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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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北斗星

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 来るダイヤ改正で
 北斗星
 が廃止されることになりました。北斗星は青函トンネルの開通時に上野~札幌間の列車として運行を開始し、最盛時は3往復運行されていました。しかし、客車の老朽化や北海道新幹線の試運転などへの支障などを理由に廃止することになったわけです。私にとって、初乗車は2003年で、それ以降下り1回、上り3回乗車しました。というわけで振り返ってみましょう。



 北斗星の運行開始から2010年までは上野~青森間において
 EF81形
 が担当していました。田端区所属の星マーク付きの車両が主に担当していましたが、時折カシオペア塗色機も担当していました。しかし、EF510形の投入により、牽引担当から外れました。




 2010年から上野~青森間の担当がEF81形から
 EF510形
 に交代しました。EF81形の老朽化が進んでいただけにまさに世代交代とも言えましょう。青釜が基本でしたが、ときどきカシオペア塗色機も牽引していました。写真の中のEF510-512の牽引シーンですが、北斗星のHMが金枠になっています。北斗星のHMは基本的に銀枠なので、金枠は珍しい方です。


 青森~函館間は
 ED79形
 が担当しています。これは運行開始時から変わっていません。上りは夜間なので、ED79形牽引シーンを撮影できるのは夏場の下りだけですね・・・。これは昨夏に撮影したものですが、廃止を前に一度撮影しておいてよかったです・・・。


 函館~札幌間は
 ED79形
 が担当しています。基本的に重連での牽引となっています。運行開始当時は国鉄色が牽引していましたが、ほどなくして専用カラーへ変更されて現在に至っています。





 客車です。上がロイヤルとソロの合造車、食堂車、ソロ、B寝台です。北斗星はロイヤルを最高にツインデラックス、デユエット、ソロ、開放B寝台といった設備が揃えられています。デユエット、ソロはJR北海道車とJR東日本車で細かい点に違いがあります。私はソロ2回、B寝台2回利用しました。



 食堂車です。7号車に連結されており、ディナー、パブ、朝食が提供されていました。ディーナーは高くて利用したことないのですが、パブタイムと朝食は利用した事があります。とはいえ、パブと朝食は予約制ではないので、早く並ぶ必要がありました・・・。下はパブタイムで提供されているビーフシチューです。値段は2500円と高かったのですが、夕食として食べました。

 北斗星は定期列車としては廃止されますが、3月以降も臨時列車として運行が継続されることになっています。とはいえ、8月には本当のラストランを迎えることになります。尚、ダイヤはカシオペアと同じになるみたいですね・・・。
 以上です。

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