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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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E231系500番台 A520編成

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 昨年にE231系500番台のトウ520編成が山手線から中央総武緩行線へ転用され、
 ミツA520編成
 として中央総武緩行線で運用を開始しました。山手線時代は11両編成でしたが、中央総武緩行線への転用にあたって10号車に組み込まれていたサハE231形4600番台を外した10両編成に変更されています。これまで500番台は全て山手線で活躍していましたが、今回の転属により山手線以外でも500番台が見られるようになりました。


 中央総武緩行線への転用に当たってラインカラーが黄色となった事が外観における大きなポイントとなります。でも、他は基本的に山手線時代とあまり変わっていません。ただ、保安装置では山手線時代はD-ATCであったに対し、中央総武緩行線への転用に当たってATCを撤去し、ATS-Pを搭載しています。あと、中央総武緩行線用のE231系基本番台に無かった車外チャイムがそのままになっていました。
 E231系とはいえ、前面部の白色塗装はそのままとしているため、ぱっと見た目では209系500番台とあまり変わらない姿ですね・・・。



 前面の行先表示はもちろん中央総武緩行線仕様に改められていますが、表示スタイルは基本的に山手線時代と変わっていません。


 編成番号は
 ミツA520編成
 と名付けられています。209系はC***編成、E231系はB**編成と名付けられていますが、E231系500番台はA***編成としている事がポイントです。とはいえ、これまでにAが欠番になっていたのが不思議ですが・・・。103系や201系の時はアルファベットが付かなかったはずだと思いますが・・・。


 三鷹方先頭車のクハE230-520のナンバープレートです。山手線時代は1号車でしたが、中央総武緩行線では10号車となっています。そのため、号車表示に10のシールが貼られています。他の号車も同じようにやっているのでしょうね。




 中央総武緩行線に500番台がやってきましたが、その注目点は
 車内のLCD表示
 です。E231系500番台は車内案内にLCD表示を採用していますが、中央総武緩行線の209系とE231系はLED表示なので、今回で中央総武緩行線に初めてLCD表示が登場したことになります。しかし、LCD表示は中央総武緩行線仕様になっているものの、デザインは基本的に山手線仕様をそのまま使われていました。何でE233系に見られる最新の仕様でなかったのか、そして今頃に山手線仕様をそのまま使えたのか疑問に感じたものです。

 現時点で1編成のみですが、E235系の登場により、E231系600番台が続々と中央総武緩行線に転用されていくのか注目したいところですね・・・。
 以上です。

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