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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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クロ381形100番台の車内

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 381系の
 クロ381形100番台
 はクハ381形に対してグリーン車化改造したもので、「くろしお」用と「やくも」用の2種類に分かれます。今回はこのうちの「くろしお」用として改造された100番台の車内を取り上げます。



 座席配置は2&1で、座席自体は新幹線のグリーン車から転用されたものになっています。スーパーくろしお用のクロ380形に合わせた感じでしょうか・・・。でも、モケット自体は283系と似たものに交換されています。
 そこで、ぱっと見ると座席配置自体に不規則を感じませんでしょうか?


 381系は重心の関係で冷房装置が床下に設けられた関係で側壁にダクトが付いていて、その部分では1人掛けシートになっていることはご存知かと思います。もちろん、クロ381形100番台は例外でなく、2人掛けの部分でも1人掛け(4A席)になっています(やくも用は床をかさ上げした関係で2人掛けになっていますが・・・)。1人掛けシートの後の座席はシート間隔が広がる事から、1人掛けシートの側には足載せ台が置かれています。



 ダクトの関係で変な座席配置になっているのは4番の部分だけでなく、5番席と6番席との間もダクトの関係でシートの間隔が広がっているのです。ダクトを避けるために間隔を広げてしまった感じでしょうか・・・。そのため、座席に付いている足載せ台には足が届かないので、床上に足載せ台を置いているのです。でも、シート間隔が広いため、足を無限に伸ばす事が出来るし、向かい合わせにした時、足に余裕が出来るので、場合によってはお得な座席なのかもしれませんね・・・。

 以上です。

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