されている車両たちを見てみましょう。



 こちらは
 11519
 です。1999年式のブルーリボンで、型式はKC−HU3KLCAです。型式から高出力車であることが分かります。このブルーリボンは路線環境の関係で短尺、ツーステが選択されています。定員重視のためなのか、2人掛けのハイバックシートが並んでいます。



 こちらは
 11521
 です。上の11519の同期車にあたります。



 こちらはブルーリボン?の
 20526
 です。2008年式のPKG−KV234L2で、ツーステとなっています。路線環境の関係でワンステではなくツーステが選択されています。定員重視で2人掛けシートが並んでいることはブルーリボンと変わりありません。
 尚、先日にレポートした中央アルプス観光のエルガとは基本的に同一仕様ですが、側面行先表示器が異なっています。伊那バスは標準のもので、戸袋窓に設置されています。


 こちらはブルーリボン?の
 21528
 です。2009年式で、PKG−KV234L2です。


 こちらはブルーリボン?の
 26531
 です。2014年式で、型式はQDG−KV234L3です。尿素SCRシステムが採用されたタイプですが、ツーステであることは変わりありません。ナンバーが希望ナンバーになっていますね・・・。



 こちらはブルーリボン?の
 26532
 です。上の26531の同期車です。
 ブルーリボン?の各車を見てみると、側面に描かれている草花が車両によって異なっていることが分かります。ブルーリボンの方は動物ですね・・・。


 こちらは伊那バス管の台バスセンターです。バスセンターから道路を挟んで向かい側におかれているのですが、山小屋風の建物でした。これは乗務員の休憩所的な役割を担っているようです。因みに駒ヶ岳ロープウェイ線に充当されている車両は駒ケ根駅の近くにある駒ケ根営業所をねぐらとしているようです。


 駒ケ根へ向かう飯田線列車に乗っていた時、たまたま元神奈川中央交通の車両が走っているのを見かけました。2000年式のKL−MP33JMだと思われますが、飯田線沿線で見かけたことから、どこへ向かっているのでしょうか・・・。

 以上です。

大河原〜船岡間の桜並木

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 東北本線の大河原〜船岡間において線路が白石川堤の
 桜並木
 と並行しています。この辺りは有名撮影地ですが、初めて撮影しましたのでUPします。













 普通列車そして貨物列車と撮影しました。そこそこの本数の列車がやってきていました。ここは船岡駅に近い場所ですが、列車は船岡駅を出てしばらくは桜並木と並走しているので、しばらくは車窓から桜を眺める事が出来ます。でも、撮影当時は散り始めでしたが・・・。


 船岡駅標です。線路と平行している桜並木は白石川堤の一目千本桜と呼ばれる桜の名所で、駅標にもその写真が出ていました。


 白石川堤の一目千本桜です。川に沿う形で桜並木が続いていることが分かります。桜並木をはさんで川の反対側には線路が続いています。散り始めとはいえ、まだ見ごろなのでたくさんの人が来ていました。

 以上です。

金剛自動車唯一のノンステ&新装なった富田林駅バスターミナル

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 今日は久々となる金剛自動車の記事です。



 2008年に投入された金剛自動車唯一の
 大型ノンステ
 をようやく撮影できました。当時の金剛自動車は三菱ふそう+西工にこだわっていて、新車を投入するにあたって西工ワンステは不可であったことから、やむなくエアロスター-Sを入れた感じです(でも、PJ代の時に純正車体ワンステを入れていますが・・・)。当時の三菱ふそうの大型ノンステは日デスペースランナーのOEM車しか販売していませんでしたね・・・。
 こうして金剛自動車初のノンステとなったわけですが、ノンステとしてPRしておらず、車体にはノンステの表記がありませんでした。でも、金剛自動車独特の仕様は健在でした。



 車内です。金剛自動車といえば中扉から後ろは1人掛けシートと横向きシートが並ぶという独特なレイアウトですが、ノンステはさすがにノンステ標準仕様である2人掛けシートが並ぶレイアウトになっていました。ノンステ部の1人掛けシートも標準タイプ(通常は幅広タイプ)になっていますが、床や化粧板などは独特仕様のままです。つまり、標準仕様と独特仕様が混ざった感じでしょうか・・・。


 久しぶりに富田林駅に行くと、駅前の工事が終了していて、新バスターミナルが供用されていました。新バスターミナルは4つの乗り場+降車場などが設けられています。





 上から
 1番のりば 北大伴・石川線
 2番のりば 千早線
 3番のりば 白木線
 4番のりば 東條線
 です。乗り場は4つですが、配置について、駅舎側が2番、駅舎側から横断歩道を渡った島にある乗り場が1・3番、駅舎から直角が4番と何故かバラバラになっていました・・・。


 改札口すぐのところにおりばが設けられています。これはバスターミナル改装前から変わっておらず、金剛自動車では改札口目の前におりばを設けて利便性を確保するスタイルをそのまま維持している感じですね・・・。
 降車扱いを終えたバスはどのようにしてのりばへ向かうかというと、バックで行われていたのです。これは旧バスターミナル時代から変わっておらず、新バスターミナルになっても誘導員がそのまま配置されていました。ただ、たまに一旦道路に出てバスターミナルに入り直すケースや4番のりばで降車扱いしてそのまま乗車扱いを始めるケースもありました。


 バスターミナルが変わっても同時発車は変わっていませんでした。



 バスターミナル外れにある窓口兼乗務員休憩所です。これは昔からあるのですが、バスターミナル改装中の時は建物の1階にバスを突っ込んで休憩していたこともありました。


 旧バスターミナル時代です。旧バスターミナルはホームに沿って5つの乗り場が設けられ、最大で4台のバスが同時に連なって発車して行くシーンが見られました。のりばに横付けされるときは誘導員にしたがってバックしていました。しかし、駅前再開発工事により一番後ろの5番のりばが閉鎖され、末期は4つの乗り場で発着していました(確か、5つの時、1番のりばは北大伴行きのみ使用だったような・・・)。
 やはり、5つののりば全てにバスが埋まる姿は凄いに尽きます。

 以上です。

キハ40系化されたみまさかスローライフ列車

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 毎年5月と11月に因美線で運行されている
 みまさかスローライフ列車
 ですが、今年5月運行分について約4年ぶりに見てきましたので、レポートします。みまさかスローライフ列車といえばキハ58系が充当されていましたが、キハ58系の廃車に伴い、2011年の秋運行分からキハ40系化されました。したがって、キハ40系化されてからは初めてとなります。




 今回充当されていたのは
 1号車(自由席) キハ40−2006
 2号車(自由席) キハ47−1038
 3号車(指定席) キハ47−64
 でした。キハ58系時代は2両編成で全車自由席でしたが、キハ40系化されてから3両編成になり、このうち1両が指定席となっていました。でも、キハ58系時代は2両編成かつ全車自由席だったので立客が出るほど混雑していたのですが、今回乗った時は座席の2/3が埋まる程度で混雑しているほどではありませんでした。増車かつ一部指定席化の効果なのか、それともキハ58系からキハ40系に変わったためなのか・・・色々考えられますが、まあそれはおいときましょう。


 みまさかスローライフ列車のHMです。確か、HMは毎回変わってたような気がします・・・。みまさかスローライフ列車に乗るのは今回で3度目ですが、いずれもHMが異なっていました。


 側面の行先表示サボです。みまさかスローライフ列車は津山〜智頭間の運行で、運行開始当初から変わりありません。この区間には鉄道遺産などがたくさんありますからね・・・。



 サボです。指定席と自由席の2つが挿入されていました。



 美作加茂に停車しているみまさかスローライフ列車です。この列車はみまさかローカル鉄道観光実行委員会の協力もあるので、美作加茂駅では関連イベントが行われていました。


 キハ58系時代のみまさかスローライフ列車です。キハ58系時代は1回を除いてキハ28−2329+キハ58−563の2両編成が充当されていました。今は両方とも廃車されてしまいましたね・・・。

 みまさかスローライフ列車は津山〜智頭間をのんびりと走る列車ですが、沿線には鉄道遺産が残っており、車両が変わっても魅力のある列車であることは変わりありません。
 以上です。

十和田観光電鉄 エルガノンステの中古車他

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 十和田観光電鉄では昨年あたりから鉄道線代替バスの車両に変化が生じ、その時に
 エルガノンステ
 が投入されています。エルガノンステはフルフラットのType−Bで、中古です。



 これは
 西武バス
 から着た車両です。投入に当たって十和田観光電鉄オリジナルカラーに変更されましたが、側面とリアの行先表示器は白幕で固定されています。西武バスのエルガノンステのType−Bの廃車が進んでいますが、国内に流れたのは十和田観光電鉄が初めてなのでしょうか・・・。




 こちらは
 国際興業
 から来た車両です。十和田観光電鉄はかって国際興業グループであったことから国際興業からの車両を入れていましたが、現在は離脱したため色んな事業者からの中古車を入れていただけに久しぶりとなるでしょうか・・・。カラーは国際興業カラーのままですが、ノンステ表記が無くなった車両もあれば、ノンステ表記が残っている車両もいました。側面とリアの行先表示器は撤去されています。
 ノンステは以上ですが、中古車としてあまり流れていないフルフラットノンステを数台まとめて買ったこと自体に驚きました・・・。もしかしたら、安価で流れていたのでしょうか・・・。


 こちらはノンステではありませんが、
 三重交通
 から来たキュービックです。1995年式のU代だそうです。三重交通はU代が現役なので、国内に流れる事はあまりないと思いのですが、まさか十和田観光電鉄に行くとは・・・。
 




 ノンステの投入の陰で代替バス運行開始に合わせて投入された
 元岩手県交通
 の車両が全て廃車になったそうです。全てP代からU代前期と古参部類だったので、急なやりくりという感じでした。

 フルフラットとはいえ、KL代のノンステが入ったとは驚きでした・・・。
 以上です。

留辺蘂駅

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 留辺蘂駅
 は北見市にある石北線の駅で、旧留辺蘂町の中心駅で、特急列車も停車します。


 駅標です。留辺蘂の駅名はアイヌ語の「ルペシペ」(越え下っていく道)から取ったものです。北海道に多い地名の付け方です。



 ホームは2面3線ですが、かっては木材輸送を行っていたことから広い構内が特徴です。駅舎側が1番で、島式が2・3番となっています。2・3番ホームへ行くには跨線橋を渡る必要があります。



 駅舎側の
 1番ホーム
 です。駅舎からはスロープでつながっており、階段の上下は必要ありません。1番ホームは普通列車用で、ホームの長さが短く、更に構造も簡易になっています。普通列車は上下とともに多くの列車が1番ホームに発着しています。
 駅舎側ホームが普通列車用というケースは音威子府駅と似ていますね・・・。



 駅舎から出る跨線橋を渡ると、島式ホームの
 2・3番ホーム
 に着きます。このホームは上屋かつ待合室付きとなっています。ホームの長さがやや長く、基本的に特急列車と特快「きたみ」が発着しています。1番ホームは上下両方とも発着するに対し、2番ホームは北見・網走方面、3番ホームは遠軽・旭川方面の列車が発着しています。



 改札口
 です。改札口にドアが付いている事は北海道では一般的なものなので、典型的な北海道スタイルでしょうか・・・。改札口には100周年記念の旗がありますが、留辺蘂は1912年に開業しているので、2年前に100周年を迎えたことになりますね・・・。


 留辺蘂駅には北海道北見バスのバスが発着していて、駅の向かい側にあるはあとふるプラザに案内所が置かれています。路線は北見〜温根湯間が中心で、留辺蘂駅は温根湯温泉の玄関的な役割もあるようです。

 以上です。

名鉄東部交通のエアロミディたち

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 名鉄東部交通は豊田市に本社を持つ名鉄グループですが、一般路線は
 西尾市
 を中心に運行されています。名鉄東部交通は古くからある事業者ですが、路線バスの運行は2006年に西尾地区の名鉄バスの路線を移管される形で始めたものです。したがって車両は全て元名鉄バスのエアロミディで統一されています。そんな名鉄東部交通のエアロミディを見てみましょう。


 名鉄東部交通の最古参車に当たる1999年式の
 KK−MJ23HE
 です。窓サッシが黒サッシになっており、行先表示器も幕式となっています。名鉄東部交通の幕車は小型車3台のみと貴重です。




 こちらは2002年式の
 KK−MK25HJ
 です。中型車としては最古参となるグループで、カーテン付きとなっていることがポイントです。ナンバーが三河200か600番台になっていますが、名鉄バス時代に他の営業所から転入したときにナンバーを変更し、そのまま名鉄東部交通へ移籍したのでしょう・・・。にしても、社番について2002年式なら9200番台になるはずですが、何故か8200番台になっています(1992年式とかぶるからなのでしょうか・・・)。



 こちらは2003年式の
 KK−MK25HJ
 です。2003年式からクーラー形状が変わり、窓もスモークガラスになっています。ナンバーが三河ナンバーになっていますが、岡崎生え抜きだったものがそのまま移籍した形のようです。因みに写真は9303と9305ですが、その中間にあたる9304は名鉄バス籍で岡崎に所属しています(ナンバーも三河200か 317)。つまり、社番は名鉄バス時代をそのまま使っているということになりますね・・・。



 こちらは2004年式の
 KK−MK25HJ
 です。基本的に2003年式とほぼ変わりません。9406と9407の2台がいます。


 こちらは9407の名鉄バス時代の写真です。撮影当時は西尾地区の路線が名鉄バスから名鉄東部交通へ移管される直前で、当時は名鉄バスの岡崎営業所が担当していました。ただ、車両は名鉄バス籍であるものの、運行業務は名鉄東部交通が担当していました。9407は名鉄東部交通への移籍にあたって緑帯を追加した形ですね・・・。




 名鉄東部交通の路線です。上から平坂・中畑線、一色線、岡崎・西尾線です。名鉄東部交通の路線バスはこれらに寺津線を加えた4路線を受け持っています。特に岡崎・西尾線は岡崎地区の系統番号導入に合わせて系統番号が付いています。


 名鉄東部交通の拠点である
 西尾
 バス停です。西尾駅前にあり、4つの乗り場が設けられている他、案内所も設けられています。ただ、1・2番乗り場と3・4番乗り場が少し離れていました。

 因みに西尾営業所は西尾駅から名鉄で更に南に行った福地〜上横須賀間の線路沿いの周辺が田んぼというのどかなところにありました。
 以上です。

733系3000番台 甲種輸送

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 先日、JR北海道の
 733系3000番台
 が甲種輸送されました。733系3000番台は711系置き換え用として投入されるものですが、快速エアポートに投入されることから6両固定編成&uシート車付きとなっていることがポイントです。



 B−3102編成です。今回は6両編成かつuシート車付きなので、従来と区別するために3000番台となっています。6両固定編成であることからサハ733形が新たに登場しています。とはいえ、快速エアポート用でありながらuシート以外の車両についてはロングシートとなっている事がポイントです。なので、外観はあまり変わっていないということでしょうか・・・。


 uシート車の
 サハ733形3200番台
 です。uシート車なので、回転クロスシートが並んでいるわけですが、窓配置が他の車両と異なっていて、789系と似た窓と戸袋窓が付いていることがポイントです。普通のように733系の窓で行くと座席配置と窓割が合わないんですからね・・・。しかし、戸袋窓の高さがやや低いのが気になります・・・。

 733系3000番台は721系と共通で使われるみたいですが、uシート車以外全てがロングシートとなったことは混雑緩和において大いに役立つと思います。何しろ、快速エアポートは常に混んでいるので、721・785・789系のデッキ付きやと限界がありますからね・・・。個人的には721系8次車のようなセミクロスシートがよかったかなと思うのですが、仕方ないですね。
 733系3000番台の投入に伴い、721系エアポート編成の一部を函館本線の区間快速・普通列車などに回し、更に721系3両編成を岩見沢以北の普通列車に投入という感じでしょうか・・・。
 以上です。

関東鉄道バス 中古のノンステたち

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 関東鉄道バスでは2011年の9341TR以降、
 ノンステ
 の中古車が続々と投入され、県南の各営業所に配置されています。関東鉄道バスの中古車といえば京成グループからが中心ですが、ノンステは京成だけでなく、色んな事業者のものが投入されており、バラエティに富んでいることがポイントです。そんな中古のノンステたちについて、撮影した分をUPしていきます。


 最初に投入されたのは
 元東急バス
 のエアロスターで、1997年式の9341TRが投入されています。側面行先表示器は前扉後ろのままで、対面座席もそのままになっています。ノンステの投入をきっかけにこれまで見られなかった事業者からの中古車がお見えするようになりました。



 次に投入されたのが
 元立川バス
 のエアロスターです。1998年式の2台(9346TR、9349TR)が取手に投入されました。立川バスのKC台のノンステは全てM尺なので、そのままM尺で投入されています。立川バスからのは初めてですね・・・。



 次に投入されたのが
 元横浜市交通局
 のエアロスターです。1998年式の2台(9347TC、9348TC)が土浦に投入されました。いずれも元本牧のM尺です。元横浜市交通局の車両はエアロスターKの9117〜9119以来となりますね・・・。あの時はK尺とM尺の両方が入っていましたが・・・。



 次に投入されたのが
 元小田急バス
 のエアロスターです。1999年式の2台(9350MK、9356TC)が水海道と土浦に投入されました。小田急バスといえば前中扉間の中央に側面行先表示器が装備されていることがポイントですが、関東鉄道バスに来てもそのままとなっていました。小田急は初めてですね・・・。



 次に投入されたのが
 元京成バス
 のキュービックです。ここにきて初めて三菱ふそう以外の車両が入りました。1999年式の2台(9354TC、9355TC)が土浦に投入されました。KC−LVノンステは全体的に評判が悪いせいか、中古であまり流れなくなったり地方でも早期に廃車となったりしていますが、関東鉄道バスが2台投入するとはびっくりしました。





 次に投入されたのが
 元尼崎市交通局
 のエアロスターです。1999年式の5台(9363〜9366TC、9367MK)が土浦と水海道に投入されました。尼崎市交通局の1998年度車の約半分が関東鉄道に行った形ですね・・・。これまでのノンステは全て関東からでしたが、ここにきて関西からも投入された形ですね・・・。
 そんな元尼崎市交通局のエアロスターですが、2タイプがあり、窓サッシを黒く塗装した車両と種車そのままの車両がいます。おそらく、塗装バランスを整える目的だと思われますが、窓サッシを塗装すること自体は初めて聞きました・・・。写真では9364TCが該当しますが、外側は黒くなっていますが、車内側は種車そのままとなっています。



 次に投入されたのが
 元南海バス
 のエアロスターです。2000年式の2台(9373YT、9374YT)がつくば中央に投入されました。つくば中央にとって初めてとなるノンステの中古車です。南海バス時代は泉北コミュニティバスに使用されていたもので、固定窓にハイバックシートがポイントです。関東鉄道バスに行った後もそのままとなっているため、ある意味豪華なバスでしょうか・・・。泉北コミュニティバス用のエアロスターは14台がいますが、ほとんどが関西以西に嫁いでおり、関東に嫁いだのは関東鉄道バスの2台のみです。



 次に投入されたのは
 元東急バス
 のエルガで、2001年式1台(9375YT)がつくば中央に投入されました。KL代及びエルガは今回が初めてとなります。9375YTはつくばサイエンスツアーラッピングがなされており、つくばサイエンスツアーバスに優先的に充当されています。その後、土浦に1台投入されましたが、未撮影です・・・。
 下の写真は東急バス時代の9375YTです。



 次に投入されたのは
 元京成バス
 のブルーリボンシティです。2002年式1台(9380TC)が土浦に投入されました。関東鉄道バスに日野の大型ノンステが入るのは今回が初めてで、更にブルーリボンシティも今回が初めてとなります。初めてづくしですが、なんか違和感あるような気がします・・・。



 次に投入されたのは
 元東急バス
 のエアロミディの中型ロングです。2003年式1台(9382TC)が土浦に投入されました。関東鉄道バスに中型ロングの中古車が入るのは今回が初めてとなります。自己発注車は2003年に2台が入ったきりの中型ロングですが、中古車が入るとは驚きです・・・。東急バス時代ではバスラマの超長期実用テストレポートに供用された車両だそうです。にしても、土浦に中型ロングとは違和感ありです・・・。



 関東鉄道バスにはノンステが続々投入されていますが、今年に入ってついに子会社の関鉄パープルバスにノンステの中古車が入りました。その車両は
 元尼崎市交通局
 の日デ+西工です。2000年式1台(P022)が投入されています。関東鉄道グループにとってまさかに初西工です。エアロミディ-Sさえ投入されなかっただけにここにきて西工が入るとは思いもしませんでした・・・。そして、子会社にとって初のノンステとなりましたが、社名表記以外は関東鉄道バスと同じです。
 9380TCとこのP022の投入により、関東鉄道グループでは4メーカーの大型ノンステが揃うことになりました。自己発注ではいすゞと三菱ふそうしか入らなかっただけにこんな展開は意外でした。


 P022の尼崎市交通局時代のものです。社番は11−748で、武庫所属でした。全国的に少数派のKC代の西工かつ割り切りタイプのノンステでした。


 土浦駅で並んだ元尼崎市交通局のノンステたちです。関東鉄道グループに6台が入っただけにこういう顔合わせが見られるとは驚きでした・・・。

 あっという間にノンステが増えた関東鉄道バスでしたが、最近まではこういうこと考えもしなかったよなぁ・・・。でも、ノンステと並行してワンステも入っているようで、エルガなどがそこそこ投入されています。これはまた別の機会にて。
 以上です。

上信電鉄電気機関車運行開始90周年記念運転

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 上信電鉄に在籍する電気機関車が運行開始から
 90周年
 を迎え、これを記念して6月15日にデキ重連+電車2両の記念列車が運行されました。その記念列車を撮影してきましたのでレポートします。



 90周年を迎えたのは
 デキ1形
 で、在籍するデキ1とデキ3が連結され、専用のHM付きで走行しました。
 デキ1形は今から90年前の1924年に上信電鉄の電化時にドイツから輸入されたもので、貨物列車の牽引で活躍していました。貨物列車の廃止後は工事列車やイベント列車で活躍しています。
 今回の運行に合わせて専用のHMが取り付けられています。HMには笠原社長が運転と書いてあったのですが、運転席には社長らしき方が乗っていたような・・・(ハンドルを握ったかは不明ですが・・・)。



 上州富岡方に連結されていた
 デキ3
 です。



 高崎方に連結されていた
 デキ1
 です。デキ1形は3両が投入されましたが、同時に投入されているので、2両とも1924年製です。


 デキ1形の銘板です。上はドイツのシーメンスシュケルト社のものですが、1952と記載されているのはどういうことでしょうか・・・。下は機器部分を担当したM.A.N社のもので、1924の文字が見えます。1924という文字がこの機関車が90歳であることを示しています。


 デキ3の運転台部分です。意外とシンプルな造りで、ブレーキはハンドルを回す形になっているようです。




 パンタグラフの上昇風景です。パンタグラフの上下には運転室内に設けられたロープを上下させる形で行っているようです。




 デキ1形に牽引された
 電車
 たちです。電車は2両で、上州富岡方がデハ251、高崎方がクハ303です。それぞれ250形と300形と型式は異なっていますが、この2両は半ば固定状態で使われているようです。いずれも上信電鉄が導入したオリジナル車です。





 記念列車の終点となった
 上州富岡駅
 です。上信電鉄の途中駅としては最大の駅で、今月に世界遺産に登録された富岡製糸場の最寄り駅で、駅舎は今年に入って改装されたばかりとなっています。そのため、改札口には案LED式の内表示器が掲げられているなど最新の設備が揃えられています。
 上州富岡駅は2面3線のホームを持っていますが、通常は島式の1・2番乗り場を使用しており、駅舎側の片面ホーム(番号無し)は上州富岡折り返しなどで使われています。片面ホームはホーム以外何もありません・・・。

 以上です。
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