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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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越後湯沢のスキー輸送

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 南越後観光バスの六日町営業所湯沢車庫は越後湯沢駅発着路線を受け持つやや小さな営業所です。普段は越後湯沢駅発着のローカル線を運行する典型的な田舎の事業者ですが、冬になるとそれが一変します。越後湯沢駅周辺には多数のスキー場を抱えるほどスキー場のメッカであるため、湯沢車庫は
 スキー輸送
 で大活躍します。そんな様子を見てみましょう。


 スキーシーズンで大活躍するのは越後湯沢駅から苗場スキー場を経て西武クリスタル・苗場プリンスホテルを結ぶ
 浅貝線
 です。この路線は夏季と冬季でダイヤが大きく異なり、夏季は10往復(内1往復は土休日運行)であるに対し、冬季は下り17本、上り14本(うち下り2本は金土運行)と本数が増え、前の便が出て20分後に次の便が出るという時間帯もあります。しかも、土休日のピーク時となると、大型車でも乗りきれないほど混雑します。


 本数が増えるだけでなく、臨時増発も行われており写真のような
 特急バス
 も走ります。




 それだけではありません。写真は冬季の夕方に撮影したものですが、夕方の越後湯沢駅行きには
 3台運行
 するほど増発が行われています。しかも、3台運行ながら度の便も立客いっぱいで、駅ではいずれも約10分近くかけて降車していました。それだけに湯沢には多数のスキー客が押し寄せています。何せ、湯沢には東京などの首都圏から新幹線1本で行けるので、客が集まっているのでしょう。


 夏季は静かな越後湯沢駅前バス乗り場ですが、冬季になると写真のように何台ものバスが集まる事があります。


 こちらは越後湯沢駅から苗場プリンスホテルを結ぶ特急バスです。南越後観光バス、越後交通バスの貸切車が充当されています。これもスキー輸送の一つですね・・・。



 貸切扱いですが、越後湯沢駅から各スキー場への
 シャトルバス
 も運行されています。写真は岩原スキー場と上越国際スキー場です。とにかく路線バスだけでなく、シャトルバスでも活躍しており、南越後観光バスにとってはスキーシーズンは書き入れ時期ということになりますね・・・。

 以上です。

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