神奈川中央交通が運行している
二31系統二宮駅南口~高尾
が来る3月末をもって廃止されます。この路線は二宮駅南口から比奈窪を経由して高尾に至る路線で、高尾は八王子市ではなく神奈川県足柄上郡大井町にあります。比奈窪までは二30系統が運行されているので、今回廃止されるのは比奈窪~高尾間となります。そんな二31系統に乗車してきましたので、レポートします。
二宮駅南口発15時25分の二31系統に乗車します。乗車車両は秦野操車場の
は045
で、2004年式のPJ-MP35JMです。二31系統は神奈中の委託車が入る便もあれば、神奈交の車両(か20○○の車両)が入る便もあります。今回は委託車ですね・・・。二31系統は比奈窪を経由するので、経由地表示に比奈窪が表示されています。
こちらは二31系統の二宮駅南口行きです。こちらも経由地表示に比奈窪がありますね・・・。
二31系統は二宮駅南口の4番乗り場から出ます。4番乗り場は比奈窪方面の系統が使っていますが、メインは比奈窪発着の二30系統であり、二31系統は高尾行きが平日8本、土休日7本、二宮駅南口行きが6本しかありません。午前中に3~4時間空く時間帯がある以外は1~2時間に1本という割合です。
比奈窪までは二30系統と同じルートなので、
比奈窪
からルートを見てみましょう。比奈窪は神奈川県足柄上郡中井町にあるバス停で、二宮駅南口、秦野駅、国府津駅からのバスがやってくる中井町の拠点となります。バス停から少し歩くと、中井町役場があります。ここは多くの系統が起終点としていますが、二31系統は立ち寄るだけです。
比奈窪を出ると、すぐにT字路にぶつかりますが、高尾行きは右の方へ曲がります。なお、左の方は二宮駅へ通じています。右に曲がると川に沿って1車線道路が続きます。この中に松本入口バス停があります。
1車線道路を走り抜けると、富士見橋交差点で右に曲がります。ここから2車線道路に入ります。実はこの道路、比奈窪から2つ手前の万年橋バス停まで通っていた道路なので、比奈窪バス停に立ち寄るために一時的に外れていた感じです。
2車線道路かつ整備された道路なのでバスは軽く走って行きます。ただ、川に沿っているだけにカーブが多かったです。その中で雑色、下庭、鴨沢バス停を通って行きます。この辺りになるとバス停ポールが片側のみしかないといったバス停も出てくるようになります。
鴨沢バス停を出てすぐに鴨沢の集落に通じる旧道が分岐しますが、バスはここで右に曲がって旧道に入ります。なので、トンネルのある方にはバスは通りません(多分回送バスはここを通ると思いますが・・・)。
新道から見た旧道です。バスはその旧道を通ります。旧道は川に沿った集落の中を縫うように走るので、ちょっとした狭隘道路が見られます。写真からして2車線の新道には路線バスが走っておらず、逆に1車線の旧道に路線バスが走っていることになりますね・・・。その旧道には柄沢口、大上バス停があります。
東名高速道路の橋の下にあるT字路で再び2車線道路に合流しますが、そのすぐに中井町から大井町に入ります。
そんな中で横道、高尾下バス停を通ります。
高尾下バス停を過ぎてすぐに終点の
高尾
に到着します。高尾下から高尾までの距離が短く、高尾下バス停から高尾バス停を眺める事が出来ます。
さて、高尾バス停は回転場と待合室を持つ典型的な終点スタイルです。このバス停には神奈中だけでなく、富士急湘南バスが乗り入れてきます。そのため、2社のバス停ポールが並んでいます。ただ、富士急湘南バスは平日の朝夕しか運行しないため、乗り継ぎは平日朝の二宮駅→高尾→新松田駅と平日夕方の新松田駅→高尾→二宮駅の各1回しか出来ません。
尚、神奈中の方ですが、ダイヤ上では高尾にきてすぐに折り返すという流れは朝のみで、それ以外は片道回送となっています。したがって、高尾へ行くには朝と12時台を除いて片道徒歩を覚悟する必要があります(因みに土休日の12時台は30分で折り返し出来ますが、片道回送なので違うバスがやってきます)。
待合室です。トタン張りの屋根ですが、上部には「高尾バス待合室」と記載された看板が掲げられています。椅子はトタン張りですが・・・。
回転場には進入禁止の紙が掲げられています。そこに神奈交バスの記載があるということは回転場自体は神奈中が保有しているということになりますね・・・。3月末で神奈中のバスがやってこなくなるわけですが、富士急湘南バスはどうなるんでしょうか・・・?富士急へ譲渡した上で引き続き乗り入れるのか、それとも高尾を経由しないルートに変更した上で運行を継続するのか・・・。
高尾へはバスで行きましたが、帰りは高尾から比奈窪まで約40分かけて歩きました・・・。でも、途中バス停とルートを観察できたし、運動にもなったし、有意義でした。
以上です。
二31系統二宮駅南口~高尾
が来る3月末をもって廃止されます。この路線は二宮駅南口から比奈窪を経由して高尾に至る路線で、高尾は八王子市ではなく神奈川県足柄上郡大井町にあります。比奈窪までは二30系統が運行されているので、今回廃止されるのは比奈窪~高尾間となります。そんな二31系統に乗車してきましたので、レポートします。
二宮駅南口発15時25分の二31系統に乗車します。乗車車両は秦野操車場の
は045
で、2004年式のPJ-MP35JMです。二31系統は神奈中の委託車が入る便もあれば、神奈交の車両(か20○○の車両)が入る便もあります。今回は委託車ですね・・・。二31系統は比奈窪を経由するので、経由地表示に比奈窪が表示されています。
こちらは二31系統の二宮駅南口行きです。こちらも経由地表示に比奈窪がありますね・・・。
二31系統は二宮駅南口の4番乗り場から出ます。4番乗り場は比奈窪方面の系統が使っていますが、メインは比奈窪発着の二30系統であり、二31系統は高尾行きが平日8本、土休日7本、二宮駅南口行きが6本しかありません。午前中に3~4時間空く時間帯がある以外は1~2時間に1本という割合です。
比奈窪までは二30系統と同じルートなので、
比奈窪
からルートを見てみましょう。比奈窪は神奈川県足柄上郡中井町にあるバス停で、二宮駅南口、秦野駅、国府津駅からのバスがやってくる中井町の拠点となります。バス停から少し歩くと、中井町役場があります。ここは多くの系統が起終点としていますが、二31系統は立ち寄るだけです。
比奈窪を出ると、すぐにT字路にぶつかりますが、高尾行きは右の方へ曲がります。なお、左の方は二宮駅へ通じています。右に曲がると川に沿って1車線道路が続きます。この中に松本入口バス停があります。
1車線道路を走り抜けると、富士見橋交差点で右に曲がります。ここから2車線道路に入ります。実はこの道路、比奈窪から2つ手前の万年橋バス停まで通っていた道路なので、比奈窪バス停に立ち寄るために一時的に外れていた感じです。
2車線道路かつ整備された道路なのでバスは軽く走って行きます。ただ、川に沿っているだけにカーブが多かったです。その中で雑色、下庭、鴨沢バス停を通って行きます。この辺りになるとバス停ポールが片側のみしかないといったバス停も出てくるようになります。
鴨沢バス停を出てすぐに鴨沢の集落に通じる旧道が分岐しますが、バスはここで右に曲がって旧道に入ります。なので、トンネルのある方にはバスは通りません(多分回送バスはここを通ると思いますが・・・)。
新道から見た旧道です。バスはその旧道を通ります。旧道は川に沿った集落の中を縫うように走るので、ちょっとした狭隘道路が見られます。写真からして2車線の新道には路線バスが走っておらず、逆に1車線の旧道に路線バスが走っていることになりますね・・・。その旧道には柄沢口、大上バス停があります。
東名高速道路の橋の下にあるT字路で再び2車線道路に合流しますが、そのすぐに中井町から大井町に入ります。
そんな中で横道、高尾下バス停を通ります。
高尾下バス停を過ぎてすぐに終点の
高尾
に到着します。高尾下から高尾までの距離が短く、高尾下バス停から高尾バス停を眺める事が出来ます。
さて、高尾バス停は回転場と待合室を持つ典型的な終点スタイルです。このバス停には神奈中だけでなく、富士急湘南バスが乗り入れてきます。そのため、2社のバス停ポールが並んでいます。ただ、富士急湘南バスは平日の朝夕しか運行しないため、乗り継ぎは平日朝の二宮駅→高尾→新松田駅と平日夕方の新松田駅→高尾→二宮駅の各1回しか出来ません。
尚、神奈中の方ですが、ダイヤ上では高尾にきてすぐに折り返すという流れは朝のみで、それ以外は片道回送となっています。したがって、高尾へ行くには朝と12時台を除いて片道徒歩を覚悟する必要があります(因みに土休日の12時台は30分で折り返し出来ますが、片道回送なので違うバスがやってきます)。
待合室です。トタン張りの屋根ですが、上部には「高尾バス待合室」と記載された看板が掲げられています。椅子はトタン張りですが・・・。
回転場には進入禁止の紙が掲げられています。そこに神奈交バスの記載があるということは回転場自体は神奈中が保有しているということになりますね・・・。3月末で神奈中のバスがやってこなくなるわけですが、富士急湘南バスはどうなるんでしょうか・・・?富士急へ譲渡した上で引き続き乗り入れるのか、それとも高尾を経由しないルートに変更した上で運行を継続するのか・・・。
高尾へはバスで行きましたが、帰りは高尾から比奈窪まで約40分かけて歩きました・・・。でも、途中バス停とルートを観察できたし、運動にもなったし、有意義でした。
以上です。