京都市バスでは1月より2014年度新車が投入されましたが、その代替で多数の車両が
廃車
されました。その廃車車両を取り上げてみます。
まず、3台が残存していた1994年式が全て廃車されました。このうちの6036について、2月8日に
ラストラン
が行われました。当日は特13号系統に充当されていましたが、惜別6036と書かれたボードを掲げて運行されました。その最後の1往復について乗車しました。
久我石原町に到着した後、簡単な撮影会が行われました。
撮影会ののち、20時56分発の特13号系統に充当され、四条烏丸に到着し、ここで1994年から約21年にわたる活躍に終止符を打ちました。市バスでは使用年数を18年に延長する方針を出していたのですが、6036に関してはそれを上回る21年間活躍した形になります。21年間というのは地方のバス事業者並みの使用年数で、京都は排ガス規制対象外とはいえそこまで長く活躍するとは思いもしませんでした。
6036と同じ日に6039もラストランを迎えました。とはいえ、6036と同じようにボードを掲げることなく、ひっそりとした最後だったようです。これにより、U代は消滅、そして前面灯が丸型のタイプは京都市バスから姿を消したことになります。かっては大勢力を誇っていたタイプですが、もう過去入りになってしまったんですね・・・。
それだけではありません。1994年式までの特徴であった2人掛けシートが並ぶ座席配置もお見納めとなってしまいました。公式側に2人掛けシートが並ぶという座席配置は知っている限りではP代にもそうなっていて、これが京都市バスにとってスタンダードでした。しかし、気づけば経年で廃車が進み、残り3台になっていたのです・・・。私にとって京都市バスのツーステと言えばこの座席配置ですね・・・。そういえば、優先座席には座席から立ち上がりやすいように窓側に手すりが付いていましたね・・・。
1997年式のエアロスターノンステである6419と6420が揃って廃車されました。不調が原因とも言われていますが、正直言ってブルーリボンよりも先に廃車になるとはビックリしました。当時は短尺が標準であった中で標準尺で投入され、中扉がスライドドアという特徴的なスタイルでした。あと、見合い座席もありましたね・・・。最初は錦林に配置され、すぐに九条へ転属し、長らく205号系統を中心に充当されていました。当時はノンステが少なかった中で、貴重なノンステとして活躍していたことが印象に残っています。その後、梅津京阪→九条京阪と転属し、ここで終焉を迎えました。
残存していた
エアロスターM
が一斉に廃車され、京都市バスからエアロスターMが消滅しました。西工が多い中、純正車体は貴重な存在でしたが、一斉に廃車になってしまいました。京阪バスと同じくリアが特徴的でしたね・・・(大型幕を装備する関係ですが・・・)。
三菱ふそう+西工も九条直営にいた数台が廃車され、かって多数が在籍していた九条直営では残り1台のみになってしまいました。
次にいすゞです。梅津に1台いた1994年式の
6076
が廃車され、三菱ふそうとともに京都市バスから1994年が全廃となりました。6076は立命館大学輸送が中心でしたね・・・。キュービックに関して、1995年式にも廃車が発生しています。
梅津JRにいたいすゞ+西工も廃車され、これによりいすゞ+西工58MCはリフト車3台を残すのみとなり、ノーマル車は全て消えたことになります。とはいえ、2013年度でいすゞが多数廃車されたこともあり、ずいぶん減ったような印象はありましたが・・・。
次に日野です。日野車ですが、2013年度では1台も廃車が発生しなかったのですが、2014年度はその反動なのか、多数の廃車が発生しました。西賀茂、錦林から純正車体と西工の両方とも廃車が出ています。
そして、1997年式のHIMRにもついに廃車が発生しました。元西賀茂の6421と6422が廃車となっています。
最後に日デです。烏丸にいた1995年式3台が廃車となりました。烏丸にエルガのワンステが入ったことから、廃車が出るだろうと思っていたらまさにその通りとなりました・・・。
そして、2001年式のCNGノンステの210と211も廃車となりました。これはCNGボンベの耐用年数が達したことによるものです。となると、2002年式の364~366は今年度の廃車は確定となるので、富士7Eもますます減って行くことになりますね・・・。
以上です。
廃車
されました。その廃車車両を取り上げてみます。
まず、3台が残存していた1994年式が全て廃車されました。このうちの6036について、2月8日に
ラストラン
が行われました。当日は特13号系統に充当されていましたが、惜別6036と書かれたボードを掲げて運行されました。その最後の1往復について乗車しました。
久我石原町に到着した後、簡単な撮影会が行われました。
撮影会ののち、20時56分発の特13号系統に充当され、四条烏丸に到着し、ここで1994年から約21年にわたる活躍に終止符を打ちました。市バスでは使用年数を18年に延長する方針を出していたのですが、6036に関してはそれを上回る21年間活躍した形になります。21年間というのは地方のバス事業者並みの使用年数で、京都は排ガス規制対象外とはいえそこまで長く活躍するとは思いもしませんでした。
6036と同じ日に6039もラストランを迎えました。とはいえ、6036と同じようにボードを掲げることなく、ひっそりとした最後だったようです。これにより、U代は消滅、そして前面灯が丸型のタイプは京都市バスから姿を消したことになります。かっては大勢力を誇っていたタイプですが、もう過去入りになってしまったんですね・・・。
それだけではありません。1994年式までの特徴であった2人掛けシートが並ぶ座席配置もお見納めとなってしまいました。公式側に2人掛けシートが並ぶという座席配置は知っている限りではP代にもそうなっていて、これが京都市バスにとってスタンダードでした。しかし、気づけば経年で廃車が進み、残り3台になっていたのです・・・。私にとって京都市バスのツーステと言えばこの座席配置ですね・・・。そういえば、優先座席には座席から立ち上がりやすいように窓側に手すりが付いていましたね・・・。
1997年式のエアロスターノンステである6419と6420が揃って廃車されました。不調が原因とも言われていますが、正直言ってブルーリボンよりも先に廃車になるとはビックリしました。当時は短尺が標準であった中で標準尺で投入され、中扉がスライドドアという特徴的なスタイルでした。あと、見合い座席もありましたね・・・。最初は錦林に配置され、すぐに九条へ転属し、長らく205号系統を中心に充当されていました。当時はノンステが少なかった中で、貴重なノンステとして活躍していたことが印象に残っています。その後、梅津京阪→九条京阪と転属し、ここで終焉を迎えました。
残存していた
エアロスターM
が一斉に廃車され、京都市バスからエアロスターMが消滅しました。西工が多い中、純正車体は貴重な存在でしたが、一斉に廃車になってしまいました。京阪バスと同じくリアが特徴的でしたね・・・(大型幕を装備する関係ですが・・・)。
三菱ふそう+西工も九条直営にいた数台が廃車され、かって多数が在籍していた九条直営では残り1台のみになってしまいました。
次にいすゞです。梅津に1台いた1994年式の
6076
が廃車され、三菱ふそうとともに京都市バスから1994年が全廃となりました。6076は立命館大学輸送が中心でしたね・・・。キュービックに関して、1995年式にも廃車が発生しています。
梅津JRにいたいすゞ+西工も廃車され、これによりいすゞ+西工58MCはリフト車3台を残すのみとなり、ノーマル車は全て消えたことになります。とはいえ、2013年度でいすゞが多数廃車されたこともあり、ずいぶん減ったような印象はありましたが・・・。
次に日野です。日野車ですが、2013年度では1台も廃車が発生しなかったのですが、2014年度はその反動なのか、多数の廃車が発生しました。西賀茂、錦林から純正車体と西工の両方とも廃車が出ています。
そして、1997年式のHIMRにもついに廃車が発生しました。元西賀茂の6421と6422が廃車となっています。
最後に日デです。烏丸にいた1995年式3台が廃車となりました。烏丸にエルガのワンステが入ったことから、廃車が出るだろうと思っていたらまさにその通りとなりました・・・。
そして、2001年式のCNGノンステの210と211も廃車となりました。これはCNGボンベの耐用年数が達したことによるものです。となると、2002年式の364~366は今年度の廃車は確定となるので、富士7Eもますます減って行くことになりますね・・・。
以上です。