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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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平良港(交通結節地点)

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 宮古島では伊良部島を結ぶ伊良部大橋の開通にともない、共和バスが宮古島に乗り入れてきましたが、それに合わせて平良港に
 バスターミナル
 を設け、宮古島内で運行している事業者全てが乗り入れるようになりました。バス停名も平良港(交通結節地点)となっています。



 バスターミナルは平良港のターミナル施設の側に設けられましたが、施設と船乗り場との間に設けたため、どちらかというと表からは見えにくい場所にあるという感じです。乗り場は1つのみで、バスが3台ほど停車できるスペースが確保されています。ただ、バスターミナルを起終点としているのは共和バスだけで、宮古協栄バスと八千代バスはバスターミナル開業後も自社のバスターミナルを基本としており、バスターミナルは単なる経由地にすぎません。
 バス停ポールもありますが、小さなものしかありません。



 その代り、全てのバスの時刻表と路線図が記載された大きな看板が施設前に掲示されています。一応、宮古島内の路線すべてが乗り入れるようになっており、利便性は高くなっています。ただ、宮古協栄バスと八千代バスは自社のバスターミナルを出て、平良港を経由したのちに各方面へ向かい、帰りには平良港に寄らず自社バスターミナルで運行を終えたり、またはその逆であったりするので、かえってややこしくなったという印象です。もう少し分かりやすくしてほしいなという印象です。せっかく各社共通のバスターミナルが出来たのだから・・・。




 平良港(交通結節地点)に立ち寄った宮古協栄バスです。因みに平良港(交通結節地点)が出来る前は複数の路線が一斉にバスターミナルを出発する光景が見られたのですが、平良港(交通結節地点)が出来てから時間をずらして出発する形に変わったようです(でも、2路線とかの同時出発はありますが・・・)。



 こちらは宮古協栄バスの平良バス停ですが、これも平良港(交通結節地点)が出来たに伴う変化点です。というのは、これまでの平良バス停は自社車庫の中にあり、道路上にはバス停がありませんでした。しかし、平良港(交通結節地点)が出来たに伴い、平良(自社車庫内)を出て一旦平良港(交通結節地点)を経由したのち、平良に戻って各方面へ向かう路線が出来たため、道路上にバス停ポールを設置し、道路上で乗降扱いする形になったようです(起終点はバスターミナル内で変わりありませんが・・・)。

 各社共通のバスターミナルが出来たのは喜ばしいのですが、何かバスターミナルとして弱いな・・・という印象でした。
 以上です。

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