3月22日に新運行計画に基づく
ダイヤ改正
が行われました。先日の記事で改正の様子をUPしましたが、今回は受け持ち営業所の変更などを踏まえて各系統の様子をレポートします。受け持ち営業所がいろいろ変わったため、動きも大規模となっています。
4号系統
について、西賀茂において京都バス委託が無くなり、直営に統一された関係で直営担当に戻りました。そのため、元から直営所属の車両が4号系統に充当されるようになりました。また、西賀茂担当から多区間系統が無くなったため、京都バス委託のだった車両には整理券箱などが外されています。
5号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、九条車庫〜岩倉操車場間の長距離回送が復活する形になりました・・・。前回担当していた時は充当可能なノンステが2台のみで、ほとんどがツーステでしたが、今回は大型ノンステがそれなりの数が在籍しているという事もあり、大型ノンステも多数充当されています(ハイブリやCNGまで・・・)。今回の動きに合わせて6275が九条直営から九条京阪へ転属し、多区間車になりました。また、今回の改正で修学院道止まりが1本増えていて、その便は九条京阪が担当しています。
6号系統
について、担当が横大路阪急から九条京阪に変わりました。2001年以来の九条担当ですが、6号系統は元々担当がコロコロ変わっていますからね・・・。その関係で横大路阪急にいた日デJPが九条京阪へ転属し、6号系統と71号系統を中心に充当されています。中型ロングがメインのため、あまり変わらないように見えますが、従来から九条京阪にいるKC−LVノンステやCNGノンステも充当されているのを確認しているので、九条京阪になったんだな・・・と感じさせました。
8号系統
について、担当が横大路阪急から梅津JRに変わりました。ただ、梅津が担当していた11・93号系統が単区間系統になったため、梅津JRが担当する唯一の多区間系統になっています。梅津担当になった事により、中型車が九条から、短尺ノンステが横大路から転入してきており、これらが中心になっているようです。でも、元から梅津にいた車両も充当される時があるようです(下の6218のように・・・)。
11号系統
について、嵐山地区が均一運賃区域に入ったため、28・91・93号系統と共に単区間系統になりました。そのため、梅津担当は変わらないものの、従来からの単区間車も充当されるようになりました。写真は元整理券車ばかりなので、あまりぱっとしませんが・・・。8号系統の移管に伴って横大路から転入してきた1779が11号系統に入ってたのに驚きました・・・。2006年以降に入った短尺ノンステが西賀茂と横大路以外に配置されるのは今回が初めてになりますね・・・。
12号系統
について、衣笠操車の直営化により、梅津京阪から2007年以来7年ぶりに西賀茂担当に戻りました。西賀茂担当という事もあり、全て短尺の車両が充当されています。
13・特13・臨13号系統
は横大路のままですが、MKを除いて阪急に統一された事もあり、元JRの車両も充当されるようになりました。更にCNGノンステが充当されるシーンをよく見かけるようになりました。特に537はほぼ81・特81号系統に充当されていただけに13号系統に充当されるシーンを見かけるだけでも違和感に感じました・・・。特に臨13号系統最終便の吉祥院嶋高町行きについて、改正前は基本的に中型車の運用でしたが、改正後は大型車が充当されているのを確認しています。
15号系統
について、衣笠操車の直営化により、九条京阪から2007年以来7年ぶりに西賀茂担当に戻りました。西賀茂担当という事もあり、全て短尺の車両が充当されています。
18・特18号系統
は横大路のままで、特に変化ありませんが、操車がみぶから二条駅西口に変更になった関係で全便が二条駅西口行きになりました。横大路JRに所属していた元MKのエアロミディが阪急に集約された関係で、13号系統グループと合わせて充当率が上がったような気がします・・・。
19号系統
は横大路のままですが、JRから阪急になった関係で、元から阪急にいた車両も充当されるようになりました。撮影していないのですが、ハイブリが入っているのを確認しています。
20号系統
は横大路のままですが、JRから阪急になった関係で、元から阪急にいた車両も充当されるようになりました。洛西から来てばかりの6284やほぼ81・特81号系統専属だった736が入っていたのはさすがに驚きました・・・。JRにいた737については改正後も充当されているのを確認しています。
26号系統
が九条京阪から梅津JRへ移管され、操車も衣笠から山越に変わりました。2005年以来9年ぶりとなる梅津担当で、しかも操車も9年ぶりに山越に戻りました。そのため、京都駅では来てすぐに折り返すというスタイルになっています。車両は梅津JRに所属している車両ならなんでも入っているような状況なので、ブルーリボンが復活した形になりますね・・・。更に2001年式のエルガType-Aも復活しました。他にリフト車や新車のエルガも充当されているのを確認しています。
28号系統
は洛西のままですが、嵐山地区の均一運賃化により、多区間系統から単区間系統に変わりました。担当は洛西のままなので、洛西にとって初めて単区間系統(観光系統や出入庫便は除く)を担当する事になりますね・・・。そのため、洛西の一部の車両に対して整理券箱を撤去し、単区間車になった車両が出ているようですね・・・。
31号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、5号系統をはじめとする岩倉操車の系統が九条京阪に移管されたのと合わた形ですね・・・。そのため、11m車やCNGノンステも充当されるようになりました。国際会館駅・岩倉の表示って、5号系統より大きくて見やすいですね・・・(ラインカラーが無いという事もありますが・・・)。
42号系統
について、担当が横大路阪急から洛西に変わりました。これにより、洛西の車両が久世地区を走るようになりました(70や西4が乗り入れている桂川駅も久世地区ですが・・・)。そのため、洛西のいろんな車両が充当されるようになりました。とはいえ、42号系統は一時期中型車メインで、早朝と夜間にはジャンボータクシーで運行されていたほどマイナー路線なのですが、改正後は11mノンステも入るようになった事が驚きです・・・。洛西担当になった事により、洛西における車両の出入庫的な役割を担うようになりました。
50号系統
は特に変化ありませんが、岩倉系統と運用がセットになったようで、整理券車が充当されるシーンを見かけるようになりました。
51号系統
について、担当が九条京阪から西賀茂に変わりました。衣笠操車が直営化されたための措置だと思われます。そのため、ブルーリボンシティなどが再び見られるようになりました。
55号系統
について、担当が九条京阪から西賀茂に変わりました。そのため、ブルーリボンシティなどが再び見られるようになりました。私にすれば、12・15・51・55号系統と言えば西賀茂という印象が残っていただけに戻ったな・・・という感じでした。かっては同じ西賀茂であっても西賀茂操車と衣笠操車で車両を分けていたのですが、これも復活したのでしょうかな・・・。改正から日が浅いので、なんとも言えませんが・・・。
65号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、5号系統をはじめとする岩倉操車の系統が九条京阪に移管されたのと合わた形ですね・・・。そのため、11m車やCNGノンステも充当されるようになりました。31号系統との連結運行は継続しています。
67号系統
について、西賀茂の直営統一化により、直営に戻りました。ただ、改正により夕方の1往復が削減されてしまいました。直営化により、直営所属の車両が再び充当されるようになりました。
尚、今回のダイヤ改正で80号系統が委託化された事により、直営の中で一番大きな系統番号となっています(洛バスや循環系統は除く)。
69号系統
について、洛西阪急から横大路阪急へ移管されました。横大路に移管された事により、中型車が中心となりました。42号系統が大型車中心になったとの逆の例でしょうか・・・。でも、大型車も少ないながらも入るようで、最古参車の6036が充当されているのを確認しています。にしても、1994年式は新幕になっても元気ですね・・・。
71号系統
は改正で太秦天神川駅経由便が特71号系統になった以外は特に変化なしです。でも、車両面では横大路阪急から転入してきた中型ロングが中心になりました。乗客が減っているからなのでしょうか・・・。でも、ハイブリや11mノンステも引き続き充当されているのを確認しています。
75号系統
について、九条京阪から梅津JRへ移管されました。2004年11月以来約10年ぶりに梅津に戻った形です。その間は横大路京阪→九条京阪と担当が変わっていたのですが、いずれも中型車もしくは古参車が中心でした。梅津JRの中型車は8号系統中心のようで、現時点では山越操車という事もありほぼ大型車のようです。特に車両は限定されておらず、新車も入っていました。75号系統は多区間運賃ながら単区間系統(信用乗車方式)として取り扱われていましたが、今回の改正で均一運賃になりました。
78号系統
について、横大路JRから洛西阪急へ移管されました。これにより、11mノンステが充当されるようになりました。とはいえ、78号系統は久世工業団地付近で狭隘道路を通るという事もあり、車両が中型車や短尺車に限定されるのかなと思ったのですが、なんでも入るようですね・・・。そして、洛西に移管された事により、「78に78」が実現してしまいました・・・。
81号系統
は改正で9時以降の全便が竹田駅東口経由となり、特81号系統が81号系統に変わりました。竹田駅経由の有無については行先表示で示す形になっています。ラインカラーが無いので、分かりやすいですがね・・・。81号系統についてはハイブリが中心になっているようですね・・・。
91号系統
は嵐山地区の均一運賃化により、単区間系統になりました。それと併せて93号系統とあわせて西ノ京円町以西が10分ヘッドになりました。所属は洛西のままなので、元から近鉄にいた車両が入るようになった以外は特に変化ありませんでした。
93号系統
も嵐山地区の均一運賃化により、単区間系統になりました(出入庫系統の特93号系統も同様)。担当は梅津JRのままなのですが、単区間系統になった事により、短尺ノンステが充当されるようになりました。そして、錦林車庫行きについて、英語表示がなされるようになりましたね・・・。
205号系統区間便
について、九条京阪から梅津へ移管されました。これは金閣寺方面の205号系統を救済するために新設されたもので、衣笠操車の出入庫的な役割を担う関係で九条京阪が担当していましたが、衣笠操車の直営化により、梅津担当になったような感じでしょうか・・・。これにより、205号系統は代走を除いて直営に統一された感じですね。そして、改正当日にはデコレーションバスの1441が入っていたのですが、この後はいつも通り3号系統に入っていました。
南5号系統
は横大路のままですが、阪急になった関係で、阪急にいた車両が充当されるようになりました。しかし、改正前はツーステとノンステの併用でしたが、改正後はほぼツーステになったような感じです。稲荷大社対応だと思われますが、一時期元MKでで統一されていた事を考えると、だいぶ変わった感じです。
改正後の
西ブロック系統
です。ダイヤや系統上の大きな変化はありませんが、行先表示に変化が生じています。改正前は経由地を強調していましたが、改正後は行先を強調する形に変わっています。そして、夜間に設定されている西5号系統の峰ヶ堂三丁目止まりの表示について、三丁目表示が省略され、峰ヶ堂のみになっています。車両面では6280や79などのように阪急にいた車両が西ブロック系統に入るようになりました。
こちらは祇園エクスプレスと臨206号系統です。幕が一新され、ラインカラーも付きました。それ以外は特に変化なしです(臨206の担当に梅津JRが加わったぐらいです)。
水族館・東山ライン
が京都駅経由になり、担当も梅津JRになりました。とはいえ、存続したとは意外でした・・・。
こちらは
ぎおんよるバス
です。行きの表示が変わった以外は特に変化ありませんでした。行きについてはラインカラーが付いた事がポイントです。帰りは珍しく改正前と変わっていません。何せ、元々京都市交通局が設定した路線ではないという事もあるかもしれませんね・・・。
こちらは
かわらまちよるバス
です。2007年の運行開始からようやく専用幕が表示されるようになりました。改正前は京都駅表示でマグネット対応でした。担当は九条京阪のままですが、運用形態が変わったようです・・・。改正前は3台の車両が片道回送で繰り返し運用していたに対し、今回は1本のみというケースも出ているようです。
以上です。
今回の改正で受け持ち営業所の変更が多数行われました。これまでは車庫操車(洛西、横大路を除く)が直営、それ以外の操車が委託(みぶだけは例外)という形が基本でしたが、営業所全てを委託にするケースが増え、更に不採算路線の委託を進めた感じになっています。
他にも代走で変化が生じていますが、別記事にて・・・。
ダイヤ改正
が行われました。先日の記事で改正の様子をUPしましたが、今回は受け持ち営業所の変更などを踏まえて各系統の様子をレポートします。受け持ち営業所がいろいろ変わったため、動きも大規模となっています。
4号系統
について、西賀茂において京都バス委託が無くなり、直営に統一された関係で直営担当に戻りました。そのため、元から直営所属の車両が4号系統に充当されるようになりました。また、西賀茂担当から多区間系統が無くなったため、京都バス委託のだった車両には整理券箱などが外されています。
5号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、九条車庫〜岩倉操車場間の長距離回送が復活する形になりました・・・。前回担当していた時は充当可能なノンステが2台のみで、ほとんどがツーステでしたが、今回は大型ノンステがそれなりの数が在籍しているという事もあり、大型ノンステも多数充当されています(ハイブリやCNGまで・・・)。今回の動きに合わせて6275が九条直営から九条京阪へ転属し、多区間車になりました。また、今回の改正で修学院道止まりが1本増えていて、その便は九条京阪が担当しています。
6号系統
について、担当が横大路阪急から九条京阪に変わりました。2001年以来の九条担当ですが、6号系統は元々担当がコロコロ変わっていますからね・・・。その関係で横大路阪急にいた日デJPが九条京阪へ転属し、6号系統と71号系統を中心に充当されています。中型ロングがメインのため、あまり変わらないように見えますが、従来から九条京阪にいるKC−LVノンステやCNGノンステも充当されているのを確認しているので、九条京阪になったんだな・・・と感じさせました。
8号系統
について、担当が横大路阪急から梅津JRに変わりました。ただ、梅津が担当していた11・93号系統が単区間系統になったため、梅津JRが担当する唯一の多区間系統になっています。梅津担当になった事により、中型車が九条から、短尺ノンステが横大路から転入してきており、これらが中心になっているようです。でも、元から梅津にいた車両も充当される時があるようです(下の6218のように・・・)。
11号系統
について、嵐山地区が均一運賃区域に入ったため、28・91・93号系統と共に単区間系統になりました。そのため、梅津担当は変わらないものの、従来からの単区間車も充当されるようになりました。写真は元整理券車ばかりなので、あまりぱっとしませんが・・・。8号系統の移管に伴って横大路から転入してきた1779が11号系統に入ってたのに驚きました・・・。2006年以降に入った短尺ノンステが西賀茂と横大路以外に配置されるのは今回が初めてになりますね・・・。
12号系統
について、衣笠操車の直営化により、梅津京阪から2007年以来7年ぶりに西賀茂担当に戻りました。西賀茂担当という事もあり、全て短尺の車両が充当されています。
13・特13・臨13号系統
は横大路のままですが、MKを除いて阪急に統一された事もあり、元JRの車両も充当されるようになりました。更にCNGノンステが充当されるシーンをよく見かけるようになりました。特に537はほぼ81・特81号系統に充当されていただけに13号系統に充当されるシーンを見かけるだけでも違和感に感じました・・・。特に臨13号系統最終便の吉祥院嶋高町行きについて、改正前は基本的に中型車の運用でしたが、改正後は大型車が充当されているのを確認しています。
15号系統
について、衣笠操車の直営化により、九条京阪から2007年以来7年ぶりに西賀茂担当に戻りました。西賀茂担当という事もあり、全て短尺の車両が充当されています。
18・特18号系統
は横大路のままで、特に変化ありませんが、操車がみぶから二条駅西口に変更になった関係で全便が二条駅西口行きになりました。横大路JRに所属していた元MKのエアロミディが阪急に集約された関係で、13号系統グループと合わせて充当率が上がったような気がします・・・。
19号系統
は横大路のままですが、JRから阪急になった関係で、元から阪急にいた車両も充当されるようになりました。撮影していないのですが、ハイブリが入っているのを確認しています。
20号系統
は横大路のままですが、JRから阪急になった関係で、元から阪急にいた車両も充当されるようになりました。洛西から来てばかりの6284やほぼ81・特81号系統専属だった736が入っていたのはさすがに驚きました・・・。JRにいた737については改正後も充当されているのを確認しています。
26号系統
が九条京阪から梅津JRへ移管され、操車も衣笠から山越に変わりました。2005年以来9年ぶりとなる梅津担当で、しかも操車も9年ぶりに山越に戻りました。そのため、京都駅では来てすぐに折り返すというスタイルになっています。車両は梅津JRに所属している車両ならなんでも入っているような状況なので、ブルーリボンが復活した形になりますね・・・。更に2001年式のエルガType-Aも復活しました。他にリフト車や新車のエルガも充当されているのを確認しています。
28号系統
は洛西のままですが、嵐山地区の均一運賃化により、多区間系統から単区間系統に変わりました。担当は洛西のままなので、洛西にとって初めて単区間系統(観光系統や出入庫便は除く)を担当する事になりますね・・・。そのため、洛西の一部の車両に対して整理券箱を撤去し、単区間車になった車両が出ているようですね・・・。
31号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、5号系統をはじめとする岩倉操車の系統が九条京阪に移管されたのと合わた形ですね・・・。そのため、11m車やCNGノンステも充当されるようになりました。国際会館駅・岩倉の表示って、5号系統より大きくて見やすいですね・・・(ラインカラーが無いという事もありますが・・・)。
42号系統
について、担当が横大路阪急から洛西に変わりました。これにより、洛西の車両が久世地区を走るようになりました(70や西4が乗り入れている桂川駅も久世地区ですが・・・)。そのため、洛西のいろんな車両が充当されるようになりました。とはいえ、42号系統は一時期中型車メインで、早朝と夜間にはジャンボータクシーで運行されていたほどマイナー路線なのですが、改正後は11mノンステも入るようになった事が驚きです・・・。洛西担当になった事により、洛西における車両の出入庫的な役割を担うようになりました。
50号系統
は特に変化ありませんが、岩倉系統と運用がセットになったようで、整理券車が充当されるシーンを見かけるようになりました。
51号系統
について、担当が九条京阪から西賀茂に変わりました。衣笠操車が直営化されたための措置だと思われます。そのため、ブルーリボンシティなどが再び見られるようになりました。
55号系統
について、担当が九条京阪から西賀茂に変わりました。そのため、ブルーリボンシティなどが再び見られるようになりました。私にすれば、12・15・51・55号系統と言えば西賀茂という印象が残っていただけに戻ったな・・・という感じでした。かっては同じ西賀茂であっても西賀茂操車と衣笠操車で車両を分けていたのですが、これも復活したのでしょうかな・・・。改正から日が浅いので、なんとも言えませんが・・・。
65号系統
について、担当が西賀茂京都バスから九条京阪に変わりました。2007年以来7年ぶりに九条京阪が担当する形になりましたが、5号系統をはじめとする岩倉操車の系統が九条京阪に移管されたのと合わた形ですね・・・。そのため、11m車やCNGノンステも充当されるようになりました。31号系統との連結運行は継続しています。
67号系統
について、西賀茂の直営統一化により、直営に戻りました。ただ、改正により夕方の1往復が削減されてしまいました。直営化により、直営所属の車両が再び充当されるようになりました。
尚、今回のダイヤ改正で80号系統が委託化された事により、直営の中で一番大きな系統番号となっています(洛バスや循環系統は除く)。
69号系統
について、洛西阪急から横大路阪急へ移管されました。横大路に移管された事により、中型車が中心となりました。42号系統が大型車中心になったとの逆の例でしょうか・・・。でも、大型車も少ないながらも入るようで、最古参車の6036が充当されているのを確認しています。にしても、1994年式は新幕になっても元気ですね・・・。
71号系統
は改正で太秦天神川駅経由便が特71号系統になった以外は特に変化なしです。でも、車両面では横大路阪急から転入してきた中型ロングが中心になりました。乗客が減っているからなのでしょうか・・・。でも、ハイブリや11mノンステも引き続き充当されているのを確認しています。
75号系統
について、九条京阪から梅津JRへ移管されました。2004年11月以来約10年ぶりに梅津に戻った形です。その間は横大路京阪→九条京阪と担当が変わっていたのですが、いずれも中型車もしくは古参車が中心でした。梅津JRの中型車は8号系統中心のようで、現時点では山越操車という事もありほぼ大型車のようです。特に車両は限定されておらず、新車も入っていました。75号系統は多区間運賃ながら単区間系統(信用乗車方式)として取り扱われていましたが、今回の改正で均一運賃になりました。
78号系統
について、横大路JRから洛西阪急へ移管されました。これにより、11mノンステが充当されるようになりました。とはいえ、78号系統は久世工業団地付近で狭隘道路を通るという事もあり、車両が中型車や短尺車に限定されるのかなと思ったのですが、なんでも入るようですね・・・。そして、洛西に移管された事により、「78に78」が実現してしまいました・・・。
81号系統
は改正で9時以降の全便が竹田駅東口経由となり、特81号系統が81号系統に変わりました。竹田駅経由の有無については行先表示で示す形になっています。ラインカラーが無いので、分かりやすいですがね・・・。81号系統についてはハイブリが中心になっているようですね・・・。
91号系統
は嵐山地区の均一運賃化により、単区間系統になりました。それと併せて93号系統とあわせて西ノ京円町以西が10分ヘッドになりました。所属は洛西のままなので、元から近鉄にいた車両が入るようになった以外は特に変化ありませんでした。
93号系統
も嵐山地区の均一運賃化により、単区間系統になりました(出入庫系統の特93号系統も同様)。担当は梅津JRのままなのですが、単区間系統になった事により、短尺ノンステが充当されるようになりました。そして、錦林車庫行きについて、英語表示がなされるようになりましたね・・・。
205号系統区間便
について、九条京阪から梅津へ移管されました。これは金閣寺方面の205号系統を救済するために新設されたもので、衣笠操車の出入庫的な役割を担う関係で九条京阪が担当していましたが、衣笠操車の直営化により、梅津担当になったような感じでしょうか・・・。これにより、205号系統は代走を除いて直営に統一された感じですね。そして、改正当日にはデコレーションバスの1441が入っていたのですが、この後はいつも通り3号系統に入っていました。
南5号系統
は横大路のままですが、阪急になった関係で、阪急にいた車両が充当されるようになりました。しかし、改正前はツーステとノンステの併用でしたが、改正後はほぼツーステになったような感じです。稲荷大社対応だと思われますが、一時期元MKでで統一されていた事を考えると、だいぶ変わった感じです。
改正後の
西ブロック系統
です。ダイヤや系統上の大きな変化はありませんが、行先表示に変化が生じています。改正前は経由地を強調していましたが、改正後は行先を強調する形に変わっています。そして、夜間に設定されている西5号系統の峰ヶ堂三丁目止まりの表示について、三丁目表示が省略され、峰ヶ堂のみになっています。車両面では6280や79などのように阪急にいた車両が西ブロック系統に入るようになりました。
こちらは祇園エクスプレスと臨206号系統です。幕が一新され、ラインカラーも付きました。それ以外は特に変化なしです(臨206の担当に梅津JRが加わったぐらいです)。
水族館・東山ライン
が京都駅経由になり、担当も梅津JRになりました。とはいえ、存続したとは意外でした・・・。
こちらは
ぎおんよるバス
です。行きの表示が変わった以外は特に変化ありませんでした。行きについてはラインカラーが付いた事がポイントです。帰りは珍しく改正前と変わっていません。何せ、元々京都市交通局が設定した路線ではないという事もあるかもしれませんね・・・。
こちらは
かわらまちよるバス
です。2007年の運行開始からようやく専用幕が表示されるようになりました。改正前は京都駅表示でマグネット対応でした。担当は九条京阪のままですが、運用形態が変わったようです・・・。改正前は3台の車両が片道回送で繰り返し運用していたに対し、今回は1本のみというケースも出ているようです。
以上です。
今回の改正で受け持ち営業所の変更が多数行われました。これまでは車庫操車(洛西、横大路を除く)が直営、それ以外の操車が委託(みぶだけは例外)という形が基本でしたが、営業所全てを委託にするケースが増え、更に不採算路線の委託を進めた感じになっています。
他にも代走で変化が生じていますが、別記事にて・・・。