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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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中央快速線グリーン車連結に寄せて

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 2月4日にJR東日本より中央快速線に
 グリーン車
 を連結すると発表されました。中央快速線はこれまで73系、101系、103系、201系と長らく通勤型電車を投入してきましたが、ここでグリーン車を連結すること自体にまさかでした。何しろ、これまでグリーン車は東海道本線などといった近郊型電車が活躍している路線に投入してきたのだから・・・。
 でも、東京から高尾まで快速で約80分、特快で約60分、そして大月まで約2時間かかります。しかも、朝夕は通勤客でより混雑します。グリーン車連結の目的は着席サービスなので、所要時間を考えると妥当とも言えましょう。
 今回のグリーン車連結にあたって、中間車を置き換えるのではなく、増結するという形になるため、これまでの10両編成から12両編成になります。となると、客の一部はグリーン車へ流れるわけなので、少しは混雑が緩和出来るのかもしれませんね・・・。
 で、ニーズ面から考えると、中央快速線では夕ラッシュに中央ライナー、青梅ライナーを運行し、それなりの利用があるのと、「あずさ」「かいじ」において東京・新宿~立川・八王子間の利用も見られる(証拠にホームに自由席券の券売機がある)ので、着席というニーズがある。そこに特快・快速にグリーン車が加わると着席サービスが大幅に向上するということになりますね。更に高尾への行楽客もあるので、昼間でもある程度のニーズが存在しているとも考えられます。
 以上から、グリーン車連結という決断はある意味大きいと私は思います。


 グリーン車は東京方から4・5両目に連結されることになっています。分割編成でいえば6両編成に当たります。固定編成は12両編成、分割編成は4+8両の12両編成になるわけですね・・・。
 さて、グリーン車連結で気になるのはシートモケットはどんな感じになるのかな?と。これまでは2階が青、平野と1階がピンクでしたが、中央快速線では普通車の座席がオレンジなので、もしかしたらグリーン車もオレンジになるのかなと思ったりします。

 でも、今回のグリーン車連結はこれまでの高崎・東北線と常磐線とは異なり、長らく10両編成で走らせていたものを増結する形になるため、ホーム延伸や信号改良など地上設備の改良が必要になるため、費用も大幅にかかるようです。果たしてこの施策は吉と出るか?
 以上です。

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