Quantcast
Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
Viewing all articles
Browse latest Browse all 640

サハ787形200番台

$
0
0
 787系の
 サハ787形200番台
 はサハシ787形を普通車に改造したものです。これは九州新幹線開業に伴い、リレーつばめ用としてビュフェ部分を普通車に改造しています。


 普通車に改造された
 旧ビュフェ部分
 です。ビュフェ設備は全て撤去され、その部分に座席が設置されていますが、座席の設置と同時に内装の変更も行われており、雰囲気が大きく変わっています。というか、787系でありながら885系以降の雰囲気になっていますね・・・。



 新たに設置された座席は885系と同じ形状になっています。改造が2002年から2003年にかけてなので、885系同等の座席になるのも無理ありませんね・・・。ただ、885系は座席表皮が革製であるに対し、サハ787形は通常の布製になっています。そして、通路を確保するために1ヶ所だけ1人掛けシートが設けられています。


 天井部分はビュフェ時代のドーム形状がそのまま残っています。ドーム形状のままとなったため、荷棚は設けられず、その代わりに座席間隔を広げることによって荷物を置く空間を確保しています。



 旧ビュフェ部分の隣にある客室乗務員用スペースはそのまま残され、売店として使えるようになっています。ただ、内装のリニューアルは行われているようです。撮影時は非営業だったので、どんな感じなのかは分かりませんが・・・。


 こちらはボックスシートとの仕切り扉です。ドアは元々あったのですが、普通車化に当たっての内装の改装でドアが交換されているようです。



 こちらは
 ボックスシート
 です。ボックスシートはそのまま残されていて、引き続き使える状態になっています。これは元々ビュフェで購入した飲食物を食べたり飲んだりできるように考えられたものなんでしょうね・・・。そして、小グループでの利用を考慮していたのかもしれませんね。



 テーブルは折りたたみ式で、テーブルを広げる事が出来るようになっています。結構広くて、グループで食べたり飲んだりするのに最適ですね・・・。しかも、テーブル上には証明も付いています(ボタンを押すことによって付けたり消したりすることも出来ます)。


 ボックスシート、片持ちなんですね・・・。


 シートの上には荷棚もあります。


 ボックスシートは自由席となっていて、気軽に使えるようになっています。因みにつばめ用として営業運転を開始した時は指定席だったようですが、途中から自由席になり、今に至っているようです。

 以上です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 640

Trending Articles