JR四国では2014年に2000系置き換え用として新型特急電車の
8600系
を投入し、いしづちの1往復で活躍しています。そんな8600系に乗ってきましたので、レポートします。
8600系は高松方から8600形+8750形の2両編成を組み、Mc+Tcの1M1T構成となっています。8600系のデザインはデザイン専門家ではなく、社員がデザインしたそうで、ビックリです。何か、未来の特急という感じでしょうか・・・。
JR四国の特急形車両は振り子式を使用していましたが、8600系では省力化などの面から空気ばねによる車体傾斜方式になった事がポイントです。その他最新技術が用いられています。
車体に記載されている「瀬戸の疾風」です。これは8000系のキャッチコピーですが、8600系もそのまま引き継がれています。
8600系ではJR四国の車両として初めてとなる
シングルアーム式パンタグラフ
を8750形に装着しています。JR四国は5000系以来長いこと電車を製造していなかったこともあり、シングルアーム式がなかなか出ていなかったのですが、ようやく出てきた感じですね・・・。
前面愛称表示器
です。8600系ではフルカラーLED式となった事がポイントです。最近の新型車両では前面の愛称表示器を省略するケースが増えていますが、LED化されながらも継続された形ですね・・・。継続というか復活かもしれませんね・・・(8000系にはありませんでしたし)。
側面行先表示器です。フルカラーLEDが採用され、号車表示、行先表示、自由席表示などが表示されています。JR四国ではドアの横に付いていたのですが、今回は窓上に表示されています。2000系や8000系はかなり簡素化した感じなので、より見やすくなった感じでしょうか・・・。
車内
です。8600系は現時点でモノクラスなので、2&2シートが並んでいますが、車内が明るくまとめている事がポイントです。シートには可動枕が付いていて、各座席の肘掛けにコンセントが付いています。でも、よく見ると何かE657系と似ているような気がしますが、同じものを使っているのでしょうか・・・。
こちらは8750形に設置されている
車いすスペース
です。車いすスペースといえば1人掛けシートですが、8600系では座席そのものが無い事がポイントです。でも、つかみ棒やテーブルなどが付いており、車いすの方が利用しやすいように色々工夫されているようですね・・・。
こちらは8600形の車内です。車両によって座席の色を変えている事がポイントで、8600形はグリーン、8750形はオレンジとなっています。
カラーの違いは座席だけでなく、
ドア
にも見られます。8600形がグリーン、8750形がオレンジとなっています。各車両の座席でカラーを分ける例はほかにもありますが、ドアや手すりの色まで変えるなどしてここまで徹底するのは初めて見ました・・・。尚、各ドアには半自動の押しボタンが付いています。
こちらは
便所
です。便所は8750形についていて、車いす対応の大型便所と男子用便所の2つが付いています。そして、洗面所も設けられています。
こちらは
車内案内表示器
です。最近の流れに沿ってフルカラーLEDとなり、サイズも大型化しています。単なる案内だけでなく、PRやドアの位置まで案内できるようになっています。でも、何かよく見るとE657系と似ているような気がしますが・・・。
JR四国の特急列車といえば、半室指定席を設ける列車が多く、その関係で車内に指定席と自由席を区別するための案内表示が付いているのですが、8600系はこれがフルカラーLEDとなっていました。LED表示は違和感に感じたものです・・・。因みにこれは8600形と8750形の両方とも付いていて、全室自由席の時は無表示となっています。
こちらは
運転台
です。8000系と似たような形状となっており、ハンドルもツーハンドルとなっています。ただ、ブレーキは5000系や1500形とは異なり、回転式となっています。最近はJR西日本の影響を受けていただけにちょっとびっくりした面がありますね・・・。
8600系を見て、JR東日本の影響色が強いような気がしたものです。5000系や1500形ではJR西日本の影響を受けていただけにちょっと驚いたものです。
8600系は現在、朝の特急いしづち103号と夜間の特急いしづち104号の1往復のみとなっていますが、今年度にはグリーン車を含む3両編成も登場するそうで、どんな形になるのか楽しみなところです。
以上です。
8600系
を投入し、いしづちの1往復で活躍しています。そんな8600系に乗ってきましたので、レポートします。
8600系は高松方から8600形+8750形の2両編成を組み、Mc+Tcの1M1T構成となっています。8600系のデザインはデザイン専門家ではなく、社員がデザインしたそうで、ビックリです。何か、未来の特急という感じでしょうか・・・。
JR四国の特急形車両は振り子式を使用していましたが、8600系では省力化などの面から空気ばねによる車体傾斜方式になった事がポイントです。その他最新技術が用いられています。
車体に記載されている「瀬戸の疾風」です。これは8000系のキャッチコピーですが、8600系もそのまま引き継がれています。
8600系ではJR四国の車両として初めてとなる
シングルアーム式パンタグラフ
を8750形に装着しています。JR四国は5000系以来長いこと電車を製造していなかったこともあり、シングルアーム式がなかなか出ていなかったのですが、ようやく出てきた感じですね・・・。
前面愛称表示器
です。8600系ではフルカラーLED式となった事がポイントです。最近の新型車両では前面の愛称表示器を省略するケースが増えていますが、LED化されながらも継続された形ですね・・・。継続というか復活かもしれませんね・・・(8000系にはありませんでしたし)。
側面行先表示器です。フルカラーLEDが採用され、号車表示、行先表示、自由席表示などが表示されています。JR四国ではドアの横に付いていたのですが、今回は窓上に表示されています。2000系や8000系はかなり簡素化した感じなので、より見やすくなった感じでしょうか・・・。
車内
です。8600系は現時点でモノクラスなので、2&2シートが並んでいますが、車内が明るくまとめている事がポイントです。シートには可動枕が付いていて、各座席の肘掛けにコンセントが付いています。でも、よく見ると何かE657系と似ているような気がしますが、同じものを使っているのでしょうか・・・。
こちらは8750形に設置されている
車いすスペース
です。車いすスペースといえば1人掛けシートですが、8600系では座席そのものが無い事がポイントです。でも、つかみ棒やテーブルなどが付いており、車いすの方が利用しやすいように色々工夫されているようですね・・・。
こちらは8600形の車内です。車両によって座席の色を変えている事がポイントで、8600形はグリーン、8750形はオレンジとなっています。
カラーの違いは座席だけでなく、
ドア
にも見られます。8600形がグリーン、8750形がオレンジとなっています。各車両の座席でカラーを分ける例はほかにもありますが、ドアや手すりの色まで変えるなどしてここまで徹底するのは初めて見ました・・・。尚、各ドアには半自動の押しボタンが付いています。
こちらは
便所
です。便所は8750形についていて、車いす対応の大型便所と男子用便所の2つが付いています。そして、洗面所も設けられています。
こちらは
車内案内表示器
です。最近の流れに沿ってフルカラーLEDとなり、サイズも大型化しています。単なる案内だけでなく、PRやドアの位置まで案内できるようになっています。でも、何かよく見るとE657系と似ているような気がしますが・・・。
JR四国の特急列車といえば、半室指定席を設ける列車が多く、その関係で車内に指定席と自由席を区別するための案内表示が付いているのですが、8600系はこれがフルカラーLEDとなっていました。LED表示は違和感に感じたものです・・・。因みにこれは8600形と8750形の両方とも付いていて、全室自由席の時は無表示となっています。
こちらは
運転台
です。8000系と似たような形状となっており、ハンドルもツーハンドルとなっています。ただ、ブレーキは5000系や1500形とは異なり、回転式となっています。最近はJR西日本の影響を受けていただけにちょっとびっくりした面がありますね・・・。
8600系を見て、JR東日本の影響色が強いような気がしたものです。5000系や1500形ではJR西日本の影響を受けていただけにちょっと驚いたものです。
8600系は現在、朝の特急いしづち103号と夜間の特急いしづち104号の1往復のみとなっていますが、今年度にはグリーン車を含む3両編成も登場するそうで、どんな形になるのか楽しみなところです。
以上です。