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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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江ノ電バス 最近の新車

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 江ノ電バスでは昨年と今年に
 新車
 を数台投入していますが、これらの新車は江ノ電にとって初めてとなるタイプが多いです。これらの新車を見てみましょう。



 2014年夏に投入された
 エアロスターのノンステ
 です。エアロスターノンステが入るのは2008年以来6年ぶりとなります。この時はエアロスター-Sでしたが、純粋たるエアロスターとしては2006年以来8年ぶりとなります。今回は新型エアロスターのQKG-MP38FKとして投入されています。このエアロスターは鎌倉に237の1台のみ投入されています。ここで注目したいのは長尺車かつ標準尺の多い鎌倉として珍しく短尺で入っている事です。短尺は横浜と湘南に多くいるので、珍しくないのですが、鎌倉は団地輸送メインのため標準尺以上で投入されているので、これは意外でした。でも、MP38系はノンステエリアの拡大で定員増加が図られているので、短尺で入れたのだと思います。


 こちらは2013年夏に投入された
 エアロスターのワンステ
 です。QKG-MP35FPで、長尺のワンステとなります。鎌倉にはこのタイプが多数いるのですが、QKG代は今のところ3台のみです。このうち1台は新型なので、写真のタイプは2台のみと少数派です。
 ここで注目したいのは側面行先表示器が前扉後ろになった事です。江ノ電バスは前乗りの横浜と鎌倉、中乗りの湘南に分かれますが、側面行先表示器の位置は全て中扉前に設置されていました。これが前扉後ろに移動したのは意外でした・・・。


 こちらは2013年秋に投入された
 エルガのワンステ
 です。QPG-LV234N3です。湘南に2台が投入されました。日デが撤退した今、日デがメインだった湘南においてどのメーカーになるのか気になっていたのですが、どうやらいすゞを選んだようですね・・・。社番の字体が従来車と異なっていますが・・・。



 こちらは2013年秋に投入された
 エアロミディのノンステ
 です。江ノ電バスの中型車は元々少数派で、全て日デで入れていたのですが、ここにきて三菱ふそうのエアロミディが入るとは意外でした。もしかしたら、三菱ふそうの中型車は今回が初めての投入となるのでしょうか・・・。鎌倉に204の1台が投入されています。


 こちらは2013年秋に投入された
 レインボーⅡのワンステ
 です。エアロミディと同時にレインボーⅡのワンステが鎌倉に1台が投入されました。江ノ電の日野車は全て小型車だったのですが、中型車は今回が初めての投入となります。にしても、なんでエルガミオではなくレインボーⅡなんでしょうか・・・。


 ついでに2014年春に投入された横浜神奈交バスの新車のYK1102を撮影できました。新車はQKG-MP35FMですが、塗色が神奈交バスオリジナルではなく、神奈中の標準塗色となっている事がポイントです。なんでオリジナルカラーをやめたのでしょうね・・・。

 2013~2014年の新車は意外な車両が多かったですね・・・。
 以上です。

イナズマロックフェス2014 シャトルバス

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 バスのネタが多いので、しばらくはバスで行きます。

 9月13・14日に滋賀県草津市の烏丸半島において
 イナズマロックフェス
 が開催され、そのシャトルバスが運行されました。音楽関係のシャトルバスは7月の京都大作戦と同一形態で、チケットが無いと乗れないことは同じです。しかし、決定的な違いは京都大作戦が京阪宇治と近鉄大久保の2ヶ所(JR宇治は一般路線の臨時バス扱い)から出て3事業者が運行していたに対し、イナズマは草津駅からで事業者も近江バス(湖国バス)のみであることがポイントです。


















































 シャトルバスに充当された車両たちです。大津を中心にあやめ、八日市、湖国バス彦根からの応援が出ていました。大津はその中で半数以上を占めていました。大津は地元ということもありますが、立命館大学関係で大型車を多数在籍していて、大学が休みなので多数駆け付けたのだと思います。にしても、近江バスが48台も来るとは凄いです・・・。
 写真は上から
  1号車 滋賀200か 506 ADG-RA273MAN 大津
  2号車 滋賀200か 141 U-UA440LSN 大津
  3号車 滋賀200か 318 U-UA440NAN 大津
  4号車 滋賀200か 308 U-UA440LSN 大津
  5号車 滋賀200か 582 PKG-RA274MAN 大津
  6号車 滋賀200か 712 KC-UA460HSN 大津
  7号車 滋賀200か 321 KC-UA460NAN 大津
  8号車 滋賀200か 424 U-UA440LSN 大津
  9号車 滋賀22き 471 U-UA440NAN 大津
 10号車 滋賀200か 507 ADG-RA273MAN 大津
 11号車 滋賀200か 830 KC-UA460LSN 大津
 12号車 滋賀200か 835 KC-UA460LSN 大津
 13号車 滋賀200か 871 KC-UA460LSN 大津
 14号車 滋賀200か 736 KC-UA460HSN 大津
 15号車 滋賀200か 697 PKG-RA274MAN 大津
 16号車 滋賀22き 465 U-UA440NAN 大津
 17号車 滋賀200か 505 U-UA440LSN 大津
 18号車 滋賀200か 314 U-UA440LSN 大津
 19号車 滋賀200か   2 KL-UA452MAN 大津
 20号車 滋賀200か 698 PKG-RA274MAN 大津
 21号車 滋賀22き 360 U-UA440NAN 大津
 22号車 滋賀200か 312 U-UA440LSN 大津
 23号車 滋賀230い   2 KL-UA452MAN 大津
 24号車 滋賀200か 785 KC-UA460HSN 大津
 25号車 滋賀200か 508 ADG-UA273MAN 大津
 26号車 滋賀200か 734 KC-UA460HSN 大津
 27号車 滋賀200か 748 KC-UA460HSN あやめ
 28号車 滋賀200か 499 U-UA440LSN あやめ
 29号車 滋賀200か 672 KC-UA460HSN あやめ
 30号車 滋賀200か 257 KL-UA452KAN あやめ
 31号車 滋賀200か 965 KC-UA460LSN あやめ
 32号車 滋賀200か 718 KC-UA460HSN あやめ
 33号車 滋賀200か 576 U-UA440LSN あやめ
 34号車 滋賀200か 681 U-UA440HSN あやめ
 35号車 滋賀200か1003 KL-UA452MAN あやめ
 36号車 滋賀200か 932 KC-LV380N あやめ
 37号車 滋賀200か 782 KC-UA460HSN あやめ
 38号車 滋賀200か 750 KC-UA460HSN あやめ
 39号車 滋賀22き 443 U-UA440NAN 八日市
 40号車 滋賀200か1008 KL-UA452MAN あやめ
 41号車 滋賀22き 108 P-UA33N 八日市
 42号車 滋賀200か 313 U-UA440HSN 八日市
 43号車 滋賀22き 445 U-UA440NAN 八日市
 44号車 滋賀22き 364 U-UA440NAN 八日市
 45号車 滋賀200え   1 KL-UA452MAN あやめ
 46号車 滋賀200か 311 U-UA440HSN 八日市
 47号車 滋賀22き 644 P-U33L 湖国彦根
 48号車 滋賀22き 106 P-UA33N 湖国彦根
 です。



 草津駅側の発着場です。短時間で大量のバスが来るため、駅バスターミナルでは入りきらないので、野原運動公園を借りて発着していました。バスの乗車場だけでなく、待機場も設けられていて、多数のバスが休憩する姿が見られました。でも、草津駅から運動公園まで徒歩で10分近くする距離なので、駅から発着場まで歩く客の列が見られました。

 以上です。

急行「いせ」

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 今日は鉄道の日ということで、鉄道の記事です。

 2013年の伊勢神宮の遷宮に合わせて名古屋~伊勢市間において
 急行「いせ」
 が運行されました。遷宮に伴う伊勢参り客に対応する形で2013年秋より運行を開始し、2014年3月末まで土休日を中心に1往復が運行されました(最盛期は毎日)。そんな急行「いせ」の乗車してきましたのでレポートします。


 急行「いせ」は特急「南紀」で使用されている
 キハ85系
 4両編成が充当され、うち1両は半室グリーン車となっています。でも、伊勢市方面が貫通型、名古屋方面が非貫通という構成でした。




 前面の愛称表示は伊勢神宮の象徴である宇治橋と鳥居そしてお社の絵が描かれた専用のものが用意されましたが、幕ではなくシールで、表示窓の上に貼りつける形でした。なので、表示部分をアップすると、気泡が・・・。側面は全て臨時表示でした。急行「いせ」は全車指定席なので、指定席表示もきちんとなされていました。



 駅の案内表示です。きちんと急行「いせ」伊勢市と表示されていました。急行「いせ」は朝8時51分に名古屋を出て伊勢市に10時46分に到着するダイヤで運行されました。折り返しの伊勢市発が15時38分なので日帰りで参拝できるようなダイヤでした。



 下りは関西本線、伊勢鉄道、紀勢本線と快速「みえ」と同じルートを通り、桑名、四日市、津、松阪と主要駅に丹念に停車していき、多気で列車交換のためにしばらく停車します。その時に撮影したものです。快速「みえ」ならごくわずかな停車時間で出発しますが、急行「いせ」は臨時列車なので、交換のためにしばらく停車します。この後、参宮線に入りますが、キハ85系は定期列車での入線は無いので、臨時列車ならでのシーンとなります。



 参宮線内はノンストップで走行し、10時46分定刻に終点の
 伊勢市
 に到着しました。名古屋から約2時間の旅ですが、特急列車並みの設備でのんびりすることができました。列車はここで乗客を降ろし、伊勢車輛区にて折返しまで待機します。
 伊勢市でのキハ85系は臨時列車でしか入った事が無いので、貴重なシーンとなります。


 伊勢市駅に掲示されていた急行「いせ」のPRポスターです。お伊勢参りの帰りには「ゆったり快適な」急行「いせ」でとPRされています。まさしくその通りでしたが・・・。

 今はもう運行終了してしまいましたが、定期列車では1往復のみとなってしまった急行列車が臨時列車という形で運行されることは画期的な取り組みだなと感じたものです。低コストで特急並みの設備を提供されているので、魅力ありましたが・・・。
 以上です。

車齢31年!伊予鉄南予バスの日野K-RJ172AA

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 伊予鉄道の子会社で、愛媛県の南予を中心に路線バスを運行している伊予鉄南予バスでは1983年式の
 日野K-RJ172AA
 が各営業所に残存し、現役で活躍中です。K-RJ172AAは1980年にこれまでのモノコックボディのRLからフルモデルチェンジし、スケルトンボディを採用したことが最大のポイントです。1984年にP代になるまで生産されました。しかし、経年のために廃車が相次ぎ、現役で残っているのはわずかです。そんな中で伊予鉄南予バスではまとまった数が残存しています。



 モノコックボディからスケルトンボディになったため、外観が直線的になった事がポイントですが、エンジンはRLと同じものを使用していたようです。そこで、K-RJの最大のポイントが前面行先表示が大型になった場合その部分が屋根からの隆起です。K-RJが発売された頃はまだ小型行先表示器が一般的だったため、それに合わせてデザインを決めていたような感じでしょうか・・・。P代から大型が標準になったため隆起が無くなっています。
 あと、側面窓も天地の狭いタイプで、日野のスケルトンボディにおける初期タイプという感じです。更に後部ドアのRも初期的な感じがありますね・・・。



 リアです。リアはK代とP代で大きな違いは無いのですが、RJのエンブレムが貼られているのが目につきます。なんか輝いているような感じでした・・・。


 車内です。2&1シートが並び、背ずりの上には手すりが建っている事がポイントです。でも、これが伊予鉄道の標準仕様で、KC代まで採用されていました。あと、運転台パネルもK代とP代で大きく異なっています。


 次に撮影した1983年式の車両を番号順で並べます。
 こちらは
 1287
 です。大洲所属のようで、長浜駅~八幡浜港の路線で活躍しています。


 こちらは
 1288
 で、久万所属です。久万営業所管内の路線で活躍していますが、9月末で引退した模様です。


 こちらは
 1289
 で、久万所属です。久万にはK-RJが2台いて、1289は1日1往復の杣野前組行きの便によく入っているようで、杣野前組行きに充当された1289の写真がネット上で色々出ていました。


 こちらは
 1291
 で、内子所属です。内子は前進停車なので、こんな写真で申し訳ありません・・・。内子には2台のK-RJがいて、内子~中山線に充当されています。


 こちらは
 1292
 で、内子所属です。内子に2台いるK-RJの1台です。内子~中山線で活躍しています。


 こちらは
 1293
 で、八幡浜所属です。八幡浜~三崎行きの路線で活躍しています。八幡浜は伊予鉄南予バスの本社があるせいか、HRなどといった新しい車両が多く在籍しており、その最新が2014年式です。つまり、八幡浜では31年差の車両が一緒に活躍しているわけです。凄いですね・・・。しかし、9月末に引退したという話が出ているようです・・・。

 他に1286と1290が長浜にいるようですが、長浜へ行っていないため撮影できず・・・。



 こちらは以上あげたK-RJたちより1年古い1982年式のK-RJ172AAです。1982年式は前面行先表示器が小型になっているため、隆起が無いことがポイントです。撮影当時はこのタイプが伊予鉄南予バスの各営業所で現役でした。しかし、最後まで残った長浜の1187が廃車になり全廃になったようです・・・。でも、当時は多数のRLがまだバリバリ走っていましたからね・・・。



 伊予鉄南予バスでは1980年式のK-RL321の1065が動態保存という形で残っており、大洲で予備車として配置されています。これはRLの末期タイプですが、ほどなくしてスケルトンボディにモデルチェンジしてK-RJ172AAになったわけですね・・・。伊予鉄南予バスはK-RLとK-RJがまだ現役で活躍しており、まさに日野の中型車の博物館的な感じですね・・・。

 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

濃飛バス 上高地で活躍する車両たち

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 先日の記事にアルピコ交通の上高地シャトル用のハイブリッド車たちを取り上げましたが、今回は
 濃飛バス
 の車両を取り上げてみます。濃飛バスも上高地に路線を持っていますが、どちらかというと高山方からの路線が中心で、上高地シャトルバスは平湯温泉~上高地間を担当しています。アルピコ交通はハイブリッドを投入しているに対し、濃飛バスはごく普通なディーゼルバスを投入し、一時は低排ガスを低公害バスとPRしていました。



 こちらは2001年式の
 エアロスターワンステ
 です。これまではツーステを入れていましたが、このグループからワンステとなりました。しかし、前乗り前降りなので、中扉は車いす用となっています。車内は2人掛けシートを多用しています。側面行先表示器は無く、サボで対応しています。



 こちらは2005年式の
 エアロスターツーステ
 です。2005年投入分はワンステでなく、トップドアのツーステとして投入されています。型式もKL-MP35JPとなります。おそらく、高山~新穂高間などといった長距離路線に充当されることを見越して座席重視で投入されたのだと思われます。なので、シートもハイバックシートになっています。前扉後ろの窓下に側面行先表示器が付いています。



 こちらは2007年式の
 エアロスターツーステ
 です。この車両からPJ代で、型式もPJ-MP35JPです。座席重視でトップドアかつツーステとなっています。基本的にKL代とほぼ同じですが、塗装デザインが少し変わり、赤帯が無くなりました。そして、低公害表記も消えました。低排ガスとはいえ、普通のディーゼル車を入れているので意味が無くなったのでしょうか・・・。


 こちらは2001年式の
 エアロスターツーステ
 です。この車両からPKG代で、型式もPKG-MP35UPとなります。基本的にPJ代と同じですが、内装の色が少し変わっています。尚、このグループのトップドアは1台のみの投入ですが、撮影時は上高地関係ではなく高山発着路線に入ってました。



 こちらは2008年式の
 エアロスターワンステ
 です。上の167と同時期に入ったもので、PKG-MP35UMです。久しぶりのワンステとなりますが、基本的に2001年式と変わりありません(側面行先表示器が付いたぐらいでしょうか・・・)。ワンステとはいえ、座席重視で2人掛けシートが並んでいるのですが、一部の座席には補助座席が付いています。







 こちらは2012年式の
 エアロスターツーステ
 です。この車両からLKG代となります。トップドアのツーステで、従来と同じ座席重視のスタイルです。でも、窓がT時窓からメトロ窓となり、同時にスモークガラスとなっています。このグループはまとまった数が投入されていて、4台が上高地シャトルバスに入っていました(2403のみ高山~新穂高に充当)。LKG-MP35FPということで、もちろんAT車なのですが、これでも山越えするとは驚きです・・・。


 こちらは2014年式の
 エアロエース
 で、QRG-MS96VPとなります。上高地関係はエアロスターが中心ですが、一部はエアロバスやエアロエースも投入されています。写真の2602は上高地シャトルに充当されていました。となると、上高地シャトルは色んな車両が入っているということになりますね・・・。


 こちらは2004年式の
 セレガHIMR
 です。セレガのHIMRといえばアルピコ交通に多数が在籍していますが、濃飛バスにも少数ながらHIMRが投入されています。最初は上高地の主力として活躍していたようですが、今は後継車に後を譲り、高山発着路線で活躍しているようです。



 こちらは高山発着路線や高速バスで平湯温泉にやってきたエアロバスとエアロエースです。平湯温泉は高山からの路線バスや高速バスも乗り入れており、エアロバスやエアロエースが多数やってきていました。


 平湯温泉に集結した上高地シャトルバスの車両たちです。平湯温泉には濃飛バスの出張所が設けられ、上高地へのシャトルバスなどの拠点となっています。そのため、上高地シャトルの車両たちが待機している姿が見られます。シャトルバス自体は30分ヘッドで約25分の運行なのですが、定期便以外に観光バスからの乗り継ぎ(上高地は交通規制で観光バスの乗り入れが不可)で結構頻発していました。なので、平湯温泉にいたとき、待機場にバスが1台もいないという時もありました。

 以上です。

旭川四条駅

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 旭川四条駅
 は宗谷本線にある無人駅です。この駅は旭川の次の駅ですが、旭川市街地の近くにあり、1973年の市街地の高架化に合わせて高架駅になっています。北海道の高架駅は札幌都市圏に多く、札幌以外ではきわめて珍しいです。



 旭川四条駅は相対式2面2線を持っていますが、駅周辺は複線となっているので、交換駅という立場ではありません。ホームは4両編成が停車できる長さしかありませんが、宗谷本線(石北線)は単行が多いため、階段寄りに停車しています。上屋は階段寄りに1両分の長さがある程度です。


 駅標です。旭川四条は旭川を出て次の駅ということになります。その次が新旭川で、ここで石北本線が分岐します。そのため、旭川四条では宗谷本線の普通列車だけでなく、石北本線の普通列車も停車します。


 旭川方面を眺めたものです。線路がカーブしていますが、カーブし終えるとすぐに旭川駅です。因みに旭川駅が高架化される前はカーブが終わると、すぐに地上に降りていました。


 ホームから出入口につながる階段の入口です。入口には風除け又は雪よけ?のカーテンが付いていました。北海道らしい装備でしょうか・・・。



 旭川四条の
 出入口
 です。駅舎らしいものは無く、高架下に小さな待合室と便所があるだけで、無人駅らしい感じになっています。しかし、出入口には「旭川四条駅」の看板が3つもありました・・・。高架下の目立たない場所にあるだけに目印的な役割を担っているのでしょうか・・・。




 出入口に入るといきなり階段です。その階段を上ると、上りの1番ホームと下りの2番ホームへ通じる道に分かれ、更に階段を上ってホームに至ります。しかし、普段からひっそりとしていますが・・・。


 時刻表です。この駅は宗谷本線の駅ですが、宗谷本線だけでなく石北本線の列車も発着するため、1時間に1~2本の列車が発着しており、そんなに少ないというわけではないようです。ただ、昼間に1時間以上空く時間帯が1箇所あります。


 旭川四条駅前を走るバスです。駅の近くに「4の18」バス停があり、バスが頻発しています。旭川駅からここまでかなりの本数が出ています。

 以上です。

宮崎交通の最近の新車&中古車 他

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 このたび、5年ぶりに
 宮崎交通
 管内にて撮影してきました。前回訪問時から新車や中古車の投入などの変化点があり、これらを中心にレポートします。




 こちらは2011年に投入された
 ポンチョ
 です。このポンチョは古参車の代替のために各営業所に大量投入され、各エリアで活躍しています。そのポンチョはロングで、2扉タイプとなります。とはいえ、ポンチョは小型なのでローカル線に入りそうなイメージですが、宮崎駅に多数やってきていました。
 尚、宮崎交通ではこの時から新車について希望ナンバーで入るようになりました。





 ポンチョとほぼ同時に
 レインボーⅡ
 のノンステが投入されています。中型車についてはPA代のエルガミオといすゞ+西工を投入して以降、しばらく途絶えていたものが、久々に投入された形です。確か、宮崎交通ではこれまでワンステをメインに数台ノンステで投入という流れでしたが、今回は全てノンステとなった事がポイントです。尚、今回のレインボーⅡはPDG代となります。






 こちらは2012年に投入された
 エルガミオ
 のノンステです。SDG代となります。そのエルガミオノンステはまとまった数が投入されており、宮崎では多数見かけました。一般路線用の新車は一応このグループが最新となります。


 こちらは2014年に投入された
 エアロエース
 です。宮崎~延岡間の新設に合わせて投入されたもので、トイレつきの4列シート車です。三菱ふそうについては高速車に置いて継続的に投入が続いています。尚、写真のエアロエースは希望ナンバーではなく、一般払い出しナンバーとなっています。高速車も一時期希望ナンバーで入れていたのですが、元に戻ったのでしょうか・・・。




 こちらは2014年に投入された
 元神奈川中央交通
 のエルガミオです。2000年式のエルガミオが数台投入されています。宮崎交通では以前に元京王のJPを投入していたのですが、再び中古車の投入に踏み切ったようですね・・・。そのエルガミオですが、窓ガラスがスモークガラスになったことが最大のポイントです。




 そして、見たままです。
 延岡管内では2013年に
 まちなか循環バス
 を運行開始していました。これは延岡駅及び延岡の中心部を中心に循環するというもので、運賃も200円均一となっています。そのまちなか循環バスには専用車として2001年式のエルガミオノンステの60と62が充てられ、専用のラッピングがなされています。「しろやま号」と「あたご号」の愛称は今年になって付けられたものだそうです・・・。
 因みに60と62の中間にあたる61は現在も一般車として活躍中です。なんで61を飛ばしたのでしょうか・・・。




 宮崎管内では
 ニトリ宮崎店行き
 のバスが登場しています。ニトリといえば最近店舗展開が盛んな家具店ですが、バスの行先に登場するのは初めて見ました。しかも、幕にも表示されるとは・・・。行先だけでなく、ラッピングも登場しています。


 こちらは1985年式のジャーニーKです。今年になっても1985年式がまだ現役で、綺麗な姿を維持していました。恐るべし。

 以上です。

南越後観光バス 最近の中古車たち

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 2012年3月以来2年ぶりに南越後観光バスの各エリアを渡り歩きましたが、その時に見かけた最近の
 中古車
 たちを見てみましょう。2年前の訪問以降に低床車の投入が相次ぎ、顔ぶれもずいぶん変わっていました。ただ、今回は前回未訪問だった小出、津南を訪れているので、2年前には既にいた車両も含まれています。



 こちらは
 元東急バス
 のエアロミディで、東急コーチで使われていたツーステです(確か、前扉がワンステで、中扉がツーステというスタイルだったような・・・)。行先表示が小型になっていますが、南越後観光バスに行っても小型幕を用意したうえでそのまま使われています。上の659は津南、下の660は小出所属です。ただ、660は小千谷車庫で撮影したものですが、南越後観光バスは、運用上では小千谷車庫を通るだけで入庫していないようなので、もしかしたら留置しているだけなのかもしれません。



 こちらは
 元遠鉄バス
 のエアロスターMです。前回訪問時に多数撮影し、その時に拙ブログにUPしていますが、それ以降も投入が続いていました(下の写真の704がそうです)。



 こちらは
 元東急バス
 のキュービックです。これらは2年前にもいましたが、670は未撮影でしたのでUPします。下の672は既に撮影していたのですが、2年間の間にラッピングがなされていました。南越後観光バスの車両はラッピングされた車両がいないので、珍しいなと思ったものです。六日町にある自動車学校の広告です。



 こちらは
 元東急バス
 のエアロスターノンステです。ついに南越後観光バスにも大型ノンステの中古車が入る時代になってきました・・・。ノンステは2000年式で、2台が投入されています。上の705が小出、下の706が津南に配置されています。この時から中古車でも行先表示器がLED化されるようになりました。
 にしても、山間の小さな集落にある津南にも大型ノンステが配置されるとは驚きでしたが、津南には十日町~津南間という比較的本数の多い路線を受け持っているので、そちらに投入されるのでしょうね・・・。



 こちらは
 元東急バス
 のエアロミディです。こちらも東急コーチで使われていた車両ですが、今度は中型ノンステです。2台が投入され、720が六日町、755が十日町に配置されています。


 こちらは
 元北恵那交通
 のエアロスターMです。1995年式のKC代です。こんな車両が北恵那交通で廃車され、南越後観光バスへ行っていたとは驚きでした・・・。地方なだけにまだ生き残っているのだろうかと思っていたのですが・・・。写真の745は津南に配置されています。



 こちらは
 元神奈川中央交通
 のエルガミオです。2000年式のツーステです。運賃支払い表示もそのままで使われており、神奈川中央交通時代の面影をそのまま出していますね・・・。上の752は十日町配置で、十日町ローカルに充当されていました。下の753は津南配置で、十日町~津南線に入っていました。




 こちらは
 元東急バス
 のエアロスターノンステです。2000年式に引き続き、今度は2002年式のKL代もやってきました。KL代といえばまだ首都圏にいる新鋭車というイメージがあったのですが、もう地方へ行くようになったんだ・・・と感じさせたものです。南越後観光バスには754・770・771の3台が投入され、754と770が六日町、771が小出に配置されています。



 南越後観光バスの中古車は以上です。
 さて、南越後観光バスの小出には南越後観光バスが投入した2001年式のKL代が配置されていて、エアロスターが1台、ブルーリボンシティが2台います。これらは全てリーフサス、ツーステ、ロッドシフトという自家用車に見られるようなタイプになっている事がポイントです。これら全てが乗合登録なのが驚きなんですよね・・・。


 次に北越後観光バスです。柏崎のものは8月に訪問し、既にレポートしていますが、今回は小千谷と十日町のものをUPします。これらも柏崎と同様に新たな中古車が仲間入りしています。
 こちらは
 元東急バス
 のキュービックです。このタイプは南越後観光バスにも入っていますが、北越後観光バスのものは行先表示器がLED化されています。


 こちらは
 元東急バス
 のエアロスターノンステです。2000年式のものですが、北越後観光バスには2台が投入され、うち701は柏崎に配置され、拙ブログでUP済です。もう1台が写真の700で、小千谷に配置されています。


 こちらは
 元本四バス開発
 のブルーリボンです。1999年式のエアサス車で、前後扉車です。尾道駅~因島・瀬戸田島の路線バスに使用されていたもので、2人掛けシートを多用しています。こんなタイプが北越後観光バスに来ていたとは驚きでした・・・。十日町に配置されていますが、撮影時はシャトルバスに充当されていました。2人掛けシートが多いので、もしかしたら柏崎の662(元京阪B-3736)と同じような使われ方なのでしょうか・・・?


 こちらは
 元東急バス
 のエルガノンステです。2002年式です。北越後観光バスには2台が投入され、内1台の772は柏崎に配置され、拙ブログにもUP済です。もう1台は写真の769で、小千谷に配置されています。



 今回の撮影で驚いたのが北越後観光バスの小千谷に配置されている貸切登録のブルーリボン2台とも撮れたことです。どうやら、十日町で開催されたまつりのシャトルバスに充当していたようです・・・。いずれもKC代だそうです。



 北越後観光バスの元山陽電鉄と元伊丹市交通局のいすゞLVは一応現役でした。しかし、小千谷にいる元伊丹市交通局と元山陽電鉄の一部はスクールバス用に転用されているようです。もうすっかり古参車扱いになっていたんですね・・・。

 車庫内で撮影したものは事務室の許可を得ております。
 以上です。

ブルートレイン信州

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 9月28日に中央本線富士見駅開業110周年を記念して長野~富士見間において
 ブルートレイン信州
 が運行されました。ブルートレイン信州は24系客車6両編成をEF64形がブッシュブル形態で牽引するというものでした。当日は信州バスまつりとかぶっていたため、バスまつりのついでに撮影しました。



 富士見方には
 EF64 38
 が連結されていました。HMは専用のものが用意されましたが、信州の山々をイメージした絵に富士見駅開業110周年記念などの文字が付いていました。



 長野方には
 EF64 1051
 が連結されていました。HMは専用のものが用意されましたが、公募で採用されたデザインになっています(地元の方がデザインされたものだそうです)。EF64 1051といえば、つい最近までブルートレインのあけぼのの牽引で活躍されていましたね~
 前後をEF64形で固めていたのは信州らしい感じですね。








 客車は24系寝台車で、開放寝台5両+電源車の6両編成が充当されていました。いずれもあけぼので使われていた車両です。写真は上から
  1号車 オハネフ25 205
  2号車 オハネ25 216
  3号車 オハネ24 49
  4号車 オハネ25 147
  5号車 オハネフ25 117
      カニ24 25
 です。側面行先表示は全て「臨時」表示でした。


 長野駅の案内表示です。案内表示にはきちんとブルートレイン信州と表示されていました。尚、ブルートレイン信州は団臨ではなく、臨時快速列車扱いでの運行なので、快速と全車指定席と表示されていたわけなんですね。


 ブルートレイン信州が長野を出発する前にはホームにおいてHMの除幕式が行われたようです。撮影時は式が終わり、片付けが始まろうとしていたときなんですが・・・。


 ブルートレイン信州は8時10分定刻に長野を出発しました。

 以上です。

都営バス 終夜バスの実証運行

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 都営バスでは2013年12月20日より深夜01号系統において
 終夜運転
 の試験運行を行っています。そんな終夜バスに乗ってきましたので、レポートします。
 終夜バスは
 ・都心部における深夜時間帯の交通利便性の向上
 ・国際都市東京の魅力や都市力を高める
 などといった目的で試験運行を開始したもので、これは猪瀬前知事が突然都営バスの24時間運行化を発表したものです。外国では終夜バスや終夜列車の運行を行っている都市がありますが、日本はそれが皆無なので、都営バスの24時間運行化を行うことにより、東京の活性化を図りたい猪瀬前知事の意向が働いたものとも言えましょう。そこで、その実証運行を行うことになり、渋谷駅~六本木駅が選ばれ、深夜01系統の1つとして運行を開始したわけです。
 その終夜バスは金曜日の深夜のみの運行で、渋谷駅発1時10分から六本木駅発5時10分までの4往復が設定されています。終夜バスは深夜バスと同じ扱いなので、運賃も通常の2倍となります。




 終夜バスの
 渋谷駅
 は通常の東口ではなく、西口の18番乗り場から発着します。これは東口が工事中で閉鎖されるためです。18番乗り場は普段東急バスの渋52・55系統が発着しています。尚、都営バスで西口からは渋66号系統と早81系統が発着していますが、いずれも杉並が担当しており、渋谷が西口に乗り入れるのは今回が初めてになるのではないのでしょうか・・・。
 18番乗り場のポールには都営バスの路線図や時刻表が掲示されていますが、あんまり目立ちません・・・。


 2時過ぎに六本木通りの方から終夜バスが西口にやってきました。六本木駅発1時40分の便ですね・・・。西口に入っていきなり18番乗り場に横付けされ、降車扱いののちにしばらく待機します。


 車両は渋谷のB-V332でした。終夜バスはどうやら、V代とW代がよく入っているみたいですね・・・。




 西口18番乗り場で待機する都営バスです。ここは普段東急バスが発着しているだけに都営バスが止まっているのを見るだけでも違和感に感じたものです。撮影当時は2時台なのでバス乗り場周辺はひっそりとしていて、多数のタクシーが通り過ぎて行くだけでした。しかし、それでも街は明るかったものです・・・。
 2時15分ごろに乗車扱いを開始し、2時20分に渋谷駅を出発しました。


 車内運賃表示です。既にLCD表示に交換されていましたが、そこにはきちんと終夜バスと表示されていました。
 尚、終夜バスには運転手だけでなく、警備員1名も同乗していました。


 渋谷駅から約17分で六本木駅に到着しました。バスは降車扱いを終えると、すぐに回送表示に変えて出発していきました。バスが折り返している間、六本木を少し歩いてみたのですが、深夜にもかかわらず凄いにぎわいでした。さすが六本木ですな。まぁ、過去に1回だけ友人たちと夜遅くまで六本木で飲んだことがあり、一応その賑わいを身に感じていますが・・・。




 六本木駅
 の乗り場は都01系統渋谷駅行きなどと同じ乗り場から出発します。しかし、乗り場に掲示されている時刻表が目立たない場所にありました・・・。実証運行ということもあるのかもしれませんが・・・。でも、バス停上部の現在位置表示などにはきちんと動いていて、2時50分の表示も出ていました。


 2時45分過ぎにバスがやってきて、乗車扱いののちに2時50分定刻に渋谷駅に向けて出発していきました。



 しかし、終夜バスは10月末の運行を持って
 運行終了
 となります。これは1便当たり数名と乗数が少ないことが理由となっています。
 1年もしないうちに運行終了というのは猪瀬知事が辞任して、風向きが変わったとも言われていますが、私としては実証運行を行う環境が十分でなかったと考えています。私としては24時間運行そのものは画期的な取り組みであるという認識です。終夜バスは渋谷駅~六本木駅のみと比較的短い事が要因だと考えます。それと、渋谷駅で他のバス路線と鉄道線の接続が無いので、終夜バスを使うより六本木駅からタクシーで行った方がマシということになります。
 個人的には渋谷駅~六本木駅ではなく、渋谷駅~六本木駅~新橋駅とし、他のバス事業者と連携して渋谷駅と新橋駅で接続する郊外地向けの終夜バスを設定させて、これと接続させる(空港行きのリムジンバスもいいかも・・・)。そういうネットワークを築けば、終夜バスとしての価値が出てくると思うのです。終夜バスを運行している香港では全て中心部から郊外地への路線となっています。
 実証運行はとりあえずではなく、色々シミュレーションしたうえで実証運行していたらまた違っていたのかもしれません。でも、今回の取りみは今後に向けて一石を投じた形でしょうか・・・。
 因みに私は終夜バスを六本木駅で見送った後、1時間以上かけて東京駅まで歩いて行きました・・・。

 以上です。

熊野交通に投入された元南海バスのエアロスター

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 最近、熊野交通では元南海バスの
 エアロスター
 の投入が相次いでいます。熊野交通はかって4メーカーを入れていたのですが、最近は日野を中心に投入しており、最近投入が相次いでいる元南海バスの車両も日野で入れています。しかし、最近エアロスターの投入が相次ぎ、熊野交通の三菱ふそうの大型車が復活している状態です。



 元南海バスのエアロスターで最初に投入されたのが
 前後扉のツーステ
 です。1997年式のKC-MP317Mが投入されました。元南海バスの大型車はU代のブルーリボン1台が既に投入されており、それに続く形となります。469と477の2台を確認しています。


 次に投入されたのが2000年式の
 ノンステ
 です。泉北コミュニティで使用されていた固定窓かつハイバックシートの車両です。このタイプは14台が投入されましたが、このうち熊野交通には半分近い6台が投入されました。熊野交通への投入に当たって塗装変更は行われておらず、南海バス時代のままとなっています。
 写真はその1番目の556です。新勝線に充当されていました。


 こちらは2番目の557です。撮影当日は車庫でお休みでした。


 こちらは558です。川丈線に充当されていました。川丈線といえば大型と中型とともにツーステが入っているというイメージでしたが、ノンステも入ってたんですね・・・。



 こちらは559です。那智山線に充当されていました。ノンステはどうやら那智山線がメインのようです・・・。



 こちらは560です。560のみ何故かクリーム色一色になっています。おそらく、南海バス時代の塗色に対して、ラッピングをはがした状態になっているものだと思われます。もしかしたら、ラッピング予定なのかそれとも熊野交通オリジナル塗色にする予定だったのか・・・。
 撮影当時は新勝線に充当されていました。



 こちらはラストナンバーの563です。南海バス時代は復刻塗色になっていましたが、熊野交通に行っても復刻塗色そのままで活躍しています。因みに熊野交通では過去を含め緑系のデザインを採用したことが無いので、新鮮ですね・・・。
 撮影当日は那智山線に充当されていました。


 新宮駅で並んだエアロスターたちです。エアロスターが増えたため、新宮駅ではこういう並びが見られるようになりました。少し前なら日野がずらりと並んでいたのですが・・・。でも、エアロスターノンステ6台の投入により、経年を迎えた元南海バスの日野RJを代替していったため、新勝線に大型車が充当されるシーンをよく見かけるようになりました(少し前なら0~1台でしたが・・・)。


 市立医療センター線に充当された日野HRです。市立医療センター線は普段専用塗色のエルガミオノンステが充当されていますが、撮影当日は何故か日野HRが代走で充当されていました。当該のエルガミオは勝浦営業所の工場に入場しているのを見かけているので、検査もしくは故障だと思われます。にしても、市立医療センター線にHRが入るのを見かけるのは初めてです。となると、あのエアロミディノンステは廃車でしょうか・・・。

 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

昼間の森での分割

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 函館発森行き4833Dは12時14分に終点の
 森
 に到着します。その時はキハ40-802+キハ40-1800の2両編成でした。


 森に到着すると、すぐに編成の中間に作業員が入り、ここで
 分割作業
 に入ります。2両のキハ40系はそれぞれ1両に分割されますが、分割された車両は少し離れたまま留め置かれます。


 そうそう、留め置かれている理由は分割された車両はそれぞれ別の列車に変わるためです。つまり、2番ホームからそれぞれ長万部行きと函館行きがそれぞで出発していきます。そのため、誤乗防止のために2番ホームにはその案内板が掲げられています。



 森方のキハ40-802は森発13時29分の長万部行き
 893D
 となります。つまり、キハ40-802は森で1時間15分停車する実質的な函館発長万部行きですね・・・。4833Dから893Dに乗り継ぐ客が多いためなのか、分割中でもドアが開いたまま停車していました。
 ホームには13時29分発長万部行きの表示板が掲げられています。



 函館方のキハ40-1800は森発13時30分の函館行き
 4834D
 となります。つまり、函館に戻るという感じですね・・・。4834Dは折返しなので、分割されてからしばらくはドアが閉まった状態で、改札が始まるころに乗車扱いを始めるという感じでした。
 ホームには13時30分発函館行きの表示板が掲げられています。


 893Dと4834Dが出発待ちしている間、スーパー北斗7号が到着してすぐに出発していきます。


 駒ヶ岳に停車している4833Dです。4883Dは2両編成で運行されています。

 以上です。

伊予鉄南予バス 大洲・内子・八幡浜

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 伊予鉄南予バスは予讃線松山以南の沿線にエリアを持つ伊予鉄道の子会社ですが、このたび伊予鉄南予バスの
 各拠点巡り
 してきましたのでレポートします。


 まず、
 大洲
 です。大洲は伊予の小京都と呼ばれ、大洲藩の城下町が広がっていました。そんな城下町の外れに伊予鉄南予バス大洲営業所があります。県道234号線沿いですが、すぐ隣には大洲病院があります。
 大洲営業所バス停は回り込み式で、八幡浜方面のバスは建物を回り込むように発着しています。



 大洲営業所の施設は道路沿いにポンと建っており、待合室、事務室、休憩室などが入っていて、一通りの営業所兼バスターミナルという感じになっています。とはいえ、1階建てなので、いかにも小さな営業所という感じですね・・・。尚、写真の奥に工場があります。



 大洲営業所には高速バス、松山市駅~三崎の特急バス、八幡浜~大洲~長浜線が発着しています。ただ、一般路線に関しては全便が大洲病院に乗り入れかつ発着しているため、大洲営業所発着便は1便もありません。因みに八幡浜~大洲~長浜線で大洲までの便があるのですが、八幡浜方面は大洲駅前、長浜及び大洲駅方面は大洲病院が起終点となります。昔は大洲ローカル線があったようですが、全て廃止され、幹線路線のみ残ってしまった感じです。
 2014年10月改正で八幡浜~大洲~長浜線が平日のみの運行となり、一層寂しくなった感じです・・・。



 営業所の奥には工場があり、そこに動態保存車のK-RL321の1065が休んでいました。どうやら、1065は普段大洲に常駐し、八幡浜~大洲~長浜線に予備で入っているようですね・・・。
 奥に映っているポンチョは大洲コミュニティバス用の車両で、肱南観光の車両です。


 大洲営業所と大洲駅は肱川を挟んでかなり離れており、駅から営業所まではバスで10分行くことになります。でも、その間にバスは大洲の中心部を通り、城下町の町並を眺める事が出来ます。因みに営業所自体は大洲駅よりも西大洲駅の方が近いので、西大洲駅あら歩いてみるのも一つだと思います。因みに伊予鉄の高速バスは大洲営業所を通るものの、大洲駅には通りませんが、JR四国バスの高速バスは逆に大洲駅を通り、大洲営業所は通りません。まあ、会社が違うので、当然と言えば当然ですが・・・。



 次は
 内子
 です。内子駅近くの国道56号線沿いに伊予鉄南予バス内子営業所があります。大洲はバス停名が「大洲営業所」になっているに対し、内子は「内子」になっている事がポイントです。内子営業所は町の中心部にあるため、そのようになっているのでしょう・・・。内子は大洲と同じく回り込み式で、建物のみ独立しています。こういうスタイルって、愛媛県南部でよく見かけるような・・・。
 建物は待合室、窓口、事務室などを兼ねていますが、大洲は1階建てであるに対し、内子は2階建てになっている事がポイントです。



 内子には高速バス、松山市駅~三崎の特急バス、内子~中山線が発着しています。一般路線の内子~中山線はほとんどが内子駅又は加戸病院に乗り入れているため、内子を起終点とする便は学休日運休の内子→登立の1便のみです。一般路線に関してはかって内子ローカル線が発着していましたが、全て廃止され、今はほとんど国道56号線を通り、特急バスとほぼ並行している内子~中山線が残っているのみです。この路線は平日のみの運行なので、土休日は高速バスと特急バスがやってくるだけです・・・。
 でも、1986年に予讃線伊予市~内子間が開業する前は盲腸線の内子線の終点駅であったことから、内子バス停は内子の交通の拠点を担っていたという感じでしょうか・・・。廃止された路線は多くが予讃線沿いだったみたいですし。因みに旧内子駅も内子バス停から少し離れていたようです。


 営業所施設の奥に工場と車両留置場があるのですが、留置車両は前進駐車となっています。八幡浜、大洲、久万、長浜はみんなバックで駐車しているのですが、内子だけ何故か前進です・・・。尚、内子の一般路線は1路線のみかつ本数が少ないため、一般路線車は2台のみのようです。


 内子にやってきた高速バスです。内子には大洲営業所と同じく東京・大阪行きの高速バスが発着しています。この高速バスは駅には発着しないのは大洲と同じです(逆にJR四国バスは駅のみ乗り入れですが・・・)。




 こちらは内山~中山線の大半の便が発着している加戸病院です。加戸病院は内子駅すぐの近くにあり、バスは内子から内子駅経由で乗り入れてきます。バス停自体は病院の玄関前にあるのですが、内子町営バスと共同で使用されています。ただ、バス停に掲示されている時刻表は内子町営バスがメインで、伊予鉄南予バスは町営バスの下に小さく掲示されているにすぎません。本数は町営バスの方が多いので、無理もないのですが、何か寂しい気分です。
 加戸病院の施設は新しく感じたのですが、病院の乗り入れは最近始めたのでしょうか・・・。



 内子駅前バス停です。もちろん駅前です。内子~中山線のほとんどの便が乗り入れてきますが、特急バスはここを通りません。でも、駅から内子へは歩いて5分ぐらいと比較的近いので、アクセス的には問題ないでしょう・・・。駅前には伊予鉄南予バス、内子町営バス、JR四国バスの高速バスが乗り入れてきます。



 最後に
 八幡浜
 です。ここが伊予鉄南予バスの本社兼八幡浜営業所です。八幡浜駅からすぐ近くにあります。本社ということなので、建物は3階建てで、待合室、窓口、事務室、本社機能など色々入っています。
 営業所前にバス停があるのですが、バス停名称そのものが「八幡浜駅前」となっており、「八幡浜営業所」というバス停は存在していません。


 こちらは八幡浜駅前のバスターミナルで出発待ちするバスです。八幡浜駅発着のローカル線は駅前のバスターミナルに乗り入れていますが、高速バス、松山市駅~三崎の特急バス、八幡浜~大洲~長浜線は駅前バスターミナルに乗り入れず、営業所前のバス停に発着しています。因みに駅前バスターミナルの乗り入れている便も駅前発に限って営業所前のバス停にも停車します。



 八幡浜は本社のお膝元ということで、最近投入された伊予鉄南予バスオリジナル車が優先的に配置されています。したがって、日野HRノンステも数台が配置されており、更に今年夏にはレインボーⅡノンステの新車が投入されています。レインボーⅡは伊予鉄でよく見かけるようになりましたが、南予バスは何か違和感に感じたものです・・・。



 こちらは伊予鉄バスからの移籍車ですが、八幡浜では比較的新しい車両も配置されています。私が撮影した時、八幡浜にはK-RJが1台入る以外は全てKC代以降でした・・・。他の営業所ではK-RJやP-RJがゴロゴロいたのに・・・。
 尚、上の写真の雨井行きは10月改正で設定が無くなりました(八幡浜~三崎線の区間便という感じです)。


 こちらは伊予鉄南予バスの夜行高速バス用セレガです。松山~福岡間の道後エクスプレス用で、この路線には伊予鉄と伊予鉄南予バスの共同運行で、伊予鉄南予バス担当便はこの車両が充当されています。でも、伊予鉄南予バス籍なので、ねぐらは八幡浜となっています(つまり、松山~八幡浜間は回送)。
 でも、八幡浜営業所の敷地は大洲や内子よりも狭い上に高速バスの車両も留置されているので窮屈という感じですね・・・。





 こちらは伊予鉄南予バスの貸切車たちですが、撮影時は伊方原発の従業員輸送に使われていました。でも、八幡浜営業所は敷地が狭いので、貸切車たちは大洲や内子に配置又は八幡浜の別の場所に留置場を置いて留置されているのだと思われます。

 このようにして伊予鉄南予バスの営業所巡りしてきたのですが、予讃線沿線の各拠点という感じでした。
 営業所内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

越後交通の最近の中古車たち

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 先日に南越後観光バスと北越後観光バスの中古車たちを取り上げましたが、今度はその親会社の
 越後交通
 の中古車たちを取り上げてみます。親会社も子会社と同じように多彩な中古車を投入しています(中には???なものもありますが・・・)。ただ、子会社ではノンステの投入が見られていますが、越後交通では自己発注である程度のノンステを投入しているということもあり、ほとんど投入されていません。




 こちらは
 元横浜市交通局
 のいすゞ+富士7Eで、109系統用の長尺車(Q尺)です。越後交通には574と579の2台が投入され、内579は既に撮影済で以前に拙ブログにUP済なので再掲載になりますが・・・。上の574は小千谷所属で、撮影当時は小千谷車庫発十日町車庫行きに充当されていました。小千谷車庫~十日町車庫は長岡駅~小千谷~十日町線の区間便に当たるもので、朝夕の2往復(土休日は1往復)しか運行されません。


 こちらは
 元新京成バス
 のいすゞ+富士7Eのワンステです。このタイプは越後交通に2台投入されていて、子会社には見られないタイプですね。




 こちらは
 元川崎市交通局
 のエアロスターワンステです。KC-MP317Kとなります。このタイプはまとまった数が投入されているようで、よく見かけました。上の675は十日町車庫で撮影したものですが、私が車庫にいたときずーっとエンジンをかけっぱなしでした・・・。


 こちらは
 元西武バス
 のキュービックです。希少な西武バスのキュービックツーステが2台越後交通入りしています。因みに越後交通では元西武バスの日デ+富士7Eは1台も投入されていないのは意外でした(RMなら南越後観光バスにいるのを確認していますが・・・)。


 こちらは
 元神奈川中央交通
 のエアロスターです。2000年式のKL-MP33JMです。南越後観光バスにはエルガミオ、北越後観光バスにはキュービックが入っていますが、親会社にはエアロスターが入っています。支払い方式表示は後払いで固定し、周辺にはブラック処理がなされています。



 こちらは
 元北港観光バス
 のエルガミオワンステです。エルガミオながら中扉が4枚折戸なのが目に引きますね・・・。


 こちらは
 元国際興業
 のキュービックです。ナンバーが新しいので、元飯能の車両かなと思ったら、新潟ナンバーで長岡ナンバーからの変更でした。



 こちらは越後交通の自己発注車です。少し前までは大型車と中型車を入れていましたが、最近はもっぱらポンチョで入っているようです。でも、そのポンチョは長岡駅に発着する循環線で使われていました。

 車庫内で撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

えちぜん鉄道 MC1101形とMC2201形引退

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 えちぜん鉄道では先月に京福電鉄引き継ぎの
 MC1101形とMC2201形
 が10月末に引退しました。引退にあたって10月の土休日に限定運用で運用入りし、乗車しましたのでレポートします。



 こちらは
 MC1101形1102
 です。車体は元阪神の5101形のものになっていますが、元々自己発注のホデハ1001形です。1981年に元阪神の5101形の車体に更新され、更に台車及び電装品が更新され、高性能化されました。MC1101形は2両いましたが、1両は廃車され、1102が最後まで残っていました。1102はえちぜん鉄道最後の2扉車です。


 1102は行先表示器が無いため、行先表示は方向板で対応しています。えちぜん鉄道で行先表示器が無いのは1102のみなので、最後の方向板使用車ということになります。となると、1102の引退により、京福→えちぜん鉄道から方向板使用車がいなくなってしまうんですね・・・。




 1102はオールロングシートとなっています。阪神5101形は3扉でしたが、京福への車体転用に合わせて2扉化されていますが、扉の位置をそのままでロングシートを延長しているため、長いロングシートとなったわけです。カーテンは無く、代わりによろい窓が取り付けられていて、そのまま活用されています。



 運転室後部です。運転台側は優先席としてモケットが黄色系になっています。助手側は座席を撤去し、機器スペースとしたうえで運賃箱と運賃表示器を取り付けられています。運賃表示器は一般的に乗務員室出入口に取り付けられる事が多いのですが、MC1101形は側窓周辺に取り付けています。見やすいのですが、何か位置に違和感を感じます・・・。尚、仕切り棒にロープが付いていますが、これは自転車固定用です。


 1102のロングシート上にモニタが4ヶ所取り付けられています。そのモニタはTV放映用のようで、乗車時はゴルフが放映されていました。モニタは他の車両には見られなかったので、1102のみだと思われます。


 1102の車番表示です。型式はモハ1101形になっていますが・・・。



 こちらは
 MC2201形2204
 です。MC2201形は元阪神3301形です。MC1101形とは異なり、台車を交換したのみで、車体と機器はそのままとなっている事がポイントです。片引戸の3扉車です。尚、このMC2201形は京福にとって初の冷房車だそうです。


 2204には引退を記念してHMが取り付けられていました。


 2204はオールロングシートですが、3扉ということもあり、1102と比べてやや短いです。1102にあったTVモニタは取り付けられていません。尚、2204が引退すると、京福のオールロングシート車はMC5001形5001のみとなります。




 運転席後部です。1102と同じく運転席側は優先席で、助手席側は座席を撤去し、機器スペースとしたうえで運賃箱と整理券箱が取り付けられています。こういうレイアウトは1102と2204のみで、5001形、6001形、7000形は中央に運賃箱と整理券箱が設置されています。


 2204の車番表示です。1102とは定員が1名多く、自重もわずかに軽いですね・・・。尚、2204には武庫車両の銘板もあります。

 1102と2204の引退により、京福からの引き継ぎ車がほとんどいなくなり、車両の近代化も一気に進んだという形になりますね・・・。あと、独特の青系の車内もお見納めですね・・・。
 以上です。

神姫バス 4670を見る

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 11月3日に神姫バスグループの神姫商工本社工場において、感謝会が開催され、その中で神姫バスの
 4670
 が展示され、車内も公開されるという事で見に行ってきました。



 4670といえば日本で唯一の
 前後扉ノンステ
 です。元々三菱ふそうエアロスターのサンプルカーだったものを神姫バスが購入したものです。ノンステといえば前中扉ですが、前後扉の需要に応じる形で前後扉のノンステを試作したものの、デッドスペースが多く、定員が取れないなどといった理由で普及せず、1台のみという貴重なものになってしまいました。
 神姫バスでは粟賀→北条→神戸製鋼特定→山崎と渡り歩いています。あれだけ転属しているというのにナンバーはずーっと「姫路200か  82」というのは奇跡でしょうか・・・?




 車内です。公式側は1人掛けシートが並び、非公式側は途中から2人掛けシートが並んでいます。どちらかといえば、典型的な前後扉車の座席配置に似た配置となっています。しかし、座席は全て床がかさ上げされており、ノンステ部は通路部のみとなっています。しかも、車いすスペースもなく、ノンステでありながら車いす非対応となっています。この車両は右側給油なので、公式側に車いすスペースを作ってもいいかなと思うのですが・・・。



 後ろタイヤ部分には後ろ向き座席が2脚設置されています。エアロスターノンステでは普通のように座席を配置すると、後ろ向き座席が発生してしまうので、見合い座席を設置したエアロスターノンステが全国的に走っているのはご存知の通りです。でも、後ろ向き座席はKC代に多く見られ、KL代以降は不評を受けて座席配置を工夫することによって後ろ向き座席を無くしています。
 後扉周辺では後扉までノンステエリアとするために無理やり通路を2つ作ったような感じになっています。なので、最後部座席は前中扉車の5人より少ない3人しか確保できなくなっています。


 最後部座席から見た光景です。ノンステと前後扉車を混ぜたような感じですね・・・。


 前扉から後扉までノンステエリアを確保していますが、後タイヤ周辺には盛り上がりがあり、スロープで対応しています。しかも、2人掛けシートを置くためなのか、通路が狭くなっています。


 後扉部分です。後扉はスペースの関係で開口が前扉の半分しかありません。しかも、スライドドアです。車いすも通れないので、普通のように折戸にしてもいいと思うんですがね・・・。ノンステにおいて後扉から乗る例ってこの神姫バスの4670と神戸市交通局の3扉ノンステぐらいでかなり貴重ですね。でも、神戸市の方は途中で中扉からの乗車に改めて締め切り扱いになってしまいました。



 運転席です。ミッションが機械式ATとなっている事がポイントです。KC代のエアロスターノンステはほとんどがMTでしたが、KL代からATも設定されるようになりましたね・・・。他はごく普通のエアロスターと同じです。

 車内を色々観察しましたが、苦心の跡が多数みられたことが第一の印象でした。デッドスペースが多いなかで、前後扉でどう対応していく事の難しさを感じさせました。でも、フルフラットは3扉や前後扉にも対応できる柔軟性があった事は事実です。
 今回展示された4670は運賃箱が無かったので、どうやら運用離脱し、留置中とか・・・。でも、バスコレになったほど貴重な車両であることは間違いないです。しかし、1998年に製造されているので、もう16年選手ですね・・・。
 以上です。

新潟交通佐渡 最近の動き

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 佐渡島には2011年に初めて行きましたが、それ以降
 車両の動き
 が発生しています。というわけで、これを見てきましたので、レポートします。



 2014年に新潟交通佐渡として16年ぶりとなる
 新車
 が投入されました。新車はエアロミディのノンステで、TKG-MK27FHとなります。新潟交通佐渡のノンステはエアロスターがいますが、それに次ぐ2台目となります。でも、新潟交通における中型ノンステは意外と今回が初めてとなります。これまでは大型と小型しか入れていませんでした。そんなエアロミディですが、座席定員を多く取った郊外仕様となっています。更に屋根が赤屋根になっています。通常は子会社に直接投入される車両は銀屋根が一般的なのですが、最近は子会社に入った車両でも赤屋根になっています。どうやら、変わったようですね・・・。
 そのエアロミディは841の1台のみで、佐和田発着のローカル線に充当されています。



 新車だけでなく、中古車も仲間入りしています。こちらは
 元今井タクシー
 のエアロミディワンステです。特定用として使われていたもので、KK-MK23HHです。ここで注目したいのは車体塗色が新潟交通標準ではなく、元事業者のカラーがそのままになっている事がです。経費削減のためなのかもしれませんね・・・。写真の796は両津所属で、撮影当日は南線に充当されていました。



 こちらは
 元神奈川中央交通
 のエアロスターです。2000年式のKL-MP33JMとなります。塗色が神奈中時代をそのまま活かしており、側面では車体下部の赤色が黄土色になったぐらいです。前面はさすがにデザインを新潟交通に合わせていますが、カラーは神奈中時代をそのまま活かしているので、新潟交通と神奈中を混ぜ合わせたような感じになっています。
 エアロスターは本線で活躍しています。



 こちらは
 元神奈中観光バス
 のエアロバスです。KL-MS86MPです。新潟交通佐渡の貸切車は新潟交通お下がり又は自己発注車で揃えていましたが、ついに自ら中古車を入れるようになったようです。カラーはさすがに新潟交通仕様になっていますが・・・。





 新潟交通佐渡では最近一般路線車に対して行先表示器の
 LED化
 が進んでいます。前回訪問時は中型車の一部に施されていましたが、今回訪問すると、大型車の一部がLED化されていました。大型車は富士7EやエアロスターKにも施されていました。これは新潟交通本体では見られないので、違和感あります・・・。LED化されたことにより、系統番号が表示されるようになりました。
 下の1472に関しては幕時代の写真も合わせてUPします。


 新潟交通グループで最後となったP-MP218Pの1033が現役で走っていました。P代は多数が活躍していましたが、廃車が進み、今は1033の1台のみになってしまいました。撮影当日はその車両が本線で運用入りしていました。

 車庫内で撮影は事務室の許可をいただいております。
 以上です。

JR北海道全線踏破

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 2014年10月20日、私は
 JR北海道全線踏破
 を果たしました。2003年に初めてJR北海道に足を踏み入れて以来、11年かけて乗りつぶし、最後まで残っていた日高本線を乗り通し、これで全線を踏破しました。
 JR北海道は約2500キロありますが、2008年までに主要路線はほぼ乗り終えていて、残るのは枝線ローカル線ばかりでしたが、2010年に富良野線、2012年に根室本線滝川~富良野間と夕張線、2013年に江差線木古内~江差間と踏破し、日高本線が最後まで残っていました。



 当日は前日に苫小牧で宿泊し、苫小牧発7時58分の様似行き2225Dに乗車し、終点の様似へ向かいました。日高本線は146kmもあり、全線乗るのに約2時間以上かかるので、なかなか足を向ける事が出来なかった原因なのかもしれませんね・・・。
 当日は平日の朝ということもあり、通勤通学客が少々乗っていましたが、だんだん通院客の変わり、最終的にガラガラな状態で終点の様似に到着しました。


 乗車したのはキハ40-359です。日高本線用の車両ですね。


 日高本線の終点である
 様似
 です。袋小路の行き止まり・・・、更にあまり目立たないがゆえになかなか足を運びにくい、そういう点では全線踏破にすればふさわしいのかもしれませんね・・・。宮脇俊三氏が国鉄線で最後まで残ったのが足尾線、先日にご逝去された種村直樹氏が国鉄線で最後まで残ったのが盛線でしたので、ある意味ピッタリなのかもしれませんね・・・。

 私としてはJR四国に次いで2つのJR線を踏破したわけですが、他の4つのJRも着実に乗りつぶしを進めています(今年に入って東北の未乗車路線をいくつか踏破しましたし・・・)。
 あと、北海道の民営線について、JRと比べて少なすぎるせいもあり、ほとんど踏破済で、のこり1路線だけです(ロープウェイは除く)。
 以上です。

北海道中央バスの最近の新車と中古車たち

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 北海道中央バスでは2012年をもって元名古屋市交通局の車両の投入が途絶えると、中古車の投入がずいぶん減り、車両の動きも新車を中心に小粒という感じになっています。そんな中で、2014年の新車と2013・2014年に投入された中古車たちを見てみましょう。



 まず、
 新車
 です。
 こちらは3月頃に入った
 エルガノンステ
 です。エルガのノンステは2013年も投入しており、それに続く形となります。MTなので、QPG-LV234N3となりますね・・・。


 こちらは
 ブルーリボンⅡノンステ
 です。エルガと同じく3月ごろに投入されています。年度末の新車はノンステのみの投入で、いすゞと日野の2メーカーが投入されています。




 そして、7月にワンステの新車が投入されました。こちらは
 エアロスター
 です。三菱ふそうでは6月にエアロスターのモデルチェンジが発表されましたが、北海道中央バスではさっそくワンステで投入された形になりますね・・・。とはいえ、前面形状が変わった以外は基本的に変化なしのようです。写真は標準尺の一般車ですが、他に長尺のワンロマタイプも入ったようです。
 写真は上から3763(大曲)、3764(新川)です。3763は撮影時札幌~千歳間の急行バスに入ってました。



 こちらは
 ブルーリボンⅡ
 です。今回の新車は久しぶりに長尺かつワンロマタイプが入った事がポイントです。おそらく、ワンロマタイプに経年車が多いため、これを代替するために入ったものだと思われます。写真は上から3779(余市)、3780(大曲)です。今回は余市に久しぶりの新車が入った事がポイントです。


 7月の新車は高速車も同時に投入されています。
 こちらは
 セレガ
 です。トイレなしのタイプです。


 こちらは
 エアロエース
 です。2年ぶりにエアロエースが入りました。前回は書類上のQRG代でしたが、今回は正式のQRG代となっています。前面にセンサーが付いたため、ナンバープレートが横にずれている事がポイントですね。


 エアロエースは高速車だけでなく、定期観光バス用も投入されていて、6月に投入されています。



 次に中古車たちです。
 こちらは
 元阪急バス
 の三菱ふそう+西工のワンステです。阪急バスではのっぺらぼうと呼ばれていたあの2751と2752です。2台とも北海道中央バスに行った形になりますね・・・。車内外とも北海道中央バス仕様に改められていますが、窓枠などの独特の仕様はそのままになっています。阪急バスでは千里(最晩年は伊丹)と加島に分かれていましたが、北海道中央バスでも石狩(3533)と平岡(3548)に分かれています。撮影当日は2台ともほぼ同時期に中央バスターミナル付近に姿を見せていて、驚いたものです・・・。


 こちらは
 元山陽バス
 のキュービックです。前中扉車がまた入りましたね・・・。石狩で活躍中です。


 北海道中央バスでは在来車の行先表示器のLED化が進んでおり、大型ショートのツーステも進んでいました。あのエルガも・・・。

 以上です。

川内駅~川内港シャトルバス「こしきバス」

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 2014年4月に川内駅~川内港のシャトルバスに
 電気バス
 を投入し、「こしきバス」運行を開始しています。こしきバスは川内駅~川内港間を4往復し、南国交通が運行しています。




 この電気バスには三菱重工製の高性能リチウム二次電池「MLiX」を搭載し、これによって動いています。車体は北九州市交通局に投入されたものと同じ韓国製となっています。これは川内港~甑島間の高速線に新造船の「甑島」の運行開始に合わせて投入されたものなので、車体には甑の文字が大きく出ています。でも、デザインそのものは水戸岡氏が担当しており、水戸岡氏のデザインが所々出ています。



 電気バスの充電は川内駅近くの南国交通の待機場に充電設備を設けることによって行われています。1回の充電に30~50分かかることから、川内駅での折返しに1時間以上を確保しています。因みに北九州市交通局は車庫内で充電していますが、南国交通のは車庫内に充電設備を置いていないのかな・・・。


 南国交通つながりで、南国交通では今年に入って
 元相鉄バス
 のいすゞ+富士7Eを投入しています。南国交通は純正車体と西工を投入していますが、富士重工車体は意外と今回が初めてとなります。富士重工は初めてにもかかわらず、エンブレムが輝いています・・・。

 以上です。
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