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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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福島交通見たまま 2014・05

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 福島交通について、船引、石川、塙での様子をレポートしましたが、ここでは福島と郡山での見たままをレポートします。ここ1年間で新車の投入や中古車の投入があり、少しずつ顔ぶれが変わってきています。




 2014年に入って
 エアロミディノンステ
 の新車が5台投入されました。エアロミディは2013年末に福島と白河に各1台ずつが投入されましたが、今回は福島に2台入っただけでなく石川にも2台が投入され、いわきナンバーのTKG−MKが登場しました。残り1台はどこか不明ですが・・・。
 ただ、エルガミオやレインボー?も継続して投入しているようで、3メーカー並行投入している感じでしょうか・・・。


 こちらは
 元東急バス
 のブルーリボンノンステです。写真は福島所属のものですが、通常は中型車が充当されているももりんバスに充当されていました。撮影は平日の朝ラッシュだったので、平日の朝ラッシュ限定で大型車が入っているような感じでしょうか・・・。





 こちらは
 元京王バス
 の日野HRの中型ロングです。結構な台数が入っているようで、郡山と福島の両方ともそこそこ見かけました。上から1626(福島)、1638(郡山)、1641(福島)、1657(郡山)です。




 元京王バスの日野HRと並行して
 元神奈川中央交通
 のエアロミディも投入されています。KK−MKのツーステです。運賃支払い表示は埋められましたが、側面の出入口幕はそのまま使われています。福島と郡山の両方で見かけました。


 こちらは平日朝の福島駅東口発の1本のみしか設定されていない
 第二日東
 行きのバスです。福島駅から荒井・土湯温泉方面の区間便的な感じで、福島西IC付近にある工業試験場の通勤輸送を担っているようです。


 こちらはJRバス東北ですが、2013年に久しぶりに大型車の新車としてエルガのワンステが入ったようです。標準尺です。

 以上です。

井川線に乗る

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 大井川鉄道の
 井川線
 は千頭から井川を結ぶ路線で、全線にわたって大井川に沿っており、トンネルや急カーブが多いことが特徴です。元々は大井川電力の専用線として762mm軌間で開業し、後に1067mmに改軌された経緯があるため、車両限界が小さいことがポイントです。そんな井川線に乗ってきましたのでレポートします。


 乗車したのは千頭発9時12分の
 201列車
 です。この列車は井川線の井川行きの初列車となります。井川線は沿線に民家が非常に少なく、利用客も観光客が大半なので始発も遅く、終発も早いことがポイントです。この列車は金谷発7時48分の3列車の接続を受けているため、乗客は少なく、空いていました。


 定刻の9時12分に
 千頭
 を出発し、千頭駅前を通る道路を横切り、街の中を走ります。


 街を抜け出すと、すぐに
 川根両国
 に到着します。この駅は井川線の車両整備を行う車両区が隣接しており、その施設が建っています。列車が到着する時に職員が出てきました・・・。


 川根両国を出ると、早くもトンネルです。井川線はトンネルが多く、今後も度々トンネルをくぐって行くことになります。因みに一部のトンネルは素掘りです。


 沢間
 です。片面ホームのみの駅で、駅舎が建っています。民家が集まっているのですが、利用客はほとんどおらず、この辺りはバスと並行しており、バスを使っているような感じでしょうか・・・。


 土本
 です。片面ホームのみの駅で、駅舎は無く小さな上屋があるだけでした。ぱっと見ると、遊戯施設の小さな駅のような感じでした。これが現実なんですが、ある意味魅力のある光景です。


 土本を過ぎたところなんですが、線路の脇まで木が立っており、しかも線路の境界がほとんどありません。なんか、遊戯施設の路線のように感じたのですが・・・。でも、井川線はこういう光景をよく見かけますが、車両限界が小さいがゆえにこういう光景が見られるという感じですね。


 川根小山
 です。2面3線を持つ交換可能駅です。でも、駅舎は無く、小さな小屋があるだけです。しかし、山の中にこういう交換可能な液が突然現れてビックリしたものです。


 奥泉
 です。島式ホームを持つ交換可能駅で、駅員も配置されていました。どうやら、駅の近くに温泉があり、更に寸又峡温泉へのアクセス駅ということもあり、数人が乗車されていました。駅周辺には民家が集まっていたのですが、ここもバスが通じているので、そちらに流れているのでしょうか・・・。


 列車から見た大井川です。山の中を走っているということもあり、アーチ橋を眺める事が出来ます。井川線の列車は景色のいいところでは徐行運転が行われていました。


 大井川の側を走る列車を撮ったものです。川に沿て急カーブが多いため、編成全体を眺める事が出来ます。


 そして
 アプトいちしろ
 に到着しました。ここからは急勾配が続くため、ラックレールが採用されています。そのため、ここで補機としてアプト式機関車を連結することになっており、この駅にアプト式機関車の研修庫などが設けられています。



 ここでアプト式機関車のED901が後部に連結されました。ED901の力を借りて90‰の勾配を登って行くことになります。アプトいちしろでは乗降扱いを行っているため、機関車の連結風景を眺める事が出来ます。実際にも多くの客が見学してました。因みに誘導は車掌が担当していました。



 急勾配を登っている様子です。この辺りは長島ダムの建設により、従来の区間が水没する事になり、代わりに90‰の急勾配を含む新線に変更され、ここでラックレールが必要となり、アプト式機関車による後押しが発生したわけです。でも、新線なだけに線路規格がいいですね・・・。あと、井川線は非電化ですが、この区間だけは電化されています。



 急勾配をよじ登ると、
 長島ダム
 に到着しました。ラックレール区間はここまでなので、ED901を切り離します。でも、新線区間はこれ以降もしばらく続きます。駅を出ていきなり複線トンネルですが、トンネルの中で単線になります。


 ほどなくして
 ひらんだ
 に到着しました。片面ホーム1面のみの小ぢんまりとした駅ですが、線路付け替えに伴って開業した駅なので、立派なホームを持っています。この駅を出てすぐにトンネルに入るのですが、トンネルの中に井川線の写真が展示されており、列車は徐行運転しながら写真を眺めることになります。



 接岨湖を橋で横断するところに設けられた
 奥大井湖上
 に到着します。この駅は接岨湖の突き出た半島状の陸地上にあり、片面ホーム1つを持つ駅です。そのため、駅の前後には巨大な鉄橋が位置しています。因みにこの駅から出るのは鉄橋に併設された歩道を通って行く事になります。



 次は
 接岨峡温泉
 です。この駅は元々川根長島駅でしたが、新線への移動に合わせて現在の駅に改称されています。名前の通り駅の近くに接岨峡温泉があります。この駅には車庫があり、かってここで夜間停泊していたようです。ここで初めて列車と交換しました。交換列車は接岨峡温泉発千頭行きの402列車ですが、シーズン時は井川発となります(千頭発の最終列車は接岨峡温泉止まりです)。新線区間はここまでで、ここからは線路規格が元通りになります。


 次は
 尾盛
 です。片面ホームを持つ小ぢんまりとした駅ですが、かっては相対式ホームを持っていました。駅舎らしきものがありますが、これは倉庫で、実質的に駅舎はありません。更に周辺に民家が無く、しかも道路も無いので、まさに秘境駅という感じです。


 次は
 閑蔵
 です。相対式ホームを持つ駅です。駅舎はなく、小さな上屋がある程度です。この駅では路線バスの閑蔵線と接続しています。



 千頭から約1時間50分かけてようやく終点の
 井川
 に到着しました。井川は片面1面のホームを持つだけですが、ホーム自体が大きくカーブしている事が特徴です。尚、ホームの手前で貨物線が分岐していますが、貨物線は使われていないようです。


 井川駅には井川線の終点駅ということもあり、駅舎があり、そこに駅員が配置されています。駅舎だけでなく、土産などを売っている売店もありました。

 井川線は、トンネルあり、谷間あり、鉄橋あり、ラックレールありと大井川に沿いながら様々な光景を眺める事が出来、魅力のある路線でした。尚、井川線は観光客が多いため、昼間の列車は観光客で半分以上が埋まる事が多いようです。なので、のんびりと過ごしたい時は千頭発の第1便(201列車)がおすすめです。この列車は乗客が比較的少なく、私が乗った時は1両で数人程度でした。
 以上です。

大井川鉄道 閑蔵線

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 昨日の記事で井川線の乗車記をUPしましたが、本日はその続編として
 閑蔵線
 の乗車記です。閑蔵線は大井川鉄道のですが、鉄道ではなくバス路線で、千頭駅〜閑蔵駅を結ぶ路線です。この路線は2012年4月に新設された新しい路線で、全線にわたって井川線と並行しています。井川線と競合しているかのように見えますが、実際は井川線のショートカット的な存在で、井川線で1時間半かかるに対し、閑蔵線は30分で結んでいます。つまり、早く移動したい客向けに設定しているような感じです。本数は3往復(11月の土休日は更に1往復増発)で、昼間のみの運行です。



 閑蔵駅
 です。相対式ホームを持つ交換可能駅です。駅の出入口にバス乗り場の案内標が立っていますが、閑蔵線のバスは駅前には来ません。



 閑蔵駅から出る道路を少し歩いたところに回転場のようなものがあり、ここが
 閑蔵駅前
 バス停となります。閑蔵線は列車との接続を考慮しているため、列車から降りてバス停に行くと、バスが待っているような感じです。回転場にバス停ポールがあり、閑蔵線の文字がありました。今回は貸切兼用のエアロバスKが充当されていました。
 閑蔵線は井川線と完全に並行しているので、乗客は少ないだろうと思っていたのですが、意外と10人以上は乗っていました。千頭方と井川方の両方とも列車でやってきた方も乗っていました。


 閑蔵駅前を出たバスは千頭駅方へ道路を通って行くわけですが、井川線は尾盛へ向かっていくに対し、バスは尾盛へは行かず、接阻峡温泉駅へショートカットするように向かいます。写真はバスの車内から眺めた奥大井湖上駅です。バスは駅から大井川を挟んで対向側を走っており、バスの車内から全貌を眺める事が出来ます。因みに乗車時は徐行運転してくださっていました(乗客はみんな奥大井湖上駅を眺めてました・・・)。


 こちらは
 長島ダム
 バス停付近です。長島ダムバス停は長島ダム駅前に設けられています。実を言うと、閑蔵線のバス停は民家の無いところを通るため、バス停の数が極端に少なく、閑蔵駅前を出ると接阻峡温泉、湖上入口を経てもう長島ダムです・・・。長島ダムを過ぎると、ラックレールの付いた線路を遠目から眺める事が出来ます。線路には結構傾斜が付いており、勾配の厳しさを感じる事が出来ます。


 バスの車内から見た井川線の線路です。結構厳しいところを走っていることが分かりますね・・・。


 奥泉駅の近くで寸又峡線のバスとすれ違いました。寸又峡線は千頭駅から寸又峡温泉を結ぶ路線ですが、朝から夕方まで運行しているので、生活路線的な役割も持っています。


 奥泉駅前
 バス停です。駅より高い高台にあり、上屋が特徴的ですね・・・。バス停ポールが2つありますが、閑蔵線と寸又峡線で別々のポールを使っています。
 奥泉駅からは寸又峡線と同じルートを通って千頭駅に至ります。因みにこの区間にいくつかのバス停があるのですが、これらは寸又峡線用で、閑蔵線はノンストップです。
 井川線は大井川に沿って急カーブを曲がりまくって行くに対し、閑蔵線はトンネルなどでショートカットしているうえにそれなりの速度を出して走っているため、所要時間が井川線よりもかなり短い事が分かります。



 閑蔵線は基本的に元名鉄バスの日野HRが充当されており、行先表示は閑蔵線で固定されています。しかし、時には貸切兼用のエアロバスKも充当されるときがあります。なお、写真のエアロバスKには寸又峡線と閑蔵線の運賃表が掲示されており、2路線共通の予備車のような感じのようです。

 閑蔵線はバス路線ですが、大井川鉄道が発行しているフリー乗車券(大井川・あぷとラインフリーきっぷなど)でも乗れるので、井川線との組み合わせで乗ってみるのも楽しいと思います。
 以上です。

早朝と深夜の充実化が進む京阪バス

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 京阪バスでは最近
 早朝と深夜
 の充実化が進んでいます。深夜では1991年に香里暖地の3号経路において京阪バス初の深夜バスを走らせて来ていましたが、2011年に枚方の19号経路で深夜バスを走らせるようになってから各地で深夜バスの新設が相次いでいます。そして、今年の4月に長尾口→枚方市駅→JR高槻において起点を4時台に出発する早バスを運行させています。こんな流れで早朝と深夜の充実化が進んでいる京阪バスですが、現時点の深夜バスと早バスを見てみましょう。




 まず、深夜バスからです。
 2011年に枚方の19号経路枚方駅北口→長尾口間において深夜バスを新設し、枚方にも深夜バスを受け持つようになりました。しかし、深夜バスの新設は留まるところを見せず、2012年に大津の4号経路石山駅→大石小学校において深夜バスを新設しました。京滋地区にとって初の深夜バスであるだけでなく、滋賀県全体では初めてとなる深夜バスとなりました。そして、2013年3月に香里団地の1号経路京阪香里園→藤田川に深夜バスを新設しました。これにより香里団地は深夜バスを2本受け持つ形になり、更に新香里→藤田川間で深夜バスが続行する形になりました。
 これらは以前の拙ブログで既に紹介した深夜バスですが、新設の波はまだ続きます。



 こちらは2013年12月に新設された交野の
 9号経路
 の深夜バスです。深夜バスは京阪香里園→高田→交野車庫で運行されています。これまでの深夜バスは既存の系統とルートで運行されているに対し、今回は深夜バスのために交野車庫行きが出来たことがポイントです。交野車庫行きのバスは枚方市駅からの43号経路のみで、43号経路は中型車限定です。つまり、今回の新設により大型車による交野車庫行きが見られる形になります。
 これにより、交野にも深夜バスを受け持つようになりました。


 9号経路の深夜バスの新設により、京阪香里園では2つの深夜バスが並ぶシーンが見られるようになりました。枚方市駅でも2本の深夜バスが発着していますが、出発時間がやや離れているうえに乗り場も北口と南口に分かれているので並ぶシーンは見る事が出来ません。でも、深夜バスが2台並ぶシーンは深夜バスの充実化が進んでいる証しとも言えましょう・・・。




 そして、2014年3月に山科の
 85号経路
 に深夜バスが新設されました。四条烏丸→西野山団地→大宅で運行されています。ついに山科にも深夜バスを受け持つようにんなりました。でも、これとほぼ同時に京都市バスも深夜バスを運行開始しており、3月のダイヤ改正は京都において深夜帯の充実化が図られた感じになります。尚、深夜バスは四条烏丸始発ですが、四条河原町において京都市バスのMN17号系統へ乗り継ぐことも出来ます。
 山科の方向幕といえば系統番号が右端へ寄っている事がポイントですが、深夜バスも例外なくそのようになっているようですね・・・。



 そして、2014年4月に
 早バス
 が運行開始されました。長尾口を4時35分に出発し、19号経路のルートで枚方市駅へ向かい、更に1A号経路と同じルートでJR高槻へ向かうというもので、系統番号は1A号経路です。担当は枚方です。一般的な路線バスは早いもので5時台から動き始めるのですが、早バスは始発を4時台に出発している事がポイントです。運賃は倍額ですが、24時台と同じように4時台も倍額となるという考えのようです・・・。でも、早バスの運行により、新幹線の始発便へ乗り継ぐことができるようになった事が大きなポイントです。尚、早バスではありませんが、大津でも2012年のダイヤ改正で5時台の便を運行するようになっているので、ある意味早朝の充実化に入ってもいいかと思います。
 4時台のバスは全国的にもあまり例を見ないのでしょうか・・・。リムジンバスや登山バスは除きますが・・・。


 早バスは枚方市駅に着く前に行先表示が変わり、枚方市駅の文字が消えて高槻の1A号経路と同じ表示になります。



 早バスはJR高槻に到着した後、5時31分発の1A号経路枚方市駅行きとして折り返します。したがって、1A号経路に枚方担当便が出来た形です。尚、5時31分発の便は純粋たる増発なので、枚方高槻線の早朝便の充実化が図られた感じですね・・・。
 尚、枚方市駅到着後は回送となって駅を出て行きました。


 枚方高槻線といえば車両運行管理システムが導入され、JR高槻、阪急高槻、枚方市駅北口に発車時刻と所要時間が表示されているのですが、枚方の車両には車両運行管理システムが導入されていないため、出発時刻と所要時間表示はなされていません。でも、枚方の車両にはバスロケーションシステムが導入されているため、行先表示に出発時刻の表示がなされています。2つのシステムの違いが現れた感じでしょうか・・・。

 以上のように京阪バスは2011年以降に深夜バスの新設が相次ぎ、今年から4時台の便を運行させるなど早朝と深夜の充実化が進んでいることがわかります。最近は生活様式の変化により早朝と深夜でも活動するようになってきているので、早朝と深夜の充実化はある意味画期的な取り組みだと思っています。
 以上です。

快速「懐かしの115系横須賀色」

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 7月19・20日に大糸線松本〜南小谷間において
 快速「懐かしの115系横須賀色」
 が運行されました。その列車には115系横須賀色6両編成にクモユニ143形を連結した編成で運行されました。そういうわけで、その列車に乗車&撮影してきましたので、レポートします。


 南小谷方先頭の
 クモユニ143−1
 です。これは郵便・荷物合造車として1981年に製造され、身延線に投入されたものです。郵便・荷物輸送の廃止後は新聞輸送用として房総地区で活躍していましたが、113系への切り替えに伴って車両基地での入り換えなどのために長野へ転属したものです。全国的に残り少なくなった事業車です。




 115系は長野所属の
 C1編成
 が充当されました。C1編成は信州色でしたが、最近になって横須賀色に変更されていたものです。オール1000番台です。松本方先頭のクハ115−1123にはHMが取り付けられています。


 クモユニ143形と115系の連結部です。昔はこういうシーンが多くみられたようですが、今は貴重ですね・・・。







 C1編成です。松本方から
  クハ115−1123
  モハ115−1065
  モハ114−1128
  モハ115−1066
  モハ114−1129
  クハ115−1084
 です。オール1000番台ですね。この編成は元々小山区に所属し、宇都宮・高崎線で活躍していましたが、E231系の投入により、松本へ転属していたものです(のちに長野へ)。そのため、湘南色→信州色→横須賀色と変遷しています。しかし、快速「懐かしの115系横須賀色」の運行後に廃車回送されたそうですね・・・。



 快速「懐かしの115系横須賀色」は松本〜南小谷間での運行ですが、南小谷での折り返しでは一旦白馬へ回送し、ここで休憩していました。その休憩が終了して南小谷に向けて回送していくときのシーンです。
 14時29分に白馬を出発したのですが、丁度そのころに南小谷〜千国間で倒木があったため、信濃森上で抑止を食らったそうです。


 結局、松本行き快速「懐かしの115系横須賀色」は南小谷→白馬間が運休となり、信濃森上から回送で白馬へ引き返し、こおから営業運転を再開しました。16時過ぎに1番ホームに入線し、乗車扱いの後に約30分の遅れで出発しました。


 信濃大町での10分停車を短縮するなどして遅れを縮めて穂高でしばしの停車です。確か、信濃大町前後でゲリラ豪雨が降ってきました・・・。


 終点の松本には何と約5分の遅れで到着しました。25分も縮めた計算ですね・・・。松本では松本駅の長野方にある渡り線を使って4番ホームに到着しました。降車扱いののちに回送で出発して行きました・・・。

 クモユニ+115系は国鉄時代によく見かけた光景だそうですが、実際に見てみると新鮮に感じたものです。
 以上です。

千葉交通 銚子地区みたまま 2014・06

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 千葉交通
 の銚子地区の見たままです。久しぶりに見てきましたが、子会社の千葉タクシーを含め顔ぶれがずいぶんと変わっていました。



 千葉交通銚子営業所には大型車が配置されていますが、その大型車が
 ブルーリボンシティ
 になっていました。私が見かけたときは幕の51−61とLEDの53−60の2台が入っていました。ブルーリボンシティは大型車が入る事が多い名洗線(銚子駅〜千葉科学大学)を中心に充当されていました。


 こちらは
 レインボー
 のワンステです。銚子営業所には中型車もいますが、最近になってワンステも転入してくるようになったようですね・・・。



 こちらは
 エアロミディ
 です。元々成田にいたのですが、銚子へ転属し、イオンシャトルバスに充当されていました。もちろん、イオンモールのラッピングがなされていました。尚、転属にあたって社番が20−86から50−55に改番されていました。千葉交通は営業所などによって付番法則が異なっているようで、転属するたびに社番が改番されているようです。でも、付番法則がいまいちわからない・・・。


 こちらは子会社の千葉タクシーを含め銚子地区で多くみられた
 エアロミディ
 の小型ワンステです。しかし、今回撮影時では写真の1台しか見かけませんでした。確か、KC代そして幕車などいたのですが、これらは廃車になったのでしょうか・・・。



 子会社の千葉タクシーでは
 京成タウンバス
 からの移籍車が活躍していました。しかも、塗色も京成タウンバス時代そのままで、その上に千葉タクシーの愛称である「ちばこうバス」のステッカが貼られていました。日野HRの小型ノンステとエルガミオノンステを確認しています。でも、移籍によりノンステが増えたことは事実ですが・・・。
 千葉タクシーは千葉交通の子会社なだけに千葉交通からの移籍車が多かっただけに京成タウンバスからとは意外でした。



 こちらは親会社の千葉交通からの移籍してきた
 レインボー
 です。ワンステでなくツーステです。この車両は元々成田にいたようで、千葉交通成田営業所時代の写真も合わせてUPします。


 こちらはレインボーのトップドアですが、ナンバーが新しいことからどっかからの中古車だと思われます。撮影時は岬めぐりシャトルバスを中心に充当されていました(撮影時は春日台線に充当されていましたが・・・)。


 こちらは千葉交通が運行している高速バスの
 東京〜銚子線
 です。昔はエアロバスが多かったのですが、気づけばエアロエースが中心になっていました。この高速バス、かっては銚子駅前には乗り入れず、駅から少し歩いた東芝町から乗る必要があったんですが、いつの間にか銚子駅に乗り入れるようになっていたんですね・・・。銚子駅非乗り入れ時代に1度乗ったことあるんですが、何で駅に乗り入れないんやろ?東芝町ってどこや?と思ったものです・・・。因みに東芝町は今でも経由しています。



 少し昔の銚子地区です。大型車はP代のブルーリボンがゴロゴロいて、中型車も2段窓車が走ってました。他にリエッセもいましたね・・・。

 以上です。

平日しか見られない5号線の連接車&1号線の単車

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 広島電鉄では平日しか見られないものがあります。



 こちらは
 5号線の連接車
 です。5号線は広島駅〜比治山下〜広島港(宇品)を結ぶ系統で、単車で運行されています。しかし、平日朝夕ラッシュには連接車も充当されています。連接車が入る本数は結構多く、私が見かけたときは3000形3006と3700形3701が充当されていました。因みに朝ラッシュには低床車も充当されるようです。



 こちらは
 1号線の単車
 です。1号線は広島駅、紙屋町などといった主要停留所を通ることから基本的に連接車で運行されていますが、平日朝ラッシュには単車も入ります。ただ、朝夕といっても単車は朝が中心で、夕方は1往復しか設定されていません。1号線はかって単車が中心でしたが、連接車の増備及び低床車の投入により、単車が充当される機会が減少しています。つまり、1号線と5号線は逆なんですよね・・・。


 かっては3号線でも連接車が充当されていました。確か、平日朝ラッシュのみだったような気がしますが、今は設定されていないようですね・・・。


 2014年に新製された1000形1004です。2013年度に投入された1000形はGREEN MOVER LEXと呼ばれ、標準塗色を纏って各路線に投入されています。1004は5号線に投入され、5号線に低床車が本格的に走りだすようになりました。でも、単車扱いのようですね・・・。

 ここでは紹介できなかったのですが、8号線でも平日朝ラッシュに連接車の設定があります。
 以上です。

アルピコ交通松本支社 チンチン電車塗色 他

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 アルピコ交通松本支社では松本電鉄創立90周年を記念して
 チンチン電車バス
 を走らせています。



 チンチン電車バスは元山陽電鉄の1991年式のいすゞ
 キュービック
 に対して施されています。単純にチンチン電車風にラッピングされているだけでなく、リアまでチンチン電車風に仕上がっている事がポイントです。なので、後ろに注目を集めてしまいます・・・。
 車体に記載されている車両番号が「131」になっているのは当該車両の社番が10131であることから来ているようです。


 車体には「浅間温泉チンチン電車」と記載されていますが、松本電鉄はかって松本駅から浅間温泉まで路面電車を走らせていたことからきているものです。そして、旧社紋も再現されています。
 ただ、融雪剤の影響なのかラッピングがはがれているところがいくつかあったのは気がかりです・・・。


 一般色時代の10131です。当時はごく普通の一般路線車でした。



 こちらは松本支社の
 エルガミオノンステ
 です。上が2011年式の11001(PDG−LR)、下が2013年式の13505(SKG−LR)です。エルガミオも少しずつ投入が進んでいます。


 こちらは松本支社のセレガですが、前衛芸術家・草間彌生がデザインされたラッピングがなされ、
 「草間号 幻の華」
 として走っています。新宿〜松本間の高速バスに運用されています。しかし、前衛らしくデザインが強烈に感じ、注目してしまったものです・・・。因みにセレガは2014年式で、社番は14024です。

 以上です。

下仁田駅

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 下仁田駅
 は上信電鉄上信線の終点です。当日はデキ列車を撮影するために上信電鉄に乗車したのですが、せっかく上信電鉄に乗ったのだから、終点まで行こうということで、下仁田まで行ってきました。


 下仁田駅は頭端式ホーム1面2線を持っていますが、ホーム以外にいくつかの側線を持っており、夜間停泊などに使われています。上信電鉄は朝夕の本数が比較的多いため、昼間には3編成が停車しているところを見かける事が出来ます。




 下仁田駅の
 駅標
 は3つ確認していますが、3つともスタイルが異なっています。1つは上信電鉄標準の漢字・かな・ローマ字表記、1つは上屋にぶら下がっているかな表記、1つは駅本屋前に掲げられているかな表記です。特に駅本屋前に掲げられているものは黒板のようなものにペンキで手書きしたような感じで、田舎らしい雰囲気でした。


 下仁田駅では入口と出口が分離しており、入口は駅舎の中を経由する形ですが、出口はホームから外へ直接出る形です。列車が到着すると、出口を開放し、降車客が全て出てから出口を閉じて、発車時間が近づくと入口を開放する感じです。


 駅車内です。窓口と待合スペースが設けられているローカル線の駅の典型的なスタイルです。窓口以外に自動券売機も1台設けられています。なお、窓口では硬券を買うことが出来るそうです。駅舎内には上信電鉄の写真や下仁田駅を模写した油絵など展示されていました。


 改札口の上には
 時刻表
 が掲げられています。時刻表は最近少なくなった漢字表記が残っている事がポイントです。上に発車時刻、下に到着時刻が記載されています。下仁田駅発着列車は土休日運休の便が1つもないことに驚きでした・・・(朝なんか2〜3本出ていますし・・・)。


 下仁田駅では丁度元西武新101系の500形が2編成並んでいました。500形は現時点で2編成なので、これらで全てなんですね・・・。

 以上です。

純正車体の投入が進む広島交通

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 広島交通といえば
 西工
 をメインに一部の自己発注車と中古車は富士7Eで投入されており、メーカー純正車体の車両はほとんどいませんでした。しかし、2011年の西工製造終了は広島交通の車両構成に大きな変化をもたらしました。



 そんな中で投入されたのが
 エルガ
 です。広島交通は日デをメインに一部三菱ふそうを入れるという構成でした。そんな中でエルガを入れたことは衝撃的でした。上が2012年式の840−21、下が2013年式の855−32です。2012年式がLKG代、2013年式がQPG代です。


 エルガと並行して三菱ふそうの
 エアロスター
 も投入されています。2002年の西工以来10年ぶりの投入となり、純正車体も初めてとなります。そこで、注目したいのがエルガとエアロスターで仕様の違いです。屋根上の通風器、中扉の窓の数、ポールの色など・・・。通常はメーカーが違ってもメーカー標準以外は基本的に仕様を揃えるのが普通なんですが、メーカーの違いでこれほど異なるのはあまり見掛けませんね・・・。私が思うに広島バスの仕様に合わせているような気がします・・・。エアロスターは2012年と2013年に各1台ずつが入っています。写真は2013年式の856−31で、QKG代です。


 西工の製造中止の影響は中古車も影響を及ぼしました。広島交通の中古車といえば日デで入れてきていましたが、日デ以外の中古車も投入されるようになりました。写真は
 元神奈川中央交通
 のいすゞLV+富士7Eです。富士7Eの中古車は日デで多数いれていますが、こちらはいすゞです。1999年式のKC−LV380Lとなります。でも、いすゞの中古車は2012年に数台が入ったのみで、全て富士7Eとなっています。


 こちらは元神奈川中央交通の車両とほぼ同時期に投入された
 元千葉中央バス
 のいすゞLV+富士7Eです。元神奈中は数台が投入されたに対し、元千葉中央バスは1台のみの投入です。




 そして、2013年になって三菱ふそうの中古車が投入されるようになりました。こちらは
 元東急バス
 のエアロスターノンステです。ついにノンステが投入されるようになりました。広島交通では自己発注のノンステは今のところいないので、中古車で初めて登場した形になります。写真は上から852−15(2001年式)、853−15(2001年式)、863−25(2002年式)です。2001年式と2002年式でフォグランプの有無に違いがあります。



 そして、今度は
 元神奈川中央交通
 のエアロスターも投入されるようになりました。上が2000年式の859−02、下が2000年式の861−01ですが、前者がKC代、後者がKL代となります。最近の中古車は三菱ふそうが中心になっています。


 こちらは日デ以外の投入が始まった時に投入された
 元京急バス
 の日デ+富士7Eのワンステです。少数投入されていましたが、2012年を最後にしばらく投入が途絶えている状態です。

 西工の製造終了により、日デ以外のメーカーの車両が投入されるようになっただけでなく、メーカー純正車体が投入されるようになりました。少しずつ変化を見せている広島交通でした。
 以上です。

井川線の車両

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 今日は大井川鉄道の
 井川線の車両
 を見てみましょう。井川線はディーゼル機関車の牽引による客車列車で、井川方に制御車を連結しています。そのため、井川線の車両は機関車、制御車、客車で構成されています。通常は機関車+客車×3+制御車という編成を組んで運行しています。




 ディーゼル機関車の
 DD20形
 です。井川線の動力車として使用されているもので、主力的な存在です。日本で初めてカミンズ製のエンジンを採用している事がポイントです。車体は急カーブが多いことから見晴らしを良くするために箱型にしています。1982年に登場し、1986年までに3次にわたって6両が投入されています。写真は上からDD201(1次)、DD204(2次)、DD206(3次)です。


 アプトいちしろ〜長島ダム間で使用されているアプト式機関車の
 ED90形
 です。1989年に3両が投入されました。ラックレール上を走行することから台車に歯車が付いています。車体が細長いのは必要な機器を積んでいる関係です。





 制御車の
 クハ600形
 です。井川方先頭車を務めており、先頭部に運転台が装備されています。これは1990年にアプトいちしろ〜長島ダム間のアプト式運転開始にあたって、連結器破損のリスクを低減するために機関車を千頭方に固定し、推進運転を行うことになったため、その制御車として投入されたものです。クハ600形は4両いますが、クハ601はスロフ310からの改造、クハ602〜604はトキ200形の台車を使用して車体を新製しています。クハ601とクハ602〜604は基本的に同仕様ですが、窓形状に微妙な違いがあります。


 編成の中間に連結される
 スロフ300形
 です。1962年に登場した井川線の標準的な車両です。しかし、長期間にわたって投入されている割に車体に大きな差はありません。
 写真は1962年に製造されたスロフ304で、バス窓になっている事がポイントです。



 こちらは1980年から1984年にかけて投入されたグループです。スロフ305〜310が該当します。窓が下降窓になったことがポイントです。写真はスロフ306とスロフ309です。


 こちらは1991年に製造されたスロフ310です。そのスロフ310は2代目で、初代は1984年に製造され、1990年にクハ601へ改造されています。



 平成に入って投入されたグループです。基本的に前のグループと同じです。写真はスロフ313とスロフ315です。


 2001年に投入されたスロフ316です。車体半分が展望デッキになっている事がポイントで、座席は大井川方に向けて設置されています。展望デッキ付きは1両のみで、運用も固定されていないようなので、乗れるかどうかは運次第でしょうか・・・。展望デッキは人気があるようで、他の車両がガラガラの中で座席がほぼ埋まっていました。


 こちらは2011年に投入された最新のスロフ317です。基本的に在来車と同じですが、戸袋窓の押さえがゴムから金属になっている事がポイントです。同じ型式の車両が約50年間にわたって投入しているのってある意味凄いですね・・・。



 次に車内です。こちらは
 クハ600形
 です。2&1のボックスシートが並んでいます。運転台後部は展望を考慮して運転台を向けるように設置されています。車端部は小さなシートが車体幅いっぱいに設置されています。2&1シートで、2人掛けが大井川方に置かれているのは展望を考慮しているためです。


 こちらは
 スロフ300形
 の車内です。一般的に2&1のボックスシートが並んでいます。座席形状が何気なく国鉄型車両と似ているように感じますね・・・。しかも、取っ手まで・・・。



 スロフ305〜308はバス用座席を2&1のボックス状に配置されている事がポイントです。最初見たときは一般的なボックスシートと比べて座席が比較的グレードが高そうに見えたので、上等車に見えたものです・・・。でも、一応一般車なんですね・・・。




 井川線用の貨車たちです。一応、貨車も在籍していますが、最近は減少気味です。上から2つはcトキ200形です。50両が投入されたのですが、スロフ300形やクハ600形などに改造されたため、わずか数両が残っているにすぎません。下はcト100形です。貨車たちは機関車を制御するための引き通し線を持っている事がポイントです。

 以上です。

南部バスの元京急バスいすゞP−LV

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 南部バスでは
 元京急バス
 のいすゞキュービックが多数投入され、現在でも多数が現役で走っています。キュービックは全てP−LVですが、これらのキュービックを見てみましょう。





 こちらはキュービックとして最も初期に当たる
 1984年式
 です。側面行先表示器が小型になっている事がポイントです。しかし、同じ1984年式であっても車両によって屋根上にクーラーらしきものがあったり、無かったりしています。2010年に撮影した時は数台が活躍していましたが、2014年に訪れた時は1台も見かけませんでした。廃車になったのでしょうか・・・。



 こちらは
 1985年式前期車
 です。側面行先表示器が大型化されました。このグループは多数が投入されていますが、一部廃車が発生しているのか2014年に訪れた時は2台しか見かけませんでした。



 こちらは
 1985年式後期車
 です。側面行先表示器の位置がやや後ろに下がったことがポイントです。下の664はワンロマタイプで、2人掛けシートが並んでいます。





 こちらは
 1986年式
 です。このグループから前中扉間の座席の一部が横向きになりました。しかし、南部バスでは横向き座席を前向き座席へ変更しているようで、座席形状が異なっています。確か、京急バスではこのグループまで座席がパイプ付きだったように思います。
 写真の690、車体の所々に痛みが出ているようですが、大丈夫でしょうか・・・。




 こちらは
 1988年式
 です。屋根上のクーラーコンデンサが大きくなり、通風器が無くなっています。クーラーの性能が上がったためでしょうか・・・。そして、前中扉間の横向き座席が長くなっています。このグループからナンバーが「八戸200か」になりました。



 こちらも
 1988年式
 ですが、尺が標準尺のN尺になっている事がポイントです。南部バスに入ったキュービックは短尺のL尺がほとんどで、N尺は1988年式の2台のみと貴重です。2014年に訪れたときはこのうちの1台の10が元気で活躍していました。にしても、N尺は長いですね〜

 以上です。

サンライズ出雲に乗る

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 サンライズ出雲
 は東京から出雲市を結ぶ寝台特急列車で、残り少なくなった夜行列車の一つでもあります。そんなサンライズ出雲ですが、出雲大社の遷宮に伴う人気から特急券が取れない状態が出ているそうですが、先日上り列車の出雲市→東京に乗車してきましたのでレポートします。
 サンライズ出雲・瀬戸は何度も乗車しているのですが、瀬戸の全区間や大阪→東京、東京→岡山といった途中区間が多く、伯備線・山陰本線から乗るのは今回が初めてです。


 上りサンライズ出雲は出雲市駅を18時55分に出発しますが、出雲市駅には18時42分に
 入線
 してきます。ホームにいる時間は13分、そして2番ホームからなので車両を外側からゆっくりと眺めることもできますね・・・。




 出雲市で発車を待つサンライズ出雲です。出雲から東京まで乗り継ぎ出来る列車はサンライズ出雲のみ(他に夜行バスがありますが・・・)。それだけに貴重な存在です。乗車時は夏至前後ということもあり、19時前というのに外は明るく、明るいうちに発車するということになりますね・・・。


 今回充当された285系は
 I3編成
 つまり、クハネ285−5以下7両編成です。JR西日本所属の編成ですな・・・。



 今回充当されたI3編成は2013年に
 リニューアル
 がなされた編成でもあります。285系がリニューアルされたという話は聞いていましたが、乗車しようとしていきなりやってきたのに驚きました・・・。さtれえ、リニューアルに伴う変化点で、一番目につくのがパンタグラフの増設です。285系のパンタグラフはMN車とMN2車に各1基ずつが搭載され、2基搭載できるように片方を準備工事とした状態でした。それが準備工事されていた部分にパンタグラフが増設されて2基搭載になっていました。ただ、使用は従来通り各1基のみです。おそらく、故障対策でしょう。
 もうひとつ、乗降扉のステップが大きくなり、その部分に黄色の注意喚起シールが付いています。



 リニューアルは車内にも多数及んでいますが、目につく点として
 トイレの洋式化
 がなされたことがポイントです。285系のトイレは各車に和式と洋式の1つずつの2つが設けられていますが、リニューアル工事に合わせて和式トイレが洋式化され、洋式トイレが2つになりまし8た。そのため、トイレのドアに貼られているシールについて和式と洋式の表記が無くなりました。他にもいろいろあるそうですが、リニューアルに伴う変化点をまとめたサイトがありますので、そちらの方へ・・・。




 今回利用したのは
 シングルDX
 です。サンライズで唯一のA寝台で、4・11号車の2階に6室が設けられています。シングルDXは人気があるそうですが、今回は2日ぐらい前に取れました。購入時、半分以上空いていたそうで、ビックリでした。
 シングルDXはベッドだけでなく、洗面台、テーブル、椅子などが付いており、更に専用のアメニティグッズも用意されています。シャワールームも無料で利用でき、そのカードも用意されていました。ビジネスホテルと劣らないほどの設備を誇っている事がポイントです。寝台料金は約1万4000円ですが、出雲市から東京まで新幹線+特急「やくも」乗り継ぎを行った場合、大体7000円ぐらいのビジネスホテルに泊まった時とほぼ変わりませんからね・・・(個人的には少々高いですが・・・)。
 因みに今回のリニューアルに合わせて椅子の背もたれにクッションが付いたり、コンセントのシールが変わったりしています。


 18時55分から少し遅れて
 出雲市
 を出発します。明るい間に山陰本線をのんびりと通過していきます。


 19時12分ごろに出雲市を出て最初の停車駅である
 宍道
 に停車しました。この駅から木次線が分岐します。



 来待〜玉造温泉間では下り線と上り線が離れ離れになっています。こういうシーンを2階から見ると眺めが抜群ですね・・・。そして、玉造温泉で運転停車。


 遅れはそのままで島根県の中心駅である
 松江
 に到着。ここで1分ほど停車して出発しました。サンライズ出雲はこのように島根県の主要駅をこまめに停車し、利便性を図っています。


 外はだんだん暗くなり、安来を経て19時54分に
 米子
 に到着しました。この時は遅れも回復し、定刻通りになっていました。山陰本線の停車はここまでで、伯耆大山から伯備線に入り、中国地方を横断していきます。ホームにはキハ187系がいました。


 伯備線は単線&特急「やくも」が多数走っているが故に運転停車も多く、岸本や写真のように布原で運転停車していました。特に布原は信号場として開設した駅で、周辺には民家がほとんどありません。そんな中でサンライズ出雲が運転停車して、下り列車と交換していたわけですね・・・。


 少し遅れて
 新見
 に到着しました。伯備線での停車駅は新見が唯一です。でも、すぐに出発しました。


 伯備線を走破すると、
 倉敷
 に到着しました。ここから山陽本線に入ります。山陽本線では列車を待つ客が多数いました。



 22時29分に
 岡山
 に到着しました。ここで先に到着していたサンライズ瀬戸と併結し、14両編成で東京へ向かうことになります。ただ、サンライズ出雲は岡山に入線した時点でサンライズ瀬戸と連結し、連結終了した後にドアが開くため、連結作業は眺める事が出来ません。でも、ホームには一息する乗客で賑わっていました。
 22時33分に岡山を出発します。


 山陽本線を東へ走り、23時33分に
 姫路
 に到着しました。ここからアーバンネットワークの中を走る事になります。姫路名物のそば店は閉店した後でした。


 日付が変わるころに明石大橋の近くを通りました。橋のライトアップが綺麗ですね・・・。


 日付が変わってからの最初の停車駅である
 三ノ宮
 に到着しました。24時を過ぎてもホームに多数の客がいるということは都会らしい光景ですね・・・。サンライズは深夜ながら関西の主要駅に停車して乗降扱いを行います。ブルートレインが産まれた頃は画期的でしたが、今は何とも感じませんね・・・。
 関西では少しずつ雨が降ってきました。


 そして、0時32分に
 大阪
 に到着しました。ここで2分間停車し、乗務員交代となります。ここから静岡までノンストップです。


 1時11分ごろに我が地元の石山駅を通過しました。ベットの上から石山駅通過を眺めるだけでも新鮮です・・・。ここから就寝に入りました。


 起きると、
 静岡
 に到着しました。時間は4時38分。4時台というのにホームには既に客が・・・。もう1日が始まったようです。サンライズはここから朝の停車が始まります。しかし、私は二度寝に入りました・・・。


 起きたときは既に
 横浜
 に到着していました。富士、沼津、熱海と停車し、既に神奈川入りしていました・・・。でも、横浜に着いたということはいよいよ東京に近付いているということですね・・・。



 横浜からノンストップで東海道本線を駆け抜けて7時8分定刻に
 東京
 に到着しました。出雲市から約12時間15分の乗車でした。しかし、本当にあっという間でした。

 今秋にサンライズ瀬戸が琴平まで延長されるそうで、久しぶりの明るい話題ですね〜。
 以上です。

国際十王交通熊谷営業所のエルガミオとレインボー?たち

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 国際十王交通
 は埼玉県熊谷市を中心にエリアを持っている朝日自動車グループの事業者です。その熊谷営業所は本社を併設し、熊谷駅発着路線を中心に運行しています。所属車両は全て中型車で、エルガミオとレインボー?が中心です。そんなエルガミオとレインボー?について、撮影したものをUPします。



 こちらは2003年式の
 エルガミオ
 ノンステです。国際十王交通では2002年にノンステを初投入しており、それに続くものとなります。でも、撮影時に見かけたもののなかで最古参に当たる車両なんですがね・・・。写真は上から2139、2140です。


 こちらは2006年式の
 レインボー?
 ワンステです。PA代となりますが、日野の中型車はPA代からエルガミオとの統合車種であるレインボー?へ移行しています。当時はノンステの投入は少なく、ワンステが中心でした。写真の車両は2155です。


 こちらは2007年式の
 エルガミオ
 ワンステです。PA代です。写真の車両は2157です。


 こちらは2008年式の
 レインボー?
 ワンステです。このグループからPDG代になりました。PDG代になってもまだワンステが中心でしした。写真の車両は2161です。


 こちらは2011年式の
 レインボ^ー?
 ノンステです。SDG代となり、窓ガラスがスモークガラスになったことがポイントです。SDG代のあたりからノンステが中心となっているようです。写真の車両はノンステということで、ノンステ表記が付いていますが、KK代より小さくなっています・・・。社番は2172です。


 こちらは2013年式の
 エルガミオ
 ノンステです。2011年の新車はレインボー?でしたが、2013年の新車はエルガミオとして投入されています。ノンステである事は同じですね・・・。写真の車両は2177です。




 こちらは2014年式の
 レインボー?
 ノンステです。現時点で最新の車両となります。基本的な仕様は2011年式に準じているようですね・・・。写真の車両は2181〜2183です。

 熊谷駅で撮影していおると、やってきた車両は全てエルガミオとレインボー?でした。でも、朝日自動車をはじめとするグループ会社の多くは中型車化を進めるかわりに本数を増やしていますからね・・・。
 以上です。

中央本線不通に伴う臨時列車

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 7月9日に発生した大雨により、中央本線南木曽〜十二兼間の橋梁流出に伴い、坂下〜野尻間が不通となっていますが、当該区間の不通に伴って特急「しなの」は全面運休、坂下及び野尻でそれぞれの折り返し運転が行われています。そんな中で長野地区では
 臨時列車
 も運行されています。



 特急「しなの」の運休に伴い、篠ノ井線内での補完のために松本〜長野間で
 臨時快速
 が運行されています。その臨時快速には211系3両編成が充当されていました。その臨時快速は特急「しなの」のスジをほぼなぞる形で設定され、停車駅も特急「しなの」に準じています。
 でも、特急「しなの」の篠ノ井線区間での利用もそれなりあるようで、普通列車からの流入もあったのか、そこそこ乗っていたような感じでした。



 側面行先表示です。快速長野又は快速松本の表示でした。篠ノ井線の松本〜長野間において、定期の快速列車が設定されているので(1往復はE257系ですが・・・)、幕も用意されていたんですね。


 松本駅の案内表示です。きちんと臨時快速と案内されていました。


 ホームなどに掲示されていた臨時快速のダイヤです。臨時快速は7往復が設定されていますが、特急「しなの」よりも若干少ないような印象でした。確か、特急「しなの」は1時間ヘッドだったはずなのですが、臨時快速は1時間ヘッドの時間帯もあれば3時間設定が無い時間帯もありました。尚、所要時間は特急よりも遅い1時間前後でした。




 こちらは
 野尻行き
 普通列車です。中央西線の普通列車は野尻折り返しで運行されていましたが、ダイヤは通常通りでした。ただ、野尻の行先表示が用意されていなかったのか、前面は無表示、側面は普通表示でした。尚、駅の案内表示は野尻行きとして案内されていました。

 そんな中央西線ですが、復旧工事が早く進み、明日には運行再開の事です。橋梁が流出していたので、数ヶ月間レベルの長期間の運行見合わせになるだろうと思っていたのですが、思いのほか早く進んでいて、ビックリしました。でも、早い復旧は何よりです。
 以上です。

大井川鉄道バスの車両たち

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 大井川鉄道ではSL列車や井川線などが有名ですが、一応
 バス事業
 も行っており、千頭駅発着の一般路線2路線を受け持っている他、貸切営業も行っています。そんな大井川鉄道バスの車両たちを見てみましょう。


 自己発注車の
 エアロスター
 です。観光マスクですが、路線車のシャーシで、1990年式のP−MP618Kとなります。トップドアで、リクライニングシートを装備するなど貸切兼用になっている庫がポイントです。このタイプは2617と2618の2台がいます。貸切兼用のためなのか、路線車としては予備車扱いのようです・・・。撮影当時は2617が閑蔵線に入っていました。


 自己発注車の
 ニューエアロスター
 です。1998年式のKC−MP717Kです。正面ガラスが1枚窓で、前面行先表示器がバンパー上にある貸切タイプのスタイルになっている事がポイントです。トップドアで座席はもちろんリクライニングシートが並んでいます。このエアロスターは寸又峡線で活躍しています。


 自己発注車の
 ニューエアロスター
 です。こちらは2000年式のKL−MP35JKです。KC代からKL代になったぐらいで、基本的な使用はKC代と同じです。ただ、塗色デザインが異なっています。この車両も寸又峡線で活躍していますが、撮影当日は寸又峡線が多客のため2台続行で運行されていました。



 こちらは元都営バスの
 エアロスターK
 です。1990年式のP−MP218Kです。このエアロスターは中扉を埋めて2段窓1つと縦長の小窓を付けており、独特の外観になっている事がポイントです。車内は2人掛けのハイバックシートに交換され、更に補助座席も付いており、いかにも貸切用っぽいな感じになっています。
 2台が入ったみたいですが、撮影当日は145が駐車場シャトルバスに充当されていました。


 中扉部分です。中扉があった部分は綺麗に埋められており、そこに2段窓と縦長の小窓が付いています。そのため、独特の外観になっており、私でも側面の方へ眼に行ってしまうものでした・・・。でも、前面行先表示も分割窓になっていますね・・・。


 そして、側面行先表示について、元々行先表示のあった部分に取り付けられています。



 こちらは閑蔵線の運行開始に合わせて投入された元名鉄バスの
 レインボー
 の中型ロングノンステです。大井川鉄道にとって初めてとなるノンステとなります。基本的に名鉄バス時代そのままですが、行先表示は閑蔵線の表示で固定されています。名鉄バス時代はLED式行先表示だったものが、LEDでなくなったのは珍しいケースでしょうか・・・。2002年式のKL−HR1JNEEです。


 こちらは大鉄観光バスのエアロエースです。2012年式のLKG代です。貸切車はどうやら三菱ふそうが中心のようですね・・・。


 金谷駅前で見かけた大井川鉄道のバス停ポールです。かっては金谷や島田や掛川などで路線バスを展開していましたが、撤退が進み、千頭駅発着路線を残すのみとなっています。そういや、掛川バスサービスの路線バスの一部は大井川鉄道からの引き継ぎでしたね・・・。

 以上です。

近鉄5800系 デボ1形塗装色車両

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 近鉄では奈良線が今年に
 開業100周年
 を迎え、これを記念して5800系DH2編成に対してデボ1形の塗色を施し、ヒストリートレインとして運行しています。


 デボ1形の塗色を施したDH2編成です。デボ1形は茶色なので、そのまま茶色となり、遠目から阪急電車のような感じになっています(何せ、マルーン色ですからね・・・)。そして、前面の貫通扉にはライトを模したステッカが付いています。デボ1形は窓下に前面灯があったためです。しかし、阪神線直通対応とL/Cカーのステッカはそのままです。
 単純に塗色を変更しただけでなく、車内において奈良線の歩みを展示するヒストリートレインという形で運行されています。



 側面にはデボ1形の装飾をそのままラッピングしているような感じでした。デボ1形は扉間それぞれに装飾があったのですが、5800系は4扉ながらそれぞれの扉間に装飾がなされていました。それでなく、100周年ロゴも付いています。あと、窓部にあった保護棒も何気なく再現されていますね・・・。


 五位堂検修車庫で保存されているデボ1形14です。デボ1形は近鉄奈良線の前身である大阪電気軌道が奈良線を開業した時に投入された車両で、1964年まで長い間活躍していたようです。廃車の後、登場当初の格式高い姿に復元されて保存されているわけですが、DH2編成ではそのデザインを活かしている感じですね・・・。

 最初見たとき、近鉄に阪急電車?と思ったほど違和感に感じたのですが、よく見ると意外と似合うなと思ったものです。
 以上です。

山梨交通の元国際興業のノンステたち

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 山梨交通では以前から
 元国際興業
 の車両を投入していますが、最近はノンステの投入が相次いでおり、中にはCNG車も含まれています。そんなノンステたちを見てみましょう。


 こちらは1998年式の
 キュービック
 ノンステです。ディーゼル車で、C758の1台のみが投入されました。山梨交通の大型ノンステは全てCNG車で入れていたので、ディーゼル車は今回が初めてとなり、しかも現時点で唯一だそうです。
 キュービックノンステでは地方に投入された車両が不調を理由に廃車されていく中で今でもバリバリ走っていました。


 こちらは2000年式の
 キュービック
 CNGノンステです。国際興業におけるキュービックのCNGノンステは3901の1台のみで、廃車後は山梨交通へ移籍し、C795として活躍中です。側面行先表示器が前扉後ろにあり、中扉が引戸になったことがポイントですね・・・。


 こちらは2003年式の
 エルガ
 CNGノンステです。キュービックに引き続いてエルガのノンステも投入されましたが、全てCNGノンステで、数台が入ったようです。キュービックでは東武バスと同じ座席が採用されていましたが、エルガからは一般的なものになっています。写真のC801はノンステ表記が無くなっていますね・・・。


 こちらは2002年式の
 レインボー
 ノンステです。山梨交通にとって久々となる日野の登場ですが、一応元国際興業の車両です。国際興業ではコミュニティバス用としてHRの小型ノンステを投入しており、それが廃車となって山梨交通に移籍した感じですね・・・。でも、山梨交通では一般路線で活躍しています。


 こちらは2006年式の
 エルガ
 CNGノンステです。自己発注で投入された車両です。山梨交通では自前でエルガのCNGノンステを投入していますが、KL代とPJ代の各1台ずつしかいません。いずれもType−Aであることがポイントです。国際興業のCNGノンステは全てフルフラットである点が対照的ですね・・・。

 以上です。

新大阪〜ユニバーサルシティ直通列車

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 今夏の臨時列車として
 新大阪〜ユニバーサルシティ直通列車
 が片道1本運行されています。新大阪からユニバーサルシティへ行くには大阪で乗り換えが必要ですが、今回は梅田貨物線を使って直通運転するというものです。梅田貨物線は特急列車がメインで、快速以下は早朝と夜間に限られており、昼間に快速以下が運行されるのは珍しいので、ちょっと乗ってきました。



 臨時列車は新大阪の
 11番ホーム
 から出ます。梅田貨物線を通るので、必然的に11・12番ホームになりますが・・・。コンコースでは新幹線の改札口に向かって臨時列車をPRするプラカードが掲げられており、臨時列車は新幹線からの乗り継ぎを意識しているものだと思われます。


 10時25分ごろに大阪方から201系8両編成が
 入線
 してきました。充当車両は桜島線で普段に使われている201系でしたが、ハリーポッターのラッピングがなされた編成が充当されていました。USJでは最近にハリーポッターのテーマパークが出来たそうで、それに伴う来場客増加の対応のために今回の臨時列車の設定に至ったのかもしれませんね・・・。


 11番ホームで発車待ちの201系です。201系が新大阪に来るのは工場への入出場を除けばめったにない機会でしょうか・・・。旅客扱いなら尚更ですね。
 新大阪を定刻の10時33分に出発し、梅田貨物線を経由していきます。車内はファンの方々だけでなく、一般の方もそこそこ乗っており、座席もほぼ埋まっていたような感じでした。ある意味成功でしょうか・・・。


 臨時列車の見どころである
 西九条通過シーン
 です。臨時列車は新大阪〜ユニバーサルシティまでノンストップなんですが、西九条では普段貨物列車が通っている1番のりばの北側にある側線を通って行くのがポイントです。旅客列車は西九条に停車かつ大阪環状線に入る関係で駅に入る前に大阪環状線に入ってしまうので、こういうシーンを体験するのななかなかないでしょうか・・・。
 この後、桜島線に入り、安治川口をゆっくりと通過しました。


 10時46分定刻にユニバーサルシティに到着しました。ここで多数の客が下車し、そのまま桜島へ向かいました。


 折り返しは回送かと思いや、西九条行き普通列車として運行されていました。でも、ラッピングは意外と似合いますね・・・。

 新大阪〜ユニバーサルシティの直通列車は画期的な取り組みだと思うのですが、貨物線自体は一部単線の上に特急列車と貨物列車が多数走っているからなぁ・・・。
 以上です。

都営バス Z代登場

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 都営バスの2014年度新車である
 Z代
 が8月より投入が始まりました。Z代はディーゼルノンステのみ60台が投入される予定ですが、今回はいすゞが落札したため、エルガとして投入されています。エルガはQPG−LV234L3で、X代と同じくMT車となっています。



 Z代の変化点として、屋根上の通風器が前後ともに弁当箱になったことが大きなポイントです。したがって、リアの表情がずいぶん変わっています。そして、中扉上のライトがLED化され、形状も変わっています。これ、京都市バスの最新のエルガと同じですね・・・。
 ラッシュ型であることはX代と変わりありません。また、X代では運転席の仕切りが大型化されていましたが、Z代は元に戻っています。



 大塚
 に投入されたZ代です。大塚に新車が入るのはV代以来4年ぶりですが、ディーゼルはT代以来5年ぶりとなります。さっそく都02系統に充当されていました。グリーンライナーの表記はなされないんですね・・・。


 杉並
 に投入されたZ代です。杉並に新車が入るのはW代以来3年ぶりですが、杉並のエルガは1台のみだったので、数が増えたことになりますね・・・。


 江東
 に投入されたZ代です。江東もW代以来3年ぶりの投入で、いすゞの配置が復活しました。江東にはR代のブルーリボン?がいるとはいえ、エルガ顔は今未だ違和感に感じます・・・。


 南千住
 に投入されたZ代です。X代以来2年ぶりの投入です。南千住の新車はコミケ臨に充当されていました(他に江東も来ていましたが・・・)。



 Z代投入の陰で杉並にいたブルーリボンノンステが廃車され、KC代も危なくなってきました。そして、ついにH代の廃車が発生するようになり、中型ロングのH239が廃車になったようです。Z代は60台の予定なので、それなりの数のH代の廃車が出そうな感じですね・・・。
 関東の民営事業者ではKL代の廃車が進んでいますが、都営バスでも廃車が始まったことにより、関東におけるKL代が危なくなってきたのは事実かもしれませんね・・・。



 コミケ臨
 です。今回から東京ビッグサイト〜門前仲町間の国展09系統が運行されるようになり、深川の車両が充当されているようです。また、早稲田のT−S665において、東京ビッグサイト〜東京駅の往復表示がなされた状態で走っていました。通常は片道表示なので、違和感に感じたものです。


 錦13折返に充当されたエルガハイブリッドのS−X292です。深川のエルガハイブリッドは稼働率がよくないと聞いたような気がしますが、錦13折返が出来てから、そこにもっぱら入るようになったようですね・・・。

 以上です。
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