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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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JR四国バス 元大阪市営バスのいすゞLV

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 JR四国バスで2路線しかない一般路線のうちの1路線の
 久万高原線
 に使用されている車両が2010年に元大阪市交通局の車両に置き換わりました。元大阪市交通局の車両は6台が投入され、全ていすゞLVです。


 キュービック
 の531−7913です。1998年式です、JR四国バスへの投入にあたってシートの交換を行っているようです。塗色はJR四国バス標準ですが、側面に運行区間の表記が付いたことがポイントです。前面行き先表示は種車に合わせたサイズを新調して取り付けたようです。


 西工
 の531−7914です。いすゞLVはキュービックに混じって西工も2台が投入されています。キュービックと同じ1998年式ですが、西工ということは元守口車ということになりますよね・・・。愛媛に西工が入るのはずいぶん久しぶりのようで、96MCは初めてでしょうか・・・。もちろん、JR四国バスとしては初めてとなります。


 前任車の元神戸市交通局のいすゞLVです。1992年式で、U−LV318Kとなります。車齢が18年に達したことから、2010年に全て置き換えられたようです・・・。通常の車両のみならず、写真のように都市低床車もいました。

 以上です。


 P.S.
 本日、石山駅発20時8分の1号経路にB−3969が充当されてた(通常はNタイプ)。次の20時11分発の52号経路がB−3246(元々Bタイプの運用)だったので、石山駅→野々宮間は3分の差でBタイプが続行した形になるんだよね・・・。

2021レ「あけぼの」の旅路

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 来る3月ダイヤ改正で上野〜青森間を結ぶブルートレインの
 「あけぼの」
 が廃止されてしまいます。その「あけぼの」について、先日下りの全区間を乗車してきましたのでレポートします。尚、「あけぼの」は何度も乗車しているのですが、下りの全区間を乗るのは意外と今回が初めてです(上りは数回体験済み)。


 始発駅となる
 上野
 では20時59分に推進運転でゆっくりと13番ホームに入線してきました。推進運転での入線は上野駅名物ですね・・・。




 ゆっくりとホームに止めると、すぐにライトやブレーキホースの取り外しなどが行われ、それと同時にドアが開いて乗車扱いが始まりました。これで出発準備は完了、出発を待つのみです。



 行先表示と案内表示の青森という文字が旅情を感じさせました。しかし、その青森という表示ももうじき見られなくなってしまいます。かっては北海道連絡などで重要的な位置を占めていたのですが、これも昔物語に・・・。


 乗車当日は長岡までEF64−1053が担当します。前面灯も照らされ、出発準備完了です。


 今回は
 ソロ
 でした。6号車の下段です。乗車当日はすでにプラチナチケット化としていたのですが、その「ソロ」は乗車2日前に幸運にもキャンセル分が取れました。プラチナチケット化していた事もあり、もう取れないだろうと半ばあきらめた状態で窓口に通っていただけにうれしい限りでした。ソロは狭いですが、プライバシーが確保できることは有利ですね・・・。


 21時16分定刻に上野を出発し、通勤客が並んでいるところを横目に通過していきます。ブルートレインは夜に出発するので、通勤客が並ぶところを眺めながら通過していくのもブルートレインの醍醐味の一つなのかもしれませんね・・・。


 21時40分に最初の停車駅である
 大宮
 に到着しました。2分間の停車ののちに出発し、高崎線に入ります。


 22時50分に
 高崎
 に到着しました。前の列車の遅れのため、4分遅れの到着となりました。夜の乗車扱いはここまでで、村上までノンストップです。


 23時43分に
 水上
 に到着し、乗務員交代のために運転停車します。水上は山の中なので、周辺は雪が積もっていました。早くも北に来た気分です・・・。そろそろ寝るとしますか・・・。


 1時10分ごろに
 長岡
 に到着しました。どうやら、山の中を無事に通り過ぎたようです・・・。ここで機関車交換ですが、運転停車のためにホームから出ることができません・・・。


 朝起きると、某駅で貨物列車との交換のために運転停車していました。辺りは雪が積もっていました。ただ、雪は少しだけ降った程度で、そんなに悪い天気じゃないようです・・・。



 6時48分に
 秋田
 に到着しました。約10分の遅れです。冬になると、遅れが出やすくなるのですが、今回はそんなに大きな遅れは出てないようですね・・・。秋田ではホーム上の全てに雪が積もっており、北国らしい雰囲気が感じられました。さらに車両もところどころ雪が付いていました。
 秋田ではそれなりの乗客が下車していきました。「あけぼの」は東京から羽越本線沿線へ乗り換えなしで行けるだけに存続要望がたくさん出されているとか・・・。新幹線やと時間がかかるし、飛行機もそんなに多くないので、効率的に東京〜秋田間を移動しようとすると、「あけぼの」しかないんですよね・・・(高速バスもありますが・・・)。


 7時10分ごろに
 羽後飯塚
 で運転停車しました。これは上り列車との交換のために停車したのですが、ドアが凍結したようで、その修理などでしばらく停車していました。そのため、遅れが約20分に拡大してしまいました・・・。冬季で列車を走らせるために色んな苦労があるものだと感じさせられました。


 8時過ぎになると、太陽が見えてきました。雪も降っておらず、今日はいい天気のようです。それだけでなく、雪景色も見事でした。


 8時43分に
 大舘
 に到着しました。遅れは約10分に縮んでいました。これは元々運転停車予定だった鯉川を通過したのと、同じく運転停車予定であった北金岡ですぐに出発したためでした。大舘といえば鶏めしですが、列車は停車するなりすぐに出発してしまいました・・・。


 9時25分に
 弘前
 に到着しました。遅れは約10分のままでした。気づけばもう青森県に入っていました。弘前を出ると、青森まであと一息です。


 10時06分に
 新青森
 に到着しました。大釈迦、鶴ヶ坂での列車交換に伴う運転停車があったため、遅れが約20分に拡大していました。でも、青森まであと一息です!新青森では新幹線からスーパー白鳥11号への乗り継ぎ客が多数ホームで待っていました。


 新青森を出ると、ゆっくりと青森駅構内を通り、10時13分に終点の
 青森
 に到着しました。約21分の遅れで終点に到着しました。上野から約13時間で本州の最北端の青森に到着しましたが、雪景色の青森もまた旅情を感じさせました。



 長岡から青森まで担当したEF81−139です。長岡からずーっと雪の中を走ってきたためか、HMを含め車体下部には雪が付着していました。それだけに雪の中を一生懸命に走ってきたということになりますね・・・。


 最後尾のオハネフ25−205は雪しぶきをたくさん受けたため、全体的に雪が付いていました。愛称表示も見えないほどでした。青森では少々雪が降っており、「あけぼの」の側では職員が雪かきをしていました。それでも、列車は機関車の切り離しや入換用のDE10形との連結作業などがいつも通り行われていました。
 「あけぼの」、お疲れさまでした。

 私が乗った後、関東で大雪が降った影響で4日間運休となるなどいろんな影響を受けていたのですが、それでも最終日まで使命を全うしてほしいものです。それにしても、最終列車の寝台券が発売から0秒で売り切れてしまうとは驚きです。しかも、下り最終列車の「ソロ」がネットオークションで20万円で落札した点はあきれましたが・・・。
 以上です。

節分臨&京都マラソン2014

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 節分臨と京都マラソンのレポートです。去年までは節分臨が2月、京都マラソンが3月と違う月に行われていましたが、今年は京都マラソンの開催が2月と早まり、さらに両者の差が2週間だったので、まとめてレポートします。








 まず、節分臨から。こちらは京都駅〜吉田神社を結ぶ
 臨特206号系統
 です。九条、烏丸、錦林が担当していました。特に烏丸は2日が全て2003年式の日デUAでした。





 こちらは
 臨特201号系統
 です。梅津、西賀茂が担当していました。特に西賀茂はハイブリが充当されていましたね。



 臨特201号系統の車内案内表示です。臨特201(節分)と表示されていたのは驚きでした。でも、吉田神社の最寄りバス停である京大正門前の表示は通常通りで、吉田神社の表示はありませんでした。



 節分臨の撮影時に節分臨とルートが被る201号系統と206号系統に臨時便が走っているのを見かけたのですが、節分関係と関連するのでしょうか・・・。201号系統はそう感じるのですが・・・。特に206号系統の臨時便は整理券車の731と988が充当されていたのですが、午前中は北3号系統に充当され、昼から206号系統臨時便に入ってました。






 次に京都マラソンです。
 今年は去年とは違う場所で撮影してきました。こちらは
 阪急西京極
 です。普段は84号系統が通るだけですが、マラソン時は四条通や五条通を通る29・69・73系統が迂回でここを通ってきます。それだけでなく、27号系統もやってきます。特に27号系統は阪急西京極で葛野大路通から花屋町通に入るのですが、花屋町通はバスが通らないので、マラソン迂回時しか見かけることができません。こうして84号系統しか通らない阪急西京極がマラソン迂回時はちょっとしたバス街道になります。






 こちらは
 花園駅前
 です。普段は91・93号系統しか通りませんが、迂回運行時は10・26・59号系統も通ります。したがって、多くのバスが通過していく光景が見られました。




 こちらは
 金閣寺道
 です。ここはマラソンコースになっていますが、4車線のうち2車線をマラソンコースに充ています。そのため、バスが隣り合ってすれ違うシーンが見られました。金閣寺道やわら天神前などでは右折線を使って仮バス停を設置していました。
 撮影時は先頭グループが通過する頃合いだったので、バスの撮影をしながら応援していました。先頭グループやと実業団選手とかいった足の速い選手が走っていましたが、中には明治大学や京都産業大学などといった箱根をはじめとする駅伝常連校の選手も見られました。2・3月ごろは大学選手がフルマラソンにチャレンジすることが多いからねぇ・・・。






 こちらは
 京都市立鳳徳小学校
 です。西賀茂ではマラソン開催時はマラソンに伴う交通規制で車庫への出入りができなくなるため、仮車庫を置いて操車しています。去年までは京都府立鴨沂高等学校のグラウンドを使っていましたが、工事のため使えなくなり、今年は下鳥田町のバス停のすぐ近くにある京都市立鳳徳小学校のグラウンドを使っていました。更に下鳥田町バス停付近で運転手交代をするシーンが見られました。西賀茂直営は全て西賀茂車庫操車なので、運転手交代シーンが見られるのは迂回時だけでしょうね。



 こちらは
 京都府立植物園
 です。西賀茂の仮操車場は小学校だけでなく、府立植物園でも行っていました。植物園での待機は西賀茂京都バスの車両が行っており、4号系統に充当されている車両たちのようです。







 こちらは
 出町柳駅周辺
 です。東山通がマラソンコースとなっているため、東山通を通る系統が今出川通を迂回しています。そのため、河原町通と同じようにバス街道となっていました。普段もバスが多く通るので、今回はさらに上回った感じですね・・・。更に賀茂大橋の下の鴨川沿いにはマラソンコースになっているため、ランナーの姿も見えました。



 今出川通では203甲と203乙が同じ方向へ走っている姿が見られました。203号系統は完全な循環系統なので甲と乙が同じ方向へ走るシーンは見られませんが、丸太町通の一部が交通規制で通れない関係で河原町今出川〜錦林車庫間を往復するラケット状で運行しているためです。205号系統と同じ運行形態ですね・・・。


 某日、デコレーションバスの1788が204号系統の臨時便に入っているのを見かけました。1788はほとんど206号系統に入っているシーンを撮影しているのですが、204号系統は初めてでした。


 以上です。

旭川電気軌道 3年ぶりの新車他

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 2013年、旭川電気軌道で3年ぶりに
 新車
 が投入されました。2009年に日デRAノンステ、2010年に日デRAの空港線用車両が投入されてからしばらく動きが無かったのですが、もしかしたら中古車投入へ行くのでは・・・?とおもっていたのですが、いつもどおりになった感じです。



 最初に投入されたのが
 エルガ
 です。まさかのいすゞです。これは中距離路線にあたる66系統旭岳線用として投入されたもので、Q尺のワンステとなっています。66系統は観光型タイプの車両が充当されており、一般路線型の車両は今回が初めてとなります。コストダウンのためだと思われますが、とにかく驚きです。そのエルガはMT車なので、QPG代となるわけですが、MT車なら日野ブルーリボン?もあるのですが、何故いすゞを選んだのか疑問です・・・(旭川電気軌道は日野をそれなり持っているけどね)。
 今回の新車から希望ナンバーとなり、旭川200あ2000となっています。



 次に
 エアロスター
 のノンステが投入されました。ノンステ新車は2009年の日デRA以来4年ぶりで、エアロスターは2004年以来9年ぶりとなります。そのエアロスターノンステですが、窓がこれまでの固定窓から1997年式と同じ逆T字窓に戻った事がポイントです。更に北海道初のラッシュ型となっています。更にエアロスターの現行ノンステが初めて北海道に投入された事になります。これまでの現行ノンステの最北端は新潟交通だったので、今回の投入で一気に北上した形になりますね・・・。
 エアロスターは2台が投入されましたが、いずれも希望ナンバーとなっています。





 旭川電気軌道では在来車に対して行先表示器の
 LED化
 が進められていますが、これまではKC代以降が中心でした。しかし、2013年には一気にU代に対して行われていました。写真の車両は1990年式と1991年式の車両ですが、みんなLED化されていました。LEDは種車の側面行先表示器をそのまま活かすためなのか、交通電業社製となっています。
 因みにLED化はP代まで及んでおり、今回の撮影時では幕車は1台も見かけませんでした。



 LED化後の写真をUPした車両の幕時代のものです。いずれも2013年8月の撮影です。つまり、わずか半年の間にLED化されていた事になります。


 こちらは旭川で開催されていた
 冬祭りシャトルバス
 です。シャトルバスは旭川駅〜会場間を結んでいて、旭川電気軌道と道北バスの共同運行でした。旭川電気軌道はブルーリボンノンステが充当されていました。道北バス分については別途UPします。



 旭川は北海道の中でも豪雪地帯なので、屋根上に雪を載せたバスが走っていました。撮影当日は雪が降ってから数日が経った晴れの日に撮影したので、雪はそんなに大きくなかった感じです。因みに前回訪れた時(2008年末)は大雪が降った後すぐに訪れていたので、屋根上に大きな雪を載せたバスが走っていました。

 以上です。

えちぜん鉄道MC6101形

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 えちぜん鉄道が京福電気鉄道福井支社を引き継いた際に老朽車両を代替するために投入されたのが
 MC6101形
 です。MC6101形は元愛知環状鉄道100・300形です。


 元100形の6102です。100形は片運転台で、制御電動車でした。えちぜん鉄道への譲渡にあたって制御車の200形の運転台を取り付けて両運転台化されています。100形では運転台の無い方にパンタグラフを搭載していたので、パンタグラフ側が新たに取り付けた部分ということになりますね・・・。他に主電動機の交換(600Vに対応)、補助電動機のSIV化などが行われています。




 車内は愛知環状鉄道時代のセミクロスシートそのままです。在来車はロングシートがメインだったので、MC6001・6101形の投入により、クロスシート率が高まったことになりますね・・・。シートはそのままですが、モケットが交換されています。確か、愛知環状鉄道時代はシートカバーがしてあったような気がします・・・。


 運転室後部です。運転台はワンマン運転を考慮して半室構造となっていることがポイントです。ただ、愛知環状鉄道時代はワンマン化されていなかったため、えちぜん鉄道譲渡後に活かされる形になりました。したがって、前面展望しやすい感じになっていますね。


 こちらは6105ですが、元300形です。300形は両運転台車なので、運転台取り付け改造は行われていません。


 三国港駅で発車を待つ6102です。MC6101形は多数投入されているため、主力となっています。


 愛知環状鉄道の100・200形です。100・200・300形は2002年より2000系に置き換えられていきましたが、愛知万博対応で数編成が残り、万博終了後に引退しました。写真の107+205は廃車後にえちぜん鉄道へ譲渡され、6107となっています。あの時は万博開催中で、10両編成のエキスポシャトルが乗り入れていました。

 以上です。

頚南バスの車両たち

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 頚城自動車新井営業所管内を分社化した
 頚南バス
 は新井駅の近くにあるバスターミナルを拠点に路線バスを運行しています。そんな頚南バスの車両たちをUPします。


 こちらは頚城バスグループでかって主力的な存在だった
 いすゞLT
 です。大型ショート車ですが、純正車体より富士車体が中心です。頚南バスもいすゞLT+富士7Eも在籍しています。写真は1994年式のU−LT332Jです。



 こちらは
 日デRM
 です。1996年式のKC−RM211GSNです。頚城バスグループはいすゞが中心ですが、頚南バスは何故か日デを入れています。頚城バスグループの特徴として、側面行先表示器は設置されず、後扉横にサボが掲げられています。系統番号が無い辺りがローカル線らしい雰囲気です。


 こちらも
 日デRM
 で、1997年式にあたります。




 こちらは
 日デRN
 で、ワンステです。新潟県の事業者としては珍しく西工で投入されています。2001年と2002年に各1台ずつが投入されています。いすゞメインの頚城バスグループに日デRNを入れたのか疑問に感じる点がありますが、日デRMの流れでしょうか・・・。バリアフリー法に沿ったワンステでありながら側面行先表示器は設置されず、従来通りサボで対応しています。


 こちらは
 エルガミオ
 で、ワンステです。多分、2009年式か2010年式のいずれかだと思います。PDG代ですが、行先表示が幕となっていることがポイントです。因みにナンバーが1つ違いのエルガミオがくびき野バスに投入されていますが、そちらはLED式です。側面はさすがにサボでなく幕式となりましたが・・・。


 新井バスターミナルで休憩していた頚城自動車のいすゞLVです。ショート車でなく、純粋たる大型車で、1994年式のU−LV324Kです。直江津駅〜新井駅間の路線バスが運行されているので、頚城自動車の車両もやってきます。

 頚南バスには他にも頚城バスグループ全体で珍しいキュービックなどもいるのですが、撮影できず・・・。
 以上です。

工事の進む木古内駅新幹線ホーム

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 木古内駅
 は北海道新幹線の駅が設置される予定で、その工事が進められています。以前に2013年8月時点の状況をUPしましたが、今回は2014年2月時点の様子をUPします。
 状況はどんなかというと、ホームの屋根が建つまでに進んでいました。


 駅の中央部分です。中央部分が膨らんでいるということはこのあたりにエレベータや階段などが設置され、その1階部分にはコンコースができるようですね・・・。デザイン上、階段状に幅が広がっている感じです。


 ホームの上屋となる部分です。北海道は雪が多いため、ホーム全体を屋根で覆うような構造となるようです。しかも、窓も少ないため、ホームは少し暗くなるのかな・・・。


 2013年8月時点の状況です。当時は中央部分の骨組みを組み立てている段階でした。したがって、かなり進捗していることが伺えます。


 木古内駅ホームで発車待ちする江刺行き列車です。廃止まであと3カ月を切りました・・・。


 木古内を発車するスーパー白鳥です。長時間露光で撮影しました。

 以上です。

五大力さん輸送 2014

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 毎年2月23日には醍醐寺で
 五大力さん
 が開催され、それに合わせて臨時バス運行などが行われました。運行形態は例年通りですが、行先表示や車両の顔ぶれなどが去年と大きく変わっていました。その時の様子をレポートします。




 まず、行先表示です。去年までは醍醐三宝院表示でしたが、今年は
 醍醐寺
 に変わっていました。山急や29A号経路のように醍醐寺構内に乗り入れるバスが増えた事が大きいようです。実際は醍醐三宝院=醍醐寺なのですが、それぞれバス停の名称になっている上では混乱防止という意味合いもあるかもしれませんね・・・。でも、去年ではLED車に関して直行・醍醐寺表示がなされていたので、今回が初めてというわけではないですが・・・。
 下に29A号経路醍醐寺行きの表示をUPします。少し前までは「醍醐寺」行きが無かったのに山急の運行形態変更や29号経路の行先変更で一気に見かける機会が増えてきましたね。







 山科駅発着便
 に充当された車両たちです。上から
 1号車 W−3948
 2号車 W−3952
 3号車 W−1954
 4号車 W−3953
 5号車 W−1955
 6号車 W−1952
 です。去年は全てAタイプでしたが、去年の夏ごろからNタイプとWタイプの新車が大量に投入され、多くのAタイプが廃車になったため、今年は全てWタイプとなった事がポイントです。幕車自体も減っていたため、LED車も入るようになりました。何気なく山科生え抜きのW−1952が入っていましたね・・・。







 京阪六地蔵発着便
 に充当された車両たちです。上から
 1号車 W−3954
 2号車 N−6217
 3号車 W−1960
 4号車 W−1959
 5号車 W−1997
 6号車 W−1998
 です。去年は全てAタイプでしたが、先ほど述べたと同じ理由で1台を除いて全てWタイプが充当されていました。そんな中で1台のみNタイプが入った事がポイントです。Nタイプは初めて見ました・・・。去年は全て転入車であったに対し、今年は生え抜きが半数以上を占めてました。



 臨時バスは突発便用として途中からA−1956とB−1206の2台が加わったようです。残り少なくなったAタイプが充当されたわけですが、定期便を含め見かけた唯一のAタイプでした・・・。山科はそれほど低床化が一気に進んでいた事を感じさせられました。




 五大力さんの臨時輸送に合わせて山急の
 香里団地発着便&直行便
 が運行されました。これらは昨秋シーズンから走り始めたわけですが、今年はこの日が初運行でした。次は桜シーズンですね・・・。
 尚、Hタイプについて、最近山急の通常便にも入るようになったようで、私もそのシーンを見かけました。

 以上です。

富山地方鉄道の大型ノンステ

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 富山地方鉄道では2009年より
 大型ノンステ
 を投入するようになりました。これまでの新車はしばらくの間、中型ノンステでの投入が続いていたため、約10年ぶりとなりました。しかし、大型ノンステの投入は2009年以降も継続投入されています。これらの大型ノンステをUPします。


 2009年に投入された
 ブルーリボンシティハイブリッド
 の529です。富山駅〜富山空港間の直行用として投入されたものです。そのため、エアポートライナーのラッピング?がなされています。しかし、富山駅〜富山空港間の直行バスがリムジンバス形態へグレードアップしたため、現在は一般路線に充当されています。写真は一般路線への転用後の撮影なのですが、ラッピングはそのままになっていますね・・・。
 そのハイブリは富山初のハイブリッドノンステとして投入されましたが、以後は投入されていないため、唯一の存在になっています。全国的に稀少なブルーリボンシティハイブリの幕車です。


 2009年に投入された
 スペースランナー
 の530です。路線バスのイメージ向上のために新塗色で投入された事がポイントで、車体には富山イメージリーダーバスと記載されています。そのため、専用の社番が与えられ、TILB001となっています。
 富山地方鉄道にとってディーゼルの大型ノンステは今回が初めてとなり、一般路線にもノンステが走るようになった形です。八尾に配置され、行先カラーが緑の笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。当時はまだLED化が始まっていなかったため、幕車で登場しています。


 2009年に投入された
 スペースランナー
 の531です。530と同時に投入され、530と同じ笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。TILB002という社番が付いています。


 2010年に投入された
 スペースランナー
 の535です。2009年に引き続いて投入されました。TILB003という社番が付けられ、笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。


 2010年に投入された
 エアロスター-S
 の536です。スペースランナーと同時にエアロスター-Sも投入されました。TILBカラーで、TILBとしては日デ以外で初めての投入となります。しかし、スペースランナーのOEMなだけにスペースランナーと全く同じですが・・・。TILB004という社番を付け、笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。


 2011年に投入された
 スペースランナーA
 の537です。2011年からは西工が製造終了したため、エアロスターのOEMであるスペースランナーAでの投入となりました。しかし、ほどなくしてUDがバス事業から撤退したため、スペースランナーAの投入は今回が最初で最後となりました。TILBカラーで、TILB005という社番をつけ、笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。一部のブログではエアロスターと出ていますが、537はスペースランナーAで正しく、リアにはBLUETECのシールがありません。
 当時はまだLED化が始まっていなかったため、幕で登場したのですが、スペースランナーAの幕車は全国を探してもここだけでしょうね・・・。


 2012年に投入された
 エアロスター
 の538です。UDがバス事業から撤退したため、三菱ふそうでの投入となりました。スタイル的には537と同じですが、こちらが正真正銘のエアロスターです・・・。TILBカラーでTILB006という社番を付け、笹津・猪谷方面の路線で活躍しています。
 エアロスターの現行ノンステで幕車は全国的にもここだけなので、貴重ですね・・・。


 2012年に投入された
 エアロスター
 の539です。538に続いてのエアロスターですが、今回からQKG代となりました。また、今回から行先表示器がLED化された事が最大のポイントです。富山地方鉄道では方面ごとにカラーで分けていたため、LED化が遅れていたのですが、LEDのメリットを感じたようで、ついにLED化に踏み切ったようですね・・・。それだけでなく、カラーも一般カラーになっています。TILBは富山県と富山市の補助金を受けた車両であるに対し、539は富山県と富山市からの補助金を受けていないため一般カラーになったようです。
 配置はこれんまでの八尾でなく、東部になっていることがポイントで、福沢方面の路線で活躍しています。


 2012年に投入された
 エアロスター
 の540です。2012年は3台もエアロスターノンステが入っているのですが、投入時期がそれぞればらばらになっていますね・・・。540はTILBカラーで、TILB007という社番を付けています。しかし、これまでの八尾ではなく、東部所属で、石金方面の路線で活躍しています。石金方面の路線は富山駅バスターミナルには入りません。


 2013年に投入された
 エアロスター
 の541です。541は一般カラーで投入されています。配置は東部ですが、福沢方面が中心のようです。笹津方面の路線に入ったという話も出ているので、よくわかりません・・・。


 2013年に投入された
 エアロスター
 の542です。542はTILBカラーでTILB008という社番が付けられ、五百石方面の路線で活躍しているようです(配置は東部)。539以降、一般カラーとTILBカラーが入れ混じっているのですが、これは補助金の関係なのでやむを得ないですね・・・。

 富山地方鉄道の大型ノンステは富山地方鉄道のエリア内がMFBMの地元なだけにエアロスターが多くなっていますね・・・(MFBMの近くには富山地方鉄道の路線が通っています)。
 以上です。


 P.S.


 本日はびわ湖毎日マラソンの日。N−1252が京阪石山寺バス停に設置された給水ポイントで一旦停車し、給水を受けて出発していきました・・・。その後、交通規制により後のバスはしばらく運休になりました。あれから15分後、ランナーがやってきました。市民ランナーで注目を集めている川内選手の姿も・・・。

あなたが利用したことのある夜行列車は?

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 mixiで
 あなたが利用したことのある夜行列車は?
 というお題が出ていたので、私なりに回答してみます。忘れないうちに・・・。

 ・北海道
 特急「利尻」(お座敷車)
 特急「まりも」(B寝台)

 ・本州〜北海道
 特急「カシオペア」(カシオペアツイン)
 特急「北斗星」(ソロ、B寝台)
 特急「トワイライトエクスプレス」(シングルツイン)
 急行「はまなす」(B寝台、カーペットカー、ドリームカー、指定席(増結))→うち1回は列車ホテルとして乗車

 ・東北
 特急「あけぼの」(シングルDX、ソロ、B寝台、ゴロンとシート)
 特急「あけぼの81号」
 特急「日本海」(A寝台、B寝台)→JR東日本編成とJR西日本編成の両方とも乗車経験あり、臨時列車も同様

 ・甲信越
 特急「北陸」(ソロ)
 急行「能登」(グリーン車、自由席)
 快速「ムーンライトえちご」
 快速「ムーンライト信州」
 急行「きたぐに」(A寝台、B寝台、グリーン車、自由席)→臨時列車も乗車経験あり

 ・首都圏〜関西方面
 急行「銀河」(B寝台)
 快速「ムーンライトながら」(373系、183系、185系)
 大垣夜行救済便

 ・首都圏〜中国・四国・九州方面
 特急「富士」(シングルDX)
 特急「はやぶさ」(B寝台)
 特急「あさかぜ」(B寝台)
 特急「サンライズ瀬戸・出雲」(シングルDX、シングル、ノビノビ座席)

 ・関西〜中国・四国・九州方面
 特急「あかつき」(ソロ)
 特急「なは」(レガートシート)
 急行「だいせん」
 快速「ムーンライト九州」
 快速「ムーンライト松山」
 快速「ムーンライト八重垣」

 ・九州内
 特急「ドリームにちりん」

 こんなとこか・・・。中学生の時に「あかつき」に乗車したのが夜行列車乗車の始まりで、それ以降たくさん乗ってきました。思い出すだけで懐かしく感じました・・・。また乗りてぇ。



 これまで乗ってきた夜行列車で復活してほしいものは
 銀河
 ムーンライト九州
 ですな!両方ともそれなりの需要があったのを覚えています。銀河に関してはオール寝台でなく、夜行バスのような3列シートの車両を連結したら、夜行バスに打ち勝つ事ができたはず・・・。何しろ、関東〜関西を夜行で移動する需要はかなり大きいのだから。
 ムーンライト九州、残してほしかったですね。関西〜九州を結ぶものとして、夜行バスのムーンライトがあるのですが、博多方面で言うと、京都発が20時55分、博多駅着が8時20分・・・、時間かかりすぎ。ムーンライト九州なら京都発が21時30分ごろ、博多着が7時30分ごろ。丁度いいじゃありませんか(笑)
 でも、JRはもう少し柔軟に考えて欲しかったものです。

 以上です。


 P.S. 本日の810T(京都発19時22分の米原行き普通列車)が何故か223系V編成×2の8両編成で運行されてた。普段は221系A編成が充当されているんやけど、221系の運用を223系が代走するのは久しぶりに見かけたような・・・。しかも、223系に表示されていた運用番号が何故かA104(V33編成)+A120(V60編成)で、この運用は812Tの所定運用。何かおかしくね?810Tと812Tで車両が入れ替わったらしいけど・・・。

JR北海道バス見たまま 2014・02

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 JR北海道バス見たままです。JR北海道バスでは2013年12月前後に新車が投入されましたが、中古車の価格高騰を理由に新車投入への投資を多めにしたため、大量の新車が投入されました。新車はいつも通りいすゞ、日野、三菱ふそうの3メーカーですが、いずれも約10台投入されているようです。




 こちらはいすゞの
 エルガ
 です。全て長尺のワンステです。写真は上から
 531−3956 札幌200か3572 ?
 531−3959 札幌200か3576 琴似
 531−3960 札幌200か3550 厚別






 こちらは三菱ふそうの
 エアロスター
 です。全て長尺のワンステです。写真は上から
 534−3970 札幌200か3568 琴似?
 534−3972 札幌200か3536 札幌
 534−3973 札幌200か3537 ?
 534−3974 札幌200か3538 厚別
 534−3975 札幌200か3539 厚別
 です。


 こちらは日野の
 ブルーリボン?
 です。全て長尺のワンステです。537−3978の1台しか撮影できませんでした・・・。



 新車のエアロスターですが、バックアイカメラの付いた車両と付いていない車両がいるようです。営業所による差なのか、それとも特定路線に充当するためなのか不明です。



 新札幌駅で見かけた
 スクール便
 です。江別市にある立命館慶祥中学校・高等学校のスクールバスをJR北海道バスが受託して運行しているようです。撮影当日は日曜日でしたが、日曜日でもスクールバスを出しているとは驚きました・・・。立命館慶祥中学校・高等学校は道路状況が悪いという理由でバス以外の通学を禁止しているとか・・・。となると、部活などで土休日に通学するためにわざわざ出しているわけやね・・・。



 新札幌駅で見かけた
 第2テクノーパーク
 への直行バスです。札幌テクノーパークにはソフトウェア関連の企業が集まっており、その従業員輸送のための貸切バスのようです。撮影当日は日曜日でしたが、稼働日だったため出たようです。因みに第2テクノーパークへの一般路線も出ているのですが、土休日は極端に本数が減ってしまいます。いずれも元神奈中のワンロマ車が充当されていました。


 新札幌で見かけたRJ(427−3904)です。初めて見かけました。

 以上です。

冬のDD51形牽引石北貨物

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 毎年盆過ぎから4月にかけて運行されている
 石北貨物
 ですが、先日の北海道遠征で2度目の撮影をしてきました。前回(2011年)は廃止危機にあった時ですが、撮影後に要望によりとりあえず存続となり、今に至ったわけです。今回は冬の姿を捉えようと2度目の撮影を行いました。
 場所は西留辺蘂〜留辺蘂間でしたが、留辺蘂に到着してから通過時刻まで時間が無く、撮影場所探しも中途半端で、結局西留辺蘂〜留辺蘂間の中間点で撮影しました。9時前にDD51 1089を先頭にやってきて、雪しぶきを上げながら通過して行きました。でも、DD51形が雪しぶきを上げながら走ってくる姿はまさに冬らしい光景でした。


 後ろはDD51 1062でした。雪しぶきが画面全体に広がっていました・・・。



 北見駅で発車待ちする8074レです。8074レの北見発車は18時40分ですが、10分以上前には既に側線で出発待機していました。コンテナの中は玉ねぎなどの北見地方で採れた野菜類が入っています。ここから本州などに向けて出荷していくわけですね・・・。



 鷲別のDD51形はDF200形の投入により数を減らしており、現在は5両しか動いていないそうです。5両のうち4両がB更新で、残り1両がA更新という構成で、原色の未更新機はすでに全て休車になってしまっています。
 2011年当時は3両が運用に就いていて、特に北海道生え抜きの1073号機に人気がったそうです。2011年の時は2日間かけて撮影する計画を立てていたのですが、2日間とも1073号機が入っていたので、じっくりと撮影することができました。しかし、1073号機は2012年に運用離脱し、2013年に廃車解体されてしまいました。その1073号機による石北貨物の撮影が北海道の原色機と触れ合う最初で最後の機会でした。

 石北貨物ですが、2014年度からDF200形牽引になるかも・・・という噂が出ています。石油貨物の廃止により、DF200形に余剰が出るので、そのDF200形を石北貨物に回すのでは・・・ということです。実際にも今シーズンにおいてDF200形が牽引する日が何回かあったようです。もし、そうなれば、今回の撮影でDD51形の石北貨物の撮影は最後になるのかも・・・。金華〜西留辺蘂間のポイントで撮影すればよかったと後悔する今頃です・・・。
 以上です。

W−3816転入

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 京阪バス大津に交野から
 W−3816
 が転入してきました。ナンバーは滋賀200か 996です。



 大津におけるブルーリボンシティは2台目となりますが、ビルトインクーラーは今回が初めてとなります。W−3816はW−3817と同じ2002年式ですが、前期投入分なので、車内外でW−3817と異なる点が多数あります。これで大津には2タイプのブルーリボンシティが配置されることになります。
 尚、大津に転入が発生するのは2012年6月のB−1230以来1年9ヶ月ぶりとなります。ということは、2013年は久しぶりに転入なしの年となりますね・・・。


 交野時代のW−3816です。全車が大阪地区に配置されたビルトインクーラーのブルーリボンシティが大阪地区から出て行くのは今回が初めてとなります。交野の幕のブルーリボンシティは基本的に平日しか動かなかったような気がします・・・。


 代替はW−1202です。W−1202は2004年式とW−3816よりも新しいのですが、最近よく走っているのを見かけているので、機器の不調による廃車とは考えにくく、転出の可能性がありそうです。よくわからないので、様子見ですね。にしても、まさかW−1202が代替になるとは・・・。

 以上です。

ダブルデッカーエキスプレス

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 富山地方鉄道では京阪電鉄から2階建て車の8831を譲受し、京阪特急色に変更されていた10030系の第2編成の中間に連結され、2013年8月より
 ダブルデッカーエキスプレス
 として運行を開始しました。そのダブルデッカーエキスプレスに乗車しましたのでレポートします。



 8831は10030系の
 サハ31
 となりました。台車がJR419系からの発生品に交換された以外は京阪電鉄時代の姿のままになっていることがポイントです。そして、側面行先表示は「2号車」と固定表示になっています。10030系は側面行先表示器がないため、それに倣ったのでしょう・・・。




 サハ31の
 ダブルデッカー部分
 です。京阪電鉄時代そのままになっており、2階と1階の座席も固定座席のままです。京阪時代は特急列車が中心であったため、いつも乗客が乗っていたのですが、今回は2階に数名が乗車していただけで、ガラガラでした・・・。考えられへん。



 車端部分です。座席そのものはそのままですが、富山地方鉄道はワンマン運転が基本なので、運賃表示器と運賃箱などが取り付けられています。というか、中間車ながら壁面に運賃表示器が付いているのを見るだけでもすごく違和感に感じます・・・。運賃表示器といえば運転席の後ろにあるというイメージがあります。因みにその運賃表示器はきちんと運賃も表示されていました。



 車内の銘板です。稲荷山工場で改造されたという銘板が付いたほか、お守りも成田山不動尊から越中稲荷神社に変わっていました。そして、車内の数か所に京阪特急のシンボルである鳩マークが付いていました。これは京阪時代には無かっただけにビックリしたものです。



 ダブルデッカー車に乗るには
 座席指定券
 が必要となるのですが、その旨を書かれた紙がドア部分に貼られていました。座席指定券は駅の窓口や車掌で買うことができます。座席の指定を受けるときは1階と2階を選べるそうです。


 座席指定券は車内補充券のようなもので、車掌が手書きで書くシステムになっているようです(車掌は座席管理の表を持っています)。尚、座席番号は京阪時代をそのまま使っています。


 2階からの長めです。ローカル私鉄の2階建て車はあまり無い上に京阪時代の高速運転からローカル私鉄らしいのどやかな走りとポイントでの衝撃などに変わっていたため、すごく違和感がありました。でも、2階から見るのどかな光景や古びた各駅はまた格別でした。



 宇奈月温泉方先頭車のモハ10034は京阪特急色への変更と同時に
 テレビカー
 になりました。車端部に液晶テレビが付き、走行中はTV放送が行われていました。ただ、TV周辺にスピーカーが付いていた事は驚きました。京阪時代は無かったよね・・・???



 電鉄黒部駅でのダブルデッカーエキスプレスです。電鉄黒部駅ではホーム全体を覆う大きな屋根が残っているのですが、ダブルデッカー車とのコンビはすごく違和感がありましたが、これもまた一つのシーンともいえましょう・・・。
 電鉄黒部駅前にある黒部自動車営業所には何と元京阪バスのエアロミディが止まっていました。そのエアロミディの京阪バス時代の社番がわからないのですが、もし枚方・寝屋川にいた車両であったら、ダブルデッカー車とはある意味再会になるのではないのでしょうか・・・。

 ダブルデッカーエキスプレスは富山地方鉄道の活性化につながると期待しているのですが、乗車時は乗客が数人とあまりにも少なすぎなのが気がかりです(時期の関係のかな・・・??)。
 以上です。

投入が活発化してきた広島電鉄の中古車たち

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 広島電鉄では2012年より
 中古車
 の投入が活発化しています。2000年前後の一時期に中古車を入れていたものの、以後は中古車の投入が無くなり、新車の投入が続いていました。しかし、2012年からいきなり新しい中古車が続々と仲間入りしてきています。前回と違う点は新車投入のペースが落ちていないことですね・・・。
 中古車については少しずつ撮影しているものの、公開できるほどのレベルに達していないため保留にしていたのですが、投入のペースが止まらないことや新しい展開で出ていることから、とりあえず公開します。


 こちらは
 元川崎市交通局
 のブルーリボンワンステです。最初に投入されたのは横浜市営バスでしたが、その次は川崎市営バスの車両もやってきました。このときからスモークカラスの濃さが更に濃くなり、車内が見えにくくなりました・・・。


 こちらは
 元京急バス
 のブルーリボンシティワンステです。2013年に投入されたものですが、この時で初めてブルーリボンシティの中古車となっています。KC代の中古車もほぼ終わり、KL代へ移行した形ですね・・・。広島電鉄には自己発注でブルーリボンシティが多数いますが、これらとは窓ガラスですぐに区別付きますね・・・。



 こちらは
 元京王バス
 の日野HRの中型ロングです。元京王バスの日野HRは全国的に流れていますが、広島電鉄でも数台が投入されています。撮影車両はいずれも市内線に投入され、2号線と5号線で運用されているのを見かけました。



 こちらは
 元横浜市交通局
 のエアロスターワンステです。中古車投入の活発化に合わせてしばらく投入が途絶えていた三菱ふそうの投入が復活しています。しかも、新車や2000年前後の中古車の時と比べると、投入数が多かったような印象でした。元横浜市交通局の車両ですが、ブルーリボンと同じく窓枠の移設が行われています。



 こちらは
 元川崎市交通局
 のエアロスターワンステです。元川崎市営バスの車両は銀サッシですが、窓枠の移設が行われているのの、側面行先表示器部分は新たに取り付けられたような感じになっています。元川崎市営バスのエアロスターの一部は仁保や曙にも配置され、市内線で活躍しています。市内線に三菱ふそうが入るのはノンステ以来で、特に2号線に入っているシーンはすごく違和感ありました・・・。



 こちらは
 元京急バス
 のエアロスターワンステです。2000年式のKL−MP33JMなのですが、京急ではHN6049の1台のみというレアなタイプです。そのNH6049が広島電鉄に渡ったという形ですね・・・。京急バス時代も一応撮影しているので、一緒にUPします。


 こちらは
 元京急バス
 のエルガノンステです。ついに大型ノンステも中古車として入るようになってきました。京急バスでは既にKL代の廃車が進められていて、その中でエルガノンステも廃車となり、広島電鉄にやってきたという形ですね・・・。これまでは日野と三菱ふそうが中心でしたが、KL代からはいすゞも仲間に加わるようになりましたね・・・。


 こちらは1990年代末に投入された中古車群の1台で、元神奈川中央交通のエアロスターKです。運賃支払い方式表示窓が無いことから元カナちゃんバスの車両であることがわかります。当時も多彩な中古車がやってきましたが、ほとんどがP代ということもあり、既に姿を消してしまっているようです。

 これらの中古車は全て低床車であることがわかります。中古車の投入を再開したのは低床化の促進のためと聞いています。中古車投入の活発化により、ツーステも激減し、顔ぶれがずいぶん変わったような印象でした。
 以上です。

457・475系の現況

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 北陸地方で活躍している
 457・475系
 ですが、来る3月15日ダイヤ改正に521系の大量投入により、勢力を大幅に減らすだろうといわれています。現在は金沢〜直江津間で活躍していますが、ダイヤ改正で金沢〜富山間の521系充当列車の本数が大幅に増え、それに押し出される形で457・475系は富山以東がメインになってしまうと考えられます。現在走っている457・475系を見てみましょう。




 こちらは
 A05編成
 です。現役のクモハ475形、モハ474形、クハ455形の最若番で構成された編成です。富山方からクモハ475−17+モハ474−17+クハ455−13となっています。この編成は413系への改造が予定されていて、特別保全工事が行われていませんでした。しかし、413系への改造が中止されたため、そのまま継続して使用することになり、延命NB工事を受けています。窓の四隅が直角になっていることがポイントです。車内についてはデッキが撤去されています。そして、屋根上のホイッスルのカバーが521系と同形状になっています。



 こちらは
 A06編成
 です。A05編成の1番違いで、クモハ475−18+モハ474−18+クハ455−14となっています。A05編成と同じく延命NB工事がなされています。



 こちらは
 A26編成
 です。クモハ475−53+モハ474−53+クハ455−42で組んでいますが、このうちクモハ475形とモハ474形はラストナンバーとなっています。



 こちらは
 A22編成
 です。475系で2編成いるご当地カラーに変更された編成のうちの1編成です。415系は全編成がご当地カラーに変更されましたが、475系は北陸新幹線開業を見越してか、2編成に施工されたのみでストップしています。クモハ475−49+モハ474−49+クハ455−63を組んでいます。
 撮影当日は富山→金沢間の快速列車に充当されていたのですが、外観は特に変わったところはありませんでした。



 こちらは
 A12編成
 です。3編成いる457系のうちの1編成で、クモハ457−18+モハ456−18+クハ455−65と編成を組んでいます。457系は3電源対応の車両ですが、基本的に475系と同じなので、外観上の区別はほぼ付かない状態ですね・・・。



 こちらは
 A19編成
 です。2編成いる国鉄色編成のうちの1編成で、クモハ475−46+モハ474−46+クハ455−60と編成を組んでいます。これは2005年に富山港線廃止に合わせて既に廃車されたA16編成とともに国鉄色に戻され、以後そのままの姿で運用されています。しかし、国鉄色に変更されてから既に9年近く経過しているため、あちこちで退色が進んでいます。



 こちらは
 A13編成
 です。2編成いる国鉄色編成のうちの1編成で、クモハ457−19+モハ456−16+クハ455−61と編成を組んでいます。これは2013年10月13・14日に運行された北陸本線100周年記念列車に充当するために国鉄色に変更されたものです。運行後はそのままの姿で通常運用に充当されています。457系が国鉄色に変更されるのは今回が初めてですが、車体裾の線は本来の457系には無かったものですが、475系に揃えるために付いたのでしょうね・・・。




 こちらは413系B編成に組み込まれている
 クハ455−701
 です。サハ455形に運転台を取り付けて先頭車化改造したものですが、413系に組み込まれることから側面行先表示器が取り付けられたほか、デッキが撤去されています。こうして編成を見ると、ドアの位置が車両でバラバラになっていることがわかりますね・・・。




 こちらは朝夕を中心に設定されている
 6両編成
 です。かっては9両編成やクモハ+モハ+サハ+クモハ+モハ+クハの6両編成などがありましたが、今は3両編成を2本つなげたパターンのみとなっています。写真は上が糸魚川発金沢行き526M、下が金沢発黒部行き427Mです。475系の塗色は3パターンがあるので、塗色が異なる編成を併結した6両編成も見かけました。


 こちらは413系の6両編成です。413系も6両編成の設定があります。413系のご当地カラーは4編成(うち1編成はクハ455形700番台付き)ですが、撮影時はたまたまご当地カラーのみの6両編成がきました・・・。

 3月15日改正で457・475系の運用が大幅に減る可能性がありますが、どんな形になるのか気になるところです・・・。521系の2013年度新製車は金沢総合車両所に固まって留置されているのを見かけました。
 以上です。

活躍の目立つ北海道中央バスの古参車たち

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 北海道中央バスでは冬季になると、
 古参車
 の稼働率が上がります。冬の北海道は雪で道路条件が悪くなるため、自動車や自転車からバスなどの公共交通へ乗り換える人が多く、その関係で路線バスも少々増発するなど対応がなされています。そのため、古参車の稼働率が高くなり、今回の遠征でも多数の古参車をみかけました。



 こちらは1994年式のエアロスターM(U−MP618M改)です。北海道中央バスでは1994年式が最古参となっていますが、ほとんど(おそらく)が冬季対策車として残っており、今回の遠征時は教習車として活躍していました。写真の2418は長らく小樽地区で活躍していましたが、最近になって石狩に転属したようです。


 こちらは1994年式のエアロスターMの2459です。この車両は西岡に配置されていたのですが、昨年末に白石へ転属しています。しかし、営業運転には就いておらず、教習車として活躍しているようです。白石の三菱ふそうは珍しい存在だけに気になっていましたが、たまたまキャッチできました・・・。


 こちらは1995年式のエアロスターMの1825です。空知地区に新製配置され、石狩に転属してきたものです。古参車が故に教習車として走っていました。今回の遠征では教習車を3回ほど見かけましたが、2〜3月は新人運転手が多いため、頻繁に教習車が走っているということもありますからね・・・。



 こちらは1995年式のブルーリボンです。いずれもワンロマ車です。ワンロマ車は夏季でも稼働率高く、遅くまで残りやすいんですがね・・・。でも、今回は多数の車両が活躍していました。


こちらは1995年式の日デUAです。日デ+富士7Eの長尺も気づけば数が減ってきたような気がします・・・。


 こちらは1995年式の元札幌市交通局の日デUAです。元札幌市交通局の車両も自己発注車とほぼ同じように廃車が進み、今は1994年式が最古参となってしまいました。


 今回の撮影でも新たに撮影出来た車両も・・・。
 こちらは名古屋市交通局からネイチャーワールド自動車を経てやってきたものです。北海道中央バスの元名古屋市交通局の車両はツーステが多数投入されていますが、ノンステはこの1台のみです。雪まつりシャトルバスでキャッチできました。


 こちらは最近やってきた元千葉海浜交通のブルーリボンワンステです。投入は2014年1月、まさに最近やってきたものです。札幌ナンバーもとうとう3600に突入、大阪ナンバーを追い越すのも近いのかな・・・。


 こちらは石狩で活躍している元横浜市交通局のエアロスターノンステです。西岡にいる2957は既に撮影していますが、石狩の3130は初めてです。


 こちらは中央バスターミナル付近で撮影した日野HRの小型ノンステです。元々は恵庭市コミュニティバスのecoバス用として投入されましたが、今はどのような使われ方をしているのでしょうか・・・。突然やってきたので驚きました・・・。




 雪降る中を走るバスたちです。元名古屋市交通局の車両が大量に入ってからの初めての冬の北海道を訪れましたが、なんか名古屋市交通局の車両が雪の中を走る姿を見るだけでも少々違和感に感じたものです。

 今月に入って新車がディーラー入りしたという情報が出ているようで、1994年式の車両はおそらく廃車となるでしょう・・・。北海道中央バスの古参車は冬季の間に最後のご奉公をし、3月に入って静かに廃車を迎えて行くのです・・・。
 以上です。


 P.S. 今朝、京都駅8番ホームに試運転幕を掲げた103系が止まっていたんだけど、あれは何やろ?いつもなら610M→1615Mのはずやけど、保線担当が着る服を着た社員がいたので、何かのトラブルの可能性もあるけど・・・。

EF52 1車内公開

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 交通科学博物館では閉館を前に保存車両の車内特別公開が行われていますが、今回は
 EF52 1
 を見てみましょう。EF52形は1928年に登場した国産初の大型電気機関車で、今後を見据えて機器の標準化が図られたことがポイントです。戦前製らしくデッキ付きでいかにも大型機関車という雰囲気です。



 運転台
 です。ブレーキハンドル、マスコン、速度計、圧力計、各種スイッチなどがコンパクトに配置されていることがポイントです。今では考えられない配置ですが、先頭部分から出入りしている関係で、スペース的にも苦しいところがあったのでしょうね・・・。


 助手側です。運転席側に色んなものが配置されているため、助手側は手ブレーキ以外はすっきりとしていました。電気機関助手は指差確認や機器の確認ぐらいだったようなので、すっきりとしていたのでしょうね・・・。また、側面には出入口が無く、戦前の機関車の多くは前面扉から出入りしていた事が伺えます。



 こちらは
 機関室
 です。主電動機などが配置されています。


 機関室内の通路です。通路ってこんなに狭かったんですね・・・。人が1人通れる最低限の広さしか確保されていないということなんでしょうね・・・。


 デッキから見た光景です。デッキとはいえ、高い所にあるので、広々と感じたものです。

 EF52形の公開では約10人のグループで行われていましたが、探検気分で盛り上げていました・・・。
 以上です。


 P.S. 本日、京都市バスのエルガ2867が回送表示で四条通→西大路通りを南下しているところを見かけた。本日登録だと思われるけど、どこへ行ったのやろうか・・・。

渡辺通幹線運行開始

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 2013年11月2日に西鉄バスの天神〜那珂川方面の路線が西鉄大橋駅で系統分割され、天神方が
 渡辺通幹線
 に生まれ変わりました。系統番号もW系統となり、原則的に専用カラーの大型ノンステが充当されるなど、いかにも基幹バスらしく仕上がっています。




 渡辺通幹線は基本的に
 ・西鉄大橋駅〜天神〜福岡タワー〜藤崎
 ・西鉄大橋駅〜天神〜藤崎
 ・西鉄大橋駅〜天神〜那の津四丁目間
 などのように運行されていて、さらに一部便は那珂川方面へ直通するものもあるので、実際はかなり複雑です。西鉄大橋駅行きがW番、天神方面は行き先によってW1〜W4番の4つがあります。ただ、途中で系統が変わったりするので、実際は区間によって62番であったりします。
 渡辺通幹線は1時間に6本設定されており、西鉄大橋駅〜天神間は10分ヘッドと高頻度運行がなされています。担当は那珂川と百道浜の共同運行です。



 渡辺通幹線に充当される車両は原則的に専用塗色をまとった
 エルガ
 が充当されています。エルガはすべてノンステとなっていますが、これは福岡市の補助金で投入されたもののようです。専用塗色といっても、基本的なデザインは一般塗色と同じで、ラインカラーがピンクで統一されていることがポイントです。尚、今回の新車から非公式側の窓が全て逆T字窓になりました。










 渡辺通幹線用のエルガノンステ達です。写真は上から
 2770 百道浜
 2775 那珂川
 2778 那珂川
 2779 那珂川
 2781 那珂川
 2783 那珂川
 2784 那珂川
 2786 那珂川
 2789 那珂川
 です。半数以上が那珂川に配置されています。西鉄大橋駅は元々那珂川のエリアですからね・・・。



 これまで天神には62番が乗り入れていましたが、西鉄大橋駅で系統分割されたことにより、西鉄大橋駅〜那珂川方面の運行となり、那珂川フィーダー線に組み込まれました。車両は一般車が基本のようです。那珂川には一般色のノンステがいますが、大橋〜福翔線などといった博多駅方面の路線に充当されているのを確認しています。


 吉塚の5929によるW1番福岡タワー経由藤崎行きです。これは渡辺通幹線ではなく、シーサイドタワー線です。というのは、11月2日のダイヤ改正で福岡タワー経由藤崎行きの系統番号がW1番になったため、一般車によるW1番が走っているわけです。西鉄大橋駅では1時間に4本が出ていますが、天神ではほかの系統からを含めて1時間に12本が出ています。博多地区では行き先によって系統番号を分けているため、系統としては複雑ですが・・・。

 以上です。

寝台特急「あけぼの」の思い出

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 本日、
 あけぼの
 の定期列車の最終列車が上野と青森をそれぞれ出発しました。これにより、国鉄時代に設定されたブルートレインは全廃となり、残るのはJR化以後に新設された列車のみとなります。私にとっての「あけぼの」は2005年に初乗車して以来、東北・北海道遠征の旅に何度も乗ってきました。何度もあけぼのに乗っているうちにシングルDXからゴロンとシートまで全タイプに乗ってしまいました。というわけで、振り返ります。





 「あけぼの」で最上級となる
 シングルDX
 です。1人用のA寝台で、7号車に組み込まれています。寝台は枕木方向に設けられていて、国鉄時代に登場したオロネ25形と同じタイプとなります。そのシングルDXはエキストラベッドが用意されており、これを使うことで2人で利用できます。また、2つの個室をつなげて2人以上で使うこともできます。個室には洗面台もありました。
 そのシングルDXは2012年に1度だけ利用しましたが、快適でした。




 「あけぼの」には1人用B個室の
 ソロ
 が5・6号車の2両が連結されています。「あけぼの」は首都圏〜秋田方面のビジネス客が利用しているようで、2両連結されていることがポイントです。ソロは定員を増やすためにレール方向に設置されていることがポイントです。北斗星のソロと比べると、狭いのが欠点です。
 ソロは2010年に初めて利用して以来、1階が2回、2階が1回利用しています。2階のほうが眺めがよいのですが、部屋を出入りするのにベッドを折りたたまなければならないという手間がありました。とにかく狭かったのですが、プライバシーが守られることを考えると、文句は言えません。




 「あけぼの」では低廉志向を踏まえて特急料金のみで利用できる
 ゴロンとシート
 が1・8号車に連結されています。1号車はレディスカーです。ゴロンとシートはB寝台そのものですが、シートや浴衣などを用意せずにただ寝るだけという感じになっています。
 ゴロンとシートは2005年の初乗車時の1度だけ利用しました。シートがないのですが、横になれるだけでお得です。


 「あけぼの」に初乗車したのは2005年11月で、東北遠征の帰りに秋田→上野で利用しました。当時はゴロンとシートを選んだのですが、すんなり取れたのを覚えています。当時は全区間でEF81形が牽引を担当していました。長岡所属のEF81形が上野駅に姿を現すのも過去の話になってしまいました・・・。



 次に利用したのが確か2010年だったと思います。その時は東北遠征からの帰りで、青森→上野間全区間を乗っています。その時で初めてソロに乗りました。狭い個室ですが、すごしやすかったのを覚えています。



 2011年も「あけぼの」を利用しましたが、この時の利用が「あけぼの」があってよかったと感じています。というのは、朝いちから新潟交通観光バス勝木館内を訪れる計画を立てていて、村上発下り1番列車に乗る必要が生じていました。ムーンライトえちごなら可能なのですが、訪問予定日は運行日外でした。いろいろ考えた末にみつけたのが「あけぼの」に乗って村上で下車するというものでした。この時が初の下り列車の乗車でした。村上には3時18分に到着するので、本当に起きられるのか不安でした。結局起きることができたのですが、車掌が私を気にかけていたのか、村上に近づいたときに確認のために私のところへ来てくださったのを覚えています。村上で下車し、3時間近く駅の待合室で仮眠して1番列車を待っていました。村上到着が3時台は早すぎるのですが、そのおかげで効率よく行動できたので、「あけぼの」のありがたみを感じたものです。


 2012年に乗車した時のものです。この時は上り全区間で下が、シングルDXを利用しました。2013年も秋田→上野の利用で、ソロでした。



 2014年2月に上野→青森間を利用しました。この時が定期列車としては最後の乗車でしたが、下りを全区間乗るのは今回が最初で最後でした。初めての冬の利用でしたが、朝起きると雪景色の中を走っているという印象が強かったものでした。そして、機関車や客車に雪が付いていたのも印象に残っています。



 2012−2013年の年末年始に1往復だけ運行された臨時特急「あけぼの81・82号」ですが、このうちの「あけぼの81号」に乗車しました。臨時列車とはいえ、583系で運行され、しかも全車B寝台のことで、まさに奇跡とも言えるような設定でした。583系のあけぼのが走ると聞いて、まさかと思ったのですが、次回の設定はありませんでした・・・。
 この時、「あけぼの81号」で弘前まで行き、ここから普通列車を乗り継いで新潟へ向かい、当時臨時列車として運行されていた急行「きたぐに」で帰りました。つまり、往復とともに583系の寝台を利用したのですが、JR東日本とJR西日本の両方とも1日で乗れるチャンスはこの時が最初で最後でした。まさに貴重な経験をしたことになります・・・。


 「あけぼの」の廃止により、国鉄時代からのブルートレインは全廃となり、もはやブルートレインは風前の灯となってしまいました。横になって移動できるという魅力も少しずつ遠くなっていきます・・・。

 最終列車の撮影の予定はないので、この場にて無事に運行終了できることをお祈り致します。
 以上です。
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