プレミアムドリーム号のプレミアムシート

　ＪＲバスが東京～京阪神の高速バスで運行している
　プレミアムドリーム
　では最上クラスのプレミアムシートが用意されています。プレミアムシートは１便に当たり３～４席しかなく、人気が高いといわれています。私はこれまでに３度利用しましたが、先日に３度目の利用の時にシートを撮影できたのでプレミアムシートをレポートします。尚、撮影当日は下り便でしたが、東京駅～新宿駅間で私１人のみだったこともあり、その時に撮影したものです。


　乗車した車両です。ＪＲバス関東の
　Ｄ６７４－１０５０１
　です。２０１０年式のＢＫＧ－ＭＵ６６ＪＳとなります。私はこれまでに何度もプレミアムドリームを利用していますが、ＢＫＧ代と在来からの改造車の両方とも乗車しています。



　プレミアムシート
　です。シート幅が６０ｃｍと通常の座席より大幅に拡大されたことがポイントで、寝打つもやりやすくなっています。そして、リクライ角度が１５６°とほぼ横になれる感覚となるようになっています。更に枕も用意されていて、快適に利用できるようになっています。


　そして、足元には足乗せ台が設けられています。でも、プレミアムシートは他の座席よりも座席間隔が広く取っており、足乗せ台を利用することにより、足をのばせるようにしている事がポイントです。したがって、１５６°のリクライ角度と合わせてほぼ横になれるような感じになっています。



　プレミアムシートはシートだけでなく、
　フルセグ対応ＴＶ
　も用意されており、座席に座った状態でＴＶを観賞できるようになっています。ＴＶは座席備え付けのリモコンを利用することにより、チャンネルを変えたりすることもできます。尚、通信状況によっては映りが悪くなってしまうこともあります。また、座席横にはＴＶ用のイヤホンも用意されています。因みにＴＶはリモコンを操作することにより、放送局を切り替えることもできます。
　他にコンセントも付いています。


　一般的に夜行便に付いている
　毛布
　も用意されていますが、プレミアムシートには何と２枚が用意されています。座席が広い事を考慮してのことでしょうか・・・。


　プレミアムシートの特典はこれだけではありません。照明の調整もできるのです。その調整つまみが天井に設けられています。


　こちらはＢＫＧ代のみに見られる車いすスペースです。そのため、ＢＫＧ代はプレミアムシートが３席しかありません（在来車からの改造車は４席）。なので、２１Ａ席は後ろが車いすスペースなので、リクライを最大まで下げることもできます。
　因みに撮影当日は２１Ｄ席でしたが、後ろに２２Ｄ席があり、そこに人がいると気遣いが必要になってしまいますが、当時は２２Ｄ席に誰も乗ってこなかったため、最大まで倒すことができました・・・。


　雪が降る早朝の土山ＳＡで休憩するＤ６７４－１０５０１です。

　以上です。