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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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札幌市地下鉄東豊線9000形

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 札幌市地下鉄東豊線で今年より新型車両の
 9000形
 が登場しました。9000形は在来の7000形の老朽取替及び将来のホームドア設置とワンマン運転を見据えるために投入されたものです。2014年末に東車両基地へ搬入され、試運転の後に5月8日より営業運転を開始しました。


 9000形は栄町から9100+9200+9300+9800の4両編成を組んでいます。先頭形状は7000形の角ばった感じから曲線を多用して柔らかくなった感じになりました。


 9000形には側面行先表示器が設置され、その隣にはホームドア設置を見据えて車番が記載されています。因みに側面行先表示器は札幌市地下鉄では意外と今回が初めてとなります。これまで長いことついていなかったのが意外でした・・・。



 車内
 です。オールロングシートで、大型の仕切りが付いています。これは最近の新型車両に見られる仕様で、そのまま反映した感じでしょうか・・・。でも、車内は「快適さと温もりをイメージした室内とし、優しさのあるデザイン」をコンセプトとした事もあり、全体的に暖色系でまとめており、寒色系が目立つ7000形とは対照的です。あと、荷棚が無い事は相変わらずです・・・。



 車端部には専用席と車いすスペースが設けられています。こういうスペースは各車に設置されている事がポイントです。


 ドア部です。ドア上部にはLCD式案内表示器が設置されています。札幌市地下鉄におけるLCD式案内表示器は南北線5000形第18編成から既に採用されており、それに次ぐものとなります。9000形は本格採用なので、東豊線ではほどなくして全ての列車で見られるようになると思います。





 LCD式案内表示器です。表示内容は基本的に5000形に準じており、路線案内、所要時間案内、出入り口の位置の案内などが行われています。でも、東豊線らしく、ラインが水色になっていますね・・・。


 9000形の投入によって廃車が進んでいる7000形です。9000形の投入のペースも結構ハイペースのようで、もしかしたら、来年にはほとんど置き換えられそうですね・・・。

 以上です。

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