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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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梅小路蒸気機関車館

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 京都にある蒸気機関車専門の
 梅小路蒸気機関車館
 が来春オープン予定の京都鉄道博物館への移行に伴い、8月30日を持って閉館しました。そんな梅小路蒸気機関車館を見てきましたので、レポートします。因みに梅小路蒸気機関車館へ行くのは1994年以来21年ぶりでした・・・。





 機関庫
 で展示されている車両たちです。12両ぐらいはいました。梅小路機関区時代の機関庫をそのまま使い、静態保存機が展示されています。C53形、C62形、D52形、B10形など多数の型式が一通り展示されていました。もうじき閉館ということで、各機には旗が付いていました。


 機関庫の内部です。排煙を吸い取る機構などがそのまま残っており、まさしく機関庫の姿を残していました。


 こちらは
 スチーム号
 の牽引を担当していた8620形8630です。大正生まれの古強ですが、元気で走っていました。因みに21年前にはこのスチーム号に乗った記憶があるのですが、その時はどんな機関車が牽引したのか忘れてしまいました・・・。


 こちらは昨年4月閉館した交通科学博物館から移された
 義経号
 です。交通科学博物館時代は静態でしたが、梅小路蒸気機関車館へ移されたのちに動態へ復元されていました。当日は元気に走り回っていました・・・。


 こちらは休憩室として利用されているオハフ50形です。家庭用クーラーが取り付けられたものの、ほぼ原形を留めていました。


 こちらは梅小路機関区所属のDE10形です。



 こちらは旧二条駅舎を移築した
 資料展示館
 です。資料展示館は1997年に完成し、公開開始していたので、前回行った時はまだ無かったんだよね・・・。資料展示館が出入り口としての役割を持っているのですが、1994年当時の出入り口はどんなものだったのか覚えてないんですよね・・・。
 資料展示館には教材用のモデルなどが展示されていました。


 そして、もうじき閉館という事で、
 閉館特別展
 が開催されていました。梅小路蒸気機関車館の歩みや京都鉄道博物館の概略などが紹介されていました。


 工事中の
 京都鉄道博物館
 です。車両の搬入もほとんど終え、工事も佳境に入った感じでしょうか・・・。これを見ると、来春のオープンがますます楽しみになってきました・・・。


 来年2月28日を持って廃止予定の
 梅小路短絡線
 に錆取り用の回送列車が丁度通過していました。あの短絡線はかってシーズンに大阪方面から嵐山への直通列車がここを通過する形で運転した事があり、そこに乗った事があるのですが、このままやともう2度と乗る事無いんですよね・・・。

 梅小路蒸気機関車館は閉館するものの、施設や保存車はそのまま京都鉄道博物館へ引き継がれるの事で、閉館というか一時的なお休みといってもいいのでしょうね・・・。
 以上です。

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