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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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土佐電 320形(元オーストリア・グラーツ市電)

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 土佐電では海外からやってきた電車が3両いますが、このうち
 320形
 を見てみましょう。320形はオーストリアのグラーツ市公営運輸企業局からやってきた車両です。



 台車が1つしかない上に車体長が短いのがポイントで、さらに車体長が短い割にドアが大きくなっています。日本では考えられないような仕様になっていますね・・・。カラーはグラーツ市電のままで、グラーツ市電時代の広告やグラーツ市電のマークも残っています。行先表示器はさすがに土佐電のものに交換されています。
 尚、320形は1949年製で、1992年に土佐電入りし、1993年より運行を開始したものです。グラーツ市電時代は204号車でしたが、土佐電では320号車となっています。これは土佐電気鉄道とグラーツ市公営運輸企業局が提携協定を結んだ日付(1992年3月20日)に因んだものです。



 車内です。ロングシートになっていますが、窓が大きいためか広々としている感じでした。天井には欧州の地図やグラーツの市街地の絵が描かれていました。欧州の電車らしい雰囲気ですね。撮影・乗車当時はクリスマスに近かったため、クリスマス装飾がなされていました。そして、サンタも乗車していました。因みに運転席後部に貼られているものはグラーツ市電の切符類です。



 運転台後部です。LED式次停留所表示器が取り付けられている以外はそのままのようです。そして、運賃箱やICカード読み取り機が設置されています。ただ、運賃箱は両替機能なしの旧タイプのものになっています。整理券箱がなかったので、均一区間専用でしょうね・・・。


 出入り口です。ツーステですが、運転台周辺は客室から1段低くなっていることがわかります。日本ではあまり見られない仕様ですね・・・。


 土佐電オリジナル車に囲まれながらはりまや橋の交差点を通過しているシーンです。外国製電車は目立つ存在ですね・・・。

 現在、外国製電車は3両いますが、土休日に高知駅前〜枡形間、枡形〜桟橋車庫間、高知駅前〜桟橋車庫間で運用され、車両も日替わりだそうです。
 以上です。

2013年度新車の第一陣登場

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 京都市交通局の
 2013年度新車
 の第一陣がこのほど納車され、さっそく営業運転を開始しました。2013年度新車はこれまで通りのハイブリに加えてディーゼルの大型ノンステが5年ぶりに投入されます。そんな中で、まず最初に登場したのがブルーリボンシティハイブリッドです。



 ブルーリボンシティハイブリッドは2010年から5年連続での投入となりますが、今回は行先表示器が
 幕式
 になった事が最大のポイントです。ブルーリボンシティハイブリッドの初採用から行先表示器がLED式となっていたのですが、ここにきて初めて幕になったということになりますね。そして、ブルーリボンシティハイブリッドの幕車は全国的にも稀少で、BJG代に大阪市交通局と富山地方鉄道がいるぐらいです(他にも小規模事業者にもいたような気がします・・・)。クーラーコンデンサが変更されたLJG代以降では初めてになるのでしょうか・・・。
 車内は前年度と同じくラッシュ型です。前年度からの仕様変更として、中扉上のLED灯の形状変更(点灯口が丸型になっている)、乗降中表示の形状変更、運転席ミラーの追加などを確認しています。


 梅津に入った2816です。梅津には2816と2817の2台が入りましたが、70・71の代替ということもあり、現時点では急行100号系統に入っているようですね・・・。



 九条に入った2818と2819です。九条投入分は2台とも208号系統に充当されていました。前年度の新車も投入当初は208号系統に充当され、ぼちぼち他の系統にも拡大していったという形ですね・・・。
 他に九条京阪に2820と2821が入ったのですが、これは未撮影です・・・。


 2012年式のハイブリと2014年式のハイブリのツーショットです。行先表示器が幕式とLED式という違いがあるのですが、通常なら古いほうが幕、新しい方がLED式なのですが、その逆というのは極めて珍しいですね・・・。

 以上です。


 P.S.

 本日、近江バスの復刻塗色車の第3号車をようやくキャッチできました。3号車も大津なんですね・・・。

まとまった数の投入が続く関東自動車の大型ノンステ新車

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 関東自動車では2012年よりまとまった数の
 大型ノンステ
 の新車を投入するようになりました。大型ノンステ自体はKC代の時より投入されていましたが、1年もしくは1ロットにつき1台という感じでした。それが、最近は1ロットにつき数台規模となっている事がポイントなのです。中古車の大量投入が続いていた事を考えると、補助金がらみとはいえ思い切った施策ですね・・・。そんな大型ノンステについてみてみましょう。



 2012年に投入された
 ブルーリボン?
 です。関東自動車に大型ノンステが投入されるのは2005年以来7年ぶりとなり、日野は今回が初めてとなります。型式はLKG−KV234N3で、標準尺が選択されています。中型ノンステの投入が続く過程の中で、窓ガラスがスモークガラスになるなど仕様変更が行われていましたが、今回の新車はそれに倣っています。1229と1230の2台が投入されました。


 2013年に投入された
 ブルーリボン?
 です。今回からQPG代になりました。1281と1284の2台が投入されています。


 2013年に投入された
 エルガ
 です。関東自動車は元々いすゞメインなので、今回の投入でようやくいすゞも入るようになった形です。エルガとしては2005年以来8年ぶりの投入となりました。とはいえ、仕様はブルーリボン?と同じです。



 2013年秋に投入された
 エルガ
 です。秋の新車でも投入されました。今回は3台と多めの投入となっています。


 2013年秋に投入された
 ブルーリボン?
 です。ブルーリボン?もエルガと同時に入りました。関東自動車はJ−BUS宇都宮工場周辺をエリアにしているだけに大型ノンステ新車はJ−BUSが中心ですね。



 2013年秋新車ではエルガとブルーリボン?に加えて
 エアロスター
 も投入されました。三菱ふそうの新車は2007年以来6年ぶり、そしてエアロスターは2002年以来11年ぶりとなりました。もちろん、現行ノンステは初めての投入となります。J−BUS勢はMTで入れているため、このエアロスターは関東自動車にとって初のATとなりました。1334の1台のみの投入です。関東自動車の三菱ふそうは4メーカーの中で少数派なのですが、ごく一部のコミュニティ路線を除いて全て自己発注車で揃えているんですよね・・・。
 因みに撮影時に充当されていた71系統白沢行きですが、実はJ−BUS宇都宮工場の近くを通ります。





 2006年から2011年にかけて大量投入されていた
 中型車たち
 です。いすゞと日野を中心に日デが少数という構成で、日野に関してはHRの中型ロングも入っています。十数台入った年もあったようで、宇都宮駅にはかなりの頻度で来ていました。因みに三菱ふそうについては2006年と2007年に中型ロングが各1台ずつ入っています。






 中古車たち
 です。中古車について、U代の中古車の投入がほぼ終わると、京王バスなどから中型ロングの投入が相次いでいました。中型ロングの投入が落ち着くと、大型ワンステの投入がぼちぼち進められているのですが、数はそんなに多くありません(簡単にいえば下火状態)。写真は上から
 宇都宮200か1137 いすゞKC−LV380L 元横浜市交通局
 宇都宮200か1148 いすゞKC−LV380L 元川崎鶴見臨港バス
 宇都宮200か1214 いすゞKC−LV380N 元松戸新京成バス
 宇都宮200か1248 いすゞKC−LV380L 元川崎市交通局
 宇都宮200か1251 いすゞKC−LV380L 元川崎市交通局
 最近の中古車は全ていすゞなんですね・・・。日野については現時点ワンステの中古車はを入れてないしね。

 以上です。

EF64形4重連

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 毎年正月になると、南松本〜篠ノ井間において
 EF64形4重連
 の単機回送が運行されています。これは正月に南松本発着の石油貨物列車が運休となり、その間に貨物列車のけん引を担当していたEF64形を篠ノ井機関区へ移動するためのものです。1日に南松本→篠ノ井、3日に篠ノ井→南松本間で運行されます。このうち3日の運行分を坂北〜西条間で撮影してきました。EF64形4両全てのパンタグラフを上げた状態で走行する姿は迫力を感じました。





 撮影当日に充当された機関車は前から
 EF64 1037
 EF64 1027
 EF64 1028
 EF64 1006
 で、1006号機のみ国鉄色で、それ以外は全て更新色でした。1日も同じ編成だったそうなので、その時は国鉄色が先頭を務めたことになりますね・・・。


 EF64形4重連単機回送の前を走っていた383系ワイドビューしなのです。10両編成での運行でした。


 南松本で見かけたHD300−6です。本格的に量産が進められているHD300形ですが、いつの間にか南松本まで来ていたんですね・・・。しばらくは首都圏で入換仕業に就いているのだろうと思ったいたのですがね・・・。

 以上です。

鹿児島ドリーム広島号

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 鹿児島ドリーム広島号
 は広島〜鹿児島間を結ぶ期間限定運行の夜行高速バスです。中国JRバスとJR九州バスの共同運行です。期間限定とは年末年始、GW、夏休みです。先日、その鹿児島ドリーム広島号の鹿児島行きに乗車しましたのでレポートします。




 私が乗車した時は中国JRバスの
 ガーラ
 が充当されていました。中国JRバスはガーラのSHDもしくはHDが充当されていますが、JR九州バスはエアロキングが充当されているそうです。今回充当されたのは2006年式の新型ガーラでした。そのガーラは3列シートですが、シートは一部が革になっていました。




 鹿児島ドリーム広島号鹿児島行きは
 広島駅新幹線口
 が起点で、そこには23時に出発します。鹿児島ドリーム広島号は期間限定運行なので、時刻表には記載されておらず、時刻表の下に紙をぶら下げる形で記載されていました。
 広島駅新幹線口を出ると、次に広島バスセンターで乗車扱いし、ここをもって乗車扱いは終了となります。乗車当日は約10人乗っておらず、ガラガラでした・・・。広島バスセンターを出ると、中広出入口より広島高速4号線に入り、沼田出入口で一旦一般道に入ったと、五日市ICから山陽道に入りました。私はてっきり祇園新道を通って広島ICから山陽道に入ると思っていました(関西方面の高速バスはこのルートです)。よく考えると、広島高速4号線経由のほうが短いもんね。


 23時半過ぎに
 宮島SA
 で休憩です。休憩後、消灯でした。ガラガラなので、背もたれを目いっぱい倒してのんびり寝ます。


 6時過ぎに
 吉松PA
 で休憩です。鹿児島ドリーム広島号の休憩は以上の2回です。とはいえ、冬なので6時といっても真っ暗です・・・。
 7時過ぎの鹿児島空港南BSから降車扱いが始まりますが、私は夢の中でした・・・。


 目を覚めた時は鹿児島中央駅に到着しようとしているところでした。鹿児島中央駅南国バスターミナルに到着し、ここでほとんどの客が降りて行きました。鹿児島中央駅を出てしばらく走ると、終点の
 天文館
 に到着しました。天文館はバスターミナルが無いので、道路上で降車扱いでした。時刻は7時半過ぎでした。夜行バスにしてはちょうどいい時間帯でした。降車扱いを終えたバスはさっそく回送として出発していきました。




 鹿児島ドリーム広島号の20分前に広島駅を出発した
 宇部・山口・広島〜東京間特別便
 です。これは広島〜東京を結ぶニューブリーズ号を補完しているもので、期間限定運行です。愛称はなく、特別便と案内されていることがポイントです。中国JRバスと防長交通の共同運行で、4列シート車が充当されています。廉価版のはずなのですが、客はそんなに乗ってなかったような感じでした・・・。

 鹿児島ドリーム広島号は広島と鹿児島を結んでいますが、相互を移動する客がそれなりいたことにビックリしました・・・。
 以上です。

E5系+E6系の「なすの284号」+車内

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 2013年3月改正でE6系が営業運転を開始し、「スーパーこまち」を中心に充当されていますが、その間合いでE5系と併結して「なすの」に充当されるようになりました。その
 なすの284号
 に乗車しました。なすの284号は郡山発東京行きですが、東北新幹線の上り各駅停車としては最終列車にあたります。夜遅くに東京に到着する各駅停車であるが故に乗客はほとんどおらず、郡山での出発を前に気軽に車内を撮影してみました。乗車当日に充当された編成はE5系U13編成+E6系Z19編成でした。


 E5系の行先表示です。「はやぶさ」と「はやて」は全車指定席のため、自由席表示が見られるのは「やまびこ」と「なすの」のみとなります。E5系では普通車指定席は7・8号車のみで、それ以外は全て自由席となります。



 E5系のグリーン車
 です。自然の色を基本にしていて、灯りもやや暗めになっていることがポイントです。座席は全席に可動枕や読書灯が取り付けられています。そして、足載せ台も付いています。



 E5系の普通車
 です。グリーン車と同じく自然を強調しており、灯りもやや暗めになっています。何か夜の列車で座っていると落ち着くような感じです・・・。そして、シートには可動枕が付いています。普通車では初めてのケースで、E5以降の標準となっています。



 次はE6系です。E6系は「こまち」と「スーパーこまち」に充当されていますが、これらの列車は全車指定席でとなっています。したがって、自由席の表示が出るのは「やまびこ」と「なすの」のみとなります。「なすの」ではグリーン車以外全車自由席となっています。



 E6系のグリーン車
 です。E5系とは大きく異なり、一部が革になっています。ぱっと見ると、E5系は落ち着きが感じられたに対し、E6系は豪華に感じました(個人的な見解ですが・・・)。可動枕と足載せ台はE5系と同じです。リクライニングと足載せ台は電動で動きます。



 E6系の普通車
 です。E6系は在来線と同じ車体幅となっているため、シートが2&2シートとなっています。でも、シートの厚みがE5系より厚く感じられました。シートの生地自体は米のあきたこまちをイメージしたものになっています。黄色地のシートはあまり見かけないだけに新鮮に感じたものです。可動枕がある点はE5系と同じです。

 E5系とE6系を見比べましたが、それぞれ個性が感じられました。
 以上です。

東濃鉄道 復刻塗色とQKG−MP35FM

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 東濃鉄道では2014年3月に創立70周年を迎えることから、2013年11月に
 創立70周年記念車両
 を導入し、多治見管内で営業運転を開始しました。



 投入されたのはエアロスターワンステ(QKG−MP35FM)ですが、カラーが昭和40年代の路線バスの塗色デザインを復刻しています。そして、側面とリアの社名表記が当時の表記を再現しており、特にリアはT.R.C.と当時流行していた英文短縮社名表記になっています。車内についても当時のデザインを再現しており、木目調の床などが特徴です。
 登録ナンバーは希望ナンバーで590になっていますが、590ってどういう意味があるのでしょうか・・・。


 2000年代に一時期投入されていた緑系の塗色ですが、これは名鉄グループ標準の塗り分けに東濃鉄道本来の緑系にアレンジしたようなデザインだそうな・・・。


 こちらは2012年に投入されたQKG−MP35FMの1552です。1552からQKG−MP35FMとなっていますが、基本的な仕様はLKGとあまり変わっていないようです。


 こちらは2013年に投入されたQKG−MP35FMの1582です。エアロスターMを置き換えるために徐々に投入が進んでいます。

 以上です。

初日の出関連の特急&快速列車

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 首都圏では各地で大晦日の終夜運転が行われていますが、その中で深夜の新宿駅から房総、伊豆などへ初日の出関連の
 特急&快速列車
 が出ています。これらの列車についてみてみましょう。



 深夜の2時頃に新宿駅を出て銚子へ向かう
 犬吠初日の出号
 です。新宿発が2本、両国発が1本の計3本が出ており、新宿発はE257系500番台の5両編成が充当されていました。新宿発なので、秋葉原にも停車しており、秋葉原で撮影しました。犬吠初日の出号には専用の表示があるのですが、1本は何故か「しおさい」表示でした。



 犬吠初日の出号の表示です。前面は「特急犬吠初日の出号」ですが、側面は単純に特急銚子という表示でした。



 こちらは
 外房初日の出号
 です。新宿発千倉行きで、外房線経由です。この列車もE257系ですが、房総特急に充当されている500番台ではなく、中央線特急列車に使用されている基本番台9両編成が充当されていました。なので、前面は臨時、側面は特急表示でした。



 秋葉原駅の案内表示です。房総方面の初日の出関連の列車は2時台から3時台にかけて3本が秋葉原に停車していました。総武緩行線の終夜運転は30分ヘッドだったので、特急:緩行線=1:1という形でした。




 場所は新宿に移って、こちらは
 熱海・十国峠初日の出号
 です。新宿発熱海行きで、快速列車としての運転です。車両は485系「宴」が充当され、全車グリーン車でした。



 こちらは
 新春富士山初詣号
 です。新宿発河口湖行きで、大月から富士急に乗り入れます。車両は485系「彩」が充当されていました。こちらも快速列車としての運行で、全車グリーン車でした。



 こちらは
 伊東初日の出号
 です。新宿発伊東行きです。車両は485系「華」が充当されていました。こちらも快速列車としての運行で、全車グリーン車でした。全車グリーン車のお座敷車両などは価格を抑えるために全列車快速列車として運行されているという感じですね・・・。
 その伊東初日の出号をもって新宿発の初日の出関連の優等列車は全て出発したことになります。

 首都圏は初日の出関連の列車が多彩ですね。関西では近鉄が特急列車の終夜運転を行っている以外は優等列車の設定が無いですね・・・(関西は初日の出スポットがあまりないせいもありますが・・・)。
 以上です。

センター入試臨時バス in関東鉄道バス

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 1月18・19日に各地でセンター入試がありましたが、センター入試に伴う臨時バスが各地で運行されました。今回は関東鉄道バスによる
 筑波大学会場
 の臨時バスを10年ぶりに撮影しましたのでレポートします。筑波大学への臨時バスは土浦駅発とつくばセンター発の2路線が運行され、いずれも筑波大学中央までノンストップで、そこからは各会場最寄りバス停に停車しながら大学構内を1周する形でした(筑波大学会場は学部により会場が分散しているため)。


 臨時バスにはLED車に対して「臨時 筑波大学」と専用の表示がなされていました。幕車は幕が無いので、臨時表示でした。















 臨時バスに充当された車両たちです。各営業所からの応援が来ていました。写真は上から
  1号車 9338TC
  2号車 9365TC
  3号車 1688RG
  4号車 9312RG
  6号車 1931MT
  7号車 1843MT
  8号車 9332MT
  9号車 9286TK
 10号車 9279TK
 11号車 9373YT
 12号車 9361YT
 13号車 9324YT
 14号車 P018
 15号車 P011
 でした。1号車から8号車まで土浦駅発で、9号車〜15号車がつくばセンター発でした。つまり、土浦駅発が土浦、竜ヶ崎、水戸の3営業所、つくばセンター発がつくば北、つくば中央、パープルバスの3営業所が担当していた事になりますね。ただ、撮影当日は試験科目が理系であったことから、受験者が少ないことを見込んで車両がやや少なめに用意した感じでした。





 これは10年前に撮影したセンター入試臨時バスです。当時は30台ぐらい動員しており、鹿島と波崎の車両も駆けつけていました。当時は両方とも数台の大型車が配置されており、そのほとんどが臨時バスのために駆けつけていました。鹿島の1511KSは臨時幕が無いようで、紙で対応していました。9117HSは元横浜市交通局のエアロスターKで唯一の短尺車で、ハイバックシートが並んでいました。9117HSは不調により2004年に廃車となり、代替えとしてつくば中央にいた元横浜市交通局のエアロスターKの9118YTが転入してきました。下の9134HSは元西武バスの日デP−U32Kですが、西武バスで言うと用途外車でした。後ほど竜ヶ崎へ転属し、流通経済大学スクール輸送専用車となり、ここで廃車を迎えています。
 尚、この写真は乗務員の許可を得て撮影しております。


 センター入試臨時バスを撮影する前に筑波大学本部に近い柴崎交差点で撮影したJR関東バスの回送バスです。土浦支社〜筑波大学間の回送は土浦学園線→東大通りのルートだとと思っていたのですが、テクノパーク桜経由とはビックリしました。


 当日の朝は夜間に雪が降ったこともあり、積雪が見られましたが、朝から気温が上がったため、融雪霧が見られました。


 最後に地元の滋賀大学のセンター入試臨時バスをUPします。

 以上です。

キハ32形+キハ54形の連結そして分割

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 JR四国には国鉄末期にローカル線用として投入された
 キハ32・54形
 が活躍していますが、両者を併結した列車が存在しています。その一つが高知発阿波池田行きの4244Dです。キハ32形は第三セクター用車両をベースに国鉄向けに設計し、廃車車両部品を再利用しています。キハ54形は北海道や四国のような経営困難が予想される地区の経営基盤整備のために投入された本格的なディーゼルカーです。特徴の事なる両形式ですが、活躍舞台が松山地区と高知地区と重なっており、併結列車まで出ているわけです。元々キハ32・54形は他の国鉄形車両と連結可能ですからね・・・。


 連結部です。両形式は材質が異なるものの、先頭形状がほぼ同じなので、凹凸な感じがほとんどありませんでした。車体長さが大きく異なるにもかかわらず、連結部は意外とスマートな感じでした。


 4244Dは土佐山田で24分間停車し、ここで両者が切り離されます。土佐山田より先は閑散区間なので、土佐山田で切り離したり、増結したりするケースがあるようですね。4244Dは駅舎側の1番ホームに停車していますが、停車中に2・3番ホームで特急列車同士の行き違いが行われます。


 阿波池田方に連結されていたキハ54形は単行でそのまま阿波池田へ向かいます。


 高知方に連結されていたキハ32形は4241Dとなって高知へ戻ります。

 以上です。

九州産交バスに行った元大阪市営ブルリ 他

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 2013年、九州産交バスに
 元大阪市交通局
 のブルーリボンが投入されました。九州産交バスでは以前から大型車に関しては関東系事業者からが中心で、関西系は中型車に見られる程度でした。九州産交バスは元々前中扉を採用していたということもあり(中型車は前後扉ですが・・・)、仕様が一致している関東系の車両を中心に入れていました。それが何故か前後扉の元大阪市交通局の車両を入れるようになったのです。



 今回投入されたのは
 ブルーリボン
 です。コストダウンのために座席がハイバックから標準になった2000年式の車両です。2000年式は2012年に廃車となっており、1年以上を経て新天地での活躍を始めた形です。窓ガラスにフィルムを貼ったところは九州産交バス標準ですが、リアの行先表示器が小型になっていることがポイントです。元々九州産交バスのLED車のリアの行先表示器が大型のものを採用していたのですが、最近になって小型のものになった車両が出ているようです・・・。でも、熊本のバスに見られるリア窓のカーテンは健在でした。


 元大阪市営のブルーリボンはまとまった数が投入されたようで、数台を見かけました。関東系はKC代の在庫が無くなり、KL代は人気があることから、余っていた?関西系の車両を買ったものだと思われます。九州産交バスの大型前後扉車は極めて珍しいので、すごく違和感あります・・・。


 こちらは熊本電鉄に投入された元京王バスの日野HRです。熊本の各事業者で元京王バスの車両を入れており、熊本市交通局以外の全事業者に入っています。にしても、車両によって行先表示器がLEDであったり、幕であったりしている点は健在ですね・・・。


 こちらは熊本都市バスの元京王バスの日デJPです。KL代のノンステとなります。行先表示器について、京王バス時代の分割窓をそのまま使っており、そのために分割幕をわざわざ新調したようですね・・・(熊本電鉄のは一体幕へ改造しているのに・・・)。



 こちらは元川崎鶴見臨港バスの日野HRです。数台が熊本都市バスへ投入されています。側面行先表示器が前扉後ろから中扉後ろへ移設しており、その点が熊本市交通局からの引継ぎ車との識別点となりますね・・・。

 以上です。

日光線・宇都宮線用205系600番台

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 日光線の107系と宇都宮線の211系を置き換えるために2013年より
 205系600番台
 が投入されています。これは京葉線で活躍していた205系に対して寒冷地で使用することから耐寒対策を施していることがポイントです。


 日光線用
 の編成です。600番台全12編成のうち4編成が該当し、107系レトロ調塗色車と同様のカラーが配置されていることがポイントです。写真はY2編成(クハ205−602以下4両)ですが、日光線用と宇都宮線用で番号は分けておらず、ランダムになっているようです。日光線向けはY2・3・6・10編成が該当しているのを確認しています。



 日光線向け車両の行先表示です。行先表示は107系と同じく筆字体となっている事がポイントです。まあ、107系を引き継いでいるという感じですね・・・。




 車内は種車と同じオールロングシートですが、シートモケットが交換されています。そして、寒冷地で使用されることから、半自動ドア対応となり、ドア横に押しボタンが設置されています。そして、車内の広告枠には日光線にまつわる車両などの写真が展示されていました。107系や205系600番台運行開始記念のシーンもありました。



 クハ205形には車いす対応の大型便所が取り付けられ、その向かい側には車いすスペースも設けられています。205系は元々トイレなしですが、地方線向けの車両に対してトイレ取り付け改造が行われており、日光・宇都宮線用車両も動揺となっています。トイレはE233系と同じようにドアが曲面になっていますね・・・。



 こちらは
 宇都宮線用
 の編成です。600番台全12編成のうち8編成が該当します。宇都宮線向けはE231・E233系近郊型と同じ湘南色となっています。クハ205形には日光線用と同じようにトイレが設けられています。トイレの部分には窓のあった部分に板でふさがっています。車内は日光線用と同じですが、広告枠には宇都宮線にまつわる車両の写真が掲示されていました。


 行先表示は211系と同じく、緑地にゴシック字体となっています。でも、宇都宮線用車両は日光線列車にも充当されるので、日光線の行先表示が入っているはずなのですが、日光線用のとおなじものなのかな・・・。

 こうして日光線と宇都宮線で205系が走り始めたわけですが、日光線は一部2両編成(ラッシュ時には6両編成も)だったのが全て4両編成となり、逆に宇都宮線では一部の列車が5両編成から4両編成へ減車となったわけですが、果たしてどうなんでしょうかな・・・。
 以上です。

北海道北見バスみたまま 2014・02

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 北海道北見バスの見たままです。北海道北見バスでは北海道ちほく銀河鉄道の代替バス用として大型新車を大量投入して以来、ほぼ毎年少数ながら新車の投入が続いています。そして、中古車の投入も少しずつ進んでいます。


 2011年に投入された
 エルガ
 です。LKG−LV234N3です。LKG代のエルガは今回が初めてとなります。これまでのエルガはノンステやQ尺など色んな仕様が投入されたようですが、今回はN尺のワンステとなっています。


 2013年に投入された
 エルガ
 です。QKG−LV234N3です。どうやら、今回からQKG代となりましたが、基本的にはLKG代とほぼ同じのようです。リアの排ガス規制シールからQKG代とわかったのですが、どうやらATを採用してみたいですね・・・。


 2013年に投入された
 エアロスター
 です。QKG−MP35FMです。エアロスターは2010年以来3年ぶりの投入で、AT車は今回が初めてとなります。M尺かつワンステである点はこれまで通りです。QKG代ながらクーラーは従来通り三菱重工製が選択されていますね・・・。


 2013年に投入された
 エアロクィーン
 です。QRG−MS96VPです。ドリーミントオホーツク号に充当されています。ドリーミントオホーツク用の車両はかって日野と三菱ふそうを入れていましたが、最近はほぼ三菱ふそうを入れているようですね・・・。


 こちらは2013年に投入された
 元京急バス
 の日野HRです。北海道北見バスでは中型ロングの車両を投入していないので、今回が初めてとなります。2台が投入されたようで、市内線で活躍しているのを確認しています。




 北見バスターミナル発7時20分の札幌行きの
 ドリーミントオホーツク号
 です。撮影当日は3台での運行でした。1号車がBKG代、2号車がKL代、3号車がKC代でした。いずれも多くの乗客が乗っており、需要の高さがうかがえました。

 以上です。

知内駅

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 知内駅
 は津軽海峡線にある駅で、海峡線で北海道側の地上に入ると、最初に来る駅でもあります。この駅は北海道新幹線の試験走行開始に伴い、2014年3月ダイヤ改正で駅としての営業を終了する予定となっています。



 知内駅は島式ホーム2面4線の構造となっていますが、島式ホームの片方は柵がなされており、実質的に相対式ホームとなっています。副本線は列車の退避や非常時の留置などが目的のようですが、ほとんど使用されていないようで、雪で埋まったままになっています。また、保線基地にもなっているようです。
 駅舎とは跨線橋でつながっています。


 駅標です。隣駅の吉岡海底は休止中ですが、3月改正で駅としての営業を終了することになっています。



 上が吉岡海底方を眺めたものです。吉岡海底方を行って最初にくるトンネルが青函トンネルです。つまり、青森方から青函トンネルを出てすぐに知内駅に着くというわけですね・・・。下が木古内方です。トンネルが見えますが、知内〜木古内間で小さなトンネルをいくつかくぐっていくことになります。



 知内駅は
 道の駅しりうち
 の物産館に併設されています。ただ、物産館は営業時間が限られており、営業時間外は物産館の傍にある小さな出入口から出入りすることになります。その出入口には「JR津軽海峡線 知内駅」と記載されていました。


 物産館内から知内駅への出入口で、1枚の扉でつながっています。扉周辺に演歌歌手の北島三郎のポスターが多数貼られていますが、北島三郎は知内出身なので、そういうことになっているようです・・・。



 その扉を開けると、知内駅の待合室に入ります。ベンチと時刻表&運賃表があるだけです。知内駅に停車するのは1日2往復のみで、停車列車は朝夕のみとなっています。津軽今別も同様ですが、全て白鳥であるに対し、知内駅は1本を除いて全てスーパー白鳥になっていることがポイントです。


 待合室の奥にあるドアを開けると、跨線橋につながるのですが、その途中に乗車証明書発行機が置かれています。


 跨線橋に入ると、青森方面と函館方面それぞれのホームにつながる階段につながります。



 跨線橋からホームへつながる階段です。階段の長さは普通といった感じでしょうか・・・。



 駅の外側から見た駅構内です。駅舎はホームより少し高い所にあるので、外側から駅全体を俯瞰することができます。



 知内駅前を通る国道228号線から見た知内駅です。知内駅は道の駅しりうちを併設しているだけにその看板が建っており、その看板の中にJR知内駅の文字が見えます。看板には北島三郎の絵が描かれていますね・・・。



 789系の車内案内表示に表示された知内表示です。知内に停車する列車は4本で、うち3本が789系スーパー白鳥なので、こういうシーンは3度見られることになりますね・・・。



 知内駅前バス停にやってきた函館バスです。知内駅前には函館バスセンター・木古内〜松前の路線が停車しますが、本数は列車より多く、1日約10往復がやってきます。尚、知内駅前バス停は物産館前と国道上の2ヶ所があるのですが、物産館前に止まるバスは1日2本のみで、それ以外すべて国道上のバス停に停車します。尚、知内駅に停車する列車の時刻とバスの時刻はほぼ全て近接しており、鉄道とバスをうまく使って知内駅を訪れることもできます。

 知内駅は津軽海峡線の開業当初は信号場だったものが松前線廃止に伴う地元の請願によって駅に格上げされたものですが、新幹線によって再び信号場となってしまうという形になりますね・・・。
 以上です。

深大寺初詣バス

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 東京都調布市にだるま市で有名な
 深大寺
 がありますが、正月になると京王バスは調布駅から初詣バスを運行しています。調布駅から深大寺へは調34系統が運行されていますが、その系統に対して増発するという形となります。その初詣バスを見てきましたのでレポートします。






 初詣バスに充当された車両の一部には絵馬をかどったHM及びしめ縄を前面に掲げています。私が見たときは全て調布の車両に対して掲げていました。それだけでなく、行先表示も専用のものが用意されており、その表示には両橋に門松の絵が表示されています。調布の車両はどちらかと言えば、日デJPと日野KVが中心でした。



 調布の車両ではHMなしの車両も初詣バスに投入されていました。特に深夜急行バス兼用のワンロマ車も充当されていました。



 更に調布だけでは車両が不足するようで、他の営業所からの応援もありました。写真は永福町のエアロミディの中型ロングで、D30610とD30611の2台が充当されているのを確認しています。調布は多摩ナンバーのエリアなだけに練馬ナンバーは少々違和感ありますね・・・。尚、永福町の2台はHMなしで、専用の行先表示を出して走っていました。



 初詣バス以外にも調34系統の通常便も走っていましたが、行先表示は通常通りでした。


 撮影していると、たまたま調布の旧塗色車が来ていました。でも、初詣バスでなく、吉14系統に入っていました。

 以上です。

711系 冬の姿

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 2014年度末の引退が予定されている
 711系
 ですが、このたびの遠征で冬の姿を撮影しましたので、UPします。


 旭川で発車を待つS101編成です。この列車は小樽→旭川間ロングランの2151Mの折り返しの岩見沢行き2220Mです。旭川を昼間に出る唯一の711系列車でもあります(それ以外は全て朝夕)。小樽→旭川を走り切ったせいか、床下は雪がたくさん付着していました。




 冬の711系で注目したいのがドア横の
 ブラシ
 です。これはドアに付着した雪を取り除くために冬季期間のみ取り付けられているものです。ブラシは着脱可能で、ねじによって止めています。そのブラシは711系のみで、他の車両は取り付けられていません。711系のドアのブラシを見るたびに冬だなぁと感じたものです。


 夏季の711系です。ドアのブラシがありません。つまり、夏季はブラシを外した状態で走っているというわけですね・・・。ブラシはねじで止めるため、ドアにはねじ穴が付いているのを見ることができます。




 2011年に国鉄色へ塗装変更された
 S110編成
 です。S110編成の冬の姿を撮影することができました。北海道は本州より雪が軽いため、列車の最後部は雪しぶきにより、先頭部が雪で覆っている姿を見かけることができます。本州もこの姿を見ることができますが、たいていは水平部分に雪が積もっている事が多いようです。



 こちらは札幌で分割されたS103編成とS107編成です。毎日早朝に札幌で分割するシーンを見かけることができます。S103編成は出場してばかりのようで、車体がピカピカに輝いていました。



 学園都市線
 の運用に入った3扉化改造のS111編成とS116編成です。学園都市線に入選する711系は冷房車限定で、冷房車の運用に組み込まれています。しかし、冬季は冷房の必要がないので、非冷房車も冷房車の運用に充当されています。したがって、全編成が非冷房の3扉化改造車が学園都市線に入線するのは冬季のみということになりますね。尚、学園都市線の運用について、最近721・731系などが代走するケースがたびたび発生していたようですが、撮影当日はいつも通りの711系が充当されていました。



 今回の遠征は733系が登場してから初めての冬の遠征でしたが、733系の冬の姿も撮影しました。そして、711系を置き換えるために2013年度に増備された編成も営業運転に投入されてました・・・。写真のB115編成のほかにB119編成も確認しています。でも、B119編成ということは7編成も登場していることになるのですが、来るダイヤ改正で711系の運用が縮小されてしまうのでしょうか・・・。


 そして、735系も撮影しました。JR北海道で初となるアルミ車ですが、冬季での試験も終了し、冬季でも営業運転に入っていたんですね・・・。

 711系は2014年度末に引退する予定ですが、それまでに冬に訪れるのは今回が最後だと思うので、いろいろ撮影したのですが、711系と雪は似合うねと感じたものです
 以上です。

さっぽろ雪まつりシャトルバス

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 2月5〜11日に
 さっぽろ雪まつり
 が開催され、これに合わせて各地から会場へのシャトルバスが運行されました。そのシャトルバスを撮影しましたので、レポートします。




 さっぽろ雪まつりはTVでよく出ている大通会場が有名ですが、他に東区にあるつーどむでも開催されており、シャトルバスはつーどむ会場へのアクセスが中心です。シャトルバスは各地〜会場間が中心ですが、他に大通会場〜会場間のシャトルバスもあり、2つの会場のはしごもも考慮されていました。担当は北海道中央バスとJR北海道バスで、じょうてつは会場が営業エリア外であるせいか担当していなかったようです。両社とも専用の行先表示を出していましたが、北海道中央バスの幕車と一部のLED車は北海道中央バス表示でした。












 こちらは北海道中央バスの
 すすきの・大通・札幌駅〜つーどむ会場
 のシャトルバスです。つーどむ会場行きは大通始発が基本で、一部便は中央バス札幌ターミナル始発で運行されていました。逆につーどむ会場発は全て大通経由すすきの行きとして運行されていました。いずれも札幌駅北口経由でした。担当は私が見かけたところ全て石狩でした。
 このシャトルバスは平日15分ヘッド、土休日10分ヘッドで運行されていたのですが、それでも乗客が多く、積み残しもたびたび発生したことから突発便も出たようです。











 こちらは北海道中央バスの
 地下鉄栄町駅〜つーどむ会場
 のシャトルバスです。つーどむ会場の最寄り駅が栄町駅で、徒歩圏内なのですが、シャトルバスも出ていました。短距離がゆえに運賃も100円で、小児・障害者などは無料でした。このシャトルバスは平日10分ヘッド、土休日5分ヘッドで運行されていたのですが、平日と土休日でルートが大きく異なっていました。これは会場周辺の交通規制の関係のようです(土休日のみ交通規制が敷かれていた)。5〜10分ヘッドで、所要時間が短いので少数車両によるピストンに近い運行形態なのかなと思っていたのですが、操車場を使っていたようで、多くの車両が使われていました・・・。担当は札幌東と石狩でした。





 こちらは北海道中央バスの
 地下鉄麻生駅〜つーどむ会場
 のシャトルバスです。途中無停車の直行で、平日30〜60分ヘッド、土休日20分ヘッドで運行されていました。担当は見かけたところ全て新川が担当していました。麻生駅は石狩の車両が多く来るので、石狩も入ってくるのかなと思っていたのですがね・・・(一応麻生駅には新川の車両も多く来ますが・・・)。




 こちらは北海道中央バスの
 イオンモール札幌苗穂〜つーどむ会場
 のシャトルバスです。そのシャトルバスは土休日のみ運行と案内されていたようですが、実際は平日も走っていたようです・・・。イオンモール札幌苗穂は名前からして苗穂駅に近いかなと思ったら、実際はどの駅から離れた場所にありました。買い物客を狙った設定なのでしょうか・・・。担当は白石でした。イオンモール札幌苗穂は白石管内のあるからかもしれませんね・・・。






 こちらはJR北海道バスの
 大通・札幌駅〜つーどむ会場
 のシャトルバスです。北海道中央バスとかぶっているように見えますが、すすきのに行かないのと札幌駅での発着場所が札幌駅バスターミナルである点で違いがあります。平日は15分ヘッド、土休日は10分ヘッドで運行されていました。担当は厚別でした。札幌駅方面は乗客が多いことをにらんでいるのか、長尺車が多く投入されていました。元近鉄バスのブルーリボンも複数入ってましたね・・・。


 札がないため、どこからなのかは不明ですが、1614は石狩所属なので、大通・札幌駅からの便だと思います。このシャトルバスは乗客が多く、突発便も出たことから、それに該当すると思います。



 つーどむ会場では貸切ばすも何台か来ていました。



 こちらはJR北海道バスの
 大通・札幌駅〜円山動物園
 のシャトルバスです。これは動物園周辺から大通会場へのアクセスのためのシャトルバスで、30分ヘッドで運行されていました。担当は琴似でした。地下鉄東西線と完全に並行していたせいか、乗客がやや少ないような印象でした。






 せっかくなのでバスの撮影だけでなく、雪まつりも見てきました。こちらは
 大通会場
 です。自衛隊など制作の大型作品が中心でした。これはTVでもよく出ているので、すぐにぴんと来るかと思います。生で見るのは初めてでしたが、こんなに大きいとはすごいなと感じました。今年はオリンピックイヤーなので、オリンピックの作品もありました。



 こちらは
 つーどむ会場
 です。どちらかといえば、地元の方が作った作品が中心でしたが、滑り台など子供向けのものが多かったという印象でした。そのため、来場者も子連れが多かったです。その中で一番驚いたのが、自前のそりを持って来場する子連れが多かったことです。地下鉄やシャトルバスでも同様でした。北海道って、みんな自分のそりを持っておられていたんですね・・・(関西やとレンタルレベルやで〜)。

 以上です。

0系第1編成車内公開

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 交通科学博物館で保存されている
 0系第1号編成
 ですが、閉館を前に車内の特別公開が行われているということで、見てきました。通常は新幹線ミニシアターに改装されている22−1のみ公開していますが、今回は通常非公開の21−1、16−1、35−1の3両が公開されました。



 公開は車内公開で、21−1から乗り、一方通行で進めるという形でした。


 21−1の運転台です。22−1の運転台が公開されているので、いつでも運転台を眺めることができるのですが、22−1の方は破損防止のためにスイッチ類などが透明アクリル板で覆われています。しかし、21−1は通常非公開なので、透明アクリル板がなく、ブレーキマスコンが無い以外は原形を留めています。でも、運転台はロープで仕切られており、入れないようになっていました。






 普通車
 の21−1の車内です。登場時の0系の普通車は転換クロスシートでした。新幹線は収容性を重視していることもあり、2&3シートとなったのですが、当時は3列シートで回転できる技術が無かったようで、転換クロスシートとなったようですね・・・。肘掛は中間部分も含め固定で、テーブルは小型の引き出し式でした。今は回転リクライニングシートで、テーブルも大型であることを考えると、すごい進化なんだなと感じたものです。そして、この転換クロスシートで東京〜新大阪間を3〜4時間で移動していた事なんて想像もできません・・・(急行列車のボックスシートを考えると上なのかもしれませんが・・・)。
 私にとっての0系と言えば回転シートになった後なので、転換クロスシート時代はピンときません・・・。



 21−1のデッキです。号車表示はドア横にサボ式で表示されていました。今は全編成が16両編成で、編成の組み替えもないので、シール式ですが、0系の時は編成の組み替えが多く発生していたので、サボ式となったのでしょうね・・・。ドア上に車番表示があったとは意外でした・・・。JR西日本で最後まで残った0系は客室の片隅でしたからね・・・。
 そして、デッキには新幹線の時刻表もありました。昭和50年代のもので、博多延長後のものでした。現在の新幹線にはデッキに時刻表が掲示されていますが、その習慣が国鉄時代から始まっていたことを初めて知りました・・・。





 トイレと洗面所
 です。トイレは男女兼用2ヶ所と男子専用1ヶ所で、洗面所は2ヶ所でした。今の新幹線の標準スタイルが新幹線開業時からそのまま引き継がれている事もビックリしました。しかも洗面所のスペックも石鹸以外全く変わっていないこともビックリ・・・。トイレの傍には飲料水が付いていました。国鉄時代はこれが当たり前でしたが、今はブルトレインしか見られなくなってしまいましたね・・・。






 グリーン車
 の16−1の車内です。グリーン車は回転リクライニングシートで、2&2シートです。シートはリクライニングできるだけでなく、足置き台も設けられており、今のグリーン車につながる基礎が開業時から出来ていた事になりますね・・・。ただ、テーブルは引き出し式で、小型のものです。グリーン車の座席はやや大きめであること以外は在来線とほぼ同じ感じでした(489系のサロ489形と比べるとほぼ同じでした)。でも、今は電動リクライニング、読書灯、ラジオ、大型背面テーブルなどが付加していて、どんどん進化していますね・・・。




 デッキのドアが何と金メッキがなされていたのです。0系のグリーン車は乗降扉の縁が金色になっていましたが、デッキのドアまで金になっていたとは驚きです。それだけに0系のグリーン車は可能な限り高級感を出そうとしていたんですね・・・。にしても、下の写真の透明ガラスの扉は何やろ・・・?





 ビュフェ車
 の35−1の車内です。35形はビュフェと普通車の合造車です。ビュフェは軽食を提供できるレベルで、調理台や冷蔵庫や電子レンジなどが置かれていました。購入した軽食を食べれるようにテーブルや座席も設けられていました。今は高速化や駅のコンビニなどの充実化などにより、駅で買って車内で食べることが定着してしまっていますが、昔は乗車時間が長く、駅もあまり充実していなかったので、車内で買って食べる事が当たり前だったんですね・・・。そして、第1号編成は1970年代に廃車され、そのまま交通科学博物館に展示された事もあり、昔の冷蔵庫や電子レンジがそのまま残っていました。なるほどの連続です。


 ビュフェの端っこにある手洗い場です。そのにはエアタオルも置かれていました。今はビルのトイレなどに当たり前のようについていますが、当時は珍しく、国鉄では1958年の20系電車から始まったんですね・・・。


 ビュフェにあった速度計です。今は速度を気にすることはほとんどなく、知らぬまま過ごしている事が当たり前なのですが、昔は関心があったようですね・・・。



 ビュフェ車にはビュフェだけでなく、売店や公衆電話も設けられていました。


 35−1の普通車の部分です。35形は普通車とビュフェの合造車なので、普通車もありました。でも、半分以上がビュフェなので、普通車部分は比較的狭かったです。


 35−1のデッキ部分です。9号車の札が付いていました。



 22−1の車内です。22−1は
 新幹線ミニシアター
 に改装されていましたが、去年12月をもって終了したため、座席部分はロールで仕切られ、そして電灯もほとんど消えて静かになっていました。でも、運転台公開は引き続き行われているようで、その列が延々と続いていました・・・。


 22−1のデッキが出口となっており、これで車内見学は終了です。

 こうして、21−1、16−1、35−1の車内を見てきたわけですが、ほとんどの設備において、現在のN700系に引き継がれていた事に驚いたものです。そして、新幹線開業当初の設備や雰囲気について、なるほどと感じる部分が多く、勉強になりました。
 以上です。

横浜市交通局2013年度新車

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 横浜市交通局の
 2013年度新車
 が8月より投入が始まり、2013年内に投入が完了しました。今回は全てJ−BUSですが、車種が多彩となっていることがポイントです。2013年度新車を見てみましょう。



 2013年度新車の先陣を切って投入された
 エルガワンステ
 です。大型ワンステは2008年にエルガが3台投入されており、それ以来となります。ワンステはQ尺となっており、収容性重視となっていることがポイントです。前回は本牧のみでしたが、今回は本牧だけでなく港南や鶴見にも投入されています。写真のエルガは105・106系統に充当されていましたが、この両系統には長尺ワンステが多数入ってました。



 次に
 ブルーリボン?ノンステ
 が投入されました。ブルーリボン?ノンステは2012年度も投入されており、2年連続の投入となっています。昨年度と同じQPG代で、仕様も同じになっています。ただ、昨年度は約40台入ったに対し、今回は本牧と滝頭の各2台ずつのみとなっています。ワンステとハイブリが多かったためでしょうか・・・。写真は上から3−3378(本牧)、3−3381(滝頭)です。とはいえ、登録ナンバーが希望ナンバーで入った2008年度車と重複しているため、まぎわらしそうな感じです。


 次に
 レインボー?ノンステ
 が投入されました。これは各営業所に残存していた1999年度投入の中型車を代替するために大量投入されたものです。中型の新車が入るのはあかいくつ用の日野HR以来となるでしょうか・・・。MTで、SKG−LR290J1となります。他にポンチョも投入されたのですが、1台のみがゆえになかなかキャッチできず・・・。




 2013年度新車のトリは
 エルガハイブリ
 でした。横浜市交通局では毎年10台のハイブリを投入していますが、昨年度まではブルーリボンシティハイブリとして投入されていました。それが今年度はいすゞが落札したため、エルガハイブリとして投入されました。ハイブリなので、各所にハイブリの文字が表記されていますが、それに加えてブルーリボンシティには無かったマークがついていました。



 エルガハイブリは港北、本牧、保土ヶ谷、浅間町の4営業所に投入されました。ブルーリボンシティの時は日野指定営業所+本牧に投入されていましたが、今回は元々ハイブリを入れている営業所に加えて港北にも投入されたことがポイントです。写真は上から3−1783(保土ヶ谷)、3−1786(浅間町)です。
 今回の撮影では3台撮影出来たのですが、保土ヶ谷は全て101系統に充当されているなどいろいろ走っているような印象でした。とはいえ、都営バスのように稼働率がやや低めにならなけれないいのですが・・・。


 根岸駅でブルーリボンシティとエルガのハイブリ同士が並ぶシーンを撮影できました。同じハイブリとはいえ、エルガの方は屋根上のこぶが無いだけにハイブリ同士が並んでいるような印象がありませんでした・・・。




 2013年度新車の投入で2000年度車を中心に廃車が進められていますが、ブルーリボンシティのノンステの廃車が進む中で、ブルーリボンシティの長尺ワンステが現役で活躍しているシーンを見かけました。ブルーリボンシティワンステは10台投入されましたが、うち3台は交通開発へ譲渡された以外全てが今でも現役で走っています。2013年度に長尺のワンステ新車が入ると聞いて、ブルーリボンシティワンステが廃車になるのだろうかと思ったら、全車が生き残った事は意外でした・・・。逆にブルーリボンシティノンステは行先表示器がLED化された2002年度車に廃車が出たようで・・・。

 以上です。

終焉を迎える北海道の石油貨物列車

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 北海道内で運行されている
 石油貨物列車
 が3月末を持って運行終了する予定となっています。北海道の石油貨物列車は本輪西駅の近くにあるJX日鉱日石エネルギー室蘭製油所から札幌貨物ターミナルへ輸送していますが、室蘭製油所の製油機能停止により、貨物列車そのものが廃止されるようです。かっては旭川や帯広まで運行されていましたが、2012年5月末で廃止され、本輪西〜札幌貨物ターミナル間のみとなってしまいました。というわけで、石油貨物列車を撮影してきました。
 写真は新札幌で撮影した札幌貨物ターミナル発本輪西行きの
 8772レ
 です。札幌貨物ターミナルを11時台に出発します。撮影時はDF200−53が牽引していました。石油貨物列車は2012年3月改正で全て臨時扱いとなり、列車番号も全て8000番台となっています。



 タンク車です。タキ43000形とタキ1000形の混結でした。どちらかと言えば、タキ43000形の方が多めでした・・・。これらのタンク車の常駐駅は本輪西駅と表記されていました。DF200形に牽引されながら、雪しぶきを上げて走る姿はもうじき見納めになってしまうんですね・・・。


 こちらは恵み野駅で撮影した本輪西駅発札幌貨物ターミナル行きの
 8771レ
 です。この列車は本輪西を早朝に出発し、朝に札幌貨物ターミナルに到着します。夜が長い冬では札幌周辺でかろうじて撮影可能です。撮影当日はDF200−110が牽引していました。


 タンク車と721系の並びです。北海道らしい光景ももうじきお見納めになってしまうんですね・・・。


 東室蘭で撮影したDF200−103の単機回送です。8772レのスジで走っていたのですが、8772レなのか、他の列車の遅れなのかは不明です・・・。とはいえ、石油貨物列車のスジでも単機となる場合がありますし・・・。

 3月末に石油貨物列車が廃止されると、北海道から車扱列車が消滅し、コンテナに統一されます。今回の動きから石北貨物で活躍しているDD51形の動向が気になります・・・。
 以上です。
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