東日本大震災によって被害を受けていた石巻線浦宿~女川間が2015年3月21日に運行再開し、同時に
女川駅
も営業を再開しました。女川駅は津波によって壊滅的な被害を受けていましたが、女川町の復興に合わせて従来より約200m内陸側へ移設した上で再開しました。
新しい
駅舎
です。新しい駅舎には町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が併設されている事がポイントで、3階には展望スペースもあります。従来は耽読した駅舎で、そこに隣接して「女川温泉ゆぽっぽ」が設けられていたのですが、復旧を機に一緒にした感じです。駅舎のデザインは羽ばたくウミネコをイメージしたものだそうです。
ホームは1面1線で、改札口には改札ラッチが無く、自動券売機と窓口があるだけという簡単な構造になっています。旧駅舎は改札ラッチがあり、駅舎中にやや大きめの待合室があったのですが、復旧を機にコンパクトな構造になっていました。
改札口の近くには「女川温泉ゆぽっぽ」の出入り口が設けられています。
ホームは
1面1線
となり、旧駅時代の1面2線から縮小した感じになっています。とはいえ、旧駅時代から1面しか使わなかったようで、縮小したのかもしれませんね・・・。でも、旧駅時代は駅舎とホームの間に段差があって階段を上下する必要があったのですが、新駅になってから段差なしで行けるようになったので、ある意味バリアフリー化が成った感じです。ホームには待合室が設けられています。
ホームには「祝おながわ復興まちびらき」と記載された横断幕が掲げられていました。女川までの運行再開は地元で盛り上がりを見せていたようで、鉄道は地元に欠かせないものなんだなと感じさせました。
駅標です。LED灯を使用した新しいタイプが使われています。
浦宿~女川間の運行再開によって列車も再び女川まで行くようになりました。従って、駅の案内表示や車両の行先表示などで女川の文字を見かけるようになりました。
震災で被災した旧駅です。1階建ての立派な駅舎が建っていて、その奥には温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が建っていました。駅舎の中には広めの待合室と改札口があり、文字通りの駅舎でした。ホームは1面2線でしたが、主に1番ホームを使用していました。
しかし、津波によってこれらが全て消えてしまったのです・・・。
消えたのはこれだけではありません。JRで廃車後に譲り受けて女川温泉ゆぽっぽの休憩室として利用されていたキハ40-519も消えてしまったのです。その写真を見るたびにJRで廃車されたものを譲り受けて第2の人生を歩んでいる矢先に・・・と考えているうちに思い切れない気分です。
でも、一生懸命の復旧によってここまで運行再開にこぎつけたにはある意味大きいと思います。運行再開後に訪れてみて、運行再開に関する地元の期待度の高さが伺えました。
以上です。
女川駅
も営業を再開しました。女川駅は津波によって壊滅的な被害を受けていましたが、女川町の復興に合わせて従来より約200m内陸側へ移設した上で再開しました。
新しい
駅舎
です。新しい駅舎には町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が併設されている事がポイントで、3階には展望スペースもあります。従来は耽読した駅舎で、そこに隣接して「女川温泉ゆぽっぽ」が設けられていたのですが、復旧を機に一緒にした感じです。駅舎のデザインは羽ばたくウミネコをイメージしたものだそうです。
ホームは1面1線で、改札口には改札ラッチが無く、自動券売機と窓口があるだけという簡単な構造になっています。旧駅舎は改札ラッチがあり、駅舎中にやや大きめの待合室があったのですが、復旧を機にコンパクトな構造になっていました。
改札口の近くには「女川温泉ゆぽっぽ」の出入り口が設けられています。
ホームは
1面1線
となり、旧駅時代の1面2線から縮小した感じになっています。とはいえ、旧駅時代から1面しか使わなかったようで、縮小したのかもしれませんね・・・。でも、旧駅時代は駅舎とホームの間に段差があって階段を上下する必要があったのですが、新駅になってから段差なしで行けるようになったので、ある意味バリアフリー化が成った感じです。ホームには待合室が設けられています。
ホームには「祝おながわ復興まちびらき」と記載された横断幕が掲げられていました。女川までの運行再開は地元で盛り上がりを見せていたようで、鉄道は地元に欠かせないものなんだなと感じさせました。
駅標です。LED灯を使用した新しいタイプが使われています。
浦宿~女川間の運行再開によって列車も再び女川まで行くようになりました。従って、駅の案内表示や車両の行先表示などで女川の文字を見かけるようになりました。
震災で被災した旧駅です。1階建ての立派な駅舎が建っていて、その奥には温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」が建っていました。駅舎の中には広めの待合室と改札口があり、文字通りの駅舎でした。ホームは1面2線でしたが、主に1番ホームを使用していました。
しかし、津波によってこれらが全て消えてしまったのです・・・。
消えたのはこれだけではありません。JRで廃車後に譲り受けて女川温泉ゆぽっぽの休憩室として利用されていたキハ40-519も消えてしまったのです。その写真を見るたびにJRで廃車されたものを譲り受けて第2の人生を歩んでいる矢先に・・・と考えているうちに思い切れない気分です。
でも、一生懸命の復旧によってここまで運行再開にこぎつけたにはある意味大きいと思います。運行再開後に訪れてみて、運行再開に関する地元の期待度の高さが伺えました。
以上です。