Quantcast
Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
Viewing all 640 articles
Browse latest View live

帝産バスに元南海バスのエアロスターノンステ投入

$
0
0
 帝産バスに元南海バスの
 エアロスターノンステ
 が投入されました。元南海バスの中古車はエアロスターK、エアロスターM、ニューエアロスター、ブルーリボンなどのツーステを投入してきましたが、ここにきて初めてノンステが投入されました。更に滋賀ナンバーもついに1000台を突破しました。



 このエアロスターは泉北コミュニティバス用として投入されたもので、泉北コミュニティバスはハイグレード仕様の車両を入れてきているだけにハイグレードな仕様となっていますが、帝産バスに来てもそのままとなっています。ただ、行先表示器は帝産バスが使用している交通電業社製のものに交換されています(まあ、南海バス時代のLED表示器は劣化が進んでいましたからね・・・)。そして、ノンステでありながら一般塗色となっていることがポイントです。でも、前面にはしっかりとノンステップバスと表記されています。そして、帝産バスではノンステに対して車いすマークのシールをリア付近の側面に張り付けていますが、今回の元何回ノンステでも同様に貼りつけられています。
 ノンステは山寺に配置され、撮影時はノンステダイヤに入っていました。ノンステダイヤには772が入っていましたが、772が故障がちで代走が頻繁に出ていたそうなので(HPに告知が出されるほど)、バリアフリー化に対する一助になったかと思います。


 ナンバーは滋賀200か1001です。ついに滋賀ナンバーも1000を突破しました。滋賀ナンバーの1000台となると、滋22かナンバー以来となるので、ちょっと懐かしいですね・・・。


 南海バスの泉北コミュニティバス用のエアロスターは2013年にブルーリボン?に代替され、全車廃車になりましたが、昨年には熊野交通と関東鉄道に嫁いでおり、今回で3つめになりますね・・・。しかし、帝産バスでは廃車から1年が経っているのですが、その間どうなったんでしょうか・・・(KC−MP747系は人気あるはずなので・・・)。


 一方、山寺のP代の133はまだ現役で活躍していました。


 そして、近江バスの復刻カラーの6号車もキャッチできました。復刻カラー5台というのは大津3台、あやめ2台という感じなんですね・・・。

 以上です。

205系と209系をミックスしたサハ204形100番台

$
0
0
 現在、横浜線ではE233系の投入が進み、205系の淘汰が進んでいます。そんな中で、205系最後の6扉車である
 サハ204形100番台
 が姿を消そうとしています。そのサハ204形100番台は1994年に横浜線列車の8両編成化及び混雑緩和のために投入されたものですが、当時は205系の製造を終了していたため、一部は量産中の209系の部品が使われています。つまり、サハ204形100番台は205系と209系をミックスしたような車両になっています。





 サハ204形100番台は混雑緩和のために
 6扉
 となっており、座席は折りたたみ座席のみで、スタンションポールを設置しています。これは基本的に基本番台と変わりありません。違うところといえば車内LCD案内表示が無いことぐらいでしょうか・・・。




 そこで、サハ204形100番台の
 扉
 を見てみましょう。サハ204形100番台の扉は窓ガラスが接着式になっています。これは209系で採用されたものです。205系は金属押さえなので、明らかに違うことが分かります。それだけでなく、扉の周辺のつくりも209系と同じものになっています。他に台車も209系で採用されている軸梁式になっています。
 外見そのものは205系のままですが、一部の部品は209系の設計が取り入れられているので、まさに205系と209系をミックスした感じですね。変哲のない6扉車ですが、もう少し細かく見ると、意外な発見がたくさんありますね。


 横浜線用のE233系6000番台は6扉車を連結していないので、E233系の置き換えが進むと、横浜線から6扉車が消えることになってしまいます。混雑緩和のために色々編み出された一つのアイデアですが、幅広車体化や情勢変化などによって消えてしまう運命にあるのです。

 以上です。

羽後交通みたまま2014 その2(大曲編)

$
0
0
 羽後交通みたままその2です。横手でバスの撮影を終えて、奥羽本線の普通列車で次の
 大曲
 へ向かいました。大曲も横手に劣らず多くの路線が発着しています。


 2010年式のエルガミオワンステです。2009年のレインボーJIS+2D36に続く新車ですが、今回はいすゞが選択されています。とはいえ、レインボーJIS+2D36と同じPDG代ですね。


 大曲にはなんといすゞMRがまだ現役でした。しかも全国的に希少な存在となった北村車体です。羽後交通では484〜486が中古車として投入され、各営業所に配置されたはずなのですが、今でもみんな現役なのかな。484が湯沢、486が角館にいるのを見かけたんやけどね・・・。


 こちらは長信田線の横沢車庫行きです。長信田線は大曲〜長信田を結んでいるのですが、一部は横沢車庫止まりの区間便が運行されています。その区間便は平日のみの運行です。


 こちらはイオンモール大曲行きです。イオンモール行きのバスは全国的に見られますが、羽後交通でも例外でなく、大曲行きのバスが大曲バスターミナルと横手駅から運行されています。


 こちらは大仙市循環バスです。羽後交通が受託し、エアロミディの小型ノンステが充当されていました。




 7年前に撮影した時の車両たちです(下の写真は2012年撮影)。3つとも元都営バスの車両で、上から元グリーンライナー用のいすゞP−LV、エアロミディ、いすゞ+富士5Eです。大曲には多彩な元都営バスの車両が活躍していましたが、今はU代のキュービックがいるぐらいです。本当に懐かしい・・・。


 こちらは元小田急バスのいすゞ+富士5Eです。このタイプは羽後交通の各営業所に配置され、一時は主力でした。大曲にももちろん所属していました。しかし、新しいものでも1988年式なので、最近急速に代替が進められ、今は全廃になったようです。写真は杉山田選に充当された時のものですが、終点の杉山田から少し歩くと、淀川線の福部羅バス停に行くことができ、ここから境営業所行きのバスが出ています。



 こちらは大曲の交通の中枢である
 大曲バスターミナル
 です。大曲駅から徒歩3分ぐらいのところにあるのですが、大曲から出るバスは全てここに発着しています(そのため、大曲駅にはバスが来ません)。バスターミナルはごく最近に建て替えられ、真新しい待合室や窓口が設けられています。バス乗り場は3つあります。
 バスターミナルはJA大曲厚生医療センターに隣接していますが、この病院はつい完成してばかりのようです。私がとずれた時、病院関係者が多数集まっていたのと救急車を含むワゴン車がバスターミナル前を行き交っていたので、何かあったのだろうかと思ったら、病院の完成に伴う患者の引っ越しだったようです。どうやら、バスターミナルの向かい側にある病院が新築移転するようです・・・(なんかよくわからんけど)。


 旧バスターミナルの写真です。旧バスターミナルは今と同じ場所にありました。そもそも病院が出来る前はショッピングセンターで、そのショッピングセンターの中にバスターミナルが置かれていたのです。ショッピングセンターの閉店&老朽化により、バスターミナルは閉鎖され、病院への建て替えの間は道路上に仮バスターミナルを置いて営業していました。


 大曲の次は角館なのですが、当初は電車で行く予定でした。田沢湖線は普通列車の本数が少なすぎるので、やむを得ずこまちに乗ろうと思っていたのですが、乗ろうと思っていたこまちが東北新幹線内での人身事故でまさかの運休・・・。というわけで、仕方がなく大曲バスターミナル発角館行きのバスで移動します。乗った車両は元貸切のレインボーでした・・・。

 というわけで、その3は角館です。
 以上です。

電気BRT車両及び観光型BRT車両の投入

$
0
0
 気仙沼線BRT及び大船渡線BRTでは4月17日のBRTのダイヤ改正に合わせて
 電気BRT車両及び観光型BRT車両
 を投入しました。




 電気BRT車両の
 eBRT
 です。いすゞのエルガミオノンステを改造し、充電式リチウムイオン電池を搭載し、電気によりモーターを回転させて走行しています。その電池は車両の後部に設置されています。また、屋根上に太陽光パネルを設置し、その電気を車内灯などに充てています。外観はかって存在していたCNGノンステと似たようなスタイルです。塗色は特別塗色になっています。ナンバーは宮城200か2369で、社番はH431−13513です。
 eBRTは気仙沼線BRTの気仙沼〜本吉間で専用ダイヤにより運行されています。



 屋根上には太陽光パネルが設けられており、そこで得られた電気を車内灯などに使用されています。車内灯はもちろんLEDです。充電式リチウムイオン電池の充電は気仙沼駅及びミヤコーバス津谷営業所に設けられた急速充電設備により充電しています。



 車内です。エルガミオの郊外型の座席配置ですが、シートモケットはエコを意識して緑系にまとめています。しかし、個人的には黄に近いので電気というイメージがあるのですがね・・・。
 一部座席にはモバイル用USBコンセントが設けられており、スマホの充電ができるようになっています。高速バスではコンセントが付いている車両が増えていますが、一般路線車はまだ少ないので、珍しい存在です。因みにコンセントの電気は太陽光から得ています。







 車内にはLCDモニタが数か所設けられており、eBRTについての案内が表示されていました。表示内容としてはBRTの概略から始まり、eBRTの仕組みなどが表示されていました。




 更に電気の使用状況も表示されていました。電池の残量、太陽光パネルの充電状況、走行距離などが表示されています。



 こちらは観光型BRTの
 お出かけ「旅」
 です。元川崎市交通局のブルーリボンを改造し、沿線の自然や街並みを体感するために窓の固定窓化及び天窓の設置が行われています。そして、車内も大幅に回送されています。
 ナンバーは宮城200か2382で、社番はP527−99568です。気仙沼線BRT用として投入され(宮城200か2176)、ハイブリの投入で大船渡線BRTへ転用されたのちに(岩手200か1779)観光型BRTへの改造に合わせて気仙沼線に戻っています。運用区間は気仙沼〜柳津間で、専用ダイヤで運用されています。





 お出かけ「旅」の車内です。山々の緑色を基調に沿線で目に入る素材を組み入れた感じになっています。そして、グループでの旅を意識して、ボックスシートが設けられていることがポイントです。中扉より後ろは横向きシートを向かい合わせにしていて、三方シートというイメージです。そして、車内にはいくつかLCDが設けられていますが、そこには前面展望が表示されています(映りは少々悪いのですが・・・)。
 初期のフルフラットノンステで採用され、評判の良くない向かい合わせシートが設けられているのは意外でしたが、なかなかいいコンセプトですね・・・。


 一般色時代のP527−99568です。改装するだけでも大きくイメージが変わっていますね。



 こちらは観光型BRTの
 三陸の「海」
 です。元川崎市交通局のブルーリボンを改造し、三陸の海をイメージした濃い青色を基調に、白波や海沿いの岩や鳥や魚などをモチーフに取り入れています。窓の固定化及び天窓の設置はお出かけ「旅」と同様です。
 ナンバーは岩手200か1778で、社番はP527−99567です。気仙沼線BRT用として投入され(宮城200か2168)、ハイブリの投入で大船渡線BRTへ転用されたものです。運用区間は気仙沼〜盛間で、専用ダイヤで運用されています。




 三陸の「海」の車内です。三陸の海をイメージして海の青がベースになっています。中扉より後ろには向かい合わせシートが4つ設けていますが、ワンステ部には三陸の海を眺めやすくするために窓に向けて座席が設置されています。その座席にはテーブルがあり、物を置くことができます。
 窓に向けて座席を設置する例は鉄道ではときどき見かけますが、バスとなると初めてなのかもしれませんね・・・。




 2013年の話になりますが、大船渡線BRTに
 エルガハイブリ
 が投入されました。最初はブルーリボンシティで入れていましたが、エルガハイブリが出てからはエルガに変わったような感じですね・・・。4台が投入されています。写真は上からY531−13509、Y531−13512です。





 4月17日のダイヤ改正で気仙沼線BRTの
 気仙沼駅
 の乗り場が駅前から駅構内へ移動しました。これはBRT専用道が気仙沼駅構内へ伸びたことによるものです。気仙沼駅の1・2番ホームがBRTへ転用され、一ノ関方面のホームは3・4番となっています。駅舎側の1番ホームは乗り場で、2番ホームが降り場になっています。BRTの乗り場の移動により、気仙沼線BRTの待機場が駅前から駅側線へ移動されました。
 尚、大船渡線BRTは従来通り駅前発着です。



 気仙沼線BRTの乗り場移動により、駅の盛方面に専用道と一般道との出入口が設けられました。気仙沼線BRTの車両が車庫へ回送するときの出入りに用いられており、実際に出入りする姿を見かけています。因みにミヤコーバス気仙沼営業所の最寄り駅は南気仙沼なのですが、回送はあえて一般道を通っているようです。

 電気BRT及び観光型BRTの投入により、さまざまなサービスを手かげているようなので、乗る見る価値は大きいと思います。
 以上です。

鳥羽水環境保全センター一般公開に伴う臨時バス

$
0
0
 毎年4月終わりには
 鳥羽水環境保全センター
 の一般公開が行われ、これに合わせて臨時バスが運行されています。今年は新幕に変わってからの初運行で、更に初めて竹田駅西口発着便も設定されました。というわけで、その様子を見てきました。















 場内シャトルバス充当車両の送りこみを含む京都駅八条口〜会場間の輸送に充当された車両たちです。今年から
 ノンステ
 が充当されるようになった事がポイントです。臨時バスは最短でも約5分ヘッドで運行されているのですが、それでも各便に多数の立客が出るので、収容力の効くツーステを投入していました。ただ、来場客は高齢者の方が多く、ノンステの充当はバリアフリー化に向けて一歩前進した感じです。場内シャトル充当車両の送りこみが落ち着いた後はほぼノンステによる運行になっていました。
 今年も直営と委託関係なく充当されていましたが、去年はほぼ直営で固めていた場内シャトルについて委託も入ったような感じでした。





 今年に新設された竹田駅西口発着便に充当された車両たちです。全て横大路阪急の車両が充当されていました。特に復路は竹田駅西口と記載されたボードを掲げて走っていました。


 今年から竹田駅西口発着便が出来たせいか、駅行きの乗り場が変わっていました。これまでは藤棚の近くでしたが、今回は東口すぐの場所でした。ただ、出入口がやや狭いという印象でした。



 場内シャトルバスの乗り場は従来通り藤棚の側でした。ルートも従来通りなので、場内をゆっくりと走って行く感じでした。


 駅発着便の乗り場が変わった関係で、運行ルートが変わり、上鳥羽馬廻付近の交差点ではこれまで右に曲がっていたのが直進するようになりました。しかし、ごく一部の便は何故か従来通り右折して北口から場内に入っていました。写真の6076は場内シャトルになったので、そのまま出てきませんでしたが、中には北口から出て交差点を右折して東口へ向かった車両もいました。ルート変更されてばかりなので、まだ混乱しているかもしれませんが・・・。


 吉祥院蒔絵町付近で見かけた送り込み回送中の6293です。洛西からの回送ですが、県道201号線→久世橋通経由で回送しているようですね・・・。


 同じく吉祥院蒔絵町付近で見かけた特18号系統に充当された736です。日デUAのCNGノンステが81号系統以外にも充当されるようになったと聞いているのですが、見るのは初めてでした。でも、違和感ありますね・・・。

 以上です。

福島交通 船引出張所管内

$
0
0
 郡山駅から磐越東線に乗って約30分で
 船引駅
 に到着します。船引駅で降りると、駅前にバスターミナルがあり、そこから各方向へ福島交通の路線バスが出ています。これらの路線は福島交通船引出張所が管理しています。今回はその船引出張所管内のバスについてレポートします。
 船引出張所は船引駅から郡山方面へ数分歩いた線路沿いに位置しており、船引駅〜郡山駅の船引線を中心に各方向へのローカル線が出ています。車両は見かけたところ、全て中小型車でした。というわけで、まず撮影できた路線から。


 こちらは
 常葉経由根子田線
 です。船引駅から東方面へ向かう路線で、平日3往復、土休日2往復が運行されています。この路線は根子田が終点ですが、行先表示は一つ手前の柳渡戸となっています。おそらく、かっては柳渡戸が終点だったものが根子田へ延長されたものの、行先表示はそのままだと思われます。


 こちらは
 芦沢経由井堀線
 です。船引駅から南方向へ向かう路線で、平日3往復、土曜日2往復、休日運休です。井堀線とあるけど、終点は日向前で、時刻表にはそのように記載されています。しかし、方向幕は井堀・・・、福島交通では行先表示と終点&時刻表記載と異なるケースがあるので、注意が必要ですね・・・。


 こちらは
 移線
 です。船引駅から北東へ向かう路線で、平日・土曜日3本、休日2本が運行されています。とはいえ、移線は移車庫が終点なのですが、移車庫から更に先へ向かう路線があるため、あくまでも区間便という感じです。行先表示は上移とありますが、実際は移車庫が終点です。


 こちらは
 常葉経由横道線
 です。船引駅から東へ向かう路線で、平日2往復、土休日1往復が運行されています。終点は行先表示通り横道です。


 こちらは
 門沢経由井堀線
 です。船引駅から南へ向かう路線で、先紹介した芹沢経由井堀線を門沢経由とした感じで、終点は同じ日向前です。本数は平日が日向前行き4本・船引駅前行きが2本、土休日は日向前行き1本・船引駅前行き2本と上下で異なっています。
 平日の昼は芹沢経由が出て30分後に門沢経由が出ているのですが、芹沢と門沢はかなり離れているので、かぶりというまでは無いようです・・・。


 こちらは
 大段田和線
 です。船引駅から北東方面へ向かう路線で、移線をさらに先へ向かうような感じです。平日1.5往復、土休日1往復が運行されています。行先表示には石森経由中山行きとあるのですが、終点は大段田和です。中山というバス停は無く、遠中山を取ったものだと思われます。はじめてきた方々にとっては分かりにくそうな感じなのですが、福島交通ではそういうケースがローカル線で見られるようです。
 路線は以上ですが、路線が多い割にそれぞれの路線の本数は最大でも4本と少ないのです。その代わり、土休日運休の路線は一つもないことに驚きました(休日は2路線が運休になるぐらい)。それだけに各方面へのローカル輸送をしっかりと果たしているような感じでした。


 船引駅前行きのバスです。停留所番号は80ですね・・・。写真は常葉経由根子田線の船引駅前行きですが、郡山駅発でも番号は80−1と表示されるようです。




 船引駅前のバス停です。駅舎を出て右側にバスターミナルが広がっており、ここからバスが出ています。小ぢんまりとしたバス停で、乗り場は1つだけです。しかし、平日の11時50分には何と3路線が同時に出発する光景が見られます。列車との接続を重く見ているからなのでしょうか・・・。


 船引ローカル線の中で大段田和線の表示について、「経由」表示で糸へんが省略されていました。これは昔の路線バスで見られたスタイルなのですが、ローカル線ではこういう表示もまだ残っていたんですね・・・。




 船引ローカル線ではエアロミディのツーステが活躍していましたが、船引には低床車もいました。上からエアロミディワンステ、レインボー?、エアロミディの小型ワンステです。下の小型ワンステは中古車で、船引ローカル線で活躍しているようです。船引にレインボー?がいたことに驚きましたが、船引所属で郡山駅方面の路線メインで使われているのでしょうね・・・。

 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

 P.S. 昨日よりTwitterを始めました。拙ブログとTwitterとの連携を行うとともに鉄道&バスについてつぶやくことになると思いますので、よろしくお願いします。

環状運転50周年HM&新型車両の仕様に寄せて

$
0
0
 大阪環状線は1964年に環状運転を開始してから
 50周年
 を迎えたことからこれを記念して201系数編成に対して記念HMを取り付けて運行されています。


 記念HMです。環状をイメージしたものですが、周囲にある赤とオレンジの点は19個あり、環状線の駅も19駅なので、環状線の駅をイメージしている感じですね・・・。


 さて、先日に将来大阪環状線に投入される新型車両は
 3ドア
 で検討するとニュースが流れました。そのニュースについて、個人的にはやっぱりという感じでした。扉の位置を統一することはホーム内での混乱を防ぐとともにホームドア導入がやりやすくなるというメリットがあります。大阪環状線ではラッシュ時の一部列車に対して221・223・225系を投入していて、それほど混乱が生じていないということから、2月の試験を受けて方向性が決まったという感じですね・・・。
 そこで、私の地元の朝ラッシュを見てみると、約20年前の朝ラッシュは今より本数が少なく、下りでは快速列車が約10分間隔で、それに加えて新快速が1本ぐらい加わる感じでした。しかも、その新快速は117系12両編成だったので、新快速は大混雑状態でした。更に快速も113系の11両編成をメインに10〜12両編成で運行されていて、激混みの列車もありました。しかし、今は新快速と快速とともに約8〜10分間隔と本数が増え、更にほぼ全てが223・225系の12両編成になり、混雑もだいぶ緩和してきました。つまり、3ドアでも増発と増結によって緩和してきた感じですね・・・。JR西日本は増加する通勤客に対して一部路線を除いて増発と増結によって3扉車のみの投入で緩和してきたという歴史がある感じですね・・・。
 よく考えてみると、JR東日本は4扉車の大量投入によって近郊型も4ドア化していったに対し、JR西日本は阪和線や関西本線などの103系の淘汰に対して3扉車を投入するなど3ドア化してきました。今回の大阪環状線の新型車両の3ドア採用に向けての検討は、JR西日本は3ドアへの統一していくという方向性が明確になったという感じでしょうか・・・。となると、関西の大手私鉄は近鉄と南海以外全て3ドアメインである事を考えると、関西は3ドア文化が栄えるのでしょうか・・・。

 以上です。

中央道支店の元東急バスの大型ノンステたち

$
0
0
 高遠さくら祭り輸送の撮影のためにJRバス関東の中央道支店管内を訪れた時、元東急バスの
 大型ノンステ
 が多数活躍していました。これらのノンステを見てみましょう。




 こちらは2000年式の
 日デ+西工
 です。KC−UA460HAN改で、割り切りタイプのノンステです。東急バスとして初めてとなる西工で、池上に配置されていたものです。廃車後はJRバス関東へ渡り、中央道支店に配置されています。写真は上からL538−00509・00508です。
 基本的な形状は尼崎市交通局と横浜市交通局と同じですが、前中扉間の窓配置が異なっているので、区別は容易です。




 こちらは2002年式の
 日デ+富士7E
 です。西工に引き続いて今度は富士7Eのノンステも投入されました。富士7Eの方はKL代となります。富士7Eノンステは数台が投入されていますが、このうちL538−02503は国鉄色の復刻カラーとなっていることがポイントです。単純に国鉄色になっただけでなく、つばめマークも再現されています。撮影当時はさくら祭りのシャトルバスに入っていましたが、さくら祭り終了後は中央道支店を出て行ったようです・・・。




 こちらは2001年式の
 エルガ
 です。エルガも投入されたということはJRバス関東は東急バスから4メーカーの大型ノンステが投入されたということになりますね・・・。写真は上からL531−01506・01507です。いずれも元弦巻のT251・T252だそうです。撮影当時は01506が一般路線、01507がさくら祭りシャトルバスに充当されていました。さくら祭り終了後は2台とも中央道支店を離れ、先日に土浦に配置されたそうですね・・・。というわけで、中央道支店での活躍はわずかで終わりました。



 東急バスのT251・T252をたまたま撮影していたので、UPします。東急バスのエルガが廃車されるなんて、時代の流れは速いものです。


 中央道支店の虎の子である
 日デRAワンステ
 のL538−05503です。自己発注のADG−RA273MANですが、JRバス関東に投入されたRA系はこの1台のみだそうな・・・。中部地方は元々日デを入れていた流れで、投入された感じですね。


 一般路線に充当されているL531−01506です。市街地循環線は1日2本のみの運行で、高遠を出て伊那北駅・伊那市駅・伊那市役所などの伊那市の市街地を循環して高遠に戻るというものです。尚、通常は高遠〜伊那市民病院・JRバス車庫間で運行されています。


 伊那北駅から数分歩いたところにある中央道支店です。バス停も「JRバス車庫」になっていますね・・・。そこには改造着手前の日デ+富士7Eノンステと日野HRがいたのですが、果たして・・・。

 以上です。

雪ミク電車

$
0
0
 札幌雪まつりに合わせて雪ミクのイベントが開催され、それに合わせて札幌市電で
 雪ミク電車
 が運行されました。雪ミクとは初音ミクの北海道版で、冬の北海道を応援するキャラクターです。



 雪ミク電車は3300形3302に対して雪ミクのラッピングがなされ、車内には雪ミクのイラストなどが掲示されています。それだけでなく、車内アナウンスも初音ミクの声優さんが担当されています。まさに雪ミクづくしな電車です。雪ミク電車は専用のダイヤで1日7往復で運行されました。




 札幌市内の地下鉄駅などで配布されていた
 雪ミク完全ガイドマップ
 です。雪ミクとはなにか?からイベント内容、雪ミク電車の紹介と運行ダイヤ、グッズなどが記載されています。因みにこのガイドマップには0円と記載されていたので、どうやら本のようです・・・。


 雪が積もる中を走る雪ミク電車です。まさに冬らしい光景です。

 以上です。

羽後交通みたまま2014 その3(角館編)

$
0
0
 大曲バスターミナルから角館行きのバスに乗って約40分で終点の
 角館営業所
 に到着しました。角館営業所は秋田の小京都と呼ばれている角館を中心に各方向へ路線を持っています。その角館営業所は角館駅の近くにある高台にあるのですが、角館発着路線は全て角館駅と角館営業所を経由しています。


 2009年式のレインボー?ワンステです。横手で見かけた769は湯沢所属(多分)ですが、770はどうやら角館所属のようです・・・。撮影時は車庫でお休み中でした。



 こちらは元南海バス→南海ウィングバス南部の日デRNです。羽後交通では元京王バスと元西東京バスの日デRNを投入していますが、こちらは富士8Eとなっています。それに対し、元南海バスは西工となっています。ハイバックシートとリアのナンバーが特徴的です。


 こちらは元横浜市交通局のリエッセです。側面行先表示器の位置や座席がポイントです。秋田ナンバーもついに1000を突破しましたね・・・。



 角館では元自家用車と思われる車両が活躍していました。上は中型車ですが、窓が逆T字窓になっている事がポイントです。大曲から角館へ移動したときにこの車両に乗りましたが、座席はリクライニング出来、路線車としては立派でした・・・。尚、羽後交通は運賃表示器が無く、運転席後ろに三角表を掲示しているのですが、この車両は運賃表示器が搭載されていました。下は小型車です。元自家用車だと思われますが、これまでに10と11の2台を確認・撮影しており、今回の9の確認で3台いる事を確認できました。座席が立派ですね・・・。


 六郷線に充当されたエアロミディワンステです。六郷線は角館から六郷高校入口を結んでいますが、横沢車庫で大曲からの長信田線、六郷で横手・大曲線と接続しています。角館発着路線は大曲、境、田沢湖と鉄道線と並行もしくはショートカットするような路線がほとんどで、鉄道線と並行しない路線は六郷線が唯一です。かっては他にもありましたが、廃止が進んだ結果1路線のみになったというのが実情です。


 角館営業所の時刻表です。角館は大曲線、六郷線、稲沢線(境方面)、生保内線(田沢湖方面)の4路線のみですが(他に夜行バスも発着)、かっては急行秋田線、檜木内線、岡崎院内線、白岩線も発着していましたが、これらは全て廃止されてしまいました(急行秋田線は角館〜田沢湖駅間のみ生保内線として存続)。


 7年前の角館営業所です。当時は多数の路線が発着していたため、車庫には大型車を始め多数の車両が止まっていました。しかし、今年行ってみると、廃止や減便が進んだ影響で車庫はガラガラとなってしまいました。しかも、車庫にいる車両は全て中小型車で大型車は1台もいませんでした。7年の間にこんなに衰退するとはびっくりしました。因みに自宅に7年前の時刻表があるのですが、今回持ち帰った最新の時刻表と比べるとずいぶん減ったな〜という印象でした。



 かって羽後交通にとってポピュラー的な存在だった富士5Eは角館にも配置されていて、角館発着路線に充当されていました。写真はいずれも元都営バスの車両ですが、884は中扉が引戸のR代にあたります。




 そして、自己発注の中型車もゴロゴロいました。上からレインボー、日デRM、エアロミディですが、レインボーは非冷房です。いずれもP代です。特にレインボーとエアロミディは行先表示まわりを赤く塗っていますね・・・。こんな自己発注車ですが、今はみんないなくなってしまいました・・・。




 これらは廃止路線です。上が白岩線です。白岩線は終点が抱返りで、漢字とひらがなが混じった珍しいバス停ですね・・・。下2つが檜木内線です。檜木内線は角館〜上戸沢を結んでいたのですが、半数以上が途中の松葉車庫止まりで、上戸沢へ行く便は数往復しかなかったようです。しかも、途中の松葉車庫では停泊もあったようです。松葉の名前のある通り、檜木内線は秋田内陸鉄道と並行していました。

 角館は路線廃止や減便が進んでいたため、こんなに衰退していたんだと驚いたものです・・・。田沢湖線は東北新幹線の人身事故によってダイヤが乱れていたのですが、丁度いい時間に遅れの秋田行きこまちが来るということで、こまちに乗り込んで角館を後にしました。次回は境です。
 尚、車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

北上線721D→723D

$
0
0
 北上線の下りの初列車の
 721D→723D
 は北上発横手行きの普通列車なのですが、途中のほっとゆだを境に使命が大きく異なっています。そんな721D→723Dに乗車しましたので、レポートします。


 721Dは北上を5時10分に出発します。その721Dは北上駅を出る列車の中でもトップバッターに当たります。なので、北上駅は721Dの発車に合わせて駅が開き、改札口を通ってすぐの1番ホームから出ていきます。駅舎が開くと私以外に数人が駅舎の中に入りましたが、721Dに乗車したのは私を含めわずか2人でした・・・。どうやら東北本線の初列車に乗るためにやってきたようです・・・。東北本線の盛岡方面初列車が5時42分なので早すぎなのでは???



 721Dは3両編成ですが、実際は前の1両のみで、後ろ2両は回送扱いとなっています。なので、後ろ2両は車内灯が消えたままになっています。
 北上を出発すると、次の柳原、江釣子を通過し、藤根に停車します。北上線は全て普通列車なのですが、721Dのみ柳原、江釣子、立川目の3駅を通過してしまいます。北上発が5時10分と早く、次が6時15分なので乗客の少ない駅はとにかく通過という感じでしょうか・・・。列車はそれなりのスピードを出して通過していました。




 横川目を過ぎると、山の中を走るようになり、5時48分にほっとゆだに到着しました。ここで後ろ2両を
 切り離し
 します。前1両は723Dと番号を変えて横手へ向かいますが、後ろ2両は722Dとして北上に戻って行きます。北上を出発した時点で運転手が2名乗務していたのですが、うち1名はほっとゆだに近づくと回送車の方へ乗り移り、車内灯を付けるなど切り離しの準備に入っていました。つまり、721Dは北上からほっとゆだへの車両の送り込みを兼ねていたのです。北上線の初列車は基本的に6時台なので、721Dの5時台はやけに早いなと感じたものです。
 てゆうか、北上線の下り最終列車743Dに充当された車両はほっとゆだ到着後どうなるのかな???ほっとゆだ始発の722Dは721Dの折り返しとわかったのだから、回送で北上に戻る形になるのかな・・・。


 5時58分に722Dがほっとゆだを出発し、北上へ向かって行きました。


 ほっとゆだには721D専用の停止目標が設置されていました。721Dはほっとゆだで後ろ2両を切り離すため、特別に専用の停止目標を設けていたものだと思います。そういった例は全国的に見られますが・・・。


 6時15分に721D改め723Dが1両と身軽な姿になってほっとゆだを出発しました。夜もすっかり明けて、駅に退社するたびに通勤通学客が少しずつ乗り込むようになってきました。


 約35分走って6時51分に終点の横手に到着しました。723Dは北上線初列車として通勤通学輸送を担っている感じでした。

 以上です。

GWの行楽輸送 2014

$
0
0
 京都市交通局の
 GWの行楽輸送
 を見てきましたのでレポートします。今年は新幕になってからの初めてのGWですが、基本的に昨年とほぼ同じでした。しかし、ダイヤ改正により観光系統の充実化及び担当営業所の変更などが行われたため、さまざまな点において変化が生じています。

















 急行100号系統
 です。今回も多数の車両が応援に投入されましたが、錦林が委託化されたため、担当の梅津以外に烏丸と西賀茂の車両が多数充当されていました。どちらかといえば、烏丸と西賀茂の車両が増えたような感じでしょうか・・・。そして、2013年度新車のエルガも多数が充当されていました(ラッシュ型なので収容力ありそうですね)。
 尚、急行101号系統はダイヤ改正で通年15分ヘッド化され、GWには突発便以外の増発もなかったので、今回は取り上げません。






 急行102号系統
 です。ダイヤ改正で錦林が委託化されたため、委託担当になりました。その影響でGWの臨時便は全て錦林が担当しており、他の営業所からの応援は無かったようです。しかし、某日洛バス専用車の219が何故か臨時表示を掲げて臨時便に入っていました。普通は逆なんだけど・・・。






 永観堂・銀閣寺Express
 です。撮影当日は梅津、九条、烏丸、西賀茂の直営営業所~各1台ずつが充当されていました。新幕では前面とリアの表示が京都駅〜四条河原町〜銀閣寺とシンプルになりましたね・・・。






 二条城・金閣寺Express
 です。撮影当日は梅津、九条、烏丸、西賀茂の直営営業所~各1台ずつが充当されていました。新幕では前面とリアの表示が京都駅〜二条城〜金閣寺とシンプルになりましたね・・・。昨秋は西本願寺に停車するようになった関係で全てLED車が充当されていましたが、今回から幕に西本願寺が追加されたため、幕車に戻りましたね・・・。
 にしても、永観堂・銀閣寺Expressと二条城・金閣寺Expressの両方とも梅津、九条、烏丸、西賀茂から各1台ずつ充当されていたのにビックリしました(これまではそれぞれに営業所を振り分けていたので・・・)。











 東山シャトル
 です。今回も各委託営業所から車両が充当されていましたが、今回は西賀茂の全面直営化により担当から外れ、代わって梅津が担当するようになりましたね。・・・。そのため、HIMRも充当されるようになりました。九条京阪はほぼブルーリボンシティハイブリッドが充当されていたようですね・・・。
 ダイヤ改正により幕が変わりましたが、直行と急行の表示が東山シャトルの上に表示されるようになり、行先表示が見やすくなりました。



 祇園Exspress
 です。GW期間には臨時便も出ていました。



 水族館シャトル
 です。GW期間には九条直営による臨時便も出ていて、中にはリフト車も充当されていました。リフト車が循環系統と快速205号系統以外で見かけるのは初めてで、驚きました・・・。でも、最近は205号系統によく入っているようですね・・・。
 水族館シャトルの新幕を初めて見ましたが、新幕は往復表示になっていますね・・・(ガーラに合わせたのでしょうか?)。









 臨206号系統
 です。水族館・東山ラインがらみが梅津JR担当となった関係で、臨時便についても梅津JRの車両も来ていました。横大路は従来通りですが、九条京阪や洛西は見かけませんでした。とはいえ、繁忙期における梅津の応援は以前にもあり、そこが復活した形でしょうか・・・。なので、エルガのCNGノンステも久々に見かけました。



 そして、撮影当日の夕方には九条直営による応援が2本出ていました。そこには6278と6397が充当されていました。





 205号系統区間便
 に臨時便が出ていました。金閣寺対応だと思われますが、それなりの数が出ていました。大半は西賀茂でしたが、1便だけ九条も出ていました。去年は見かけなかったので(個人的には・・・)、ビックリしました。




 205号系統について、区間便だけでなく、
 205号系統循環便
 も見かけました。九条が担当していました。


 ここから見たままです。6号系統に充当された1759です。6号系統は71号系統とセットで中型ロングなどの単区間車が充当されているのですが、たまに整理券車の11mノンステも充当されるんですね・・・。にしても、11m車は玄琢付近の狭隘道路でも大丈夫なんですね・・・。


 33号系統に充当された205です。改正後も中型ロングが入る時があるのを確認できました。


 73号系統に79が充当されていました。三菱ふそうのワンステの78と79は阪急に所属していたため、73号系統に入るのは直営時代以来となるのでしょうか・・・。


 75号系統に充当された80です。梅津のブルーリボンノンステについて、ダイヤ改正により京都駅に姿を見せる機会が増えましたね・・・。

 以上です。

TAMAバス & ノンステの増備車

$
0
0
 岡山電気軌道では2013年秋にTAMAバスの増備車が登場し、以後も順次増備が続いています。TAMAバスの増美が続く中、2014年冬にノンステ新車が3台投入されました。




 TAMAバス
 は2011年に元名古屋市交通局のエアロスターにより初登場し、2台が投入され、しばらく2台体制が続いていました。そんな中で、2013年秋に3台目が登場しました。今回から元神奈川中央交通のエアロスターとなりました。元神奈中のエアロスターはリーフサスなので、岡山電気軌道としてはかなり久々のリーフサス車となります(岡山電気軌道はモノコック時代からエアサスに切り替えていました)。
 3台目が登場してから勢いが増したかのように増備が続き、今は9台目まで出ているようです・・・。今回撮影できたのは3号車、5号車、7号車なのですが、数からして、勢いが増している事が伺えますね・・・。TAMAバス=中古車という状態ですが、新車は出てくるのでしょうか・・・。




 TAMAバスの増備が続く中、2014年冬に
 ノンステ新車
 が3台投入されました。2012年以来約2年ぶりの投入となりますが、前回と同じQKG−MP37FKとなっています。ノンステはTAMAバスではなく通常の水戸岡カラーで投入されています。
 ノンステは3台とも撮れたのですが、537(岡山200か1268)は教習車としてやってきました。

 以上です。

南部縦貫鉄道レールバス愛好会イベント

$
0
0
 1997年に休止された
 南部縦貫鉄道
 のレールバス愛好会によるイベントがGWに開催され、その初日に行ってきましたので、レポートします。南部縦貫鉄道は1997年に休止され、2002年に廃止されましたが、車両はみんなレールバス愛好会により保存され、年に2回(GWと秋)イベントを開催しています。GWではデモ走行、撮影会、体験乗車などが行われています。


 南部縦貫鉄道の主力として活躍していた
 レールバス
 のキハ101です。1962年に富士重工で製造されたもので、バス車体工法によって製造されたもので、エンジンもバス用のものが採用されていることがポイントです。1960年代のレールバスは少数でしたが、1980年から1990年にかけて閑散路線向けとして多数が製造されましたね。


 キハ101は走行方式が2軸式なので、台車も2軸となっています。レールバスでは一般的でしたが、今は廃車が進み、少数派になってしまいました。




 車内
 です。オールロングシートとなっています。しかし、座席は単にロングシートであるだけでなく、革になっている事がポイントです。シートの上には網棚があるのですが、網そのものも紐になっていますね・・・。
 レールバスは車高が低いだけに車内に立っていると頭がつかえそうな感じでした。下の写真は立った状態で撮影したものです。



 運転台です。運転台はシンプルな作りですが、ブレーキが空気式ドラムブレーキと手ブレーキの2つを備えている事がポイントです。更に動力伝達方式が機械式なので、ロッドシフトが付いています(下の写真がそうですが、ロッドが着脱式なのでロッドが無い状態になっています)。なんか、バスと鉄道を混ぜたような感じですね・・・。


 運転席後部には時刻表も掲示されていました。時刻表そのものは休止直前のもので、南部縦貫鉄道線内だけでなく、野辺地での接続列車のダイヤも書かれていました。


 製造銘板と車番です。1962年に富士重工で製造されたことを示しています。キハ101の文字も手書きですね・・・。


 キハ101の同僚のキハ102です。今回はもっぱら展示用で、車内は公開されていませんでした。


 庫内で保存されている
 キハ104
 です。元国鉄のキハ10系で、1980年に入線したものです。ラッシュ時の要員などで用いられていたようです。


 庫内で保存されている
 D451
 です。開業時にレールバスとともに用意された機関車で、貨物列車を牽引していたようです。静態保存となっています。D451の後ろにはDC251も保存されています。


 こちらは除雪用モーターカーです。スノープラウを取り付けた状態です。



 キハ101の走行風景です。これは撮影用に走行したもので、腕木式信号機と組み合わせて撮影してみました。なんかピッタリですね・・・。製造から50年経っていますが、それでも元気に走っているようで何よりです。


 七戸駅標とキハ101です。シンプルな駅標とキハ101はまさにピッタリですね・・・。七戸駅は相対式ホームの2面2線で、側線及び車庫を持っていて、まさに中心駅という雰囲気がありました。



 撮影会の途中でタンクローリーがやってきて、キハ102に対して軽油を注入していました。これはこれからの運転及び入換に備えてのものです。



 南部縦貫鉄道の
 七戸駅舎
 です。駅舎そのものは廃止後も解体されず、そのままで南部縦貫の社屋として使われています。南部縦貫鉄道は廃止後にタクシー会社の南部縦貫に変わり、旧駅舎を事務所として使っている感じでしょうか・・・。駅舎そのものは1962年に建てられたそうですが、十和田観光電鉄の三沢駅舎と似ているような感じですね。


 駅舎内には時刻表も残っていました。休止直前のものですが、七戸からは5本の列車が運行されていたことがわかりますね・・・。そして、野辺地での接続列車のダイヤも記載されていましたが、そこには今は無き「はつかり」の名前が出ていました。当時は東北新幹線が八戸へ延びる前でしたね。



 七戸駅前に立っていた七戸町観光地図です。地図そのものは南部縦貫鉄道が走っていたころそのままで、南部縦貫鉄道の線路が記載されていて、更に東北新幹線の七戸十和田駅がありませんでした。つまり、地図は17年前から止まったままであることが分かります。
 しかし、南部縦貫鉄道の路線は東北新幹線の七戸十和田駅の近くを通っていて、南部縦貫鉄道が1997年に休止となったのも東北新幹線の新青森駅延伸に合わせて観光鉄道として復活する望みをつなげるためだったのですから・・・。結局叶わずで、南部縦貫鉄道代替バスに当たる十和田観光電鉄の野辺地駅〜七戸案内所〜十和田市の路線バスも中型車でさえガラガラな状態ですからね・・・。


 七戸駅の最寄りバス停である笊田バス停です。このバス停を通るバスは土休日運休なので、近くにある笊田久保町が最寄りとなります。このバス停は野辺地駅〜七戸〜十和田市駅の路線が通ります。七戸案内所で降りて行くのもいいのですが、徒歩5分ぐらいかかります。私が行った時は野辺地駅からバスで笊田久保町で下車しました。でも、一部の参加者は七戸案内所で降りてましたが・・・。

 南部縦貫鉄道の存在は休止前から知っていましたが、なかなか乗る機会がないまま休止され、今年になってようやく撮影する機会を作ることができました。しかし、思ったより魅力のある鉄道だったんだなと感じたものです。

平和交通のエアロスターノンステ

$
0
0
 平和交通は千葉市周辺の団地輸送を中心に運行している事業者で、車両は日野メインです。そんな中で、2013年に
 エアロスターノンステ
 が投入されました。これは平和交通にとって久しぶりとなる大型ノンステ新車で、今回はいつもの日野ではなく、三菱ふそうを選択したようです。



 エアロスターはQKG−MP37FKで、321−136MN52の1台のみが投入されています。平和交通の三菱ふそうは少数派で、一般路線車は小型車のみで、エアロスター自体は特定用に存在するぐらいでした。
 平和交通といえば、前面行先表示まわりがブラック処理されているのですが、エアロスターも例外なくブラック処理されています。そこは以外と似合うんですよね・・・(ブルーリボンシティも同じですが・・・)。
 そのエアロスターは稲毛駅発着路線に充当されていたのですが、稲毛駅に発着するバスは京成バスを含めほとんど日野で揃えているだけに三菱ふそうは違和感に感じたものです。


 平和交通ではPJ代の時にブルーリボン?を投入していました。写真の2006年式のブルーリボン?は標準尺なのですが、今回のエアロスターは短尺が選択されています。状況に応じて変えたのでしょうか・・・。



 平和交通では日野メインの事業者ですが、最近高速車に対してエアロエースを投入しています。その影響で一般路線用新車にも三菱ふそうを選んだ可能性もあります。しかし、エアロスター新車の投入後にセレガの新車を入れているのを確認しているので、どうやら状況に応じて選択しているみたいですね・・・。

 以上です。

E7系に乗る

$
0
0
 今年の3月のダイヤ改正から北陸新幹線用の
 E7系
 が長野新幹線で先行的に営業運転を開始しました。そんなE7系ですが、このほどあさま550号に乗車しましたので、レポートします。


 E7系の先頭形状は速度を重視したものではないので、E5系よりおとなしい感じですが、0系から300系までのくさび型が進化したかのような感じでした。E7系は12両編成で、長野方の12号車はグランクラスという構成になっています。E5系のグランクラスは客室スペースの関係で扉が1つだけでしたが、E7系は先頭形状が短いため客室スペースに余裕ができて2扉となっています。


 E7系のロゴです。E7系の7をイメージした感じですね・・・。E7系はJR東日本所属なので、EASTの文字があるのですが、JR西日本保有のW7系はWESTの文字が入るようですね。


 E7系の側面行き先表示です。もちろんフルカラーですが、あさまは紫色で表示されています。



 グランクラスへの入口です。E5系と比べると和を強調した感じで、赤い飾り柱が目につきます。これがE5系からの進化点ですね・・・。




 グランクラス
 です。座席は基本的にE5系と同じですが、内装が大きく変わっていて、E5系はやや明るめの感じでしたが、E7系は和を強調しているため、やや暗めとなっていることがポイントで、やや暗めが重層感を与えます。座席自体のモケットもE5系と違って斜線の縫い目が入っています。読書灯の位置やリクライニング等の操作ボタンのデザインも変わっています。あと、テーブルも変わってましたね・・・。
 今回の乗車ではグランクラスを利用しましたが、座席のみの提供のため、軽食などのサービスはありませんでした。座ってみた感じですが、基本的にE5系と変わらないものの、テーブルがより出しやすくなった感じでした。




 グリーン車
 です。基本的にE5系がベースになっていますが、ドリンクホルダが付くなどが付いています。でも、特に目につくのは濃炎藍色の座席と金色の妻面です。グリーン車に青系のシートを採用するのはあまり聞かないですし、妻面の金色も豊臣秀吉の黄金の茶室を連想させます。まさに和ですね・・・。




 普通車
 です。E5系で採用された可動枕がそのまま採用されており、基本的にE5系をベースに色を変えた感じでしょうか・・・。でも、E5系から車内灯が全てLED化されたことと全座席にコンセントが付いたことが変化点です。全座席にコンセントが付くのは新幹線で初めてですね・・・。

 E7系はE5・6系と同じく車内において様々なデザインが採用されていて、見飽きる事ありません。東海道山陽新幹線でも同じようにしてくれれば面白いかと思うのですが・・・。700系における0番台、3000番台、7000番台と同じように・・・。
 以上です。

羽後交通みたまま2014 その4(境編)

$
0
0
 角館から遅れのこまち3号と奥羽本線普通列車を乗り継いで羽後境駅で下車し、そこから少し歩くと
 境
 営業所に着きました。ここから羽後交通の路線バスが出ています。羽後交通の営業所は主要駅の近くにあることが多いのですが、境だけはやや小さな駅の羽後境駅の近くにあります。それだけに営業所の規模も小さく、路線も4路線のみと少ないです。



 そんな境営業所に昨年
 元神奈川中央交通
 のエアロミディが入りました。1999年式?のKK−MK23HJです。KK代のエアロミディも神奈中では廃車が進み、地方へ流れるようになりましたが、羽後交通でも入りました。行先表示が幕式となっていますが、特に側面はもともと小型であったため、違和感なくまとまっていますね・・・。



 こちらは
 元川崎鶴見臨港バス
 のいすゞLT+富士7Eです。大型ショート車が2台いることを確認しています。元川崎鶴見臨港バスのいすゞは純正車体と富士7の両方ともそこそこ入っていますが、その中に大型ショーと車も入るようになった形ですね・・・。



 こちらは
 元都営バス
 のいすゞLVです。キュービックと富士7Eの両方ともいます。境営業所は元都営バスと元川崎鶴見臨港バスが中心のような感じでした。





 境営業所は4路線を担当しています。上から淀川線、船岡線、峰吉川線です。淀川線の終点である福部羅から徒歩で杉山田へ行くことができ、ここから大曲方面へのバスが出ています。船岡線は冬季になると一部の便が上庄内から更に先の協和スキー場へ行きます。峰吉川線は境から峰吉川駅と刈和野駅を経て湯の沢下へ向かい路線ですが、大半の便が土休日運休となっています。稲川線は写真ないのですが、境営業所〜角館を結ぶ路線で、かって運行していた急行秋田線(秋田〜境〜角館〜田沢湖)の生き残りです。
 特に船岡線では協和小学校〜境営業所の便があるのですが、全て上庄内方面へ直通しており、土休日運休とか土休日運行とかの区別のためのようです。


 境営業所行きのバスの行先表示は全て「境」の1文字のみ表示されます。1文字のみの表示は何か惹かれそうですね・・・。


 境営業所
 です。羽後境駅を出てすぐにあるT字路を左に曲がって少し歩くとあります。徒歩で2〜3分ぐらいなのですぐ近くです。受け持ち路線が少ないため、営業所はそんなに大きくないですね。どちらかといえば、田舎の集落の中にあるバス営業所のような感じでした。



 一応、
 境駅前
 バス停もあります。羽後境駅からすぐにあるT字路を営業所方向と反対側に曲がってすぐの場所にあります。しかし、このバス停を通る路線は船岡線の1路線のみです。つまり、拠点は営業所ということですね・・・。





 7年前の境営業所です。7年前は元都営バスが幅を利かせていて、ほとんどの車両が元都営バスで占められていました。しかも、U代は少数のみで、ほとんどがP代でした。更にP代といっても中扉が引戸の元R代以前の車両もゴロゴロいました。763の行先表示が新田とありますが、これは淀川線です。淀川線はかっては新田まで行っていましたが、集落に住人がいなくなったため、福部羅までに短縮されました。


 こちらは急行秋田線に充当されている富士5Rです。急行秋田線は秋田〜田沢湖間を結ぶ路線ですが、朝に境営業所→田沢湖駅、夕方に田沢湖駅・角館営業所→境営業所の便が2本ずつ設定されていました。写真の車両はその便に充当される車両なのです。P代なので、さすがにいないでしょうね・・・。

 こんな境営業所ですが、7年前と比べると路線の変化は少なかったのですが、車両が減ったような感じでした・・・。次回は本荘です。
 営業所内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

中二病電車

$
0
0
 京阪電鉄石坂線ではけいおん!電車の登場以来、アニメを題材にしたラッピング電車を走らせていますが、今度は
 中二病でも恋がしたい!
 のラッピング電車が登場しました。そのラッピングは609−610に対して施されました。



 609です。ピンクが基調で、日常の高校生活バージョンです。



 610です。ブルーが基調で中二病による妄想世界バージョンです。


 こちらは3月から4月にかけてみられたラ・フォル・ジュルネのラッピングです。昨年に引き続き今年も施されましたが、車両は長らくマザーレイク電車であった707−708編成に施されました。因みにラ・フォル・ジュルネの開催PRは昨年まで京阪バスや近江バスにも車体広告を掲示していましたが、今年は無かったようです・・・。

 けいおん!のラッピング電車登場後、多数のアニメラッピング電車を走らせるようになったわけですが、ある意味活性化の一つでしょうね・・・。まあ、石坂線は以前よりにぎやかになったような感じですね・・・。
 でも、今度は鉄道むすめのラッピングまで出たようで・・・。
 以上です。

JRバス関東南筑波線の思い出

$
0
0
 JRバス関東の
 南筑波線
 が6月1日をもって廃止されるそうです。南筑波線は土浦駅〜古河駅を結ぶ路線として1951年に開業しました。常磐線と東北本線を短絡する路線価のような感じでしたが、中間区間の乗客が減少し、下妻上町で系統分割され、更に2006年4月に篠崎転向場〜下妻上町〜松本間が廃止され、松本〜古河駅間が東古河妻線と改称されてしまいました。しかし、2008年に下虫掛〜篠崎転向場間が廃止され、南筑波線は実質的に小学校のスクールバス的な路線になってしまいました。
 南筑波線はつくば市内を通っていましたが、研究学園都市として整備された道路ではなく、旧来からの集落の中を縫うように走っていたことがポイントです。でも、テクノパーク桜の近くを通っていたため、私がつくば市に下宿していたころは下宿先からテクノパーク桜の中にある北柴崎バス停まで歩いて、ここから南筑波線に乗って土浦駅まで行ったことがあります。特につくばセンターから土浦駅方面の土休日の初便の土浦駅到着時間と南筑波線の土浦駅行き初便の土浦駅到着時刻がほぼ同じだったのを記憶しています。




 そんな南筑波線ですが、2004年に1度土浦駅から古河駅まで乗りとおした事があります。土浦駅発の南筑波線は多くが篠崎転向場行きなどの区間便で、下妻上町へ行く便は朝夕の数本のみでした。更に下妻上町で古河駅行きに乗り継げる回数は更に少なかったように記憶しています。
 土浦駅を出て亀城公園前・千束町を経てつくばセンターへ向かう土浦学園線と別れると、ひたすら旧来からの集落を縫うように狭い道路を通っていました。北柴崎バス停付近でつくばテクノパーク桜の中を少しだけ通りますが、再び集落の中を走っていました。大穂支所で学園東大通りや西大通りを横断し、そのすぐに篠崎転向場がありました。ここから西方面へ走り、宗道駅の近くで関東鉄道常総線を横断し、常総線と並行して下妻上町に着きました。下妻上町バス停は下妻駅から少し離れた中心部にありました。因みに上町バス停の道路は関東鉄道バスも通っていますが、バス停は無く、通過するだけでした。上町バス停にはかって窓口などがあったのですが、末期は閉鎖されていました。
 上町バス停で1時間近く待って古河駅行きのバスに乗りましたが、日野HRのL527−04501でした。下妻上町を出てすぐに国道125号線を通り、東若からはつくば古河線などを通って古河駅に着きました。
 やはり、つくば市内の集落内を縫うように走る姿が印象に残っていました。


 下妻上町バス停の時刻表です。土浦駅方面と古河駅方面が別々に掲示されていました。いずれも4本ずつでしたが、土浦駅行きが朝夕のみに対し、古河駅行きは終日にわたって設定されていました。




 南筑波線の支線としてテクノパーク桜循環線が運行されていました。北柴崎からテクノパーク桜の中に入り、テクノパーク桜の中を循環していました。ただ、循環して土浦駅に戻ったわけではなく、途中で運行を打ち切っていました。確か、2003年当時は平日朝にテクノパーク桜行き1本が運行されていましたが(土浦駅発が朝8時台だったような・・・)、2004年にはテクノパーク桜発土浦駅行きに変わり、早朝の篠崎転向場?発を振り替えた感じでした。しかし、2005年7月にテクノパーク桜乗り入れが無くなり、その1ヵ月後に関東鉄道バスがつくばセンターからテクノパーク桜行きのC11系統を運行しましたが、乗客が少なかったため、ほどなく廃止されています。今はバスが通らなくなってしまいましたが、高速バスの筑波大学〜土浦支社間の回送ルートとして通っています。


 こちらは土浦に3台投入された液晶表示車による下妻上町行きです(M527−96303)。しかし、液晶表示は長続きせず、LED化されてしまいました。


 古河駅発下妻上町行きのバスです。下妻上町〜古河駅間は古河営業所の担当で、古河独特の系統番号が付いていて、下妻上町〜古河駅間は1系統として走っていました。現在も1系統が運行されていますが、区間は古河駅〜松本駅間に短縮されています。

 歴史のある南筑波線が廃止されるのは残念ですが、仕方ないです。でも、この路線は旧来からの集落の中を縫うように走っていただけに、乗るたびにつくばってこんなところもあったんだなと感じさせたものです。
 以上です。

トワイライトエクスプレス廃止に寄せて

$
0
0
 一昨日にTwitterで少しつぶやきましたが、一昨日に
 トワイライトエクスプレス
 の廃止が発表されました。
 車両の老朽化が第一の理由ですが、北陸新幹線の金沢延長をタイミングとして廃止させるという感じですね・・・。トワイライトエクスプレスは大阪〜札幌を結ぶ列車で、現在に至るまで人気列車でした。

 トワイライトエクスプレスの廃止を聞いて、私は一つ痛感したことがあります。それは
 横になりながら移動するという事自体が高級化してしまう
 ということです。寝台車といえば、誕生当初は上等扱いで、金持ちの人しか利用できないという庶民にとって高根の花という感じでした。でも、時代が経つにつれて乗客も増えて寝台車も大衆化し、戦後にはビジネスマンなどにとって欠かせない存在になりました。ところが、新幹線や飛行機などの出現で移動時間が短縮すると、寝台列車の利用客が減少し、寝台列車の廃止が相次ぎました。そんな中でJR九州のななつの星のように高級のクルーズ列車に寝台車が連結されるようになりました。今後もJR西日本やJR東日本でも豪華寝台列車を走らせることになるわけですが、一方現行の寝台列車についてはサンライズを除き全廃する方針を出しています。
 つまり、列車の中で横になりながら移動するという手段そのものが高級化していくということになります。ななつの星なんか、利用するだけでも数十万円するので、私は到底手を出せません・・・。もはや横になりながら移動することもほぼ不可能になってしまう・・・。私は効率化のために夜行列車や夜行バスをよく利用するのですが、座って寝るより横になって寝る方が断然いいです・・・。
 時代の流れとはいえ、こればかりは仕方がないのかも・・・。

 また、トワイライトエクスプレスの廃止は関西から北海道への直通列車が無くなることを意味しており、手段そのものも完全に近いレベルで飛行機になってしまうのでしょうか・・・。

 と、色々嘆く私でした。
Viewing all 640 articles
Browse latest View live