JRバスでは10月31日に東京~京阪神間の夜行バスに新型車両を投入し、
グランドリーム号
として運行を開始しました。これは2階建てバスのエアロキングが順次経年を迎えることから、これを代替するべく投入されたもので、新たに開発されたクレイドルシートを装備している事がポイントです。
グランドリーム用としてJRバス関東には
セレガ
が投入されました。2014年式のQRG-RU1ESBAです。3列シートなのでH677となっています。西日本JRバスもグランドリーム用としてガーラを投入しています。
グランドリーム用ということで、車体には専用のデザインとなっていて、車体には金色でグランドリームと記載されています。とはいえ、プレミアムドリームとデザインが似ているような気がします・・・。
車内です。
3列シート
タイプで、夜行高速バスや長距離バスでおなじみの独立3列シートです。最近標準装備となりつつある仕切りカーテン付きです。
座席は新開発の
クレイドルシート
となっています。この座席はシートを倒すとゆりかごのように体を包み込むような感じになっている事がポイントです。つまり、座席を倒すと、座席の前方が少し上がっていくという感じです。どちらかというと、近鉄のアーバンライナーで採用されているシートと似ています。尚、座席のサイズとしてはプレミアムドリームのスーパーシートよりやや小さめな感じです。でも、体を包み込むような感じなだけに快適でした。
足乗せ台です。プレミアムドリームのスーパーシートと同じです。
座席の裏面に降車用の押しボタンが付いていました。一般路線バスではよく見かけますが、高速バスはめったに見かけないだけに驚きでした・・・。高速バスでは荷棚の下についている事が一般的なので、座席の裏についている事自体はある意味画期的でしょう。
そんなグランドリームですが、先月にグランドリーム10号で初乗車しました。充当されたのはJRバス関東のH677-14423でした。行先表示や京都駅の案内表示などにはきちんと「グランドリーム10号」と表示されていました。
乗車当時は満席でしたが、東京~京阪神間のJRバスは概ね多数の乗客が乗っていて、しかも休憩時ではあまり席から動かない乗客が多いだけに座席移動にやや苦労した感じでした。独立3列シートは一般的にA席とB席の間の通路が狭いのですが、グランドリームも同様になっているので、近鉄バスのように5B席を無くしてもいいんじゃないかなと思ったりしたものです。でも、実際に乗ってみて、快適でした。
グランドリームに運用中のJRバス関東のセレガです。
私はグランドリーム号の運行開始を聞いて、JRバス関東にしては久々の2階建てでない3列シート車が出てくるんだなと感じました。確か、JRバス関東は2000年前後に3列シートのSHD車を何台か投入していたものの、それ以降はエアロキングでの投入が続いていました。それがグランドリームによって復活した形ですね(ただ、SHDではなく、HDですが・・・)。
下の写真は3列シートのSHDのS674-01404です。2階建てでない3列シート車はこのタイプ以来となるのでしょうか・・・(あんまり自身無いけど・・・)。
グランドリーム号の運行開始を前に東京駅で展示会が開催されました。その時、たまたま東京にいたので見に来た次第です。グランドリーム用だけでなく、復刻色のセレガも展示されていました。
こうしてグランドリームが走り始めたわけですが、関東~京阪神の夜行バスは需要が大きく、JRバス関東としては定員を確保できる2階建てバスを望んでいるようです。とはいえ、生産が打ち切られてしまったため、HD車での投入となったわけですが、定員が2階建てより約10名少ないため、輸送力不足が懸念されています。果たして、順次経年を迎えるエアロキングの代替はどんな形になって行くのでしょうか・・・。
以上です。
グランドリーム号
として運行を開始しました。これは2階建てバスのエアロキングが順次経年を迎えることから、これを代替するべく投入されたもので、新たに開発されたクレイドルシートを装備している事がポイントです。
グランドリーム用としてJRバス関東には
セレガ
が投入されました。2014年式のQRG-RU1ESBAです。3列シートなのでH677となっています。西日本JRバスもグランドリーム用としてガーラを投入しています。
グランドリーム用ということで、車体には専用のデザインとなっていて、車体には金色でグランドリームと記載されています。とはいえ、プレミアムドリームとデザインが似ているような気がします・・・。
車内です。
3列シート
タイプで、夜行高速バスや長距離バスでおなじみの独立3列シートです。最近標準装備となりつつある仕切りカーテン付きです。
座席は新開発の
クレイドルシート
となっています。この座席はシートを倒すとゆりかごのように体を包み込むような感じになっている事がポイントです。つまり、座席を倒すと、座席の前方が少し上がっていくという感じです。どちらかというと、近鉄のアーバンライナーで採用されているシートと似ています。尚、座席のサイズとしてはプレミアムドリームのスーパーシートよりやや小さめな感じです。でも、体を包み込むような感じなだけに快適でした。
足乗せ台です。プレミアムドリームのスーパーシートと同じです。
座席の裏面に降車用の押しボタンが付いていました。一般路線バスではよく見かけますが、高速バスはめったに見かけないだけに驚きでした・・・。高速バスでは荷棚の下についている事が一般的なので、座席の裏についている事自体はある意味画期的でしょう。
そんなグランドリームですが、先月にグランドリーム10号で初乗車しました。充当されたのはJRバス関東のH677-14423でした。行先表示や京都駅の案内表示などにはきちんと「グランドリーム10号」と表示されていました。
乗車当時は満席でしたが、東京~京阪神間のJRバスは概ね多数の乗客が乗っていて、しかも休憩時ではあまり席から動かない乗客が多いだけに座席移動にやや苦労した感じでした。独立3列シートは一般的にA席とB席の間の通路が狭いのですが、グランドリームも同様になっているので、近鉄バスのように5B席を無くしてもいいんじゃないかなと思ったりしたものです。でも、実際に乗ってみて、快適でした。
グランドリームに運用中のJRバス関東のセレガです。
私はグランドリーム号の運行開始を聞いて、JRバス関東にしては久々の2階建てでない3列シート車が出てくるんだなと感じました。確か、JRバス関東は2000年前後に3列シートのSHD車を何台か投入していたものの、それ以降はエアロキングでの投入が続いていました。それがグランドリームによって復活した形ですね(ただ、SHDではなく、HDですが・・・)。
下の写真は3列シートのSHDのS674-01404です。2階建てでない3列シート車はこのタイプ以来となるのでしょうか・・・(あんまり自身無いけど・・・)。
グランドリーム号の運行開始を前に東京駅で展示会が開催されました。その時、たまたま東京にいたので見に来た次第です。グランドリーム用だけでなく、復刻色のセレガも展示されていました。
こうしてグランドリームが走り始めたわけですが、関東~京阪神の夜行バスは需要が大きく、JRバス関東としては定員を確保できる2階建てバスを望んでいるようです。とはいえ、生産が打ち切られてしまったため、HD車での投入となったわけですが、定員が2階建てより約10名少ないため、輸送力不足が懸念されています。果たして、順次経年を迎えるエアロキングの代替はどんな形になって行くのでしょうか・・・。
以上です。