富山地方鉄道では京阪電鉄から2階建て車の8831を譲受し、京阪特急色に変更されていた10030系の第2編成の中間に連結され、2013年8月より
ダブルデッカーエキスプレス
として運行を開始しました。そのダブルデッカーエキスプレスに乗車しましたのでレポートします。
8831は10030系の
サハ31
となりました。台車がJR419系からの発生品に交換された以外は京阪電鉄時代の姿のままになっていることがポイントです。そして、側面行先表示は「2号車」と固定表示になっています。10030系は側面行先表示器がないため、それに倣ったのでしょう・・・。
サハ31の
ダブルデッカー部分
です。京阪電鉄時代そのままになっており、2階と1階の座席も固定座席のままです。京阪時代は特急列車が中心であったため、いつも乗客が乗っていたのですが、今回は2階に数名が乗車していただけで、ガラガラでした・・・。考えられへん。
車端部分です。座席そのものはそのままですが、富山地方鉄道はワンマン運転が基本なので、運賃表示器と運賃箱などが取り付けられています。というか、中間車ながら壁面に運賃表示器が付いているのを見るだけでもすごく違和感に感じます・・・。運賃表示器といえば運転席の後ろにあるというイメージがあります。因みにその運賃表示器はきちんと運賃も表示されていました。
車内の銘板です。稲荷山工場で改造されたという銘板が付いたほか、お守りも成田山不動尊から越中稲荷神社に変わっていました。そして、車内の数か所に京阪特急のシンボルである鳩マークが付いていました。これは京阪時代には無かっただけにビックリしたものです。
ダブルデッカー車に乗るには
座席指定券
が必要となるのですが、その旨を書かれた紙がドア部分に貼られていました。座席指定券は駅の窓口や車掌で買うことができます。座席の指定を受けるときは1階と2階を選べるそうです。
座席指定券は車内補充券のようなもので、車掌が手書きで書くシステムになっているようです(車掌は座席管理の表を持っています)。尚、座席番号は京阪時代をそのまま使っています。
2階からの長めです。ローカル私鉄の2階建て車はあまり無い上に京阪時代の高速運転からローカル私鉄らしいのどやかな走りとポイントでの衝撃などに変わっていたため、すごく違和感がありました。でも、2階から見るのどかな光景や古びた各駅はまた格別でした。
宇奈月温泉方先頭車のモハ10034は京阪特急色への変更と同時に
テレビカー
になりました。車端部に液晶テレビが付き、走行中はTV放送が行われていました。ただ、TV周辺にスピーカーが付いていた事は驚きました。京阪時代は無かったよね・・・???
電鉄黒部駅でのダブルデッカーエキスプレスです。電鉄黒部駅ではホーム全体を覆う大きな屋根が残っているのですが、ダブルデッカー車とのコンビはすごく違和感がありましたが、これもまた一つのシーンともいえましょう・・・。
電鉄黒部駅前にある黒部自動車営業所には何と元京阪バスのエアロミディが止まっていました。そのエアロミディの京阪バス時代の社番がわからないのですが、もし枚方・寝屋川にいた車両であったら、ダブルデッカー車とはある意味再会になるのではないのでしょうか・・・。
ダブルデッカーエキスプレスは富山地方鉄道の活性化につながると期待しているのですが、乗車時は乗客が数人とあまりにも少なすぎなのが気がかりです(時期の関係のかな・・・??)。
以上です。
ダブルデッカーエキスプレス
として運行を開始しました。そのダブルデッカーエキスプレスに乗車しましたのでレポートします。
8831は10030系の
サハ31
となりました。台車がJR419系からの発生品に交換された以外は京阪電鉄時代の姿のままになっていることがポイントです。そして、側面行先表示は「2号車」と固定表示になっています。10030系は側面行先表示器がないため、それに倣ったのでしょう・・・。
サハ31の
ダブルデッカー部分
です。京阪電鉄時代そのままになっており、2階と1階の座席も固定座席のままです。京阪時代は特急列車が中心であったため、いつも乗客が乗っていたのですが、今回は2階に数名が乗車していただけで、ガラガラでした・・・。考えられへん。
車端部分です。座席そのものはそのままですが、富山地方鉄道はワンマン運転が基本なので、運賃表示器と運賃箱などが取り付けられています。というか、中間車ながら壁面に運賃表示器が付いているのを見るだけでもすごく違和感に感じます・・・。運賃表示器といえば運転席の後ろにあるというイメージがあります。因みにその運賃表示器はきちんと運賃も表示されていました。
車内の銘板です。稲荷山工場で改造されたという銘板が付いたほか、お守りも成田山不動尊から越中稲荷神社に変わっていました。そして、車内の数か所に京阪特急のシンボルである鳩マークが付いていました。これは京阪時代には無かっただけにビックリしたものです。
ダブルデッカー車に乗るには
座席指定券
が必要となるのですが、その旨を書かれた紙がドア部分に貼られていました。座席指定券は駅の窓口や車掌で買うことができます。座席の指定を受けるときは1階と2階を選べるそうです。
座席指定券は車内補充券のようなもので、車掌が手書きで書くシステムになっているようです(車掌は座席管理の表を持っています)。尚、座席番号は京阪時代をそのまま使っています。
2階からの長めです。ローカル私鉄の2階建て車はあまり無い上に京阪時代の高速運転からローカル私鉄らしいのどやかな走りとポイントでの衝撃などに変わっていたため、すごく違和感がありました。でも、2階から見るのどかな光景や古びた各駅はまた格別でした。
宇奈月温泉方先頭車のモハ10034は京阪特急色への変更と同時に
テレビカー
になりました。車端部に液晶テレビが付き、走行中はTV放送が行われていました。ただ、TV周辺にスピーカーが付いていた事は驚きました。京阪時代は無かったよね・・・???
電鉄黒部駅でのダブルデッカーエキスプレスです。電鉄黒部駅ではホーム全体を覆う大きな屋根が残っているのですが、ダブルデッカー車とのコンビはすごく違和感がありましたが、これもまた一つのシーンともいえましょう・・・。
電鉄黒部駅前にある黒部自動車営業所には何と元京阪バスのエアロミディが止まっていました。そのエアロミディの京阪バス時代の社番がわからないのですが、もし枚方・寝屋川にいた車両であったら、ダブルデッカー車とはある意味再会になるのではないのでしょうか・・・。
ダブルデッカーエキスプレスは富山地方鉄道の活性化につながると期待しているのですが、乗車時は乗客が数人とあまりにも少なすぎなのが気がかりです(時期の関係のかな・・・??)。
以上です。