2013年に特急「いなほ」が485系からE653系へ交代しましたが、そのE653系の転用改造に当たって、E653で初となるグリーン車の
クロE652形1000番台
が誕生しました。元はクハE652形をグリーン車化改造したものですが、485系時代の半室ではなく、全室とした事がポイントで、これまでのグリーン車とはやや異なる面が多数見られます。そのクロE653形1000番台を見てみましょう。
クロE652形1000番台はクハE652形をグリーン車化したものですが、クロE652形でポイントであった2扉もそのままとされたので、普通車時代とは大きな変化はありません。でも、後位側の出入口には大きなグリーン車のマークが付いた事がポイントです。JR西日本はグリーン車マークを小さく表示する傾向があるのですが、JR東日本は大きいのままですね・・・。
グリーン車の
車内
です。座席配列が2&1となっている事がポイントです。JR東日本の新型車両のグリーン車は2&2が標準なので、まさか2&1にするとは驚きでした・・・。因みにJR北海道、JR西日本、JR四国、JR九州は2&1が標準です。
座席
です。背ずりがやや高い事や手すりがあることがポイントです。更に色も黄色系がメインで肘掛けなどは青色とカラフル?な構成となっています。グリーン車は落ち着いた色が多いのですが、カラフルな色となった事は驚きました・・・。一応、可動枕が装備されています。
クロE652形で最大のポイントともいえるのが
座席間の仕切り
です。グリーン車化にあたって窓1枚に付き座席を1つという感じで配列したため、シートピッチが大きくなっています。そこで、大きくなったシートピッチを利用して仕切りを設けています。これによってリクライニングしても前後の座席と干渉しないようになっています。これはいいんですけど、せっかく仕切りが付いたのだから、もう少しリクライ角度を大きくしたり、足乗せ台を付けたりとしてほしかったな・・・。足乗せ代が無いので、足が少し宙ぶらんこ状態やったし・・・。
テーブル
です。座席間に仕切りを付けたため、座席背面にテーブルを付ける事が出来ず、肘掛けからテーブルを出す形となっています。サイズはやや小さいですが・・・。
各座席の肘掛けの下に
コンセント
が付いています。最近の新型車両はこれが標準ですね・・・。因みにコンセントの上のシルバーのレバーはリクライ用です。レバーを上げることによって座席がリクライニングします。
後位部には
ラウンジ
が設けられています。そのラウンジは日本海側については日本海を眺められるように座席を日本海側に向けています。反対側は会話を重視してなのか、対面に配置されています。
こちらは普通車です。基本的に常磐線時代と変わっていません。でも、座席モケットは交換されています。
以上です。
クロE652形1000番台
が誕生しました。元はクハE652形をグリーン車化改造したものですが、485系時代の半室ではなく、全室とした事がポイントで、これまでのグリーン車とはやや異なる面が多数見られます。そのクロE653形1000番台を見てみましょう。
クロE652形1000番台はクハE652形をグリーン車化したものですが、クロE652形でポイントであった2扉もそのままとされたので、普通車時代とは大きな変化はありません。でも、後位側の出入口には大きなグリーン車のマークが付いた事がポイントです。JR西日本はグリーン車マークを小さく表示する傾向があるのですが、JR東日本は大きいのままですね・・・。
グリーン車の
車内
です。座席配列が2&1となっている事がポイントです。JR東日本の新型車両のグリーン車は2&2が標準なので、まさか2&1にするとは驚きでした・・・。因みにJR北海道、JR西日本、JR四国、JR九州は2&1が標準です。
座席
です。背ずりがやや高い事や手すりがあることがポイントです。更に色も黄色系がメインで肘掛けなどは青色とカラフル?な構成となっています。グリーン車は落ち着いた色が多いのですが、カラフルな色となった事は驚きました・・・。一応、可動枕が装備されています。
クロE652形で最大のポイントともいえるのが
座席間の仕切り
です。グリーン車化にあたって窓1枚に付き座席を1つという感じで配列したため、シートピッチが大きくなっています。そこで、大きくなったシートピッチを利用して仕切りを設けています。これによってリクライニングしても前後の座席と干渉しないようになっています。これはいいんですけど、せっかく仕切りが付いたのだから、もう少しリクライ角度を大きくしたり、足乗せ台を付けたりとしてほしかったな・・・。足乗せ代が無いので、足が少し宙ぶらんこ状態やったし・・・。
テーブル
です。座席間に仕切りを付けたため、座席背面にテーブルを付ける事が出来ず、肘掛けからテーブルを出す形となっています。サイズはやや小さいですが・・・。
各座席の肘掛けの下に
コンセント
が付いています。最近の新型車両はこれが標準ですね・・・。因みにコンセントの上のシルバーのレバーはリクライ用です。レバーを上げることによって座席がリクライニングします。
後位部には
ラウンジ
が設けられています。そのラウンジは日本海側については日本海を眺められるように座席を日本海側に向けています。反対側は会話を重視してなのか、対面に配置されています。
こちらは普通車です。基本的に常磐線時代と変わっていません。でも、座席モケットは交換されています。
以上です。