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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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小田急小田原線地下複々線化? 世田谷代田駅

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 小田急小田原線の代々木上原〜梅ヶ丘間立体交差化に伴い、3駅が地下駅になりましたが、先々月に東北沢駅、先月に下北沢駅をレポートしましたが、今回はそれに続いて
 世田谷代田駅
 をレポートします。世田谷代田駅は下北沢駅の次の駅で、各停のみ停車します。世田谷代田駅は地下2階に緩行線、地下3階に急行線を配置した2層構造となる予定で、現時点は急行線のみ完成しており、暫定的に急行線に仮ホームを設置して営業しています。



 急行線上に設けられた
 仮ホーム
 です。仮ホームは相対式ホームとなっています。緩行線ホームは島式ホームになる予定なので、相対式ホームは仮の時だけです。仮ホームであるため、ホームは板張りで、壁も板で仕切っています。


 こちらは小田原方です。開削工法でトンネルを掘っていることがわかりますね・・・。





 世田谷代田駅の特徴として、新宿方のホーム端です。ホームの端がシールドトンネルの中に入っており、ホームに立った状態でシールドトンネルの構造を眺めることがポイントです。トンネルの壁にはセグメントを用いて作っていることがよくわかりますね・・・。しかも、新宿方は開削工法とシールド工法の区切りも見ることができます。とはいえ、シールドトンネルがホームを設置できるほど広く掘られているんですね・・・。



 新宿方はシールドトンネルが続いています。それだけでなく、勾配も付いていますね・・・。



 こちらは地下2階にある
 改札口
 です。改札口と言っても、仮のもので、将来はそこに緩行線用ホームが設置されます。なので、床などが板張りになっていますね。因みに本来の改札口は地下1階に設置される予定です。

 東北沢、下北沢が本設ホームを使用しているに対し、世田谷代田は仮設ホームを使用しており、過渡期的な感じが強いです。しかも、トンネルの構造を間近で見ることができるので、興味深い駅です。
 以上、3回に分けて各駅をレポートしましたが、各駅とも工事過程において特徴があり、どのように工事を進めているのか感じ取ることができました。

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