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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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琉球バス交通見たまま2015

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 先日、沖縄に行ってきました。その時の
 琉球バス交通
 の見たままをレポートします。前回訪問時(2013年7月)とは新車の大量投入や在来車に対するLED化などによって車両面で大きく変わっていました。

















 こちらは2014年に投入された
 ブルーリボンⅡ
 のノンステです。2014年もブルーリボンⅡのノンステが20台投入されました。補助金による投入ですが、基本的に2013年投入分とほぼ同じのようです。2013年投入分は全て具志川に投入され、23・223番に充当されていましたが、2014年の新車では豊崎にも配置され、23番の豊崎担当分にも充当されるようになり、更に21・27・110番にも入るようになりました。1401~1412まではLEDがフルカラーのものになり、23番メインで活躍していますが、1413以降は21・27・110番メインで活躍しています(23番には入らないようですね・・・)。
 一応、1407・1408・1420・1423以外全て撮影出来ましたので、UPします。


















 こちらは2015年に投入された
 ブルーリボンⅡ
 のノンステです。2015年もブルーリボンⅡのノンステが20台投入されました。これにより、ブルーリボンⅡが60台となり、目立つようになってきました・・・。2015年の投入分により、21・27・110番のノンステ化が更に進み、そして20・120番にも入るようになりました。尚、2015年式は全車がフルカラー化されていないので、23番には入らないようです・・・。
 一応、1506・1512・1521以外の全車を撮影出来ましたので、UPします。




 2014年の投入分により、21・27・110番にもノンステが入るようになり、更に2015年の投入分によりほとんどノンステになりました。これらの系統で在来車が入ったシーンは1度も見かけませんでした・・・。ただ、具志川BTで21番の表示を出した元京阪バスのブルーリボンがいたので、予備車が入る可能性あるようですね・・・。因みに21・27・110番はセットになっていて、同じ日で21番に入った後、110番に入るケースもあります。



 2015年の投入分により、20・120番にもノンステが投入されるようになりました。ただ、ノンステは豊崎担当分のみで、名護担当分は引き続き在来車が入っています。因みに20番は全て豊崎担当なので、ほとんどノンステになったんじゃないかなと思います(因みに20番には在来車にも運用に入っているのを確認しています)。ノンステが入る前は那覇担当分にも中型車が入っていたのですが、ノンステの投入によって名護へ転属したようですね・・・。
 名護に大型ノンステが姿を見せる様になった事を思うと、時代が変わったなと思ったものです。



 豊崎所属の1411ですが、撮影当時は午前中は23番で往復し、午後から120番に入っていました。豊崎には具志川方面と名護方面の両方とも入る車両がいたような気がするのですが、こちらもノンステ化されたようですね・・・。これらの車両はフルカラーLEDが充てられているようなので、21・110・120番などのフルカラーLEDも見れるようですね・・・。


 112番に入った2013年投入分のブルーリボンⅡノンステです。ノンステの拡大によって112番にもノンステが入るようになったのですが、2013年投入分も23番以外でも見られるようになったようですね・・・。でも、見かけたのは112番だけですが・・・。



 23・223番
 について、2013年に具志川担当分、2014年に豊崎担当分にノンステの投入が進められ、ほとんどがノンステになりました。しかし、ごくわずかながら在来車が運用についているシーンも見かけました。ただ、在来車でも元米軍の車両を中心にフルカラーのLED化がすすめられているようで、幕車を見かけるのはかなり難しくなったんじゃないかなと思います。



 大型ノンステの大量投入の陰に隠れる形で中古車の投入が減っていました。どちらかというと、北部支線と南部支線への投入がメインのようなきがします・・・。
 こちらは
 元京急バス
 の日野HRです。最近では日野HRといった中型ロングの廃車が相次いでいるのですが、ついに沖縄にも上陸するようになったという感じでしょうか・・・。994~996の3台がいるのを確認し、いずれも89番に投入されているようです。
 中型ロングは車内での客の流れが悪い(前扉周辺が狭いが故に)として敬遠されているのですが、前乗り前降りが中心な沖縄のバスでは果たして適応できるのか気がかりですが・・・。まっ、前乗り前降りとはいえ、降車と乗車の順番が徹底されているし、基本的にみんな座るので、大丈夫かもしれませんが・・・。



 こちらは
 元京急バス
 のエルガの大型ショート車です。いわばKL-LTです。2台が入り、2台とも63番で走っていました。琉球バス交通では元東急バスのエルガノンステが入っていますが、ワンステは初めてでしょうか・・・。尚、最近の中古車は側面行先表示器を搭載し、側面のサボを廃止していますが、そのエルガは側面行先表示器を付けていながらサボも引き続き使用しています。なので、側面行先表示が2つあるという事ですね・・・。



 こちらは北部支線用として名護に投入された
 中型車たち
 です。上が元京急バスのエルガミオ、下が元東急バスの日野HRで、いずれもノンステです。在来の中型車を代替するために投入された感じですが、とうとう北部支線にもノンステの時代がやってきた感じです・・・。



 こちらは南部支線用として糸満に投入された
 中型車たち
 です。いずれも元東急バスの日野HRです。南部支線で活躍していた中型車の代替のために投入されたものですが、北部支線と同じくノンステ化が進んでいる感じですね・・・。


 こちらは那覇空港から糸満を結ぶいとちゃんバス用として投入されたエルガミオです。元東急バスのようです。



 最近、LED式行先表示器において、
 フルカラー化
 が進んでいます。これは国道58・330号線を通る系統に充当される車両に対して進められているようです。
 従って、ブルーリボンⅡも23・223番に充当される車両を中心にフルカラー化がすすめられていました。となると、2013年式の全てと2014年式の一部かフルカラー化された感じでしょうか・・・。
 フルカラーと同時に経由地表示が1つのみとなり、かなりシンプルなものになりました。沖縄といえば経由地表示を多数表示する事が特徴でしたが、系統番号がかなり浸透しているし、経由地が違う場合はボードで表示しているので、問題ないのかもしれませんね・・・。






 行先表示器のフルカラー化は在来車にも及んでいます。特に国道58号線を通る系統に充当される車両は交換が進んでいるようです。幕だったものがフルカラーでLED化されたり、既にLED化されていた車両でもフルカラーに交換されたりと、車両によって様々のようです。



 そして、フルカラーLED導入の影響なのかどうかわかりませんが、幕車のLED化も進んでいます。これらの車両は幕からLED化された車両たちです。


 一連の車両の動きの中で、激減したのが
 P代
 です。P代の淘汰が進み、自己発注者は元米軍の車両が走っているのを見かけた程度で、富士5Eや富士7Eについては見かけませんでした。中古車についても全く見かけませんでした・・・。何せ、琉球バス交通になってから投入された車両に廃車が発生しているので、本当に変わったんだなと感じさせました。

 2年以上行かないうちにノンステ化が一気に進み、大きく変わったんだなと感じさせました。
 以上です。

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