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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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快速「懐かしの115系湘南色」

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 7月21日に中央本線・篠ノ井線の茅野〜長野間において
 快速「懐かしの115系湘南色」
 が運行されました。この列車には115系湘南色3両編成にクモヤ143形を連結した編成で運行されました。そういうわけで、その列車に乗車&撮影してきましたので、レポートします。


 長野方先頭の
 クモヤ143−52
 です。クモヤ143形50番台は元々クモニ143形で、1978年に製造されました。荷物輸送の廃止により、牽引車へ転用され、この時にクモヤ143形に改番されています。今回充当された52は松本車両センターに所属し、霜取り列車などで活躍しているようです。




 115系は長野車両センター所属の
 N9編成
 が充当されていました。N9編成は信州色でしたが、今年の3月に湘南色に塗り替えられています。N9編成は長野では一般的なオール1000番台の編成です。茅野方先頭車のクモハ115−1079には専用のHMが装着されていました。


 クモヤ143形と115系の連結部です。昔はこういう連結シーンが多く見られましたが、今は貴重になってしまったんですね・・・。




 N9編成です。長野方から
  クハ115−1227
  モハ114−1185
  クモハ115−1079
 です。長野地区生え抜きの車両たちで揃えられています。この編成は未リニューアルなので、車内はほぼ原形をとどめている事がポイントです。



 7月21日の早朝に運行された送り込み回送を上諏訪で撮影しました。早朝に松本を出て富士見まで行った後、折返し茅野まで回送されています。確か、上諏訪で少々停車するはずだったような気がするのですが、そのまま通過していました。



 快速「懐かしの115系湘南色」は7時51分に茅野の1番ホームに入線し、8時6分定刻に出発しました。この列車は3両編成であるがゆえに座席はほぼ埋まり、立ち客が出るほどの混雑でした。横須賀色の時は6両編成そして2日間だったということもあり、空いていたような印象でした・・・。


 列車は上諏訪、下諏訪、岡谷と停車し、岡谷からは旧線を経由しました。普段はE127系が往復するだけの静かな路線ですが、この時だけは凄いにぎわいでした。旧線では辰野と小野に停車し、塩尻に到着しました。ここから篠ノ井線に入り、松本や姨捨などに停車しています。各駅で数分程度停車していたので、のんびりな感じでした。



 列車は
 桑ノ原信号場
 に停車し、ここで後続のE127系普通列車に抜かされました。篠ノ井線には急勾配のために姨捨駅と桑ノ原信号場や羽尾信号場といったスイッチバックが設けられていましたが、羽尾信号場が廃止されたため、篠ノ井線では唯一のスイッチバック式の信号場となっています。確か、ここに停車する定期旅客列車は無かったはずなので、貴重なシーンでしょうか・・・。列車はここで約20分間停車していました(後続列車に抜かされただけでなく、上り列車との交換もありました)。因みにE127系の普通列車は通常の乗客だけでなく、沿線での撮影者の移動・回収列車にもなっていたため、大混雑状態でした・・・。


 11時24分定刻に終点の長野に到着しました。信越本線直江津方面の列車が発着している2番ホームに到着し、ここで降車扱いを行い、篠ノ井方面の留置線で折り返し待ちしていました。

 以上です。

京阪バス 関西外大 学研都市キャンパス関連

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 京阪バスでは今年の4月にダイヤ改正が行われ、
 関西外大 学研都市キャンパス輸送
 及び穂谷方面で改変が行われました。その様子を見てみましょう。



 今回のダイヤ改正で新設された
 82号経路松井山手駅〜穂谷
 です。松井山手駅から穂谷を結ぶ系統で、松井山手駅を出ると、第二京阪道路の側道を通り、杉山手から75号経路と同じルートを通って穂谷に至ります。したがって、82号経路の単独区間は山手中央〜杉山手間の1区間のみです(ほぼ第二京阪道路の側道ですが・・・)。
 担当は京田辺で、基本的に30分ヘッドで運行されています。



 平日及び土曜日の一部便は関西外大 学研都市キャンパスを経由する
 83号経路
 として運行されます。これも82号経路と同時に新設されたものです。


 今回のダイヤ改正から穂谷外大が
 関西外大 学研都市キャンパス
 に改称されたため、行先表示に変化が生じています。名前が長い上に英語表記も付いているので、NS号経路では複雑な表示になっています。





 これまで穂谷外大を経由していた
 71・80号経路
 について、行先表示が変わっています。外大が強調され、その横に学研都市キャンパスと記載されています。もちろん英語表示付きです。


 今回のダイヤ改正でデータイムの62号経路と76号経路の一部便が結合され、
 72号経路
 として運行されるようになりました。72号経路は従来早朝と夜間のみの運行だったのが終日運行になりました。60分ヘッドの運行です。



 72号経路の終日運行化に合わせて関西外大 学研都市キャンパスを経由する
 73号経路
 が新設されました。73号経路の穂谷行きについて、JR津田を表示する必要があるためと表示スペースの関係で、「関西外大学研都市」と表示されています。
 その反面、76号経路の穂谷外大経由版の77号経路そして、穂谷外大行きの各停系統(68号経路(枚方市駅南口)、69号経路(JR津田))が廃止されてしまいました・・・。




 今回のダイヤ改正で枚方市駅表記が京阪枚方市から
 枚方市駅
 に戻りました。京阪枚方市になったのが2002年の経路番号変更時なので、12年ぶりの復活になりますね・・・(これは枚方としてですが・・・)。



 これまで奈良交通が受け持っていた椿本チェイン輸送が京阪バスへ受け持ちが変わりました。そのため、京阪バスが椿本チェイン輸送を担うようになりました。椿本チェイン輸送はJR京田辺及び近鉄京田辺から出ており、一部便は京田辺市役所を経由しています。
 とはいえ、この系統は一般路線扱い???それとも特定輸送???バス停及びHPには時刻表が載ってるけどね・・・。




 今回のダイヤ改正において、京田辺では京阪シティバスから引き継いだ京都南部線を含め車両増のために新車及び転入が行われています。上から
  N−6238(新車)
  W−1202(大津からの転入)
  W−3831(交野からの転入)
 です。今回の動きにより、京田辺にエルガ及びブルーリボンシティが配置されるようになった形ですね・・・。中型車の転入車については未撮影やけど・・・。

 以上です。

中央線2601F引退 他

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 大阪市地下鉄の20系の
 2601編成
 がこのたび引退することになり、引退記念HMを取り付けて運行されています。20系は大阪市交通局で初めてVVVFインバータ制御を採用していますが、2601編成はその試作編成にあたるもので、1984年に登場しています。


 長田方先頭車の2601に装備されたHMです。ぶれていますが・・・。


 コスモススクエア方先頭車の2901ですが、HMデザインは2601とは異なったものになっています。でも、編成が20−01編成になっています。
 2601編成が登場した当時、VVVFインバータ制御を採用していたのは熊本市交通局の8200形のみなので、2601編成は高速鉄道にVVVFインバータ制御を採用した初めての例で、1編成に複数メーカーのVVVFインバータ制御を採用するという試作的な要素が含まれていました。こうしてVVVFインバータ制御の基を作った編成がいよいよ引退を迎えるというわけです。


 大阪市交通局110周年を記念して各路線に1編成ずつ運行されている
 目玉編成
 です。中央線では2637編成が充当されています。目玉は110周年目の出発という意味が込められています。



 24系の
 更新車
 です。更新車は多数の更新メニューが施されていますが、外観では車体に号車表記が大きく記載されている事がポイントです。写真の24603編成は2014年度施工なので、車内案内表示がLCDに交換されています。

 以上です。

山交バスの中古車たち

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 山交バスでは最近になって
 中古車
 の投入が進んでいます。少し前までは新車のみ入れており、特に大型ノンステを数台投入していましたが、最近は一転して中古車の投入に踏み切っています。そんな山交バスの中古車たちを見てみましょう。


 最初に入ったのが
 元神奈川中央交通
 のエアロミディです。1996年式のKC−MK219Jで、基本的に神奈中時代のままで使われています。運賃支払い表示幕も乗降表示幕もそのまま活かされていますね・・・。山交バスの三菱ふそうは元々少数派で、中型車はノンステからなので、ツーステは今回が初めてだと思われます。
 尚、中古車は希望ナンバーで登録されるようになった時に入り始めたので、希望ナンバーで登録されています。


 こちらは
 元東武バス
 のジャーニーKです。前面に記載されている通りワンステで、前面の表示も東武バス時代がそのまま活かされています。行先表示はLED化されています。


 こちらは
 元京成バス
 のエアロミディワンステです。1999年式です。車体塗色が旧塗色の復刻塗色となっている事がポイントです。車体には「ざおう」と記載されていますね・・・。


 こちらは
 元京成タウバス
 のいすゞLR+富士8Eです。今度はいすゞ+富士8Eが入りましたが、やはり復刻塗色で投入されています。


 こちらは
 元高槻市交通部
 のエアロミディです。前後扉の投入はかなり久々の投入となりますね・・・。以上の99602、99603、99605が旧塗色になっていますが、いずれも2013年に投入されたもので、2013年は旧山形交通が創立してから70周年を迎えているので、これを記念して旧塗色で投入されているようです。
 前面は被ってしまったので、リアのみで申し訳ありません・・・。


 こちらは
 元東急バス
 のエアロミディノンステです。東急コーチで使用されていた車両のようです。なので、観光マスクが特徴的ですね・・・。こちらからは2014年に投入されたもののようなので、塗色も元に戻っています。


 こちらはエアロミディノンステですが、どこから来たのかは不明です。おそらく、元コミュニティバスもしくは自治体からの中古車だと思われます。前扉後ろに行先表示器が付いている事がポイントです。なお、山交バスのノンステでは前タイヤ上の座席を撤去しているのですが、写真の車両は珍しく撤去されていません。
 ちょっと被っていますが、申し訳ありません・・・。




 こちらは最近に投入された新車たちです。新車は中型車が中心で、2008年から2009年にかけて大型ノンステが入ったものの、再び中型車に戻った感じです。新車はエルガミオとレインボー?が中心で、いずれもノンステとして投入されています。2012年式からSDG代となっています。尚、新車は2012年を最後に投入が途絶えているようです・・・。

 以上です。

横浜線205系ラストラン

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 本日、横浜線において
 205系
 のラストランが行われ、1988年9月の運用開始から26年で終焉を迎えた形になります。205系のラストランを前にH1編成に対して記念HMを取り付けて運行されていました。H1編成は横浜線に直接新製投入された編成で、26年間横浜線から出ることなく横浜線で運用されていました。



 八王子方先頭車の
 クハ205−61
 です。ハートマークをあしらったデザインがポイントです。



 東神奈川方先頭車の
 クハ204−61
 です。横浜線のラインがポイントです。このようにHMは前後で異なったデザインでしたが、いずれも感謝がテーマでした。



 横浜線用205系は全編成が8両編成を組んでいますが、編成形態は大きく分けて2つがありました。一つは横浜線に新製投入されたもので、6扉のサハ204形100番台を連結した編成、もう一つは山手線からの転用で、6扉車非連結の編成です。前者の方が圧倒的に多く、後者はわずか2編成(H27・28編成)しかいませんでした。しかし、E233系は6扉車非連結なので、205系の撤退は6扉車が見られなくなってしまうことを意味しています。



 そして、過去に撮影したものから・・・。
 写真は全面行先表示器がLED化される前の幕時代のものです。幕は行先と種別表示に分けており、特に行先表示は横浜線のラインカラーにちなんで黄緑地が特徴で下。しかし、山手線からの転入車は前面行先表示器が一つしかなかったため、そのままLED化しましたが、それ以降に在来車にもLED化が進んでしまいました。でも、側面行先表示は最後までLED化することはありませんでした。


 最後に205系とE233系の並びです。205系のラストランを持って横浜線の世代交代が完了した形になりますね・・・。

 以上です。

新型エアロスター(MP38系)登場

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 三菱ふそうの
 エアロスター
 について、フロントデザインの一新などが行われた新モデルを発売し、7月頃から順次各事業者に納車され、走り始めました。特にノンステについて、多数のマイナーチェンジが行われ、型式もMP37系からMP38系へチェンジしました。そんな新型エアロスターについてみてみましょう。




 新型エアロスターでは
 フロントデザインの一新
 が行われましたが、前面灯が左右各2灯から各2灯にまとめられたことが最大のポイントで、同時に視認性や寿命に優れているHIDライト(ディスチャージヘッドランプ)が標準になりました。でも、灯火器規制により、前面灯が左右各1個でなければならなくなるので、それを機にモデルチェンジした感じでしょうか・・・。でも、モデルチェンジにより、以前より重層な感じになったと感じています。今回のモデルチェンジにより、バンパー上のお掃除ステップが拡大されたこともポイントです。
 ただ、新しいデザインに対して、各事業者のカラーデザインをどう対応していくかも見どころですね・・・。



 HIDライトを点灯した時のものです。HIDライトは観光バスタイプでは標準になっていますが、一般路線車は名鉄バスがほとんどの車両に対して交換したぐらいでまだ一般的ではありません。でも、三菱ふそうはそこに一石を投じた感じなので、他のメーカーが追従するか、また現場はどう評価するかこれからの見どころですね・・・。





 新型エアロスターでは
 ノンステエリアの拡大
 が行われています。MP37系と比べてホイールスペースが195〜250mm拡大されています。そのため、前中扉間の窓配置に変化が起きています。上の写真はM尺ですが、逆T字窓のサイズが大きくなっています。中の写真はK尺ですが、MP37系では逆T字窓と固定窓の組み合わせだったのが2つとも逆T字窓になっています。尚、前中扉間に側面行先表示器を取り付けた場合、もうひとつの窓は固定窓になるのですが、サイズが少し大きくなっています(下の写真)。
 ノンステエリアの拡大により、非公式側について、座席を5席設置することが可能になりました。これまでは4席が限界で、床のかさ上げなどで5席に対応する程度でした。



 新型エアロスターでは
 給油口
 が地面から約120cmと高くなりました。これは安全かつ楽な姿勢で給油できるように配慮しているのことだそうです。そのため、前タイヤの後ろにタンクが設けられています。給油口について、低床化対応で給油口が低い位置になっていたので、これを改善するという意味合いもあるのでしょうか・・・。尚、このチェンジはノンステのみで、ワンステは従来通りです。因みにこれは左側給油の時のものですが、右側給油についてオプションで設定されているので、どんな形になるのでしょうね・・・。


 給油口の見直しにより、これまで給油タンク設置のために床のかさ上げが必要だったものが不要になったため、優先座席について前向き座席の設置が可能になりました。写真のM尺では3脚が設置されています。特に最後尾は後ろが出入口なので乗客とぶつかるのを考慮してなのか背ずりが高くなっています。
 因みにオプションで横向き座席にすることも可能で、着席人数は従来通りです。



 新型エアロスターでは
 反転式スロープ板
 が採用されています。今のノンステのスロープ板は着脱式が標準になっているのですが、着脱式はスロープ板の取り出しなどで手間がかかっており、反転式にすることによりスピーディに作業ができるようにしたことがポイントでしょうか。
 スロープ板といえば、初期は電動式が多かったのが故障多発を理由に着脱式になった経緯があり、ある意味変化点になりますね・・・。因みにオプションで着脱式も設定されています。


 運転席です。基本的にMP37系と変わりなく、排ガス規制記号もQKG代のままです。
 尚、ワンステやツーステについてはフロントデザインの一新が行われたものの、基本的な仕様は従来通りだそうなので、型式もMP35系のままです。


 MP38系が最初に納車されたのが神奈中ですが、最初に営業運転を開始したのが
 名鉄バス
 です。名鉄バスではQKG−MP38FKが各営業所に投入されています。名鉄バスはこれまでM尺を入れていましたが、今回から短尺のK尺が選択されています。どういったいきさつでK尺になったのかは謎ですが・・・。尚、名鉄バスでは三菱重工製クーラーが採用されていますが、MP38系でもオプションで設定されているようですね・・・。




 東急バス
 に入ったQKG−MP38FKです。東急バスでは事業計画のところに新型エアロスターのスケッチが載っていましたが、そのまま投入されました。新型エアロスターになっても側面行先表示器が前扉後ろ、そして銀色の窓サッシはそのまま採用されています。


 帝産湖南交通
 に入ったQKG−MP38FMです。M尺の初投入先は帝産湖南交通となりました。更に関西での初投入先は意外と帝産湖南交通でした。この車両については後ほど別記事にてレポートします。

 車庫内及び車内での撮影については事務室の許可をいただいております。また、本ブログへの画像の使用についても許可をいただいております。
 以上です。

733系3000番台 快速「エアポート」

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 711系の置き換え及び快速「エアポート」の混雑緩和のために
 733系3000番台
 を投入し、快速「エアポート」を中心に運用入りしています。



 733系3000番台は快速「エアポート」に投入されることから、6両固定編成となり、番台も3000番台に区分されました。上からクハ733−3101、モハ733−3101です。いずれも基本番台とほぼ同一形態ながら6両編成となったことから3000番台に区分されています。


 そして、3000番台によって新形式の
 サハ733形
 が登場しています。サハ733形はモハ733形がベースにパンタ無し、モーター無しなどとした感じでしょうか・・・。写真は一般車の3100番台です。



 3000番台で最大のポイントであある
 uシート車
 です。uシート車はサハ733形3200番台で、基本的に721系のuシート車と仕様を揃えています。そのため、733系として初めて戸袋窓が付いたり、車掌室及びそのドアが付くなど他の733系と異なる仕様になっています。



 uシートの車内です。733系として初めてとなるクロスシートが装備されています。仕様は721系7次車とほぼ同じになっており、大型荷物置き場などが用意されています。尚、785系及び789系についているコンセントは付いていません。
 uシート車以外は100番台と同じくデッキなしかつロングシートです。


 デッキです。733系はデッキ無しが基本なので、733系で初めてデッキが付いた感じですね。ノンステップ構造で初めてのデッキ付きですね・・・。



 733系3000番台と711系の並びです。撮影時はたまたま国鉄色と並んでいました。まさに世代交代って感じでしょうか・・・。

 快速「エアポート」で初めてロングシートになったわけですが、快速「エアポート」はいつも混雑していて、特に785系と789系の充当列車は乗降に時間がかかって遅れがちになっているので、ロングシート化はある意味改善につながるでしょう(大型荷物の方が多いし・・・)。
 711系の引退は時代の流れとはいえ、寂しい限りです。
 以上です。

信南交通の車両たち

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 信南交通
 は飯田市を中心に路線バスを運行している事業者です。一般路線車は三菱ふそうが中心で、一部に日野がいるという構成です。ただ、一般路線は撤退が進み、寂しくなっている状態です・・・。


 最古参の1990年式の
 エアロスターM
 です。U代で、前後扉となっています。信南交通は最近車両の代替を進めており、その影響でツーステと幕車が少なくなってしまいました。大型ツーステは見かけたものでこの1台のみでした。何気なく前後扉を採用していますね・・・。


 こちらは
 エアロミディ
 です。2000年式のKK−MK25HJです。エアロミディは数台がいましたが、みんな車庫で寝ていました・・・。駒場線は大型メインやし。


 唯一の日野大型車の
 ブルーリボンシティ
 です。2001年に1台のみ投入されました。しかし、その後の大型車は三菱ふそうで入っています。


 市民バスに充当されていた
 レインボー
 の小型ノンステです。市民バスはこのHRとリエッセで運用されていました。


 こちらは2006年式の
 エアロスター
 のワンステです。PJ−MP35JKとなります。現在のところ、大型車では最新となります。何気なくカーテンが横引きになっていますね・・・。



 こちらは2013年式の
 エアロミディ
 のノンステで、TKG−MK27FHです。遠山郷のデザインがなされており、遠山郷線に充当されています。市民バスにノンステがいるのですが、広域バス向けのノンステって初めてになるのではないのでしょうか・・・。


 次に中古車です。信南交通では最近まで中古車を入れていませんでしたが、2012年ごろからぼちぼち入るようになりました。写真は
 元横浜市交通局
 のエアロスターワンステです。写真は短尺ですが、標準尺も入っています。1999年式です。そのエアロスターは側面行先表示器が前扉後ろから中扉後ろへ移設されています。



 こちらは今年に入ってばかりの
 元阪急バス
 の三菱ふそう+西工で、2000年式のワンステです。信南交通にとって初めてとなる西工となりました。にしても、阪急バスのワンステが中古車として流れるようになったんですね・・・。



 こちらは高速バスで運用されている
 エアロエース
 です。いずれもQRG代で、919が2013年式、945が2014年式となります。にしても、スモークガラスが濃いですね・・・。更にT字窓が左右で1個ずつしかないという信南交通の独特仕様がそのまま受け継がれていますね・・・。

 車庫内での撮影は事務室の許可をいただいております。
 以上です。

N−3100転入

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 先日、京阪バスの大津に寝屋川から
 N−3100
 が転入してきました。ナンバーは滋賀200か1012で、今年の5月に滋賀ナンバーが1000台を突破しましたが、京阪バスは1012が初めての登録となります。



 N−3100は2002年に5台が投入された京阪バスの日野HRの第1号車で、KL−HR1JNEEとなります。大津の日野HRは3台がいますが、いずれもPK代なので、KL代は今回が初めてとなります。でも、大津には京阪バスの日野HRの最終投入車であるN−3155がいるので、大津には第1号車と最終車が一緒に配置される形になりました。


 寝屋川時代のN−3100です。投入当時は京阪バス初めてのノンステ、中型ロング、LED車として注目を集めていました。当時は枚方に3台、寝屋川に2台入り、枚方の3台は路線移管に伴って京田辺へ転属し、更に今回でN−3100が大津へ転属したことにより、初期タイプ5台は京田辺、寝屋川、大津に分散する形になりましおたね・・・。何気なく前面のノンステ表記が初期らしい雰囲気ですね・・・。


 代替はW−1999です。W−1999は2003年式なので、転出した可能性がありそうです。これにより、三菱ふそうのLED式行先表示のWタイプが大津から姿を消す形になりました。というか、大型ワンステは全て幕車になった感じでしょうか・・・。
 2003年夏に滋賀200か276〜281の6連続で京阪バスが登録されましたが、W−1999以外全て1992年式と古かったため、数年で消え、W−1999が最後まで残った形ですね・・・。
 ちなみにW−1999は先週の土曜日に中型車運用に充当されているのを確認しています(浜大津方面ですが・・・)。

 以上です。

青い森鉄道 野内駅

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 青森駅から青い森鉄道で6駅目が
 野内駅
 です。野内駅は1893年に開業した日本鉄道時代からの駅ですが、2011年に移転したため、駅自体が近年に開業した新駅のような感じになっています。


 野内駅は相対式ホームの2面2線を持っています。駅自体が築堤上にあり、ホームの構造そのものが簡易的になっています。


 エレベータと待合室です。これは上りと下りの両方とも設置されており、それぞれの出入口にドアが付く寒冷地仕様になっている事がポイントです。エレベータの裏側には駅名を記載した看板が掲げられています。


 野内駅を外から見たものです。野内駅は築堤上にあるため、高架駅のような感じになっている事がポイントです。ホームから階段を下りると、もう駅の外に出るという構造になっているため、出入口は上りと下りそれぞれ独立しています。でも、無人駅のためほぼフリーパスのような状態になっています。


 駅標です。



 野内駅を出て南の方へ少し歩くと、
 青森市交通部東部営業所
 に着きます。営業所自体は元々線路沿いにあったのですが、営業所の近くに野内駅が移転してきたため、至近距離になりました。下の写真は東武営業所バス乗り場から撮影したものですが、本当に近いことが分かります。
 東武営業所から青森駅へのバスは多数出ているのですが、一旦中心部を経由するため、鉄道より所要時間が長く、運賃も高いです(本数は多いですが・・・)。

 以上です。

北越後観光バス柏崎管内のノンステたち

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 北越後観光バスの柏崎管内では最近になって
 ノンステ
 の投入が進んでいます。旧越後柏崎観光バス時代に1997年式のエアロスターノンステを1台投入していましたが、2013年ごろから続々と投入が進んでいます。ノンステは現時点で全て元東急バスの車両です。


 こちらは2013年ごろにやってきた2000年式の
 エアロスター
 です。旧越後柏崎観光バス時代に入ったエアロスターノンステは幕式のままで東急バスに準じた塗色でしたが、今回は越後交通オリジナル塗色になり、行先表示器もLED化されています。越後交通では早い時期から中古車もLED式行先表示器を装備していましたが、子会社は本体より少し遅れて本格的に導入するようになりました。



 こちらは2014年にやってきた2003年式の
 レインボー
 です。7mのノンステとなります。確か、柏崎にとって初めてとなる中型ノンステだったような気がします。塗色以外はほぼ東急バス時代のままとなっています。



 こちらは2014年にやってきた2002年式の
 エルガ
 です。柏崎に三菱ふそう以外のノンステが入るのは今回が初めてとなります。しかも、柏崎にとって初のエルガとなります。エルガは越後交通本体に自己発注で投入されていますが、子会社では中古車によって本格的に入った感じでしょうか・・・。


 こちらは2014年に入った
 ポンチョ
 です。東循環線用に投入されたものです。柏崎にはコミュニティバスなどの専用車として数台のポンチョが所属しています。でも、一般路線用のポンチョは1台もいないみたいですね・・・。



 ノンステが投入されている間にもツーステの中古車も少数ながら投入されています。上が元神奈中の1999年式のキュービック、下が元立川バスの1998年式のいすゞ+富士7Eです。ノンステでなく少し古いツーステの中古車も投入し、可能な限り車両代替を進めているのが現状のようです。
 今回の撮影で柏崎営業所を訪問し、事務室で撮影許可をもらうついでに「次の営業所発は何分発でしょうか?」と尋ねたら、担当者が「○分発で、751号車です。」と答えてきたのにビックリしました(私はやってきた751に乗って柏崎駅まで行きました)。因みに柏崎駅〜柏崎営業所間のバスは平日ダイヤしか表示されず、土休日は営業所への問い合わせが必要だそうです・・・。

 ノンステの投入は進んだものの、元東急のツーステは相変わらず多数が現役でした。尚、車庫内で撮影したものは事務室の許可を得ております。
 以上です。

綺麗な姿になった113系C10編成

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 吹田総合車両所京都支所の113系で最後の湘南色編成である
 C10編成
 が吹田総合車両所から湘南色のまま綺麗な姿で出場しました。しかも、湖西線開通40周年HMを装着して運用についています。





 C10編成です。上からクハ111−5706+モハ113−5756+モハ112−5756+クハ111−5756です。一旦嵯峨野線で運用していたため、半自動ボタンが付いています。今回の吹田総合車両所入場で屋根上のベンチレーターが撤去され、そのため屋根上がすっきりとしています。でも、ベンチレーターは最近撤去が進んでいるので、仕方がない面もありますが・・・。


 入場前の姿です。塗装がはがれているところがいくつか見られ、次回入場時にご当地カラーになるのでは?と噂されていましたね・・・。



 湖西線開業40周年HMを装着して湖西線運用に就いているシーンです。最初はご当地カラーのC17編成とリニューアル色のL8編成に装着していましたが、C10編成が出場した後はC17編成からC10編成に変わっていたものです。でも、湖西線は開業時から113系湘南色が活躍していたのだから、HMは湘南色編成がふさわしいと思っていたのですが、単に工場への入場の関係で遅れた形ですね・・・。でも、実現できて何よりです。
 湖西線開業40周年HMは8月末までのことなので、今日で終わりかもしれませんが・・・。

 なんとか生き残った湘南色編成ですが、C10編成の廃車まで維持できればいいですね・・・。
 以上です。

斜里バスの車両たち

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 斜里に本社を置き、知床半島を中心に路線バスを運行している
 斜里バス
 の車両たちです。


 こちらは一般路線の知床線で運用されている
 エアロバス
 です。1998年式のKC代です。斜里バスの路線バスは長距離路線が多いため、エアロバスが主力となっています。メトロ窓に折戸仕様ですね・・・。


 こちらは知床エアポートライナーに充当されていた
 セレガ
 です。ナンバーが新しいので、どこからかの中古車だと思われます。知床エアポートライナーは女満別空港から知床を結ぶリムジンバス的な路線です。でも知床斜里駅にも停車し、ここから知床方面への利用は可能です。


 こちらは定期観光バスに充当されていた
 セレガハイブリッド
 です。斜里バスは環境を配慮してハイブリッドバスなどの低公害バスの投入が積極的に行われています。


 こちらは貸切バスでたまたま斜里に来ていた
 エアロクィーン
 です。貸切用ですが、札幌営業所に所属しているため、札幌ナンバーになっています。2007年式のPJ−MSですが、斜里バスが自前で投入したもので、斜里から札幌へ転属しているため、ナンバーが新しくなっています。



 こちらは札幌〜知床を結ぶ高速バスのイーグルライナーに充当されている
 エアロクィーン
 です。上が元立川バスのKL代で、下が2011年式のLKG代です。

 他に一般路線顔の車両がいますが、撮影できてません・・・。
 以上です。

石北線4621D

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 石北線の
 4621D
 は上川発遠軽行きの普通列車ですが、上川〜白滝間で唯一の下り普通列車でもあります。その4621Dの上川の発車時刻が6時16分と早いため、上川で宿泊しないと乗ることができません。というわけで、その4621Dに乗車しましたのでレポートします。



 朝6時頃に上川駅に入ると、4621Dは1番ホームで発車待ちしていました。4621Dはキハ40−832+キハ40−726の2両編成でした。1番ホームには更にもう1両のキハ40系が止まっていましたが、これは6時11分発旭川行き4520Dです。前夜のうちに3両とも旭川からやってきて、ここで2+1に分割してそれぞれ向かうようです。そのため、改札口にその旨が記載されていました。


 6時11分に旭川行き4520Dが出発し、4621Dのみ取り残されました。でも、その4621Dも6時16分に出発します。



 上川を出てひたすら山の中を走って行きます。周辺には何もなく、廃止になった旧天幕駅、中越信号場、上越信号場、奥白滝信号場を通って行きます。この区間は特急列車や特快きたみで何回か通っていますが、普通列車でゆっくり眺めるのは初めてです。でも、朝一の列車なので、運転停車は無く、ひたすら過ぎていくばかりです。
 上川を出て48分後に
 上白滝
 に到着しました。上白滝は山越えが終わって視界が開けたところにあり、片面1面のホームを持つ無人駅です。上川〜白滝間で唯一の駅ですが、昔は天幕、中越、上越、奥白滝と駅が続いていたのですが、過疎化を理由に廃止され、上白滝のみ残ってしまいました。
 上白滝に停車する普通列車は上下1往復のみで、下りは朝、上りは夕方です。それでも乗客が1人乗ってきまsた。


 上白滝を出てほどなくして白滝に停車し、その次に
 旧白滝
 に到着しました。旧白滝は上白滝と同じく片面1面のホームを持つ無人駅です。この駅に停車する列車は下り1本(4621D)、上り3本と少なく、完全に遠軽方面の利用を意識した設定になっています。尚、白滝〜遠軽間は数往復の普通列車が設定されていますが、一部の普通列車は旧白滝を通過します。ここで高校生数人が乗車してきました。



 旧白滝の次が
 下白滝
 です。下白滝は相対式ホームの2面2線を持つ無人駅です。この駅に停車する列車は旧白滝と同じく下り1本(4621D)、上り3本と少ないです。つまり、4621Dは上白滝、旧白滝、下白滝に停車する唯一の下り列車となります。ここでも数人が乗車してきました。



 次の丸瀬布と瀬戸瀬はある程度の本数が停車しますが、4621Dはその下り初列車の役目を担っています。
 写真は
 瀬戸瀬
 です。相対式ホーム2面2線を持つ駅です。上川〜遠軽間で普通列車に乗車するのは初めてだったので、ちょっと撮ってみた次第です・・・。



 上川を出て約1時間35分後の7時52分に
 遠軽
 に到着しました。ここでキハ40−832を切り離し、キハ40−726の1両のみで4659Dと列車番号を変えて網走へ向かいます。

 4621Dに乗ってみて、上川〜白滝間の下り唯一の普通列車、上白滝、旧白滝、下白滝に停車する唯一の下り列車であるだけでなく、キハ40系の旭川からの送り込みを兼ねていいますが、それだけに色んな役目を担っている事を感じました。
 以上です。

帝産湖南交通 9年ぶりのノンステ新車

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 帝産湖南交通がこのほど
 ノンステ新車
 1台が投入されました。帝産バスがノンステ新車を入れるのは2005年以来9年ぶりとなります。ノンステ新車は田上に配置され、田上管内で活躍しています。



 投入された新車は発売してばかりの
 新型エアロスター
 として投入され、型式もQKG−MP38FMとなっています。9年ぶりの投入なので、ワンステベースは初めてとなります。そして、1996年の605〜607以来となる黒サッシ及びスモークガラスになっている事がポイントです。帝産バスではP代の途中からスモークガラスを採用し、カーテンを廃止していたのですが、1998年の低床車投入からスモークガラスを廃止してカーテン無しで進めていたのですが、日当たりが強かったようで、再びスモークガラスになった感じですね・・・。


 車内です。車内について、これまでの帝産バスの仕様から大幅に変わっています。どちらかといえば、メーカー標準を基本的に採用している感じで、これまで赤系を採用していたシートモケットが青系になった事が最大のポイントでしょうか・・・。でも、モケットにはTEISANなどが入っているだけでなく、カバーがかけられている点は伝統をしっかりと守っていますね・・・。
 今回の新車では各所に標準仕様が採用されているのはコスト低減のためなのでしょうか・・・。05NSシールないし・・・。


 これまでの帝産バスの仕様から大幅に変わって点でもうひとつあります。それは給油口の位置が変わったことです。帝産バスはこれまで右側給油にこだわっていたのが、今回の新車は標準通り左側給油になっています。というのは田上車庫が右側給油対応の関係で、ノンステやワンステになっても右側給油仕様で投入されていました(そのため、従来のノンステはノンステ部の一部の床がかさ上げされている)。でも、MP38系ではオプションで右側給油が設定されていながらこれを選ばなかったのが不思議です。



 新車は従来のノンステと共通でノンステ専用の運用に充当されています。そのため、瀬田駅発着路線が中心となっています。共通が故に滋賀医大、グリーンヒル、龍谷大学、びわ湖レストタウン方面どこでも入るようです。



 しかし、他のノンステと共通が故に石山駅発着路線にも充当されます。写真は50系統に充当されて石山駅にやってきたときのものです。でも、石山駅発着路線におけるノンステ充当便は瀬田駅よりもかなり少ないため、確立は低そうです。石山駅の時刻表にノンステ・ワンステダイヤがありますが、約半数がワンステ(758〜763)となっています。



 今回の新車の投入により、KC代の771が行先表示器のLED化の上で山寺へ転属し、22系統草津養護学校線に充当されています。帝産バスでは元南海の車両に対して行先表示器をLED化した例はあるのですが、自己発注車に対してLED化されるのは意外と今回が初めてとなります。交通電業製のLED表示器を採用しているため、外観の大きな変化なしでLED化出来た感じですね・・・。
 今回の771の転入により、山寺にはノンステが2台になったわけですが、1台使用1台予備になるのかな・・・。


 7月に撮影した771です。石山駅で771を見る事が出来なくなってしまいましたね・・・。

 以上です。

急行「はまなす」青森到着

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 上りの
 急行「はまなす」
 は早朝の5時39分に終点の青森の3番ホームに到着します。上りはまなすはよく乗りますが、全て青森到着後すぐに特急「つがる」に乗り換えて新青森へ向かっていたので、じっくりと撮影する暇はありませんでした。でも、先日に青森で宿泊してきたので、せっかくということで到着シーンを撮影してきました。


 撮影当日の牽引機は
 ED79 18
 でした。到着後すぐに切り離されて機回しで側線に停車しています。明るい時間帯でED79形牽引のシーンを撮影できるのは夏の青森周辺に限られてしまいます。



 B寝台
 です。B寝台は函館方に連結されています。通常は2両ですが、当日はシーズンということもあり、増21号車付きの3両でした。1号車がスハネフ14形、増21号車がオハネ25形でした。急行「はまなす」では14系と24系がコンビを組むことは珍しくありません。



 4号車に連結されている
 のびのびカーペット
 です。指定席料金だけで横になれるため、人気のある車両です。1両しかないためシーズンはいつも満席になってしまうそうです。なので、私は1回しか乗った事がありません・・・。
 カーペットカーでは2段に設置されているため、山側の窓配置が特徴になっています。写真のオハ14−515は最近に出場してばかりのようで車体がピカピカになっています。


 こちらは5・6号車に連結されている
 ドリームカー
 です。グリーン車から転用されたシートが並んでおり、しかもリクライが深いためほぼ横になれます。しかし、車体に所々の痛みが目立つのが気がかりです・・・。


 こちらは
 一般車
 です。新製当初のリクライニングシートがそのまま使われています。写真は7号車の指定席ですが、自由席も同じタイプが使われています。ドリームカーと同じく車体に痛みが目立っています。


 急行「はまなす」が青森に到着するとすぐに1号車側に入換用のDE10形が連結されます。しかし、列車はしばらく3番ホームに留まり、6時15分過ぎには青森車両センターへ向かっていきます。

 こうして明るい時間帯に急行「はまなす」の車両を見てきましたが、車体の所々に痛みが目立っており、心配ですね・・・。これでも毎日青森〜札幌間を走っています。
 以上です。

大和八木駅〜湯盛温泉杉の湯〜池原乗り継ぎ

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 先日、大和八木駅から湯盛温泉杉の湯経由で
 池原
 まで奈良交通のバスの乗ってきましたので、その時の様子をレポートします。この路線はかって運行されていた奈良から湯盛温泉杉の湯・池原・熊野市駅を経由して新宮駅を結んでいた北山峡特急バスの生き残りで、特急バスの廃止後は途中で系統分割されながら細々と生き残っていました。しかし、2006年に新宮側が廃止され、現在は大和八木駅〜下桑原までかろうじて行ける状態になっています(下桑原行きは夕方、下桑原発は朝なので宿泊が必要)。



 スタートは
 大和八木駅
 で、8時57分発の75系統湯盛温泉杉の湯行きに乗ります。この便は湯盛温泉杉の湯で池原行きに乗り継ぐことができ、時刻表にもその旨が記載されています。大和八木駅にはファンの方が数名おられましたが、みんな八木新宮線を向いていて、湯盛温泉杉の湯行きに乗り込んだのは私だけ・・・。
 車両はトップドアのリエッセが充当されていました。湯盛温泉杉の湯方面は小型車に統一されてしまっているので、当然といえば当然なのかもしれませんが・・・。


 大和八木駅を出ると、橿原市役所の側を通り、国道24号線を南下します。奈良医大病院から国道165→169号線に入り、近鉄橿原線と並行しながら南下していきます。


 橿原神宮前駅付近で一旦国道から外れ、橿原神宮前駅に立ち寄ります。バス乗り場は西口と東口にありますが、75系統は東口に発着します。橿原神宮前駅を出ると、再び国道169号線に入り、再び南下します。


 国道169号線は近鉄吉野線と並行しているため、線路が見えます。でも、線路とは少し間を置いているため、側を走るのは岡寺〜飛鳥間のほんのわずかの区間だけです。岡寺駅、飛鳥駅、壺阪山駅のバス停があるのですが、いずれも国道上にあります。飛鳥駅では駅前広場にバス停があり、石舞台方面などの路線バスが発着していますが、75系統は駅前広場に入らず、駅前を素通りします。壺阪山駅を過ぎると、吉野線と分かれ、ひたすら国道を南下していきます。その中で山越えがあり、一時的に4車線道路になっています。


 ほどなくして
 大淀バスセンター
 に到着します。ここは大淀町役場に近く、大淀町の交通の中心部ともいえます。ここで湯盛温泉杉の湯方面と岩森方面が分かれます。かってはここに吉野営業所が置かれていましたが、葛城営業所に吸収される形で廃止され、車庫に格下げされています。


 大淀バスセンターを過ぎると、すぐに近鉄吉野線と合流し、東へ向かいます。写真は六田駅付近で、丁度阿倍野橋行き急行列車が停車していました。


 しばらくして
 上市駅
 に到着します。ここで多数の乗客が乗ってきて、賑わってきました。鉄道駅に立ち寄るのは上市駅が最後で、以後は鉄道線と離れたところをひたすら通って行きます。大和上市駅は吉野駅の2つ前なので、まさしく吉野の近くにあるということですね・・・。


 上市駅を出ると、しばらくは吉野川に沿って国道169号線を通って行きます。上市駅付近は何故か停留所間隔が短くて驚きました・・・。これが吉野町の中心部で、途中に吉野町役場前バス停もありました。つまり、吉野町の中心部は吉野川に沿って続いていたということになりますね。しかし、立野バス停からそれとおさらばし、山に囲まれたところの中を走るようになります。その間に五社トンネルという大きなトンネルを通って行きます。


 こちらは大滝ダムです。バスは大滝ダムの側を通り、大滝ダム学べる建設ステーションというやけに長いバス停もありました。でも、乗降が無く、そのまま通過するだけでした・・・。


 大滝ダムを過ぎてしばらく走ると、川上村役場が見えてきました。川上村役場が見えてくるということは終点の湯盛温泉杉の湯まであと少しです。


 川上村役場を過ぎてすぐに終点の
 湯盛温泉杉の湯
 に到着しました。到着したのは10時25分ごろなので、約1時間30分走った計算ですね・・・。湯盛温泉杉の湯は池原方面の乗り継ぎ拠点として機能しており、待合室や乗務員休憩室や待機場などが設けられていました。



 湯盛温泉杉の湯で10時50分発の池原行きに乗り継ぎます。池原行きは既にドアを開けて乗り継ぎ客を迎えている状態でした。車両はリエッセですが、前ランナーと違って前中扉仕様でした。湯盛温泉杉の湯で下車した客全員が池原行きに乗り継いだことはさすがに驚きました・・・。


 湯盛温泉杉の湯を出発し、いきなりトンネルをくぐり、橋を渡ります。でも、湯盛温泉杉の湯を出ても吉野川に沿って国道169号線を通ることは変わりありません。


 吉野川に沿って国道169号線を通っているシーンです。こういう光景が長く続きますが、周辺は住宅がほとんどないため、当然バス停間隔も長くなります。でも、驚いたことにリエッセはそれなりのスピードを出して走っていました・・・。


 湯盛温泉杉の湯以南で最大の見どころである
 柏木
 です。柏木で一旦国道から外れて柏木の集落の中を走るのですが、柏木の集落の中は小型車でも精一杯なほどの狭隘道路が続きます。その中には旅館、電気店、郵便、食料店などが並んでおり、生活に必要なものが集落の中にぎっしりと走っていました。その中に柏木バス停があり、昔はここに営業所が置かれ、柏木折り返しなどが設定されていました。今は1日2往復のバスが通るだけになってしまいました・・・。


 柏木を出て国道169号線に戻ると、トンネルをいくつかくぐり、その中にループ線を通ったりしていきますが、いくつかめのトンネルを出たところにある和佐又口バス停です。和佐又谷の入口にあたります。


 更に南下すると、北上山温泉を通ります。その温泉の中に
 河合
 バス停があります。その河合バス停は上北山温泉の玄関口として機能していますが、北山峡特急バス廃止後で新宮駅までバスが通じていたころ、新宮駅からのバスの終着として機能していました(新宮駅発は池原だけでなく河合行きもあった)。


 湯盛温泉杉の湯から乗客の動きが無かったのですが、白川バス停で1人が下車していきました。地元客だと思いますが、少ないながらも地元客がおられたんですね・・・。そして、前鬼口でも下車があったのですが、大きなリュックサックを持っていたことから前鬼峠の登山客だと思われます。池原ダムを過ぎると、池原の集落が見えてきました。終点はもうすぐです。


 池原の近くで国道169号線から離れて集落の中を走ると、終点の池原バス停が見えてきました。


 定刻から少し遅れた12時19分ごろに終点の
 池原
 に到着しました。ここで降車扱いしてすぐにバスは南の方へ走り去って行きました・・・。バスは確か池原で休憩に入るはずだと思うのですが、南の方へ走り去った理由は不明です・・・。


 池原バス停ばす。かっては奈良交通の北山営業所で、北山峡特急の中継点という役割を担っていましたが、今は営業所そのものが廃止され、単なる休憩場という感じになってしまっています。池原については後日に詳しくレポートします。

 10月改正でこれらの路線にメスが入り、熊野線(湯盛温泉杉の湯〜池原〜下桑原)は池原折り返しが廃止され、1往復に減便。更に大和八木駅〜湯盛温泉杉の湯についても全て大淀バスセンター発着となり、減便されてしまいます。今レポートした乗り継ぎも9月末までですね・・・。
 以上です。

川根両国駅

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 川根両国駅
 は大井川鉄道井川線の駅で、井川線の起点である千頭駅を出て最初に来る駅でもあります。この駅は井川線の車両整備を行う両国車輌区と保線区が併設されており、駅の井川方にその設備があります。


 川根両国駅は相対式2面2線を持つ交換可能駅で、更に2線の側線を持っています。2線ある側線のうち1つは貨車群が留置されています。でも、ホームがかなり低いため、駅というより信号場という雰囲気が強いですね・・・(これが井川線なのですが・・・)。尚、2つのホームの間に渡り板のようなものがありますが、渡り板はホーム間のみで、大井川側出入口には通じていません。なので、大井川側出入口からホームに行くには一旦線路の上を歩く必要があります。それだけに井川線はおおらかですね・・・。


 駅名標です。川根両国駅は千頭駅の次の駅であることが分かります。


 駅の井川方を見たものです。右側にある建物が車両整備を行う両国車輌区の施設です。写真から見ての通り駅から車輛区に入るには一旦本線に出る必要があることがわかります。尚、撮影時には車輛区に車両の姿が見えませんでした。井川線の車両は通常千頭駅に留置しているようで、車輛区には検査や整備時のときだけ入るようですね・・・。



 川根両国駅の大井川側出入口です。写真の左側にある建物は駅舎ではなく、車輛区の事務所です。つまり、川根両国駅は駅舎なしの無人駅ということになります。でも、事務所の玄関に運賃表と時刻表などが掲示されていて、一応駅として成り立っている感じでしょうか・・・。でも、掲示板には「乗車券は車内で車掌からお求めてください」と記載されており、この事務所は旅客扱いを行っていないことが分かります。


 川根両国駅を発車する列車です。ホームに職員がいますが、駅員ではなく車輛区の職員です。運転取り扱いのためにホームに出てきただけのようです。でも、私に対して「列車に乗りますか?」と声かけてきましたが・・・。


 川根両国駅へのアクセスにおいて、井川線以外では基本的に徒歩15〜20分で行くことができ、更に大井川鉄道バス寸又峡線が近くを通り、バス停もあるのでそこを使うこともできます。でも、トーマスフェア期間中には駅の近くに臨時駐車場が設けられ、そこに駐車場シャトルバスが運行されていました。

 井川線は列車だけでなく、魅力のある駅も多いです。
 以上です。

岩手県交通 約30年ぶりの大型新車&最近の中古車たち

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 岩手県交通では昨夏の撮影後に大型新車と中古ノンステの投入などの車両の動きがありました。これらを撮影した分についてまとめてレポートします。



 2013年秋に
 エルガ
 のワンステが1台投入されました。QPG代で、標準尺のMT車です。岩手県交通にとって久々となる一般路線用新車で、特に大型車は約30年ぶりとなります。塗色は国際興業カラーですが、国際興業とはクーラーが黄緑色に塗装、非公式側に固定窓があるなど各所で仕様が異なっています。エルガワンステは矢巾に配置され、盛岡駅発着路線で活躍しています。
 約30年ぶりの大型新車となると、ここ約10年、岩手県交通の大型車は全て中古車ということになりますよね・・・(高速車は除く)。


 ここから中古車です。
 こちらは
 元千葉中央バス
 のジャーニーKです。ジャーニーKの前中扉といえば元国際興業が多数入っており、そこをイメージしてしまいますが、一応色んな事業者から入っているようですね・・・。花巻地区で活躍しています。


 こちらは
 元神奈川中央交通
 のブルーリボンです。岩手県交通にとって珍しい日野車で、ブルーリボンとなると尚更です。1999年式で、神奈中としては最後となるブルーリボンだったものです。にしても、違和感ありますね・・・。


 こちらは
 元西武バス
 の日デRMです。UAが入った事は過去の記事にて紹介していますが、RMは未撮影だったので今回UPしました。一時的にラッピングしていたのか、公式側に岩手県交通の表記が2つ付いています。


 こちらは
 元立川バス
 のいすゞ+富士7Eです。いすゞ+富士7Eといえば元都営バスや元小田急バスで入っていましたが、最近は色んな事業者から入っているようですね・・・。


 こちらは
 元京成バス
 のいすゞキュービックです。このキュービックはワンステとなっていますが、低床車も少しながら投入が進んでいます。被災地支援という形で元都営バスの車両を投入するようになってから本当に色んな事業者からの中古車が入ってくるようになりましたね・・・(国際興業の傘下でなくなった事もありますが・・・)。
 尚、写真のキュービックは花巻地区で活躍しています。


 こちらは
 元川崎市交通局
 の日デUAワンステです。でんでんむし用として投入され、専用塗色になっています。でんでんむしは最初中型車で運行していましたが、乗客増から大型車への切り替えが進んでいるのですが、でんでんむし用の大型車は全ていすゞ以外で、中型車は全ていすゞである点も面白いところですね・・・。



 こちらは
 元国際興業
 のキュービックです。飯能で廃車となった車両がやってきたものだと思われます。今回から行先表示器がLED化されています。







 こちらは
 元国際興業
 のエルガノンステです。ついにノンステの中古車が入るようになりました。2000年から2001年式のType−Bとなりますが、結構な台数が入っているようで、盛岡駅では多数見かけました。同じエルガノンステでもノンステ表記がそのままであったり、無くなったりしていますね・・・。
 Type−Bとはいえ、大半がツーステであった盛岡地区で低床化に貢献している形ですね・・・。


 こちらは
 元西武バス
 の日デJPワンステです。西武バスでは2002年から2003年にかけてJPワンステを数台投入しており、このうち2002年式が岩手県交通に流れた形ですね・・・。でも、岩手県交通では中型ロングを投入していなかっただけにまさかでした・・・。


 こちらは
 元千葉交通
 のエアロバスです。岩手県交通では最近エアロバスを断続的に投入していますが、その中で元千葉交通のエアロバスが入っています。千厩所属で、盛岡〜水沢・千厩間の長距離バスに充当されていました。


 こちらは
 元阪神バス
 の三菱ふそう+西工C型です。エアロバスだけでなく、三菱ふそう+西工C型も入るようになってきました。一般路線車だけでなく高速車なども色んな車両が入っていますね・・・。盛岡〜花巻空港のリムジンバスに入っていました。

 以上です。

快速「おはよう信越」

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 おはよう信越
 は直江津→新潟を結ぶ快速列車で、早朝に直江津を出る片道1本のみの設定です。この列車は急行「きたぐに」の廃止に伴う救済のために急行「きたぐに」のダイヤを引き継ぐ形で新設されたものです。通勤ライナー的な役割を担っているようで、全車指定席です。


 おはよう信越は
 485系
 が充当されています。撮影当日はR編成が充当されていましたが、この時は特急「いなほ」から撤退した後なので、そのままおはよう信越に流れたのでしょうね・・・。前面愛称表示はシンプルに快速おはよう信越と表示されています。


 1号車は半室グリーン車のクロハ481形が連結されています。でも、グリーン車はグリーン車としての営業で、指定席です。でも、同じ485系が使用されているらくらくトレイン信越はグリーン車でも普通車自由席として開放されているんですがね・・・。


 側面表示です。快速おはよう信越新潟と表示されています。


 直江津駅で並んだ485系R編成とT18編成です。T18編成がやってきたことに驚きました・・・。でも、T18編成は新井へ回送し、快速「くびき野1号」に充当されていました。

 快速「おはよう信越」は急行「きたぐに」のスジを引き継いでいますが、直江津からの乗車が以外とあったのに驚きました。早朝に直江津から新潟へ向かう需要がそんなにあったんですね・・・。急行「きたぐに」時代は新潟近郊で自由席を使ったことが無いので、どんな様子か知りませんが、それなりの混雑だったのでしょうね。
 以上です。
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