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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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南武線の在来車たち

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 本日より南武線用のE233系8000番台が営業運転を開始しましたが、これより本格的に車両代替が進められることになります。というわけで、南武線の
 在来車
 たちを見てみましょう。



 南武線の主力である
 205系
 です。205系は大きく分けて新製投入車、山手線からの転入車、山手線からの転入+先頭車化改造に分けられます。こちらは南武線に新製投入された編成で、ナハ2〜16編成の15編成がいます。写真はナハ2編成で、1989年に投入された第1弾です。近年に新設された快速列車に充当されたシーンです。


 こちらは1990年に投入された第3弾のナハ13編成です。新製投入車は投入時期によって車番が3つぐらいのグループに分けられています。第3弾の先頭車の車番が129〜と新しくなっていますね・・・。でも、このグループが一番多いです。


 こちらは残存していた103系を置き換えるために2004年に山手線から転入してきた編成です。国鉄時代に投入された若番車で揃えられている事がポイントです(ドアの小窓がアクセントですね・・・)。この編成はナハ34〜44編成がいます。写真はナハ44編成です。


 こちらは同じく山手線からの転入車ですが、先頭車がサハ205形からの先頭車化改造車となっている事がポイントです。そのため、先頭車は1200番台になっています。先頭車が違う以外は基本的に他の205系と同じです。このグループはナハ46〜51編成の6編成が投入されましたが、うち1編成は仙石線へ転出しています。



 こちらは2014年に横浜線から転入してきたナハ17編成です。横浜線時代はH26編成でしたが、サハ204・205形を抜いて6両編成化されたものです。横浜線時代に前面行先表示器がLED化されているので、南武線の205系としては先頭車化改造編成を除いて唯一の編成となります。また、南武線の205系の号車サボは黄色になっていますが、ナハ17編成だけは何故か白色になっています(横浜線時代をそのまま使っている?)。




 次に
 209系
 です。209系は4編成が在籍しています。写真は基本番台で揃えられたナハ32編成です。南武線では1993年と1997年に各1編成ずつ209系が新製投入されており、基本番台としては京浜東北線以外で投入された唯一の路線となります。1993年に投入されたナハ1編成は廃車されましたが、1997年に投入されたナハ32編成は今でも走っています。そして、ナハ32編成は基本番台の唯一の生き残りです。


 こちらがナハ1編成です。ドアエンジンが空気式という209系の初期車にあたる編成となります。でも、ドアエンジンを電気式に揃えるために2200番台に置き換えられ、2009年に廃車されてしまいました。


 こちらは2009年に京浜東北線から転入してきた編成で、VVVFインバータ制御などの機器の更新を行っているため、2200番台になっていますが、元は基本番台となります。2200番台はナハ52〜54編成がいます。でも、ナハ32編成は行先表示器がLED化されているため、2200番台とは外観はほぼ変わっていないようです・・・。

 南武線ではこんなに多彩な編成がかつやくしているのですが、E233系8000番台の投入により、急速に姿を消そうとしています。時代の流れと言われてみればそうかもしれませんが・・・。
 以上です。

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