信濃町新交通バス

　信濃町新交通バス
　は２０１２年に長電バスの路線バス、信濃町のコミュニティバスなどを再編し、運行開始したものです。これは信濃町が主導で信濃町地域公共交通協議会を立ち上げ、いろんな検討を重ねて、路線バスとコミュニティバスを再編しています。朝夕は長電バスが定時定路線を受託運行し、昼間はタクシー業者などがデマンドバスを運行するというものです。
　このうち、長電バスが受託運行している定時定路線を取り上げてみます。定時定路線は８路線があり、１路線は妙高高原駅、７路線が黒姫駅から出ています。この定時定路線は長野地区以外で唯一系統番号が付与されている事がポイントです。尚、定時定路線は信濃町内にある飯綱営業所信濃町支所が担当しています。




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　２熊坂・野尻線
　です。信濃小中学校から黒姫駅を経てしなの鉄道線に沿って北上し、信濃長北部にある熊坂へ至る路線です。撮影時は信濃町支所に新製配置されたレインボーⅡが入っていました。




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　３高沢・六月線
　です。信濃小中学校から黒姫駅を経て信濃町の北西部にある高沢へ至る路線です。撮影時は元北港観光バスのエルガＬＴが充当されていました。大型ショートで中扉が４枚折戸である点に目が引きますね・・・。しかも、長電バスで唯一のいすゞだとか・・・。



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　４長水・仁之倉線
　です。黒姫駅から信濃小中学校を経て信濃町の西部にある長水へ至る路線です。撮影時は元東武バスのレインボーが充当されていました。長電バスで最北の営業所にあたる飯綱営業所信濃町支所でも中古車がどんどん入っていますね・・・。



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　５石橋・板橋線
　です。黒姫駅から信濃小中学校を経て信濃町の南部にある石橋東へ至る路線です。撮影時は信州バス（当時）が投入されたレインボーのワンステが入っていました。



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　６北信・高山線
　です。黒姫駅から信濃小中学校を経て信濃町の南部にある北信へ至る路線です。撮影時は長電バスが投入したＫＣ代のレインボーが充当されていました。長野地区から転入してきたものです。



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　７荒瀬原線
　です。黒姫駅から信濃小中学校を経て信濃町の東部にある土橋へ至る路線です。この路線は古間駅を経由していますが、古間駅を経由する唯一の路線でもあります。撮影時は元事業者不明のレインボーワンステが充当されていました。



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　８黒姫高原・瑞穂線
　です。信濃小中学校から黒姫駅西口を経て信濃町の北西部にある黒姫保養地へ至る路線です。この路線は黒姫駅ではなく、黒姫駅西口を経由している事がポイントで、西口に発着する唯一の路線でもあります。撮影時は元東武バスのレインボーが充当されていました。



　黒姫駅の定時定路線の乗り場です。駅前に設置されていて、バスが数台並んで出発を待っているシーンが見られます。
　定時定路線は平日の朝夕のみの運行ですが、スクールバスの役割もある関係で、８路線ともほぼ同じ時間帯で走っている事がポイントです。黒姫駅では朝の７時台、夕方の１５時半、１７時前後、１８時前後になるとバスが続々とやってきます。列車との接続も一応考慮されていますが、スクールバス的な役割も持っている関係で登下校時間に合わせてダイヤが設定されている感じです。


　黒姫駅では最大で３台のバスが並んで発車を待つシーンも見られ、更に３台同時出発もあります。これが定時定路線の見どころでしょうね・・・。

　因みにここでは取り上げていませんが、妙高高原駅発着の「１古海・菅川線」はデマンドバスで使われているハイエースが間合いで充当されているようです。
　以上です。