Quantcast
Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
Viewing all 640 articles
Browse latest View live

つくばマラソン臨時バス 2014

$
0
0
 11月23日に
 つくばマラソン
 が開催され、それに伴って関東鉄道バスは研究学園駅・土浦駅~会場間において臨時バスが運行されました。その臨時バスを撮影しましたのでレポートします。





















 研究学園駅~会場
 間のシャトルバスに充当された車両たちです。約40台が動員されていました。確認した営業所はつくば中央、土浦、つくば北、竜ヶ崎、水海道、取手、パープルバス、グリーンバス石岡でした。県南の各営業所から動員されていました。以下の充当された車両をUPしますが、数が多いため写真は一部にとどめます(☆が写真ありです)。
   1号車 9361YT☆
   2号車 9373YT☆
   3号車 9281YT
   4号車 9357YT
   5号車 9314YT
   6号車 1923YT
   7号車 9374YT☆
   8号車 9336TC
   9号車 9380TC☆
  10号車 9364TC
  11号車 9291TC
  12号車 2060TC☆
  13号車 9354TC☆
  14号車 9366TC
  15号車 9365TC
  16号車 9388TC☆
  17号車 9323TC
  18号車 9379TK
  19号車 9286TK☆
  20号車 9343TK☆
  21号車 1922TK
  22号車 2050MK
  23号車 2051MK☆
  24号車 9371MK
  25号車 1823MK
  26号車 9340MK☆
  27号車 9372MK☆
  28号車 1688RG☆
  29号車 9283RG☆
  30号車 9369RG☆
  31号車 9319RG
  32号車 9287RG
  33号車 9312RG
  34号車 2005TR☆
  35号車 1877TR☆
  36号車 P023☆
  37号車 P022☆
  38号車 P010
  39号車 G037☆
  40号車 G057
 ほんとに多いですね・・・。そのおかげで未撮影車両もゴロゴロ出てきて、しっかりと撮影できました。でも、研究学園駅~会場間は約20分という距離ながらこんだけのバスが動員するほど参加者が多いとは驚きました。最近は市民マラソンが人気で、京都マラソンの凄さを知っていたものの、つくばマラソンもそれに劣らぬ人気とは驚きました。






 こちらは
 土浦駅~会場
 の臨時バスです。土浦駅東口発で、高架橋を通って会場に至るというものでした。担当は全て水戸でした。土浦駅発着なので土浦が担当するかと思いや全て水戸担当とは意外でした・・・。でも、研究学園駅発着よりも距離が長いのですが、人は多くなかったようで、台数も10台と少数でした。以下の充当された車両をUPしますが、数が多いため写真は一部にとどめます(☆が写真ありです)。
  41号車 1869MT☆
  42号車 1931MT☆
  43号車 9320MT
  44号車 1824MT☆
  45号車 9332MT
  46号車 1843MT
  47号車 9276MT
  48号車 9330MT
  49号車 9297MT
  50号車 9296MT☆
 中型ロングを含む全て大型車でした。大型車のほとんどが動員されたため、当日の水戸駅発着路線は中型車ばかりでした・・・。土浦花火大会では10台も動員されることは無いので、マラソンのために10台とは驚きでした・・・。





 こちらは
 東京駅~会場
 のバスです。これは路線ではなく、読売旅行が募集をかけた貸切バスとしての運行で、ヤサカバスなどの大手貸切業者の貸切バスが約15台以上来ていました。ほとんどがセレガーラでしたが・・・。



 研究学園駅~会場間の臨時バスを担当していたつくば中央の車両の一部は臨時バスを2本運行した後、役員輸送に充当されていました。担当したのは1号車の9361YTから6号車の1923YTの6台で、それぞれ3台ずつ2ルートに分けて運行されていました。因みに7号車の9374YTは役員輸送に充当せず、引き続き臨時バスに充当されていたようです。
 先日にtwitterでUPしましたが、39号車のG037が臨時バスを数本担当した後、筑波山シャトルバスの14号車として筑波山シャトルバスに充当されていました。当日は筑波山でもピークシーズンだったこともあり、多数の車両が応援に駆けつけていました(貸切車が中心でしたが・・・)。


 臨時バスの降車場です。臨時バスの降り場と乗り場は陸上競技場周辺に設けられていました。尚、筑波大学構内の道路がコースとなったため、C10系統などは運休、10系統などは筑波メディカルセンター止まりで運行されていました。



 臨時バス以外でも未撮影車両も撮影できました。上は元京成バスのエルガの9389TCです。9388TCとほぼ同時に入りましたが、9388TCは短尺+中扉が引戸、9389TCが標準尺+中扉が4枚折戸と仕様が異なっていました。元々いた営業所が違うとはいえ、京成バスは柔軟に仕様を変えていた証しですね・・・。下は土浦からつくば北へ転属した9318TKです。

 以上です。

南草津駅~立命館大学間連節バス試験走行

$
0
0
 11月29・30日の2日間、南草津駅~立命館大学びわこくさつキャンパス間において
 連節バス試験走行
 が行われました。これは南草津駅~立命館大学びわこくさつキャンパス間において、連節バスの導入を検討しており、導入に向けた試験走行という感じです。


 試験運行に使用されたのは神姫バスの
 シータロG
 で、試験走行に当たって借り入れたものです。試験運行なので、神姫バスの仕様そのままで行先表示も「神姫バス」と表示されていました。尚、運転士は神姫バスの方が担当されていました。



 試験運行に当たって、連節バスの前後に
 誘導車
 が付いていました。これは今回走行する区間は連節バスの運行に当たって認可を受けておらず、認可を受けていないところは誘導車が必要となっているためです(連節バスは特殊車扱いですからね・・・)。誘導車は前後に各1台ずつが付いていたのですが、前は神姫バス保有の誘導車(普通車)、後ろは近江バスの日デRAが担当していました。日デRAの方は前面、側面、リアに注意書きが掲げられていました。
 前後に誘導車が付いたとはいえ、連節バスと誘導車との間に車が入ったり、誘導車が信号に引っかかって離れ離れになったりと意味を成さなかったみたいですね・・・。


 近江バスの日デRAはこういう風に連節バスの後ろを付いていきます。




 南草津駅
 での連節バスです。滋賀県に連節バスが走ったというシーンとなりますね・・・。連節バスは東口の1番乗り場にて発着していたのですが、時には待機場に入ったり、西口に入ったりと色々試験走行していました。近江バスと連節バスの並びが滋賀県にいる事を感じさせますね・・・。
 尚、南草津駅に到着するたびに招待客を降ろしたり、乗せたりしていたので、基本的にここがベースとなっているようですね・・・。





 立命館大学
 での連節バスです。立命館大学ではバスターミナルではなく、バスターミナルから少し外れた場所で発着していました。ただ、到着してはちょっと止まってすぐに発車という感じでした。
 尚、南草津駅~立命館大学びわこくさつキャンパス間では松下東口経由とかがやき通り経由の二つがあるのですが、試験運行では両方とも経由していました。


 29日は立命館大学行きのシャトルバスの運行日でしたが、連節バス試験運行のために乗り場が1番乗り場から3番乗り場へ変更されていました。

 こうして、南草津駅~立命館大学びわこくさつキャンパス間において連節バスの試験運行が行われたわけですが、概ね問題なかったようで、2016年度の運行開始に向けて大きく前進したかと思われます。とはいえ、南草津駅付近の交差点などでは線の引き直しが必要なのかもしれませんね・・・。
 以上です。

福井鉄道 735形

$
0
0
 福井鉄道では土佐電から元ドイツシュツットガルト市電の
 735形
 を譲り受け、4月より営業運転を開始しました。その735形に乗車してきましたのでレポートします。



 735形は元ドイツシュツットガルト市電で使用された車両で、ドイツから土佐電へ嫁ぎ、そこで2014年まで活躍したのちに福井鉄道入りしています。2車体連接構造になっており、パンタグラフは福井駅方面の車両のみ付いています。尚、ドアは2扉ですが、2扉とも片方のみに集中して付いている事がポイントです。つまり、1車体につき扉は片方のみに2扉付いている感じです。


 パンタグラフです。菱形ですが、日本ではあまり見られない大型のものが付いています。ドイツ時代そのままのようですね・・・。日本ではポールやヒューゲルなどが主力で、パンタグラフは少なかったですね・・・。



 車内
 です。オールクロスシートで、1人掛けと2人掛けのボックスシートが並んでいます。どちらかといえば、1&2シートですが、千鳥状に配置されています。日本はロングシートが一般的で、クロスシートといっても1人掛けが主体なので、日本ではあまり見られない座席配置ですね・・・。更にボックスシートの構造がシンプルでした。



 車内にはシュツットガルト市電の路線図や表記が残っている他、ドイツ語の紹介も所々見られました。でも、土佐電の外国電車はみんな外国時代の表記や案内表示などを残しており、735形もそれに倣っています。


 吊り輪です。吊り輪は日本ではあまり見られない布製です。何かつかみにくそうですね・・・。




 側面行先表示器
 です。側面行先表示器は各車に1つずつ後ろ扉の側に付いています。更に側面行先表示器のあるところは車掌台が付いています。側面行先表示は幕式ですが、巻き取りは手動で、折返し時に車掌がハンドルを使って回します。更に側面行先表示は車外側のみならず、車内側でも車内案内表示を兼ねて表示できるようになっている事がポイントです。これは日本ではあまり見られないタイプですね~


 運転台
 です。基本的にドイツ時代のままで、ワンハンドル式となっています。スイッチ類が1か所に集中しており、座ったまま色々操作できるようになっていますね・・・。



 側扉
 です。735形は車体幅が他の福井鉄道の車両と比べてやや狭いため、側扉にステップを取り付けて、ホームとの距離を縮めています。これは福井鉄道入り後の改造のようです。しかも、そのステップは自動ではなく、車掌がロープを使って引き出したり収納したりするようになっています。そのため、乗降扱い時に開くドアは後ろ扉の1か所のみとなっています(前扉は不使用)。



 735形は赤十字前~福井駅前~田原町間の軌道線区間のみの運行となっており、専用軌道の鉄道線区間には乗り入れていないようです。路面電車タイプが故にそのようになっているのかもしれませんが、イベントという意味合いもあるようですね・・・。

 以上です。

秋の行楽輸送2014

$
0
0
 毎年秋の行楽輸送にあたって京都市交通局では各種系統で増発を行うなど混雑対応していますが、今年の様子をレポートします。今年は新幕となってからの最初の行楽輸送です。











 急行100号系統
 です。梅津を中心に直営の各営業所から応援が来ていました。とはいえ、どうやら、梅津と西賀茂が中心のようです。




 急行102号系統
 です。錦林が委託化されてからは臨時便が全て錦林担当となっています。色んな車両が充当されています。尚、急行101号系統は3月のダイヤ改正でシーズンの臨時便が定期化されたため、臨時便は出ていません。








 永観堂・銀閣寺Exspress
 です。昨年は梅津と烏丸が担当していましたが、今年は梅津と西賀茂が担当していました。特に西賀茂は2014年式のエルガがよく入っていました。








 二条城・金閣寺Exspress
 です。昨年は西本願寺に停車するようになり、幕が対応できなかった関係で全車がLED車で運用された関係で九条と西賀茂が担当していましたが、今年は烏丸と九条が担当していました。つまり、烏丸が復帰した形ですね・・・。烏丸はツーステ、九条は2014年式のエルガが主に入っていたようです。







 205号系統
 の臨時便です。京都駅~西大路通~北大路BT間で運行されました(京都駅行きは千本北大路発)。西賀茂が中心でしたが、九条も出ていました。西賀茂の車両はノンステなら何でも入っていたという感じでした。





 208号系統
 の区間便です。3月のダイヤ改正で特208が新設されましたが、行楽輸送では昨年に引き続き京都駅~東山七条~九条車庫間の臨時便が運行されました。とはいえ、京都駅行きについて「京都駅|臨」という表示になっていました。、


 祇園Exspress
 の臨時便です。





 臨206号系統
 です。梅津と横大路が中心に充当されていました。特に横大路はCNG車が充当され、注目を集めていましたね・・・。














 東山シャトル
 です。委託ということで、洛西、梅津、横大路、錦林の車両が充当されていました。とはいえ、洛西ではこれまでの定番だったブルーリボンⅡではなく何故かハイブリが中心でした。




 28号系統
 の臨時便です。撮影した時はツーステとハイブリが中心でしたが、他にも入ってたのかもしれませんね・・・。まあ、6285の28なんて違和感ありですが・・・。




 高雄Exspress
 です。今年のダイヤ改正で8号系統が梅津に移管されたため、担当も梅津担当になりました。昨年と同じ四条烏丸・太秦天神川~高雄間での運行でしたが、幕は昨年から臨が無くなった行先表示のみのシンプルなスタイルになりました。この点はさすがに驚きましたが・・・。





 今シーズンに初めて設定された
 6号系統
 の臨時便です。源光庵がCMで紹介され、源光庵を訪れる観光客の増加に対応するために設定されたもので、通常の30分ヘッドのところ15分ヘッドで運行されました。臨時便は日デJPといすゞLV+西工ノンステが中心でした。下の6399は定期便ですが、九条京阪移管後のツーステは初めて見かけました。








 北1号系統
 の臨時便です。6号系統と同じ理由で、通常20分ヘッドのところ10分ヘッドで運行されました。臨時便は全て烏丸でしたが、ツーステ、富士7Eノンステ、ワンステなど色んな車両が充当されていました。



 南5号系統
 の臨時便です。稲荷大社への観光客対策のために通常60分ヘッドのところ30分ヘッドで運行されました。臨時便は横大路が担当しましたが、時期によって異なるものの、幅広い車両が充当されていました。オール中型車だった頃とは大違いですね・・・。

 以上です。

中国JRバス 山口支店の車両たち

$
0
0
 中国JRバスでは山口駅の近くに
 山口支店
 を置き、防長線、秋吉線、光線を運行しています。そんな山口支店で活躍する車両たちを見てみましょう。


 こちらは1995年式の
 534-4951
 です。岡山支店からの転入車です。山口支店は他の支店と同じようにかって三菱ふそうが主力でした。なので、山口支店も三菱ふそうがそれなりにいます。



 こちらは1995年式の
 534-5967
 です。この車両は元々広島支店で活躍していましたが、最近になって山口支店へ転属しています。中扉が4枚折戸であるということは広島支店にいた証しですね・・・。更に屋根上の通風器も仕様が異なっていますね・・・。


 こちらは1995年式の
 534-5971
 です。山口支店生え抜きです。中扉が折戸になっている事がポイントです。


 こちらは1996年式の
 534-6952
 です。岡山支店からの転入車です。岡山支店に投入された車両は屋根上の通風器が弁当箱になっていますね・・・。この車両は周防支所に所属し、光線で活躍しています。


 こちらは1997年式の
 531-7951
 です。山口生え抜きのキュービックです。中国JRバスは三菱ふそうを中心に一部は日野を入れていたのですが、ここでまさかのキュービックです。キュービックは2台が投入され、2台とも山口支店に配置されています。キュービックって、エアロスターMと同じくメトロ窓であるものの、スモークガラスになっているんですね・・・。



 こちらは2007年式の
 エルガ
 です。写真は上から531-7911、531-7912です。中国JRバスでは2007年にエルガワンステを投入し始めていますが、山口支店には3台が投入されています。窓ガラスのフィルムが後から貼った感じになっています・・・。




 こちらは2008年式の
 エルガ
 です。2008年も引き続きエルガワンステが投入されました。写真は531-8916~8918です。2007年式と同じくPKG代です。このように少しずつエルガが入って行きます。


 こちらは2009年式の
 エルガ
 です。2009年も引き続き投入され、531-9913と531-9914の2台がいるようです。


 こちらは2013年式の
 エルガ
 です。山口支店では2009年以来しばらく新車が入ってなかったようで、久しぶりのエルガの新車となっています。写真の531-3965の他に531-3964も入っています。今回はQPG代となっている事がポイントです。


 こちらは2009年式の
 エルガノンステ
 です。中国JRバスのエルガはワンステで投入されていますが、2009年式の531-9910と531-9911の2台のみはノンステとして投入されています。ノンステは2台とも周防支所に配置され、光線で活躍しています。中国JRバスのエルガは多数いますが、ノンステは意外と少数派で、しかも広島にいないという・・・。ある意味珍しい存在です。

 以上です。

1往復のみとなってしまった札幌発着の711系列車

$
0
0
 今年度中の引退が発表されている
 711系
 ですが、8月30日のダイヤ改正で運用本数が半減され、岩見沢~旭川間が中心となり、札幌発着は1往復のみになってしまいました。しかも、札幌発着は札幌運転所の出入庫という意味合いもあり、朝夜となっています。



 札幌発は23時22分発の岩見沢行き
 285M
 です。夜遅くに札幌運転所を出て、札幌まで回送し、ここから285Mとなります。岩見沢到着後は岩見沢で停泊し、次の日から岩見沢~旭川間を走行する形になります。711系を札幌から乗ろうとすると、こんなに夜遅くまで待たないといけないんですよね・・・。



 乗車口表示、711系などの2扉車のために用意された列車乗車口です。285Mは10番ホームから出ますが、711系が撤退すると、10番ホームから2ドア車が発着しなくなってしまうのでしょうか・・・。


 285Mは夜遅い23時22分に札幌を出ます。つまり、夜遅くまで残業又は遅くまで呑んでの帰宅時に711系に乗る形になりますね。まさにそんな通勤客がぼちぼちと711系に乗り込み、彼らによって車内が埋まって行きます。でも、711系は長年札幌圏の通勤通学輸送を担って来ているので、最後も通勤通学輸送を立派にになっているのです。


 ドアをよく見ると、ブラシが・・・。もう冬準備は済んでいたんですね・・・。


 夜遅くまで似札幌に残っていた通勤客を乗せて岩見沢へ走り去ってゆきます。


 札幌着は8時38分着の岩見沢発札幌行きの
 144M
 です。札幌への通勤通学輸送をになった後、札幌運転所へ回送します。
 144Mに乗りに行くと、国鉄色のS110編成がいました!現行色も似合うけど、国鉄色は何度見ても似合いますね。


 岩見沢駅のホームにおかれている馬の彫刻と711系です。このシーンは長年見てきたのですが、いよいよ終わりが見えてきました。そして、711系が「札幌」と表示されるのも1日1回のみになってしまいました。


 S110編成はS114編成とともに2編成しかいない非冷房の2扉車です。これぞ711系の本来の姿です。というか、これが北海道独特の仕様ですよね・・・。しかし、711系が引退すると、札幌都市圏はキハ40系列車を除いて全面冷房化されることになります。



 144Mは通勤通学客を乗せて8時38分に札幌駅の3番ホームに到着します。通勤通学客を降ろした後、しばらく停車し、回送列車として札幌を出ていきます。明るい時間帯に札幌から711系に乗ることは不可能になってしまいました・・・。8月30日改正前なら何度もできたのに・・・。


 一方、733系3000番台の第4編成に当たるS3204編成が既に営業運転に投入されていました。これは711系の引退まであと少しまでに迫ってきたことを示しています。

 長年札幌都市圏の輸送を担ってきた711系もあと少しで引退してしまいます。北海道へ行くと必ず乗ってきた711系も乗れなくなってしまうんですよね・・・。
 以上です。

日本天台三総本山連絡バス

$
0
0
 江若交通では10月1日より12月7日の土休日に
 日本天台三総本山連絡バス
 を運行しています。日本天台三総本山とは三井寺、延暦寺、西教寺のことで、これらの秋の特別公開に合わせて連絡バスを運行しているという感じです。この連絡バスの運行に合わせて一日フリー乗車券も発売されています。
 連絡バスは大津駅~比叡山坂本駅の126系統と大津駅~大津京駅の127系統の2系統が運行されています。


 こちらは大津駅から比叡山坂本駅までを三井寺、西教寺を経由して結ぶ
 126系統
 です。この系統は三井寺、西教寺付近を除いてかって運行していた京阪バスの29号経路と同じルートを通っている事がポイントです(浜大津駅バスターミナルには入らないけど・・・)。つまり、この系統の運行によって29号経路の廃止によってバスが来なくなった区間にバスが復活した形になります。
 ただ、本数は少なく、1日2往復のみです。



 こちらは大津駅から大津京駅までを三井寺を経由して結ぶ
 127系統
 です。三井寺を除いて京阪バスの16・26号経路と同じルートです。ただし、浜大津駅バスターミナルには入りません。尚、三井寺~大津京駅間のルートにおいて、京阪バスと同じルートである大津市役所前を通る便と皇子山総合公園の側の道を通るルートを取る便があるようです。
 行先表示には「大津京駅」と記載されていますが、競艇輸送では現在も旧駅名である「西大津駅」を使用しており、江若交通が「大津京駅」で案内するのは今回が初めてになるようです。



 路線図です。126系統と127系統の関係はこんな感じです。でも、日本天台三総本山めぐりについて、126・127系統だけでなく、三井寺を通る京阪バスの16号系統、延暦寺へ通じる坂本ケーブルと接続する江若交通41系統、西教寺を通る江若交通の31・38系統も合わせて案内されています。




 車内には「日本天台三総本山連絡バス」と記載されたボードや紙、運賃表などが掲げられていました。因みに運賃表はきちんと動作していました。



 日本天台三総本山連絡バスの起点である
 大津駅
 です。江若交通の102・103系統が発着している3番乗り場から出発します。大津駅は126・127系統の全便が発着していますが、両系統合わせて概ね1時間に1本運行されています。



 三井寺
 バス停です。バス停は三井寺の境内にあり、仁王門前にある食事処&土産店の前にバス停ポールが置かれています。三井寺も大津駅と同じく126・127系統の全便が発着しています。ただし、京阪バスの16号経路は三井寺境内には入らず、出入口の手前で曲がってしまいます。






 三井寺境内に入るバスです。まず、出入口から境内に入り、そのままバス停ポールの手前で降車扱い(時には乗車扱いも)し、食事処&土産店の周りを回って、土産店の前で乗車扱い&時間調整して境内を出ていきます。




 大津京駅
 です。大津京駅は127系統のみ乗り入れます。バス停自体は京阪バス16・47号経路と同じ乗り場で発着しています。競艇開催日には競艇輸送のバスとの並びも見られます。
 127系統の運行により、大津京駅において江若交通の一般路線の乗り入れが復活しました。かっては穴太線が発着していましたが、2006年に休止されていました(廃止になったかどうかは不明ですが・・・)。


 以前に撮影した江若交通の写真を探していたら、当時の西大津駅で撮影した穴太線の写真が出てきましたのでUPします。この系統は県庁前・大津駅~唐崎駅間を結ぶ系統で、確か大津駅~西大津駅間は京阪バスと同じルートでしたが、西大津駅~唐崎駅間は京阪バスと異なるルートで運行していました(イオンの手前の道路を含む湖西線と並行する道路を通っていたように記憶しています)。




 京阪石坂線と並行する県道47号線を通る日本天台三総本山連絡バスです。126系統の見どころです。ここはかって京阪バスの29号経路が通っていたルートですが、29号経路が廃止された後は路線バスが通らなくなってしまいました。しかし、期間限定ながら今回の日本天台三総本山連絡バスにより再びバスが通るようになりました。個人的に126号系統の見どころです。



 比叡山坂本駅
 です。31・38系統と同じ2番乗り場から出発します。時刻表も西教寺へ行くということで、31・38系統と一緒に表示されています。

 日本天台三総本山連絡バスはJR西日本の秋の関西1デイパスが使用可能であることや様々なメディアに紹介されるなど色々PRなされているようで、乗客もそこそこ乗っていたような印象でした(これでも数人程度ですが・・・)。今年は終了しましたが、来年も運行予定の事だそうです。京阪バスの29号経路のルートのほとんどを通ることもあって、懐かしさも感じさせました。
 以上です。

西鉄バス 福岡~USJ線

$
0
0
 西鉄バスでは2014年7月18日より
 福岡~USJ線
 の運行を開始しました。これはUSJにおいてウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターのオープンに伴う来場客の増加を見込んで新設されたもので、福岡からUSJへ直接向かう客をターゲットにしており、そのため大阪側の停留所がUSJのみとなっている事がポイントです。この路線は共同運行が当たり前な本州方向の高速バスとしては珍しく西鉄バスの単独運行となっています。
 そんな福岡~USJ線に乗車しましたので、レポートします。



 福岡~USJ線には
 エアロエース
 が充当されています。これは2014年に投入されたQRG-MS96VPで、4853と4854の2台が専用車となっています。車体には火の鳥カラーに星マークが多数付いた専用塗色になっている事がポイントです。


 車内は
 4列シート
 となっています。夜行車としてはライオンズエクスプレスに次いで2番目のケースとなります。座席間隔を広く取った9列仕様で、後部にトイレを装備しています。なお、仮眠室は床下ではなく、トイレ横の最後尾に設置されています。また、前から2列目までは女性専用席となっています。




 座席ですが、夜行高速バスとしての仕様を見越した仕様となっていて、リクライニング角度が大きくなっている事がポイントです。したがって、座席間隔が広く取っている事もあり、座席を深く倒して眠ることもできます。
 それぞれの座席に対して毛布、スリッパ、コンセントなどが装備されています。


 因みにシートカバーには星マークが多数付いており、いかにもUSJ線専用という感じになっています。


 また、各座席には非常時や緊急時用としてブザーが置かれており、非常時や緊急時にはこれを押すことになっています。これって、小学校などで配られる防犯ベルと同じものでしょうか・・・。




 さて、乗車記に入ります。
 福岡~USJ線は
 天神バスセンター
 が起点で、22時5分に出発します。大阪方面のムーンライト号より1時間遅い出発です。本州方面の夜行高速バスが出発している5番乗り場から出ます。5番乗り場には福岡~USJ線の案内がちらほら見えてきます。
 22時過ぎにエアロエースの4853がやってきて、乗車開始です。そこで、天神バスセンターから乗車したのは私を含め
 2人
 でした。しかも、もう一人はUSJへ行く人ではなさそうな感じでした。つまり、本来の目的であるUSJへ行く客はいないということ・・・???


 天神バスセンターを出て、次に博多交通センターに到着し、ここで乗車扱いです。しかし、ここでも乗客無しでした。


 博多交通センターを出て、呉服町ランプから福岡都市高速に入り、福岡ICから九州自動車道路に入ります。八幡ICで北九州都市高速に入り、黒崎インターで一旦降り、ここで乗車扱い。しかし、乗客はいませんでした。再び北九州都市高速に入り、足立出入口で降り、砂津と小倉駅前に停車します。しかし、ここでも乗客無し。小倉駅前が最後の乗車扱いなので、当日の客は何と
 2人
 で確定・・・。USJ線の不振は聞いていたのですが、ここまで少ないとは驚きでした。乗客2人に乗務員が2人とは明らかに赤字じゃないですかっ!
 小倉駅前を出ると、冨野出入口で再び北九州都市高速に入り、門司ICで九州自動車道路に再び入ります。


 関門橋に入る直前の
 めかりSA
 で休憩。その時、ペガサス号などと並びました。0時15分ごろに休憩を終えて出発です。この時点で車内灯が消灯、睡眠モードです。


 6時前に
 三木SA
 で休憩に入りました。この時点で車内灯が再び付き、朝の走行モードに入ります。


 神戸西ICで山陽道から阪神高速に入り、丁度神戸駅前を通過しました。その後、京橋出入口で一旦降りて、すぐに港湾幹線道路と阪神高速道路5号線に入ります。ムーンライト号なら三ノ宮駅に停車するために三ノ宮駅方面へ向かいますが、USJ線は三ノ宮駅に立ち寄らないので、すぐに港湾幹線道路に入ります。


 港湾幹線道路を通過中のシーンです。港が広がっている辺り、阪神工業地帯らしい光景です。


 阪神高速道路5号線を通っている最中、太陽が姿を見せてきました。いい朝なので、当日はいい天気になるでしょう・・・。


 阪神高速道路のUSJ出口を出て、ほどなくして終点の
 USJ
 に到着しました。定刻より約15分早い7時15分の到着でした。USJはバスターミナルで降車扱いでした。しかし、2人しかいないので、すぐに終わりました・・・。福岡から約9時間で到着です。


 降車扱いののちにすぐに回送で出て行きました。休憩はどうやら阪急観光バスの車庫で行うようです・・・。その後、ツアーバス上りの高速バスがやってきました。


 バスターミナルからユニバーサルシティ駅まで歩いたのですが、その途中でUSJの門前を通りました。しかし、門前には朝7時というのに多数の客が並んでいました。もしかしたら、人気コーナーに早くから並ぶつもりなんでしょうか・・・。私なんて朝早くから並ぶなんて想像もつきませんが・・・。

 こうして、福岡~USJ線に乗車したわけですが、乗客が2人しかおらず、不振である事が伺えました。案の定、福岡~USJ線は12月17日の運行を持って廃止され、代わりにムーンライト号がUSJに停車するようになります(代わりに宝塚を経由しなくなります)。とはいえ、ムーンライト号は週末などになると満席になるなどそれなりの乗車があるみたいなので、福岡~USJ線も大阪駅などを経由するなり工夫すればそれなり乗ってくるのではと思ったんですが・・・(4列シートなので安い運賃になるしね・・・)。
 以上です。

西武3000系近江鉄道譲渡甲種輸送

$
0
0
 本日、
 西武3000系
 の近江鉄道譲渡に伴う甲種輸送があり、それを撮影してきましたので、レポートします。







 このたび近江鉄道に譲渡されたのは1984年製の2次車である
 3007編成
 です。3007編成は8両編成として落成していましたが、2010年に中間車2両を抜いて6両編成化されていましたが、2014年に入って廃車されました。その6両編成がそのまま近江鉄道へ譲渡することになりました。写真は上から
 クハ3007
 モハ3107
 モハ3108
 モハ3307
 モハ3308
 クハ3008
 です。
 3000系は新101系の省エネルギー版で、界磁チョッパ制御装置を採用したことがポイントです。界磁チョッパ制御装置は既に2000系が採用されていますが、当時はあくまでも3扉車が標準で、4扉車は混雑緩和という意味合いであったようです。つまり、3000系は新101系の後継車という位置づけだったんですね・・・。となると、近江鉄道にとっては初めての界磁チョッパ制御車になるということになるんでしょうね。



 新秋津~梅小路間の9285レ→9674レ→9865レ→8481レは新鶴見機関区の
 EF65 2083
 が担当しました。



 梅小路~彦根間の8481レは岡山機関区の
 DE10 1733
 が担当しました。当時は踏切の確認によるダイヤの乱れが発生していたのですが、そこに巻き込まれて多少遅れていました。梅小路出発時点では約20分の遅れでしたが、膳所での退避時間を短縮し、彦根では数分の遅れで無事に到着しました。




 近江鉄道内での入り換えは
 220形
 のモハ221とモハ225が担当しました。とはいえ、220形は後継車の投入により、徐々に運用が減っているようです。でも、貴重な吊りかけ電車なんですよね・・・。




 彦根駅での近江鉄道引き渡しの光景です。彦根駅の中線に入り、しばらく待機します。その後、JRと近江鉄道との接続線を通り、下り線を横断し、引き上げ線に入ります。その後、近江鉄道220形と連結し、近江鉄道彦根駅構内に入りました。まさに元西武3000系が近江鉄道の手に入った瞬間です。



 近江鉄道内での入り換えの時、元新101系の900形と100形と顔を合わせました。

 よく考えてみると、3000系は6両編成のままで近江鉄道入りしているのですが、近江鉄道は2両編成が基本です。どのような状態で仕上げるのか気になるところです。先頭車が制御車なので、制御電動車への改造に当たって中間車の機器を仕様し、更に残り2両は部品取り用という位置づけなのでしょうか・・・。にしても、仕上がりが気になりますね・・・。
 そういや、西武3000系は今月を持って引退が発表されましたね・・・。となると、西武の本線級から基本的に3扉車が姿を消すことになりますね・・・。
 以上です。

最近増えてきた会津バスの三菱ふそう

$
0
0
 会津バスでは元々三菱ふそう以外の3メーカーの車両を投入していました。しかし、最近になって
 三菱ふそう
 の車両が少しずつ増えてきています。これは2010年にみちのりHDグループ入りしたことが影響しており、2013年から中古車を中心に投入が進んでいます。そんな会津バスの三菱ふそうを見てみましょう。


 2013年に投入された
 エアロミディ
 のノンステです。中古車ですが、どこから来たのかわかりません・・・。会津バスにとって初めてとなる三菱ふそうの一般路線車です。この車両の投入をきっかけに会津バスの三菱ふそうが少しずつ増えていくことになります。
 LED式行先表示器は小型のものが使われている事がポイントです。会津若松駅発着路線で活躍しています。



 2014年に投入された
 エアロスター
 です。元神奈川中央交通のKL-MP33JMです。エアロミディに続いて今度はエアロスターも登場しました。会津バスカラーのエアロスターが見られるなんて、少し前までは考えもしなかったんですよね・・・。
 最近は中古車であっても行先表示器がLED式になっていますが、この車両は何故か幕式で登場しています。このエアロスターは田島営業所所属で、会津田島駅発着路線で活躍しています(会津若松駅には来ない)。



 元神奈川中央交通のエアロスターはすぐに増備車が登場しています。こちらも田島所属となっています。240については座席カバーが付いたことがポイントです。一般路線だけでなく、スクールバスでも活躍しているようです。因みに田島には3台のエアロスターがいるのを確認していますが、他にもいるのかもしれませんね・・・。



 こちらは2013年に投入された
 エアロエース
 です。新車として投入されました。中古車の投入開始とともに三菱ふそうの新車も投入したという形になります。エアロエースの会津バスカラーは今回が初めてであるにもかかわらず、意外と違和感には感じませんでした・・・。でも、エアロエースは1台のみの模様です。他にエアロバスの中古車も多数投入されていますが、まだ1台も撮影できていません・・・。

 みちのりHD入りの影響で三菱ふそうが増えてきたわけですが、同じくみちのりHD入りした福島交通において三菱ふそうオンリーが崩れたと同じように車両の傾向がつかめなくなってきました・・・。三菱ふそうの投入の中で、他のメーカーも中古車を入れていますが、のちほどレポートします。
 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

広島バス 最近の新顔たち2014

$
0
0
 広島バスでは最近、
 新顔
 の登場が相次いでいます。その新顔たちを見てみましょう。



 2014年夏に新車が入ったのですが、その時に
 エルガ
 が入りました。広島バスにとって初めてとなるいすゞで、これまで日デと三菱ふそうしか入れていなかっただけに驚きです。QPG-LV234N3で、MT車となります。スペックからして、これまでATを入れてきたものの、やっぱりMTの方がいいということで採用したのでしょうか・・・(それともいすゞの営業努力の成果なのかな・・・)。社番は180~となっていますが、これまで日デが付けていたものが日デの撤退により、いすゞが付けた形なのでしょうか・・・。しかし、100~でなく180~なのが謎です。



 エルガの投入からしばらく経って
 エアロスター
 も投入されました。今回から前面形状が変わった新型エアロスターとして投入されました。でも、型式は従来通りQKG-MP35FMです。前面形状が変わった以外は従来通りのようですね・・・。




 次は中古車です。こちらは
 元神奈川中央交通
 のエアロスターです。最近の中古車はワンステメインですが、その中で突然ツーステの中古車が入った形ですが、これは元々マツダ構内輸送用として投入されたものが一般路線用に転用された形です。マツダ構内輸送時代はナンバーが自家用ナンバーであるのと社番が5000番台でしたが、一般路線への転用にあたって、ナンバーを新規に取得し、社番も-5000されています。そして、行先表示はLEDではなく幕式になっている事がポイントです。
 3台とも31号線で活躍しています。


 こちらは
 元阪急バス
 の三菱ふそう+西工です。広島バスでは日デ+西工のプロパー車がいますが、中古車は今回が初めてとなります。一応、ワンステですが、車椅子対応でないようで、一般塗色になっています(元京急バスのエアロスターと同じですね・・・)。にしても阪急バスのKC代ワンステは排ガス規制対象外の営業所への転属が進められていたのですが、このほど中古車として流れるようになりましたね・・・。

 以上です。

 P.S. PCモニタが故障したため更新間隔がちょっと空いてしまい、申し訳ありません。

山万 女子大行きの列車

$
0
0
 山万はユーカリが丘を起終点にニュータウンを一周するラケット状の循環運転が基本ですが、一日数本だけ
 女子大行き
 の列車が運行されています。これは女子大駅に車両基地があり、そこに出入庫するために設定されているものです。ユーカリが丘線は一方通行のため、ユーカリが丘を出ると、女子大までの途中停車駅は公園前の1か所のみとなります。


 女子大の行先表示です。表示は赤字で点減します。これは途中止まりなので注意喚起という意味合いもあるでしょう。ただ、側面行先表示器が無いので、案内放送や前面行先表示器の確認などしかありません。
 因みに表示の点減のスピードが早く、シャッター速度が速いと切れやすいため、撮影するのに苦労しました・・・。


 ユーカリが丘駅の時刻表です。女子大行きは平日2本、土休日1本しか運行されません。しかも、設定時間が8時台(平日)、9時台(土休日)、21時台(平日)と朝夕になっています。平日について、朝夕ラッシュは2編成運行なので、2編成から1編成運行に切り替わるタイミングで設定されていると思われます。土休日は終日1編成で運用しているものの、車両交換のタイミングで設定という感じのようです(終電後は入庫せずにユーカリが丘で停泊?)。


 女子大行きが終点の女子大に到着すると、降車扱いの後にドアを閉めます。




 分岐器が車両基地方面を向いている事を確認すると、車両はゆっくりと車両基地へ
 入庫
 します。到着後から入庫まで約2分間でした。それほどテキパキと作業が進められていたという感じですね・・・。





 入庫編成が車両基地の中に入った事を確認すると、すぐに分岐器が本線側へ移動します。何しろ、女子大行きの次の列車が8分後にやってくる上に駅の構造が片面1線しかないため、速やかに進める必要があるためです。



 女子大
 の駅舎とホームです。駅自体は片面1線の無人駅で、駅舎自体もコンビニと間違えそうな感じです・・・。山万は片面1線の駅がほとんどなので、特に珍しくもないのですが、車両基地に近い運行拠点の駅としては小ぢんまりとしているな・・・という感じです。


 女子大の時刻表です。女子大始発の列車も設定されていますが、女子大行きと同じ本数で、平日2本、土休日1本の設定です。土休日は車両交換という意味合いのため9時台に設定されていますが、平日は運用編成数が2編成となる時間帯に設定されているため6時台と18時台に設定されています。平日ダイヤの赤字は公園前で時間調整することを示しています。つまり、車両交換という意味ですね~


 話は少し戻りますが、分岐器が本線側に戻ってしばらくすると、女子大行きに充当された編成(第2編成)が牽引車に牽引されて本線の近くまでやってきました。どうやら車庫内にある編成(第1編成)を外に引き出し、第2編成を車庫内に入れるようです・・・。

 以上です。

大阪市バス イルミネーションバス

$
0
0
 今日はクリスマスということで、大阪市バスの
 イルミネーションバス
 を取り上げてみます。大阪市バスでは12月1日から開催されている「大阪・光の響宴2014」に合わせて大阪駅~なんば間の8号系統でイルミネーションバスを走らせています。



 イルミネーションバスに充当されたのは中津に所属する日デスペースランナー3台に対して、窓まわりに電飾、車内に飾り付けや装飾などが行われています。これは大阪市交通局の職員の手作りだそうです。車内には装飾だけでなくイルミネーションの写真や照会などがなされています。
 外観では電飾が凄く目立ちますが、電飾が輝いているように感じます。



 イルミネーションバスは大阪駅~なんば間の8号系統に充当されていますが、定期便ではなく臨時便としての運行で、夜間に30分ヘッドの6往復が設定されています。ただ、停車停留所を絞った急行運転です。
 写真はなんば行きの行先表示ですが、イルミネーションバスの表示が付いた専用の表示となっています。側面については雪のデザインとなっています。



 こちらは大阪駅行きの表示です。大阪駅行きは雪だるまと星が描かれています。

 1度イルミネーションバスに乗車しましたが、装飾が凄くて、意気込みを感じさせました。大阪市バスとしては初めての取り組みだそうですが、なかなかいい取り組みだなと感じたものです。そして、車内放送やBGMも専用のもので、更に車内案内表示もイルミネーションの紹介が表示されていました。ただ、せっかくいい装飾をしているのだから、一部区間において車内灯を消灯した状態で走らせると、もっといい雰囲気だったのかもしれません。
 因みにイルミネーションバスは本日で運行終了だそうです・・・。
 以上です。

グランドリーム号

$
0
0
 JRバスでは10月31日に東京~京阪神間の夜行バスに新型車両を投入し、
 グランドリーム号
 として運行を開始しました。これは2階建てバスのエアロキングが順次経年を迎えることから、これを代替するべく投入されたもので、新たに開発されたクレイドルシートを装備している事がポイントです。




 グランドリーム用としてJRバス関東には
 セレガ
 が投入されました。2014年式のQRG-RU1ESBAです。3列シートなのでH677となっています。西日本JRバスもグランドリーム用としてガーラを投入しています。
 グランドリーム用ということで、車体には専用のデザインとなっていて、車体には金色でグランドリームと記載されています。とはいえ、プレミアムドリームとデザインが似ているような気がします・・・。


 車内です。
 3列シート
 タイプで、夜行高速バスや長距離バスでおなじみの独立3列シートです。最近標準装備となりつつある仕切りカーテン付きです。



 座席は新開発の
 クレイドルシート
 となっています。この座席はシートを倒すとゆりかごのように体を包み込むような感じになっている事がポイントです。つまり、座席を倒すと、座席の前方が少し上がっていくという感じです。どちらかというと、近鉄のアーバンライナーで採用されているシートと似ています。尚、座席のサイズとしてはプレミアムドリームのスーパーシートよりやや小さめな感じです。でも、体を包み込むような感じなだけに快適でした。


 足乗せ台です。プレミアムドリームのスーパーシートと同じです。


 座席の裏面に降車用の押しボタンが付いていました。一般路線バスではよく見かけますが、高速バスはめったに見かけないだけに驚きでした・・・。高速バスでは荷棚の下についている事が一般的なので、座席の裏についている事自体はある意味画期的でしょう。




 そんなグランドリームですが、先月にグランドリーム10号で初乗車しました。充当されたのはJRバス関東のH677-14423でした。行先表示や京都駅の案内表示などにはきちんと「グランドリーム10号」と表示されていました。
 乗車当時は満席でしたが、東京~京阪神間のJRバスは概ね多数の乗客が乗っていて、しかも休憩時ではあまり席から動かない乗客が多いだけに座席移動にやや苦労した感じでした。独立3列シートは一般的にA席とB席の間の通路が狭いのですが、グランドリームも同様になっているので、近鉄バスのように5B席を無くしてもいいんじゃないかなと思ったりしたものです。でも、実際に乗ってみて、快適でした。




 グランドリームに運用中のJRバス関東のセレガです。
 私はグランドリーム号の運行開始を聞いて、JRバス関東にしては久々の2階建てでない3列シート車が出てくるんだなと感じました。確か、JRバス関東は2000年前後に3列シートのSHD車を何台か投入していたものの、それ以降はエアロキングでの投入が続いていました。それがグランドリームによって復活した形ですね(ただ、SHDではなく、HDですが・・・)。
 下の写真は3列シートのSHDのS674-01404です。2階建てでない3列シート車はこのタイプ以来となるのでしょうか・・・(あんまり自身無いけど・・・)。



 グランドリーム号の運行開始を前に東京駅で展示会が開催されました。その時、たまたま東京にいたので見に来た次第です。グランドリーム用だけでなく、復刻色のセレガも展示されていました。

 こうしてグランドリームが走り始めたわけですが、関東~京阪神の夜行バスは需要が大きく、JRバス関東としては定員を確保できる2階建てバスを望んでいるようです。とはいえ、生産が打ち切られてしまったため、HD車での投入となったわけですが、定員が2階建てより約10名少ないため、輸送力不足が懸念されています。果たして、順次経年を迎えるエアロキングの代替はどんな形になって行くのでしょうか・・・。
 以上です。

ルミナリエ臨 2014

$
0
0
 ルミナリエ開催期間中には帰宅輸送のためにJRでは
 臨時列車
 の運行で対応しています。そんなルミナリエ臨を久々に撮影してきましたので、レポートします。前回撮影時(2011年)と比べると、少し変わっていました。


 まず、新快速ですが、新快速は三ノ宮→大阪間のみの設定で、4本が運行されました。
 写真は1本目の20時53分発のものです。W4編成(1006F)の8両編成でした。


 2本目は21時13分発で、V17編成(2020F)+W25編成(2039F)の12両編成でした。臨時新快速は8両編成が多いのですが、12両編成も走っていました。とはいえ、ガラガラでしたが・・・。


 3本目は21時33分発で、Y5編成(14F)+V16編成(2019F)の8両編成でした。前方が225系でした。しかし、運用番号表示はA0000で、車内案内表示もJR表示でした・・・。もしかしたら、臨時に対応できていないのでしょうか・・・。



 4本目は21時53分発で、MA02編成(6105F)+MA?編成の8両編成でした。MA編成がまさか新快速に充当されるとは驚きでした。221系性能なので、なんでやろ?と思ったのですが、よく考えてみると数年前までは221系が臨時新快速に充当されていたので、221系の代わりなのかもしれませんね・・・。てゆうか、221系の時は網干だったので、何で宮原の車両が臨時新快速に入るのか疑問に感じたものです・・・。
 でも、2パンタ車による新快速って、違和感ありますね・・・。


 下りの方ですが、これまでの新快速ではなく、快速としての設定で、三ノ宮→大久保間で運行されました。したがって、普段は207・321系でしか見られない大久保表示が223系でも見る事が出来ました。とはいえ、大久保表示はあんまり見かけないだけに新鮮に感じました・・・。下りは新快速でなく快速となったのは新快速やと停車駅が神戸・明石と限られてしまうからなんでしょうね・・・(快速やと兵庫、須磨、垂水、舞子にも止まりますからね・・・)。

 以上です。

青蓮院シャトルバス

$
0
0
 青蓮院では将軍塚青龍殿の落慶を記念して国宝の青不動御開帳が行われることになり、将軍塚への
 シャトルバス
 が10月8日から12月23日まで運行されました。そのシャトルバスは京阪バスが運行し、青蓮院門跡~将軍塚の区間で運行されました。そのシャトルバスを撮影してきましたので、レポートします。



 こちらは
 青蓮院門跡~将軍塚
 のシャトルバスです。京都市地下鉄東西線東山駅の近くにある青蓮院門跡から東山の山の上にある将軍塚を結ぶシャトルバスです。青蓮院門跡を出て東山通と三条通を通って、蹴上駅付近から山道を通って阿含宗の施設の近くにある将軍塚に至るというルートで運行されました。このシャトルバスは基本的に30分ヘッドでしたが、多客期は随時運行という形でした。基本的に2~3台で回していたようですが、多い時は8台が充当されていました。


 こちらは
 駐車場シャトルバス
 です。将軍塚から将軍塚に近い駐車場を結ぶシャトルバスです。20分ヘッドでの運行で、1台で回していました。



 シャトルバスの
 青蓮院門跡
 の乗り場です。門跡の入口の広場に設けられていました。ただ、付近の道路が狭いため、常時誘導員が配置され、バスが出入りするたびに誘導を行っていました。バスに乗車する時、バス乗り場の手前に設けられたテントにてあらかじめバス券を購入し、乗り場に配置された係員にバス券を渡したうえで前扉から乗車するという形でした。因みにテントでは拝観料+バス券、バス券のみなどが売っていたようです。因みに降車時は前乗り先払いのバスと同じように全てのドアを開けて降車扱いを行っていました。


 門跡の広場は狭いため、バスは3台ほどまでしか入らないような感じでしたが、ピーク時は4台が詰めかけてきた事もありました。




 シャトルバスの
 将軍塚
 の乗り場です。青龍殿の側に設けられていて、青蓮院門跡行きと駐車場シャトルバスの乗り場が並行して設けられていました。ただ、将軍塚の境内は門跡より狭いため、バスの待機は近くにある大型車駐車場で行われていました(そのため、降車扱いを終えたバスがすぐに境内を出ていくシーンも見られました)。乗客は乗り場の後ろに設けられたテント内で待機し、バスが到着し次第、係員にバス券を渡したうえで後扉から乗車するという形でした。因みに将軍塚でもバス券を購入出来ましたが、購入は青龍殿の中にある受付でした。


 バスの降車扱いは青龍殿の手前で行われていました。







 青蓮院シャトルバスでは2014年の新車によって代替された
 Aタイプ
 が多数充当されていました。Aタイプには運賃表などが撤去され、一部の車両にはダミーの運賃箱(ICカード対応前の旧型のやつ)を装備したうえで充当されていました。これを見るともう一般路線には入れないんだよね・・・と思ったものです。写真は上から
 A-1961(滋賀200か 885→京都200か2947)
 A-1962(滋賀200か 878→京都200か2953)
 A-1963(京都200か2451)
 A-1964(滋賀200か 862→京都200か2954)
 A-3797(滋賀200か 868→京都200か2959)
 A-3798(滋賀200か 512→京都200か2946)
 です。大津にいた車両は滋賀ナンバーから京都ナンバーに変更され、更に幕も旧幕のものに変更されていました。尚、所属はA-3798のみ男山、それ以外は山科のようです。



 12月13日に撮影に行った時、全てAタイプで運行されていて、Aタイプがずらりと並ぶ姿が見られました。しかも、元大津の並びも見られました。ただ、青蓮院シャトルバスは京阪バスの各営業所から応援を頂いて運行することが基本だったようで、Aタイプがずらりと並ぶ姿はそれほど多くなかったようですね・・・。













 青蓮院シャトルバスは京阪バスの各営業所からの車両の応援が多数あり、確認しただけでも洛南、京田辺、寝屋川以外の全営業所から来たのではないかと思われます。写真は上から
 B-1939(大津)
 B-3998(男山)
 W-1212(枚方)
 B-1238(高槻)
 W-3804(香里団地)
 W-3805(香里団地)
 W-3813(香里団地)
 W-3838(交野)
 W-3841(交野)
 W-3847(交野)
 B-1239(門真)
 B-1244(門真)
 です。ただ、大津と大阪地区からの応援は12月の半ばまでで、それ以降はほぼ山科と男山で担当していたようですね・・・。因みにB-3998は枚方市総合福祉センターの特定用ですが、たまたま枚方市総合福祉センターの老朽にによる全館リニューアル工事に伴う休館期間中であったため、青蓮院シャトルバスに回ってきたようです。



 シャトルバスでは上のように普段見る事のない走行風景を見ることもできました。上は平安神宮の鳥居を背に青蓮院門跡に向かうB-1939、下は知恩院の門をくぐるB-3998です。

 青蓮院シャトルバスは12月23日に運行終了しているので、Aタイプの処遇が気になります・・・。
 以上です。

佐賀市交通局 元都営の日デJP&エルガミオノンステ

$
0
0
 佐賀市交通局では今年に入って久しぶりの中古車として
 元都営バス
 の車両が投入されました。都営バスでは今年から国内への売却を再開しましたが、そのうちの1台が佐賀市交通局に入ってきたという形になります。



 その車両は
 日デJP
 です。江東にいたH代となります。佐賀市交通局には1台が投入され、823号車として活躍しています。佐賀市交通局への投入に当たって行先表示器のLED化や窓ガラスフィルム貼りつけなどが行われていますが、車内は基本的に都営バス時代そのままだそうで、モケットにはみんくるのキャラクターが残されています。


 屋根上の弁当箱、前扉後ろの側面行先表示器などが都営バスらしい雰囲気ですね・・・。現時点で1台のみですが、今後増えていくのでしょうか・・・。尚、佐賀市交通局の元都営バスは2002年までに大型車が投入しており、それ以来12年ぶりの投入となります。とはいえ、大型車は全てP代なので、既に全廃となっているようです。


 佐賀市交通局では最近毎年のように
 エルガミオ
 のノンステを投入しており、主力的に活躍しています。そのエルガミオノンステを見てみましょう。
 写真は2009年式で、PDG-LR234J2です。この時は2002年以来7年ぶりの投入となっていますが、これ以降ほぼ毎年入るようになるとは考えもしなかったのでしょう・・・。





 こちらは2011年式です。2010年はレインボーⅡでしたが、2010年はエルガミオに戻りました。これ以降、新車は専らエルガミオで投入されています。2011年は2回に分けて投入されています。写真は上から788・801~803です。あつ、803の運転手さんがサンタクロースになってますね・・・。



 こちらは2012年式です。2012年式からSDG代になりました。他は基本的にPDG代とほぼ同じのようです。



 こちらは2013年式です。これまではMTで投入していましたが、今回はATとなった事がポイントです。



 こちらは最新の2014年式です。となると、2011年から4年連続でエルガミオが入った形になりますね・・・。2014年式のエルガミオは3台が投入されましたが、うち2台は2016年に開催される予定の熱気球世界選手権PRのラッピングとなっています。
 よく考えてみると、PDG代以降のエルガミオってほとんどラッピングされていますね・・・。

 以上です。

2014年統括

$
0
0
 2013年もあと少しで終わり。ということで、毎年恒例の2012年を振り返りたいと思います。
 今年は寝台特急「あけぼの」の定期運用終了、E7系運用開始、交通科学博物館の閉館、新型エアロスターの登場など色んなニュースがありましたね。というわけで、私にとって2014年を振り返りたいと思います。

 ・鉄道


 3月のダイヤ改正で寝台特急「あけぼの」の定期運用が終了しました。これでまた一つのブルートレインが消えてしまいました。その後、臨時列車という形で運行が継続されましたが、冬シーズンで完全廃止といううわさが流れているようで、気がかりです。臨時ではソロ1両が連結されていたことはさすがに驚きましたが・・・。



 3月のダイヤ改正で北陸新幹線用のE7系が「あさま」で運用開始しました。北陸新幹線自体も来年3月に開業を迎えるのことで、いよいよ秒段階に入ったんだなと感じさせました。E7系にはグランクラスが連結されていますが、北陸新幹線の開業によってJR西日本管内でもグランクラスの営業が行われることになり、大阪駅や京都駅でもグランクラス体験イベントが行われていました。





 3月では北海道において、消えるものが多数ありました。DD51形による石北貨物(4月で終了でしたが・・・)、石油貨物列車(こちらも5月でしたが・・・)、学研都市線の711系乗り入れ、知内駅と色々あり、これらは2月に北海道遠征を敢行し、色々見てきました。とはいえ、トラブルの影響はまだ引きずっていて、今後が気がかりです。


 2月から3月にかけて4月に閉館した交通科学博物館において、保存車両の特別公開が開催され、その特別公開目当てで4回ほど足を運んできました。これまで2回しか行ったことが無かったのにこの時期に4回も・・・なんておかしいかもしれませんが、通常非公開の車両の特別公開が行われるとなると、これらの車両特有の雰囲気を味わえる貴重な機会なので、それを逃さずに足を運んで、雰囲気を味わってきました。昔の雰囲気を味わうことができ、有意義でした。



 今年の盆休みも青春18きっぷを使って石山→釧路間の普通列車乗り継ぎの旅を行いました。今回は北陸、信越、上越、小山、東北、奥羽、羽越、津軽、海峡、江差、函館、室蘭、千歳、函館、石北、釧網線というルートでしたが、石北線4621Dなど初体験の列車に乗車することができ、有意義でした。




 10月に下りトワイライトエクスプレスの大阪→札幌間を乗車してきました。廃止が発表され、プラチナチケット化していた中、幸運にも切符が取れました。下りならでのランチタイムや日本海の夕日など色々見ることができました。しかし、こんだけ人気のある列車が廃止とは納得できない面もありましたが・・・。



 今年はサンライズエクスプレスによく乗った年でもありました。サンライズは例年なら年に1回程度しか乗っていませんが、今年は何故か4回ほど乗ってきました。今年はサンライズ瀬戸の琴平延長、サンライズ出雲91・92号の運転などいろんな話題があった事にひかれたわけでして・・・。でも、食らう意話題ばかり続く夜行列車としてはちょっぴりの明るい話題だったかと思います。




 地元では3月改正でびわこエクスプレスが1本増発され、そこにキハ189系が充当され、そのキハ189系が石山駅に停車する姿が見られるようになりました。気動車が石山駅に停車するのは急行「たかやま」の廃止以来久しぶりとなります。また、223系W編成に官兵衛のラッピング編成が登場しました。これは通勤列車にも充当されるときがあり、そのたびにオッとしたものです。そして、京阪石坂線ではけいおん!のラッピングがまた登場したようですね。


 今年の前半には滋賀県内の駅に近い平和堂巡りを実施しました。滋賀県内の各駅の近くに平和堂店舗があるというケースが多く、そして平和堂の歴史を見ていくうちに平和堂と鉄道との関わりがあることが判明し、それに興味を持ったので、調査を行ってきた次第です。調査結果の一部を11月にブログにUPしましたが、残りは来年に順次UPする予定です(調査活動は既にほぼ完了しています)。
 ここで気づいたことですが、色んな面から鉄道を見るという事はこれまで趣味をしていながら気づかなかった面を見ることができ、知識の幅が広がるということです。昨近ではマナー問題が挙がっていますが、いろんな面から鉄道・バスを眺めるという姿勢も大事にしてほしいと思っております。


 ・バス




 バスといえば6月に発表された新型エアロスターが一番のニュースかと思います。灯火規制のために前面ライトが左右1か所になるなどのデザインの一部変更、ノンステエリア拡大、給油口の位置の変更などいろんなマイナーチェンジが行われています。7月に納車が始まり、全国の各事業者で活躍を始めるようになりました。来年も各地で仲間を増やしていくことになるかと思いますが、どのような展開になるのか楽しみなところです。




 地元ではエルガノンステの新車が9月から12月にかけて5台が納車され、12月にAタイプが消滅してしまいました。KC代のWタイプよりAタイプが先に廃車が進んでいる現状からして、もしかしたら今年中に消えてしまうのでは・・・と思っていたのですが、まさにその通りでした。物心付いていた時からよく乗ってきたAタイプがいなくなってしまったのは残念ですが、全車低床化が達成したのでバリアフリー化につながったのはある意味前進したかと思います。
 10月から12月にかけて青蓮院シャトルバスが運行され、これを京阪バスが運行し、運用離脱したAタイプが充当されたことは驚きましたが、元大津の車両が多数充当されたことは更に驚きました。しかし、シャトルバスも運行終了となり、Aタイプはどんな道をたどるのか気がかりなところです。




 京都市バスでは3月に路線再編成を伴う大規模なダイヤ改正が行われ、方向幕の更新や深夜バスの新設や担当営業所の変更などが行われました。こういう前向きなダイヤ改正は久しぶりのような気がします・・・。また、2014年の新車では久々にディーゼルのノンステが登場し、更に行先表示器が幕式に戻った事が大きなポイントですね・・・。やはり見逃せない1年でしたね。



 関東鉄道グループではBRCや西工などといった特徴的な中古車がデビューしたこともポイントです。これまで考えもしなかった車両が来たわけですが、来年はどうなるのでしょうか・・・。



 宣告で電気バスの運行が始まった事もポイントです。これまでに電気バスの運行はありましたが、中小型車が多かったのですが、今年は大型車も出てきたようで、今後の展開に期待したいところです。それにしても九州の2ヶ所では新しいスタイルの大型ノンステが出てきましたね。


 11月末に南草津駅~BKC間において、連節バスの試験運行が行われました。滋賀県に連接バスが走行した形になりますが、正式に運行開始になるのか期待したいところです。





 離島めぐりですが、今年は前年からトークダウンし、初訪問は6月の島根県の隠岐の島、12月の長崎県の大島だけでした。しかし、今年は佐渡島と上五島を再訪しました。隠岐の島では病院が交通の拠点として中心部と郊外で系統を切り分けて運行している姿に驚き、大島では親会社ではほぼ消滅した幕車がゴロゴロ走っていた事に驚きました。また新しい知識が出来、充実したかと思います。再訪した佐渡島と上五島でも前回訪問時とずいぶん変わっていましたね・・・。
 来年も継続する予定ですが、今年のようにトークダウンするのかも・・・。でも、今年は本島内でも初訪問した所も多かったので、来年も注力したいと思います。



 12月には西鉄が今年に新設した本州方向の夜行バス2路線(USJ線、富士山線)に乗車してきました。両方とも乗客は一桁台でしたので、今後が気がかりです・・・(USJ線は廃止されましたが・・・)。しかし、積極的な路線新設も特筆に値するかと思います。

 今年はtwitterデビューしましたが、twitterを始めたことにより情報収集がスピーディになりました。また、多数のフォロー頂きありがとうございます。今後は自分の成果をツィートすることを基本的にしたいと考えております。また、今年は趣味以外の面において大きな変化がありましたが、趣味はこれまで通りという感じでしょうか・・・。
 さて、2015年ですが、まぁいつもどおりということで・・・。
 2015年も拙HP及び、拙ブログをよろしくお願いいたします。それではよいお年を!

西鉄313形

$
0
0
 新年あけましておめでとうございます。本年も拙HP及び拙ブログをよろしくお願いします。

 新年で初めての記事は今月で引退予定の
 西鉄313形
 です。西鉄313形は日本で初めてモノコック構造を採用した車両で、鉄道技術研究所のバックアップを受けて開発されました。このモノコック構造は今後の車両に大きな影響を及ぼしています。313形は吊りかけ電車として登場していましたが、廃車車両発生品を使用してカルダン駆動に改造され現在に至っています。313形は2両×4編成が大牟田線→宮地岳線で活躍していましたが、宮地岳線の部分廃止後に3編成が廃車となり、315Fの1編成のみが残っていました。
 2014年に旧塗色へ変更され、現在に至っています。



 313形は2M方式のオールM車で、新宮方面の車両にはパンタグラフが1基搭載されています。因みに吊りかけ時代は1M方式で、Mc+Tcという編成を組んでいました(つまり、カルダン駆動化に合わせて2M方式になった)。3扉オールロングシートですが、扉は片開きでこれは西鉄で最後の片開き扉となっています。


 313形は非貫通となっていますが、貝塚線にとって最後となる非貫通の車両となっています(天神大牟田線には8000形がいますが・・・)。西鉄の場合、天神大牟田線において2~3両編成を2本つなげて運用する事が多く、非貫通の313形は効率が悪かったようで、宮地岳線へ転属した原因にもなっているようです・・・。尚、前面形状は国鉄の80系の影響を受けたとか・・・。


 撮影当日はイベント列車で運用中であったため、前面にはこういうサボが付いていました。普段は前面窓内に巻き取り式の行先表示器が付いていて、こちらを使っています。


 600形との並びです。313形が全廃になると、貝塚線の車両は600形に統一されることになります。こういう並びはもうじきお見納めですね・・・。



 宮地岳線部分廃止前に撮影した300形309Fと313形316Fです。いずれも部分廃止後に廃車となっています。316Fはカルダン駆動化を済ませていたのですが、300形は吊りかけのままで走っていました。そのため、宮地岳線の部分廃止で西鉄から吊りかけ電車が姿を消したということになります。

 モノコック構造のパイオニア的な車両が現在も現役とは驚きました・・・。
 以上です。

博多・フジヤマExspress

$
0
0
 2014年8月に福岡・小倉から静岡・富士山を結ぶ新しい夜行高速バスの
 博多・フジヤマExspress
 が運行を開始しました。西鉄バスと富士急山梨バスの共同運行で、1日1往復が設定されています。これは長らく乗り換えなしで結ぶ公共交通が存在していなかった福岡と静岡を乗り換えなしで結ぶべく設定されたもので、富士山が世界遺産に登録され、注目度がUPしたということで、開設を決めたのでしょう・・・。
 そんな博多・フジヤマExspressの西鉄便に乗車してきましたので、レポートします。




 充当された車両は2014年に投入された
 エアロクィーン
 で、社番は4850です。型式はQRG-MS96VPとなります。その4850ですが、ナンバーが福岡230あ3776になっており、富士山の高さに因んでいます。外観は普通の白夜行塗色ですが、この4850が博多・フジヤマExspressの専用車となっているようです。尚、2014年には夜行バス用として6台のエアロクィーンが投入されましたが、これほどたくさん入ったのは久しぶりになるのでしょうか・・・。



 エアロクィーンには行先表示器が無いため、前面と側扉に福岡・北九州~静岡・富士山と書かれたサボを掲げています。西鉄バスの最近の夜行高速バス車両には行先表示器を装備しない状態で落成し、サボで対応しているようですね・・・。




 エアロクィーンは本州方向の夜行高速車で標準となっている独立3列シートとなっていますが、最後尾だけ4列になっています。これは2014年の新車で採用された仕様で、4列分は女性用として比較的安い価格で販売されています。座席自体は天龍工業製で、可動枕を採用している近年標準のシートです。それだけでなく、足置き台のくぼみが更に深くなり、ゆっくりと足をのばせるようになっています。また、全席にはコンセントが付いています。その代り、ビデオが廃止されました(ビデオを無くす代わりにコンセントを付けてほしいという要望があったとか・・・)。


 西鉄伝統の
 シートカーテン
 も健在です。更にシート前後を区切るあのカーテンも健在でした。車両が新しくなっても変わっていないですね~




 博多・フジヤマExspressの起点は天神バスセンターではなく、
 博多交通センター
 です。本州方面の高速バスは基本的に天神バスセンターが起点で、博多交通センターを経由したうえで各方向へ向かっていましたが、博多・フジヤマExspressでは何故か博多交通センターが起点になったようです。乗り場は本州方向の高速バスが発着している35番です。
 尚、博多・フジヤマExspressは博多交通センターを17時50分に出発します。夜行高速バスとしては比較的早い時間です。


 17時45分に車両が到着し、さっそく車両に乗り込みます。博多交通センターでは私以外1名が乗車し、計2名で博多交通センターを出発します。


 博多交通センターを出ると、大博通り、国体道路、末広通り、住吉通りなどよくわからないルートを通って行きましたが、そのたびに渋滞に遭ったりしました・・・。



 そんな中で約5分遅れて
 天神バスセンター
 に到着しました。天神バスセンターは途中停留所となっているため、バス待機場の中を走るシーンを眺める事が出来ました。高速バスは基本的に天神バスセンター発着なので、こういうシーンはなかなか見る事が出来ません。天神バスセンターでは1名が乗車。博多交通センターの1名を含め2名は女性客で女性専用を利用されていました。天神出発後、乗務員が女性客のところへ向かい、席変更の案内をされていました。どうやら、当日は客が少ないようで、席の変更を受け付けていたようです・・・。結果、1名が1つ前の席へ移動されました。


 天神バスセンターを出ると、さっそく渡辺通りで天神の中心部を通って行きます。ここは渋滞の名所なので余計に時間がかかるのでは?と思ったのですが、比較的動いていた方のようで、ほどなくして中心部を抜け、天神北出入口から福岡都市高速に入りました。五島及び対馬・壱岐方面の船が出る博多埠頭の側を通り、その埠頭を上から眺めました。博多埠頭は何度も利用したことがあるだけに目が行っていました・・・。
 その後、福岡都市高速1号線、4号線を通り、福岡ICから九州自動車道に入ります。その後、八幡ICから北九州都市高速に入ります。これは本州方向の高速バスが通る定番ルートです。


 北九州都市高速に入ってほどなくして約15分遅れで
 高速千代ニュータウン
 に到着しました。高速千代ニュータウンは香月の近くにあります。これまでなら引野口を通っていましたが、所要時間の関係で非経由とし、その代わりにパークアイランドが整備されている高速千代ニュータウンを通るようにしたようです。しかし、ここでは乗客0名でした。


 足立出入口で北九州都市高速から降りて15分の遅れで
 砂津
 に到着しました。ここも乗客0名でした。その時、砂津の案内には富士山の名前が・・・。


 砂津を出てすぐに
 小倉駅前
 に到着し、ここで男性客2名が乗車しました。乗車扱いはここまでなのですが、時は19時半ごろ。早いように見えますが、こんなとこでしょうか・・・。
 というわけで、本日の乗客は私を含め5名で確定です。これまで乗車レポートを読む限り、開設直後は十数名であったり、10名以下であったりしていましたが、5名というのは少ない方でしょうか・・・。冬なのでオフシーズンなのかなと思ったりします。でも、驚いた事に男性客2名は前方、女性客2名は後方に固まっており、中央は私だけでした・・・(というか、予約した時に座席の希望を問われた時に中央でと頼んだ結果なのですがね・・・)。
 小倉駅前を出ると、冨野出入口で再び北九州都市高速に入り、門司ICで再び九州自動車道に入ります。


 20時頃に関門橋を渡り、九州から本州に入りました。




 21時前に
 佐波川SA
 に到着し、ここで開放休憩に入ります。休憩が終わると、乗務員がシートカーテンを引き、消灯準備に入ります。乗客はみんなA席もしくはC席だったので、中央のB席ではカーテンを引かなかったようです。同時に飲料物が配布されましたが、富士山行きのバスらしく富士のミネラルウォーターでした。消灯した上で出発します。21時過ぎに消灯というのが早すぎると感じた方が多かったようで、電灯を付けて過ごした方が多かったようです。私もその一人で、暫く起きて23時過ぎに就寝に入りました。


 5時半ごろに電灯が付き、乗務員がシートカーテンをしまうと
 日本坂PA
 で開放休憩に入りました。5時半というのは早すぎるようですが、そろそろ降車扱いが始まりますからね・・・。
 静岡ICで東名高速道路から降ります。


 県道84号線及び国道1号線を通って約15分の遅れで
 東静岡駅
 に到着しました。ここで2名が下車します。静岡行きでありながら静岡駅ではなく東静岡駅になったのは静岡駅バスターミナル乗り入れの許可が下りなかったためのようです・・・。そのため、富士急バスが運行する大阪~富士山の高速バスが静岡を経由する時も東静岡駅に停車したようです。
 東静岡駅を出て国道1号線を暫く通り、静清バイパスを経て清水ICから再び東名に入ります。


 そんな時、富士山が見えてきました。富士山には雪が被っており、冬らしい景色となっています。このバスはこの富士山を眺めながら走る事になります。


 富士ICで一旦下車して
 東名富士
 に到着しました。ここで2名下車。ということは、残る客は私1名のみ・・・。つまり、これからは貸切状態で走っていくことになります。




 東名は東向きから少しずつ北向きへ曲がっていくので、富士山を眺める向きも少しずつ変わって行きます。となると、富士山の表情も少しずつ変わってきました。富士山って、さまざまな表情を持っているのだなと感じさせました。


 御殿場ICで東名から降ります。そこで、御殿場に来る前に一つ経由するところがありますが、これは沼津駅北口です。本来なら沼津ICで下車して沼津駅に寄るのですが、乗客が私のみである上に沼津駅での降車客がいないことがわかっていたため、沼津ICで下車せずに引き続き東名を走っていたのです。因みに日本坂PAでの休憩終了時に乗務員が各乗客のところへ降車場所の確認をされていました。
 御殿場ICで降りると、箱根裏街道の県道401号線を通って行きます。その間に御殿場駅に寄るのですが、降車客がいないのでそのまま通過しました。そんな時、御殿場駅に近い交差点で信号待ち時に運転手交代が行われていました。元々御殿場駅で運転手交代を行う事になっていたのですが、降車客がいないため、信号待ち時に行ったようです・・・。





 バスは箱根裏街道と東富士五湖道路を通って北上して行きますが、その間富士山の表情も少しずつ変わってきました。つまり、これまでにバスは富士山の東半分をぐるりと回っていた事になりますね・・・。


 東富士五湖道路を河口湖ICで降りると、富士急ハイランドが見えました。バスはその富士急ハイランドバスターミナルに寄るのですが、降車客がいないので通過。その後、方向を転換して河口湖駅へ向かうのですが、こちらも降車客がいないので河口湖駅方面へは向かわずに富士山駅方面へ走って行きました。


 そして、定刻より約45分の早着で、終点の
 富士山駅
 に到着しました。東名富士までは15分の遅れでしたが、貸切状態になった事によって各停留所を通過したため、かなりの早着となってしまいました・・・。そこで、乗務員氏から声を掛けられながら下車しました。


 バスはほどなくして休憩先の富士急山梨バスの車庫に向けて回送して行きました。




 富士山駅での博多・フジヤマExspressの乗り場は高速バスが発着している1番乗り場から出ており、その1番乗り場には福岡線の案内が出ていました。しかし、案内がやや小さかったです・・・。

 富士山の世界遺産登録による訪問客の増加に合わせて開設されたのですが、乗客が5名とはビックリしました。でも、福岡~静岡間を乗り継ぎなしで移動出来るというメリットがあるので、福岡~静岡間の利用が見られました。利用がある事は証明できたのですが、乗客がやや少ないようで、先が心配ですね・・・。
 あと、新車のエアロクィーンは富士山線、名古屋線、岡山線に充当しているようですが、大阪線にも回してほしいなと思ったものです。大阪線はシートカーテンはあるものの、今でも西鉄と阪急観光バスと共にコンセントなしのままなので、少々物足りないな・・・と(乗車時間もそこそこ長いしね・・・)。
 以上です。
Viewing all 640 articles
Browse latest View live